とある平行世界の地球。
この日は天候があまり良くないからか、空は雲に覆われており、ゴロゴロと僅かに雷の音も鳴っている事から数時間後には雨が降りそうな状態でもあった。
そんな中、とある学園から少し離れた位置にある路地裏では…
「あらまぁ、無様ですこと」
「ッ……くぅ…!」
短い黒髪の女子高生が、複数の男子生徒達に取り囲まれていた。二人の男子生徒に力ずくで取り押さえられている彼女に対し、このグループを率いていると思われるご令嬢らしき金髪の女子高生は、フンと鼻で笑いながら彼女を見下ろしている。
「ミ、ミシェイラ先輩……どうして…!」
「イーリス・クレントさん、でしたっけ? 普段目立たない癖して私より成績優秀、おまけにこの私を差し置いてクラスの人気者になろうだなんて……あなた、後輩の分際で少し調子に乗り過ぎじゃなくって?」
「そ、そんな…!? 私はそんなつもりじゃ…」
「言い訳など無用ですわ」
「ッ!?」
イーリスの頬をミシェイラが強く叩き、弁解すらも聞き入れようとしない。
「まぁでも仕方ありませんわよね。何せあなた、自分が孤独な思いをしないよう必死に努力し、クラスに溶け込んでいったんですものねぇ? 自分の過去を忘れたいが為に」
「!? ま、まさか…」
「知っていましてよ、あなたが普通の人間でない事は」
ミシェイラがニヤリと笑うのに対し、イーリスは表情が少しずつ青ざめていく。
「そんな……どうしてミシェイラ先輩が…」
「この私が、一度潰すと決めた人間の素性を何も調べないと思いまして? あなたが幼い頃に両親を交通事故で失っている事も、あなたが実は特殊な力を持って生まれた人間である事も、しかもその力が原因であなたが親戚達から化け物扱いされた経験があるという事も、何もかもお見通しですってよ?」
「い、いや…」
「もしあなたが普通の人間じゃないと知ったら、あなたを慕っていた生徒達は一体どんな気持ちになるのでしょう? 裏切られた事でショックを受ける? それともその親戚達みたいにあなたを拒絶する? まぁ想像に難しくありませんわ」
「いや、いや…!!」
「もしそうなってしまえば、この学園からあなたの居場所は完全に消え失せますわ。そしてあなたは再び孤独な人間となり、また寂しい人生を送る事にな―――」
「やめて下さい先輩!! 私は、私は…!!」
「…仕方ありませんわね」
過去のトラウマが甦った事で震え出すイーリスを見て、ミシェイラは小さく溜め息をついてから彼女の顎を扇でクイッと持ち上げる。
「まぁ私も、そこまでやってあげる程の鬼ではありませんわ。私の言う条件さえ飲んで下されば、あなたの秘密は全て黙ってあげてもよろしくてよ」
「!! ほ、本当ですか…?」
「えぇ、本当ですわ」
ミシェイラが見せる綺麗な笑顔に、イーリスも思わず笑顔が戻る。
「な、何でもします! だからこの事は…」
「えぇ分かっていますわ。見逃す条件も非常に簡単ですってよ」
ニコニコ笑顔を見せながら、ミシェイラはイーリスに告げる。
「あなたが処女を捨てるというのであれば、考えてあげない事もありませんわよ」
「…え?」
ミシェイラから突きつけられた条件に、イーリスの笑顔からは明るさが少しずつ消え失せていく。
「あら、聞こえませんでした? あなたがこの場で処女を捨てるのであれば、さっき言った秘密は内緒にしてあげても構わなくてよ?」
「え…? ミ、ミシェイラ先輩…?」
「ミシェイラ先輩、もう良いんじゃないっすか? 回りくどい説明なんて抜きにして」
「そうそう。最初からこうしちゃえば良いんすよ」
「きゃあ!?」
イーリスを取り押さえていた男子生徒二人が、彼女を無理やり地面に押し倒す。
「あ、あの、これは一体…!?」
「あぁ? まだ分かんねぇのかお前。ミシェイラ先輩はなぁ、お前が俺達に犯られてくれりゃそれで良いって言ってんだよ」
「!?」
「あらあら、私の許可なく勝手に話を進めるなんて、まだ私の躾が足りないのかしら?」
「げへへ、すんませ~ん♪」
「全く……まぁ良いですわ。どうせその娘には、少しばかり痛い目を見て貰おうと思っていたところですし」
「ミ、ミシェイラせんぱ…ひっ!?」
ミシェイラの鋭い眼光がイーリスを睨み付け、イーリスを黙らせる。
「私、あなたの事は前々から気に入ってませんでしたわ。精々、この場で私の奴隷達によって無様に穢されてしまえば良いのよ」
「そ、そんな…!」
「私はこの辺で失礼させて頂きますわ。あなた達、やっておしまい」
「ヒャッハー!!」
