※この作品はR-18です。

性技の指揮官:ORE NIKKEがえちえちで困る   作:もみにい

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ありがとうございます。



05 ☆ ラピ

 セクハラから数時間、俺の首は恐らく大丈夫なようだ。

 山積みになっている書類に目を通していると、ジトっとした視線を感じた。

 見上げると、背中を向けたラピの髪がゆらゆら揺れていた。

 

 そんな事が何度も有り……取り敢えず大丈夫なのではと判断。

 

 ……後で謝ります。

 

 

 

 何故かスラスラ書ける報告書を一区切り。スマホで自身の情報を確認する。

 士官学校を卒業した指揮官は、顔写真こそ付いて無いが、プロフィールが公表される。

 誰でも見られる訳では無いみたいだが、身長体重から在学中の成績も、全て。

 プライバシーなんて無かった。

 

 てか、何で血液型は空欄なんですかねー?

 軍人なんだろ?そこは大事だろ?

 

 プロフィールには様々な事が書いてあるが、どうにも記憶が安定しない。

 【前俺】の記憶は思い出せる範囲で全て思い出せるが……【現俺】の記憶が……余りにも少ない……記憶喪失レベルでほぼ無い。

 記憶が無いにも関わらず、何故か知識は残っている。

 そんな都合の良い記憶喪失とか有るのか?

 

 うん。

 よく分からん。

 

「んんーーー……っハッ……はぁー」

 

 背もたれに身体を預け、伸びをする。

 騙し騙し身体を使ってきたが、多少ガタが来ている。

 

 【前俺】の身体能力に今の身体が付いて来れていない。

 由々しき事態だ。

 早急に擦り合わせる必要がある。

 

 幸い……不思議なことに怪我の治りは早いようだ。

 右足が……違和感程度まで既に治っている。

 

 …………なんかの実験体だったとか言わないよな……俺?

 

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 

 ラピと二人……俺の初動は決まっていた。

 

「すいませんでしたッッ!!」

 

 全力で頭を下げる。

 いま俺は人生で一番綺麗な礼をしていると断言できる!

 

「し、指揮官!あ、頭を上げてください。困ります」

 

「すいませんでした!!!」

 

 瞬時に直立不動に戻り、再度、礼!!

 なんという身体能力の無駄遣い。

 

 これで誠意が伝わったら嬉しい。

 

「はぁ……分かりました。許します。許しますから、頭を上げてください」

 

「マジで、ラッキー」

 

 瞬時にだらける俺に対し、ラピが半眼で見てくる。

 大分、人間らしくなった気がする。

 

「……指揮官」

 

「あー、嘘嘘、ちゃんと反省してます!」

 

「……はぁ、別に…………」

 

 いやではな……?

 

 ほう。

 ほうほう。

 

「ん?なんて?言ってみ?」

 

 ニヤニヤ。

 

「何でもありません!……それより、本気ですか?ニケと組手がしたいなんて、指揮官に自殺願望が有るとは思いませんが、余りにも」

 

 おっと、少し真面目にしよう。

 

 

 身体をなじませる目的のもと、二人に組手を願い出た。

 ラピは命令ならとボソッと返事を返し、アニスは手加減が苦手なためパスとのこと。

 

 本命のむちむちにパスされたのは少し残念だったが、その分真面目に出来るからヨシッ!としよう。

 

 俺の生死に関わることだ。

 

 ラピと二人で解体跡地のような更地で向き合う。

 柔らかい砂地……思い切り投げられても、恐らく致命傷程度で済むだろう。

 

「……無謀かと」

 

「ああ、ダイジョブ、ダイジョブ……手加減してくれるんだろ?」

 

「はい、では軽く……いきます」

 

 軽くねー。

 まぁ揉んでやるよ。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 少し俺の情報を整理しよう。

 

 ミオスタチン関連筋肥大。

 

 面倒な説明は省くが、常人よりも筋肉の密度が数倍〜数十倍高くなる病気。

 

 これに該当し常人より筋密度が高かったのが俺だった。

 これを知ったのは二十歳を過ぎてからだったんだがな。

 

 持ち前の身体能力を活かして地下の更に地下で喧嘩をしていたんだが、そこで知り合った医者と仲良くなった。

 医者は良いやつだった。血や精子を提供するかわりに金くれたし。

 

 まー色々あって銃で撃たれたんだけど……。

 いやー、痛かったね。最初は痛いより熱いだったけど。

 ……そんな話はどうでもいいか。

 