「流石ミシェイラ先輩、話が分かるぅ!!」
「や、やめて…嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
ミシェイラが校舎裏から立ち去っていくと同時に、男子生徒達は一斉にイーリスに襲い掛かった。
「おら、脱がせ脱がせ!!」
「たっぷり可愛がってあげるぜ~?」
「い、いや!! やめて下さい!!」
彼女が着ていたワイシャツは男子生徒達によっていとも簡単に破かれてしまい、ワイシャツの下から黒のブラジャーが露わになる。必死に抵抗するイーリスだったが、複数の男子生徒に取り押さえられている状態では脱出など到底不可能だった。
「おいおい、ここまで来てそりゃ無理な話だろうがよ!」
「ほぉら、どんどん脱がしちゃうぜ~?」
「な…いやぁ!?」
遂にはブラジャーまで剥ぎ取られてしまい、イーリスの豊満な乳房が露わになってしまった。これには流石のイーリスも、自身の頬が一気に熱くなっていくのを感じ取る。
「おぉ~すげぇ揉み心地だぜこりゃ!」
「お嬢ちゃん、乳首勃ってんぜぇ。そんなに気持ち良いのかい?」
「ん……ッ…いや、ぁ…!」
背後から乳房を揉みほぐし、更に他の男子生徒達が彼女の乳首に口をつけ始めた。片方は舌で絡め取るように舐められ、もう片方は口に含まれたままチュウチュウ吸われ、乳首を弄られてイーリスは身体が何度かビクンと反応する。
「なぁ、下も脱がそうぜ!」
「おいおい、まだ早くねぇかそれ?」
「良いじゃねぇか別によっと!」
「あ…!?」
男子生徒達はイーリスの胸を弄るだけでなく、今度は彼女の履いていたスカートを捲り上げ、その下に履いていた黒の下着もハサミで切り裂いてしまう。それと同時に二人の男子生徒が彼女の両足を掴み、M字開脚になるようにグイッと股を開く。
「うぉぉぉぉ! すげぇ、これが女の…」
「やべぇ、俺初めて見たぜ…!」
「ッ……う、ぅ…!!」
男子生徒達はイーリスの秘所を見て興奮し、イーリスは自分の大事な部分を大勢に見られてしまっている事に涙を流す。
「よし、まずは味を確認してやっか」
「え…ひゃあぁ!?」
男子生徒がイーリスの股に顔を埋め、彼女の秘所を舌でペロペロ舐め始めた。
「い、いやぁ!! やめて、そんな所舐めないでぇ…!!」
「う、美味ぇ……これが女の味か…!」
「おい、俺にも舐めさせろよ!」
「んん……ふぁ、あ…ぁ…ん…!」
イーリスの声も無視したまま男子生徒は彼女の秘所をピチャピチャと舐め続け、舐めるたびに秘所から溢れる愛液すらも丁寧に舐めて吸い取っていく。執拗に秘所を舐められ続ける事で、イーリスも限界が近づいていた。
「あ、ぁ、あ…ぁ…い、いや…駄目、やめて……で、出る…出ちゃう…!!」
「何だ? イクか? 漏らしちゃうってか?」
「良いぜ別に、そのまま漏らしちゃえば」
「ほれほれ、イッちまいな」
「ひ、ぃ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
乳首を舐められ、秘所を吸われ、とうとうイーリスは限界に達した。全身がビクッビクッと震えた後、力が入らないのか彼女は地面に倒れたまま上手く身体を動かせなかった。
「はぁ、はぁ…!」
「ハハハ、今のでイッちまったか。可愛いねぇ~」
「お、俺、もう我慢出来ねぇ…!!」
「あ、ちょ、おま、抜け駆けかよ!!」
「はぁ、はぁ……あっ!?」
倒れているイーリスの股の間に一人の男子生徒が入り込み、自身の履いていたズボンをずり下げ自らの息子を露わにする。この瞬間、次に何をされるのかはイーリスもすぐに理解した。
「い、いや……やめて、それだけは…!!」
「い、いくぜ…!!」
イーリスの秘所に、息子の先端が宛がわれる。
「や…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ズブリと息子が挿し込まれ、その直後にイーリスは再び達してしまった。それとは逆に男子生徒は彼女の中に息子を挿入した事で快感を味わっていた。
「お、ぉお……やべぇ、マジ気持ち良い…!!」
「マジかよ、早く変われ!!」
「待て待て、まずはソイツにやらせてやれ。ソイツ結構たまってたっぽいしな」
「うわ、どんだけ変態だよお前」
「つっても、この女を犯ってる俺達が言えた義理じゃねぇか」
「それもそうだな!」
「「「ギャハハハハハハハ!!」」」