 そんなこんなで、普通の幸せってやつが欲しくなり陸上自衛隊に入隊。

 教養とか無かったからな。

 教育は人生で一番と言っていい程楽しかった。

 同期にもかかわらず兄貴アニキと慕ってくれる仲間がいるって……何か……凄く良かった。

 基本教練とかとてもタメになった。俺が紛失させた小銃の部品を見つけてくれた皆。ありがとな。

 

 

 そんな【前俺】の身長は大体185cm程度。

 今と殆変わらない。

 それに比べて【現俺】は非常に体重が落ちている。

 プロフィールに記載された体重は81kg。

 

 余りにも、軽い……。

 でも、これは仕方無い。

 前と同じ感覚で全力で動すと筋肉が断裂するが、その反面違う能力が色々と向上していると思う。

 これは、日々検討しなければならない。

 

 ただ目下の目的は、しっかり身体をなじませる必要がある。

 戦場で自身の能力を掌握しきれなければ、この先……死ぬ可能性が非常に高いから。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 軽くと宣言した通り、緩慢な速度で馬鹿正直に攻勢を仕掛けてきたラピを軽くいなす。

 地面に背中を付け、俺にマウントを取られたラピのぽけっとした顔が可愛い。

 

「ラピちゃん、俺のこと舐めすぎ……」

 

 覆いかぶさり、顔の横に手を付いて、顔を近づける。

 

「――――っ、すみませっ……」

 

 驚愕に瞳を開く端正で美しい顔。

   

「これは、お仕置きですね」

 

 にっこりと微笑みかけ、身体を落とす。

 

「えっ……なにを――っぁ」

 

 首筋に唇を落とし、ぢゅっと吸い付く。

 

「っひゃん……駄目っ」

 

 柔らかな肌に吸い付き、ぽんっと軽い音を立てながら顔を離す。

 よしよし、しっかりと赤くなっている。

 

「……ん……っぅ……」

 

 マーキングした印をさわさわと撫でると、ぴくぴくとラピが悶える。

 

 『私が何に見えますか』ねー。

 

 ホント人間と変わらねぇ。

 こんな世界じゃなければ、悪い大人に騙されて夜の街に落とされるのは確定だろう。

 俺が悪い大人なんですがね。

 

 

 ラピの上から身体をどかせ、再度向かい合う。

 ついでにペナルティーと称して小さな上着を奪っておく。

 

「し、指揮官。これ以上、その、こういう行為はお控えください」

 

 崩れるポーカーフェイス。

 

「理由は?」

 

 ニヤける俺。

 

「……ゆ、許される事ではないからです」

 

 許されない……ねー。

 嫌ではなく……許されない、ねぇ。

 

「ふーん、嫌じゃ無いんだな」

 

 楽しくなってきたー!

 

 これだ!

 これだよこれッ!

 こんな風にイチャイチャしたかったッ!!

 

「!?違っ」

 

「違うのか?」

 

「…………」

 

 かぁっと頬が朱に染まり、視線が彷徨う。

 

「よし、次いこうか、付き合ってくれるだろ?」

 

「……先程と同じとは、思わないでください」

 

 

 

 真面目に出来ると言ったが……嘘でした。

 蹴りは駄目だろ……おい。

 

 ラピが蹴りを放つ度、視線が誘導され反応に遅延が生じる。

 

 鋭い蹴りにも関わらず、太もものお肉がぷるぷると震える。

 上段蹴りの度に食い込む黒のハイレグ……やばッ、鼻血出そう。

 

 

 二度目の組手は足技主体のラピを目で楽しみ、ネクタイを奪い取った。

 三度目は、ヒットアンドアウェイで素早く動き回られ、速度に少し翻弄されたが勝ち取り、胸元のボタンを外した。

 

 谷間が露出したスケベ衣装に身を包む姿は最高だった。

 

 そして、四度目。

 身体が馴染む。

 三度目より更に速度が上がるが、ついていける。

 

「指揮官っ、失礼です、が、本当に人間です、か!」

 

「本当に失礼だな!それッ!ぅお……っと……この辺りが限、界……だなッ!」

 

 繰り出される拳を完全に逸らせなくなってきた。

 

「今で、どれくらい、だ?」

 

 後方へ飛び避けるも、瞬時に距離を詰められ、空中で片腕と襟首を掴まれる。

 足を絡められ抵抗を止めた俺は、地面から数十cmのところで止まった。

 

 いい感じに谷間が覗けて、素晴らしい。

 

「出力32%。アスリートでも簡単に骨が砕けます。決して人間に向けて良い出力ではありません」

 

 30%でこれか。

 やはり、人間ではラプチャーとの戦闘は不可能だ。

 回避に専念しても、絶対に避けきれない。

 

 更に相手はビームやら銃弾、爆弾やらを使用してくる……対策しなければ。

 

「ぼちぼちだな、かぁー自信無くすぜ……ありがとな」

 

 優しく地面に降ろされた俺を跨いだ体制になったラピは、羽毛のように軽い。

 胸板に両手を付け、俺を地面に抑えこむが、軽い力しか入っていなかった。

 

「いえ、素晴らしい身体能力です。予測を遥かに超えていました」

 

 さっさと退けば良いものを、俺を見下ろすラピは上から退かず、隙だらけ。

 ……どう考えても誘ってるだろ。

 

「ぁ……っ」

 

 身体を反転させ上下を反転させる。

 

 目を見開くラピに思わず吹き出しそうになる。

 軽すぎだろ、抵抗どころか自分から倒れ込んできただろお前。

 

「油断大敵ってやつだな?まだ、まいったとは言ってねぇぞ?」

 

「……ええ、私の負けです。指揮官」

 

 ごくっとラピの喉が隆起した。

 

「お仕置き、だな」

 

「はい、指揮官っ」

 

 首筋には赤い斑点が数個。

 最初に付けた印は既に薄くなっていた。

 

 谷間に顔を埋め深呼吸する。

 少し汗を掻いているようだが、甘い香りが鼻孔に纏わりつく。

 

「……んっ」

 

 谷間の溝に舌を這わし、汗を舐め取る。

 全くの無味。

 少し残念だった。

 

「っふー、っふー」

 

 必死に息を殺そうとするのが、可愛らしい。

 ボタンを一つ更に外し、膨らみに数度吸い付くと、ラピはぶるりと身体を震わせた。

 

「――っは♥ はっはっ、ひっ……」

 

 尻肉を揉み込むと、ラピは啼いた。

 

「っふー、ふぅんっ……っあぁん♥」

 

 そろりと、ハイレグの内側に指を入れようとして……指を止める。

 ロマンもかけらも無い……流石に、ここまでだ。 

 ギンギンに熱り立っているが、我慢しよう。

 

 最後に鎖骨へキスマークを付け、顔をあげる。

 

「んっはっはっ、はぁはぁはぁ♥」

 

 蕩けたラピが熱い吐息を吐き出しながら、焦点の合わない瞳を俺に向けていた。

 

「……はぁはぁ……し、指揮官っ」

 

 抱き起こし、頭を撫でる。

 

「ちと、やり過ぎた、すまん」

 

「っふー♥ ふーっ……謝るなら、最初からやらないで……ください」

 

 仕方ない。

 お前がえろいのが悪い。

 これは、仕方の無いことだ。

 

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 

 激動の一日が終わりに近づく。

 

 やっと、やっと発散できる。

 子供は寝る時間だ。

 

 なのに……なんでてめぇらは誰も宿所に帰ろうとしねぇんだよ!!

 

 オナニー出来ねぇーだろうがッ!!

 

「ラピッ!」

 

「っ……はい、指揮官」

 

「今日は疲れただろ?休んで……休んで下さい!お願いします!」

 

「指揮官様が頭をさげた!?」

 

「指揮官、頭を上げてください。困ります」

 

「そうか、すまん。なら、もう帰って良いんだぞ?」

 

「帰る?」

 

「えっ?」

 

「指揮官様が言ったんじゃない、ここに住めば良いって」

 

 ソファーに仰向けで寝転んでいたアニスはくるりと回転し、うつ伏せで足をぱたぱたさせ……にやにやと笑いかけてくる。

 うつ伏せになったことにより、圧に負けたどすけべ乳肉がむにゅむにゅと形を変えた。

 

 もうやだー……まじでリミット、限界だってッ!!