男子生徒達が笑う中、イーリスは挿入されたまま腰を何度も打ちつけられており、男子生徒が腰を振るたびにパンパンと高い音が鳴る。男子生徒の息子が挿入されている彼女の秘所からは処女を奪われた証として、ほんの僅かに血が流れている。
「ッ……痛、ぁ…あ、やぁ…!!」
腰を打ちつけられ続ける中、イーリスは悔しさのあまり涙が止まらなかった。過去のトラウマを思い出したくなかった。再び孤独にはなりたくなかった。そう願った結果、自身の純潔は一瞬で奪われてしまった。秘密を明かされる訳にはいかないとはいえ、今のこの現状はあまりにも無情過ぎた。
「う、ぉ、お……あ、出る…そろそろ…!!」
「!?」
腰を打ちつけ続けていた男子生徒は、突然腰を打ちつけるスピードを早め始めた。この瞬間、イーリスの脳裏に最悪の展開が浮かび上がった。
「い、いや、駄目!! やめて!! 中は、中にだけは…!?」
「あ、あぁ、出る、出るぞ…たっぷりと、中に出してやるからな…!!」
「だ、駄目、やめてぇ!!」
イーリスの叫びも空しく、男子生徒は彼女の括れた腰をがっちりと掴み、自身の息子を思いきり奥へと挿し込んだ。そして…
-ドピュッビュッビュクッビュルッビュルルッ!!-
「あ、ぁ…嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
イーリスの膣内で、多量の熱い精液が吐き出された。精液が吐き出されるたびにイーリスは絶頂して全身がビクビク反応し、男子生徒はそんな彼女の腰を掴んだまま射精を続ける。
「うぉぉぉぉ…!! や、やべぇ、搾り取られる…!!」
「あ、ぁ…あ……う、嘘……あ、熱いの、が…中に…」
男子生徒が想像を遥かに超える快感に震える中、イーリスは下腹部に注ぎ込まれた精液の熱を感じ取って絶望していた。そして少し経った後に男子生徒は彼女の秘所から息子を抜く。
「い、いや……そん、な…私…」
「うぉ、すげぇ出しやがったなお前」
「めちゃくちゃエロいな、これ」
イーリスの秘所からは精液が溢れ出ており、それを見た男子生徒は更に興奮する。そして二人目の男子生徒が自身のズボンをずり下げてから、イーリスを無理やり四つん這いにさせる。
「よし、次は俺の番だぜ」
「!? あ、いや、ぁ…や、やめて…もう…」
「やなこった」
「ふぁ、あぁぁぁぁぁ…!?」
四つん這いとなったイーリスの秘所に、再び息子が挿入される。男子生徒はイーリスの腰を掴んでから腰を打ちつけ始める。
「うっしゃ、俺はこっちの口で頼むぜ」
「んむぅ!?」
イーリスの口にも、男子生徒の息子が突っ込まれた。他の男子生徒達は自分で息子をしごき上げている。
「ん、ぅむ…!!」
「ほらどうした? 口でちゃんと奉仕してくれや」
「うぉ、やべ…俺も出る…!!」
「!? う、むぅ…んんんんん…!!」
イーリスを背後から犯していた男子生徒も、彼女の中で射精。秘所から息子が抜かれた後、また他の男子生徒が息子を挿入する。
「今度は俺を気持ち良くさせろよな」
「ッ……ぅ、くぅ…!!」
その後も、男子生徒達によるイーリスの凌辱は続いていくのだった。
それから数時間後…
「―――ぁ、あ…」
「ふぅ、なかなかに気持ち良かったぜ」
「ありがとな、お嬢ちゃん」
凌辱し終えた男子生徒達が服を着直している中、イーリスは一糸纏わぬ姿のまま地面に横たわっていた。最初に着ていた制服は無惨に破かれ、秘所だけでなく胸や顔などにも精液がかけられている。そして何よりも、イーリス自身が目から光を失っていた。
「あらあら。お疲れ様と言うべきかしら、イーリスさん?」
そんなイーリスを、再びやって来たミシェイラが嘲笑うかのように見下ろす。
「これに懲りたら、二度と私には逆らわない事ですわよ……さ、行くわよ奴隷達」
「へいへ~い。んじゃな、お嬢ちゃん」
「また相手してくれや、ゲヘヘヘヘ」
ミシェイラや男子生徒達が立ち去って行き、路地裏にはイーリスだけが残される。このまま彼女は無惨に放置されそうになったその時…
「な、何だお前は…ギャァァァァァァァァァァァァァッ!?」
「や、やめ…ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
「く、来るな!? 助け…がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「い、嫌!? やめなさい、私を誰だと思って…嫌ァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!?」
(…?)