 

「でも……ラピが反対せずに、むしろ名案だ!みたいな顔するとは思わなかったけどね〜」

 

「……その方が、いつでも指揮官を守ることが出来るから」

 

「ふ〜ん、ふ〜〜ん……そっかー、ネオンも泊まれば良かったのに、スパイをやめるって言ってくる!って大丈夫なの?指揮官様」

 

「ああ、イングリッドには閣下経由で伝えて貰うように頼んでおいた。大丈夫なはずだ」

 

「ふ〜〜ん、指揮官様って……実は凄い人だったりする?」

 

「いや、全然。皆のおかげだろ?てか、戦闘とか俺は何もしてな―――?」

 

 一瞬で俺の眼前に現れたラピに驚き言葉に詰まる。

 

「そんな事ありません!……ん、こほん……そんな事ありません、指揮官がいてくれたから……何?アニス」

 

 そんなラピの側にそろそろと近づいたアニスが、にやにやと意地の悪い笑みを作る。

 

「ん〜ん〜、いてくれたからぁ〜?それでそれで!」

 

 遂にラピすらもからかい出したか……この二人は上下関係が多少なりともあるように見えたんだが。

 

「はぁ……アニス、うざい」

 

「うざ!?ラピ、うざいってなによ!いっつも済まし顔のラピがいつの間にかデレデレなんだから!気になるじゃん!」

 

「っ……デレデレしてない」

 

 髪を弄りながら視線を落とすラピがいじらしく可愛らしい。

 

「デレデレよ!」

 

「デレて無い」

 

「デレてる!」

 

「……アニスこそ、そわそわしてる、指揮官を目で追ってる」

 

「!?は、はあぁっ!!だ、誰が目で追ってるって言いがかりはよしてよね!!」

 

「むきになってる。何時もなら笑って流す」

 

「!!?……た、たまたまそういう気分だっただけ、そういうのあるでしょ!ね、指揮官様!」

 

「あ?……俺も気分屋だからな、そういう事も有るかもなー」

 

「ほら!ほらほらほらぁ!!ラピ!聞いた!指揮官様が、他ならぬ指揮官様がこう言ってるの!気分よ!き・ぶ・ん!」

 

 ネオンが居なくて良かったのかもしれない。

 女三人寄れば姦しいとはよく出来た言葉だ。

 二人でも十分やかましいが。

 

 ……うるさいのはアニスだけか。

 

 ぽよぽよ跳ね回る胸部装甲が……

 ちらちら見える柔らかい事を確認した尻たぶが……俺の理性をガリガリ削っていることに気づいてくれ。

 

「……別にどうでもいい。指揮官」

 

 じゃれつくアニスをあしらったラピが、再度近づいてくる。

 

「あん?」

 

「指揮官のお邪魔になるようなら宿所に向かいます。もちろんアニスも連れて」

 

「はぁ!?」

 

 ぽよよん。

 がーっ、もう無理ぃ……。

 

「黙って」

 

 言葉を区切ったラピと机を挟み向かい合う。

 

「ここにいてはお邪魔でしょうか……指揮官」

 

 なんつー顔だよ。

 いつものポーカーフェイスはどうしたの?

 捨てられそうな子犬みたいな顔しやがって。

 

「お前らが邪魔な訳ねーだろ。好きなだけ居れば良い……便所行ってくる」

 

「では、護衛としてご同行します」

 

「いらね……分かったよ……」

 

 なんかラピがヤバい。

 ヤバいオーラ纏ってる。

 少しだけ肝が冷えた。

 

「はい、指揮官」

 

「む、むむむぅぅ……怪しい……」

 

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 指揮官室から外に出て直ぐ、仮設トイレの内装は誰かが整備していたのか、綺麗なものだった。

 ニケがアイドルのように排泄を行わないため、使用するのが人間に限るトイレは、かなりの快適空間を演出していた。

 

 大きな窓が、スイッチにより開閉、窓に流れるように暖かな空気が流れる。

 多目的トイレを少し狭くした程度の広さは、少し広すぎる気もするが……

 

「って、何で入ってくんだ!外!外で待つのッ!ステイ!!分かったら返事」

 

「はい、指揮官。その命令には従えません」

 

「何でだよ!」

 

「指揮官の奇行を分析した結果……その……お、お辛い……のでは……ないでしょぅか」

 

 どんどん尻すぼみに声が小さくなり、頬が真っ赤に染まり……視線が彷徨う。

 もじもじ、可愛いかよ。

 

「……まぁ辛いな、だから自分でどうにか……ん?……どういうことだ?」

 

「あ、あの……その……っふぅ……ふーっ♥」

 

 吐息が色気に溢れ過ぎて、頭が沸騰する。

 唯でさえ、溜まり過ぎてやべぇのに、理性が残っている内に……どうにか。

 

 流石にここで抱くのは……だって童貞だぜ?

 ロマンの欠片もないトイレって……それに指揮官、下手糞ですね。大きいだけで痛いだけです……とか言われたらEDになりかねん。

 

「ラピ」

 

「っふー♥ はい」

 

「手でしてくれないか?」

 

「……はい……それが最適と、思われますっ」

 

 嬉しそうにしてさー。尻尾があったらブンブン振ってるだろこれ。

 

 さて、ラピはどう見ても処女……きっとニケになる前も……

 これで経験豊富ってんなら……女は怖いということだ。

 

 そんな処女臭満載の少女に、いきなりちんこブルンッ、ほれッ!……はヤバい気がする。

 

「後ろから前に手を回せるか?」

 

「はい……だ、抱きしめる……ようになりますが……宜しい、でしょう、か」

 

 尻すぼみになっていく声にラピが緊張しまくっていることが良く分かる。

 

「いいか、ラピ」

 

 やばい……めっちゃドキドキする。

 な、何とか余裕を見せねば……。 

 

「はい、指揮官」

 

「いきなり俺のを見て手でするのは、刺激が強過ぎる気がするんだ」

 

「……ごくっ……確かに、そんな気がします。指揮官」

 

 息を呑む音が直ぐ側で聞こえ、声に粘り気が混じる。

 

「そ、そうだろ、だからまず、手で感じろ。目を瞑って、手で感じるんだ」

 

「……手でっ……んっ♥ 指揮官の背中、何故か安心します」

 

 俺の背中にぴとっと掌を当て、体を預けてくる僅かな重みと柔らかな膨らみ。

 ビキビキと血液が流れ込む。

 やっと出番かッ!早くしろッ!と言わんばかりに、怒張が張り詰める。

 

「……指揮官……ん……お待たせしました」

 

 ラピの腕が腹筋に回され、そろり、そろりとゆっくりと下へ降りていく。

 

「ベルト、外せるか?」

 

「やってみたい……です」

 

「あまり時間は無いぞ?アニスが心配するかもしれない」

 

「確かにそうです……我慢します。指揮官、お願いします」

 

 ヤバい……可愛すぎる。

 もう声だけで、しゅんとなってるのが理解る。

 

「ああ……次にな」

 

「!!……っ♥ は、はい、次、つぎです」

 

 ラピが脱がせられるようにベルトとチャックを下ろす。

 ズボンが重力に負けずり落ちる。

 シャワーを浴びたにもかかわらず、むわっっと濃厚な精の匂いが広がった。

 

「はっ……んんっ♥ すぅーっ、っふー♥ すんすんっ……ふっふっ……ふっー♥」

 

 鼻息は荒く。

 吐息は粘りを強め、甘く漂う。

 

 しかし、真面目ちゃんなラピは、匂いを堪能しながら、手でパンツを下ろそうとして、戸惑っているようだった。

 

「し、しき、かんぅ♥ ひっかかり、ひっかかってます……凄く力強いですっ」

 

 媚びるような声ではなく、確実に媚びている声。

 こんなの処女が出していい声ではない。

 

 この雌は本当に、高ぶらせてくれる。

 

「いい、大丈夫だ。力を入れてゆっくり降ろせ」

 

「んっ……はい♥ おろします」

 

 フルボッキした肉棒が下を向かされていき、少しの痛みを感じたが……。

 ぶりんっと弾けた。

 

 ベチンッッ!!

 

「ふぅふぅふぅ♥ すぅぅう♥ んはぁっっ♥ ふーふーっ♥」

 

 やっと。遂に。

 俺の肉棒が臨戦態勢で……は?。

 

 ……。

 …………。

 

 雁えぐッ!!

 

 まぁ、何だ……マジカルチンポってこんなチンポのこと言うんだろうなーって俺は思った。

 

 逆に冷静になれた。

 

「うぉ!?」

 

「指揮官♥ 指揮官♥ 凄い、大きい♥ ここは、雁……これが、亀頭……凄い♥ 亀ってこんなに段差が……こ、これが、童貞線?……指揮官……童貞♥ 嬉しいっ♥ 私が初めてっ♥」

 

 指が凄いスピードで這い回る。

 摩擦させずにぺとぺとと、付けて離れてを繰り返される。

 痛みはないが……これは、これで……悪くない!

 

 しかし、ラピ……やはりむっつりか……。

 

「お、おいラピ……童貞線って何だ?」

 

「指揮官、指揮官♥ へっ……こ、これです。初めて、せ、性行為すると切れると……知識にあります」

 

 裏筋の繋がりをさわさわと撫でられる。

 ビクッっと肉棒が跳ねる。

 

 は?

 切れる?

 切れる訳ねぇだろ!

 怖ぇよ!