路地裏の入り口から肉を斬り裂く音、骨を圧し折る音、血が噴き出す音、そしてミシェイラや男子生徒達の断末魔がイーリスの耳に聞こえてきた。数秒後にはこれらが鳴り止み、横たわっているイーリスの下に何者かが歩み寄って来た。
「おやおや。聞いた噂を確かめる為に、わざわざ訪ねてみたのは良いですけど……これはこれでなかなか悲惨な状態ですねぇ」
(…だ、れ?)
イーリスの視界には、白衣を身に纏った銀髪の青年の姿が映る。青年はイーリスの前でしゃがみ込み、彼女に聞こえるように言葉を告げる。
「大丈夫ですか? まぁ、どう見ても大丈夫ではなさそうですね」
「ぁ、あ…」
「あぁ、喋らなくても良いですよ。ひとまず、話は研究所に運んでからでも」
青年が指を鳴らすと、彼の背後からサングラスをかけた白服の大男がヌッと姿を現す。大男はイーリスを運ぶ為、その太い腕が彼女の下まで伸びる。
(? …あなた、達……は…一体―――)
そこで、イーリスの意識は少しずつ薄れていく。そして彼女が完全に意識を失った後、地上には雨が勢い良く降り注ぎ始めるのだった。
「ん、あら…?」
巨大地下研究所。そのとある部屋にてイーリスは目覚め、机に顔を突っ伏している状態から身体を起こす。
「ん……また、あの時の夢か…」
かつて、博士と出会うキッカケとなったあの出来事。あれからイーリスは青年に拾われ、それをキッカケに彼に従う忠実な部下として、この研究所で働く事となったのだ。
「! ん、ぅ…」
自らの股間に違和感を感じたイーリスは、右手をスカートの中に突っ込む。そして手を抜いてみると、その指は少しだけ濡れてしまっていた。
「…あちゃあ」
どうやら夢を見ている間も、若干だが感じてしまっていたようだ。
(かなり昔の事なのに……私って、そんなに淫乱かしら…?)
イーリスは濡れた指を水で綺麗に洗った後、更衣室に入ってから湿った下着を脱ぎ捨てて代わりの下着へと履き替える。
『イーリスさん、聞こえますか?』
「!」
その時、イーリスの脳内にあの青年の声が聞こえてきた。
『はい、何でしょうか博士』
『実は先程、団長さんから任務を言い渡されちゃいましてね。一人じゃ面倒なので、あなたにも協力して頂きたいと思いまして』
『分かりました。博士の頼みなら、何なりと』
『助かります。ではすぐに準備して下さい、私は研究室で待っていますから』
それだけ伝えてから、青年の声は脳内に聞こえなくなった。イーリスはハンガーにかけていた白衣を手に取ってから身に纏い、更衣室を出た後は机に置いていたタブレットを手に取る。
(あんな過去、今となってはもうどうでも良い事……博士の為ならば、この身体がどれだけ穢されようとも私は構わない…)
昔の自分と、今の自分は違う。イーリスは自分にそう言い聞かせながら、全ての準備を完了する。
(さて、早く行かなくちゃね。リバインズ博士の為にも…!)
青年―――アルファ・リバインズがいるであろう研究室に向かう為、イーリスは部屋を出て行くのだった。
イーリス・クレント。
今日もまた、彼女は上司の為に働き続ける。
読んで下さってありがとうございました。