 

 よし、落ち着け俺、下手なことを言わずに冷静にだ。

 

「ラ、ラピ」

 

「はい、指揮官」

 

「まず、俺は童貞だ」

 

「はい、嬉しいです。指揮官♥」

 

「だがな……童貞線ってのは……デマだ」

 

「……はい、指揮官……私が間違っているのでしょうか」

 

「誰にでも間違いはある」

 

「はい♥」

 

「これは切れないが、俺は童貞だ……わかってくれたか?」

 

「……はい、私には真偽の判定は出来ませんが、指揮官を信じます。それに、いつかわかること……」

 

 …………。

 

「そ、そうだな」

 

「指揮官♥ 既に席を外してから、7分21秒経過しています。名残惜しくはありますが……宜しいでしょうか?」

 

「ああ、痛かったら言うから……頼む」

 

「持てる力を全て注いで、全力で挑みます!」

 

 ラピは肉棒から手を離し、一度手を引っ込めた。

 

「えんかうんたー♥」

 

 肉棒に再度迷いなく這わされた手は、ねっとりとした液に濡れており、快楽を待ちわびた肉棒への刺激に腰が震える。

 全体に粘液をまぶし、滑りをよくしたラピの指が……。

 

 掻き消えた。

 

「……!!?あがっ……ぐぅぅウウ゛ッッ!!!」

 

 脳髄を焼き尽くす快楽。

 

 掠れる視界。

 奥歯を噛み砕かんばかりに食いしばり強引に持ち直す。

 腰が引けるも、背後のラピはびくともしない。

 

 首には血管が太く浮き上がり、全身の筋肉がはち切れんばかりに膨張する。

 

 ヤバぃ!!

 ……目で追えない速度で蠢く手に、痛みにも似た快楽が爆発する。

 

「グォッ!!……グ、ガハッ!!……ギッ、ギギッッ!!」

 

「指揮官♥ 気持ちいいですか?ビクビクって、凄い♥ 凄いです♥ 指揮官っ♥」

 

「あっ♥ ビクビク凄い♥ 早いっ♥ 射精してください♥ 指揮官♥ ……あっ♥ ここが好きみたい♥」

 

 もはや、息も絶え絶えになりながら、射精感が猛烈に込み上がる。

 

「あっ♥ あっ♥ 指揮官♥ 素敵♥ あっ、あっ♥ 射てるぅ♥ っふっふ♥ 駄目、射たらゆっくり♥ 優しく♥」

 

 噴水のように吐き出される精子が壁を汚す。

 視界にはチカチカと星が飛び、意識を保つ事で精一杯だった。

 

「ドクドク凄い♥ 好き♥ 指揮官好き♥ はぁはぁ♥ はぁっ♥ ……指揮官♥ こんなに震えて……はぁ♥」

 

 人生で一番の射精を終え、薄れ行く意識、それでも気を失っていないのは、男としてのプライドが崖っぷちギリギリで繋ぎ止めていたからに他ならなかった。

 

「……はッ……はッはッはっ…んぐッ!」

 

 根本から絞るように最後の一滴までしっかりと搾られる。

 

「射精までのお時間41秒♥ 現在8分02秒……少しゆっくりできます」

 

 ラピが何か言っているが、考える余裕は無かった。

 

「ああっ……凄い♥ 一杯♥ んっ……ちゅっ♥ はぁっ♥ ……んちゅ♥ れるっ♥ ……ちゅぷちゅぷ♥ ……んんぅっ♥ ……んっ♥ ……っふぁー♥」

 

 チカチカする視界に、手についた精を甘露のように舐めしゃぶるラピの姿は……幻覚なのかも知れない。

 

「8分29秒、もう少し……いえ、また……つぎがあります。指揮官、お疲れ様でした♥」

 

「ぁ……ぁぁ」

 

 意地で意識だけを保ち、ラピに連れられるまま、指揮官室に戻った俺は、ベットに倒れ……赤子のように頭を撫でられていた。 

 俺は、とんでもないことをしでかし、解き放ってしまったのかも知れない……が、これ以上の思考は出来ず、意識は深い眠りに落ちた。

 

「おやすみなさい。指揮官」

 

 

 





やっっっと少しえろに到着!

最初は見切り発車で書き始めた小説ですが、ニケの設定を見直し、ストーリーを見直したりしていると、新しい発見が色々とありました。

なるべく設定は変えたくないのですが、本来の設定と違う部分も多々あると思います……えっちなら、それでいいよね。

本番はいつになることやら……
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