青年の家で、それを見つけたのは偶然だった。
遠い昔、彼の家に残されていた本。
おとぎ話に出てくるような悪魔が出てくると。
半信半疑で、それを行う。
それと共に現れたのは、なんとメイド。
銀髪のメイド。
ある意味、青年にとっては理想的な人物だった。
そんな人物の名はグレイフィア・ルキフグス。
そして、彼女から話を聞く事になった。
それは、彼女を召喚した本に関する情報だった。
遠い昔、遠い昔、ルキフグスの悪魔がこの家の人間と契約したらしい。
その契約はかなり重く、破る事はできない。
悪魔にとって、契約は絶対である。
それが何時のか分からないが、確かに契約を行われた以上、グレイフィアはその契約を守る責任があった。
その事を既に覚悟していたグレイフィアは、ゆっくりと目の前にいる青年に近づく。
「それでは、失礼します」
「あっ、うん」
未だに行為を行った事のない青年は、グレイフィアに促されるようにベッドの上に横たわると、緊張のあまり固まってしまう。
そしてそんな彼の上に跨って来たグレイフィアはゆっくりと青年の緊張を解きほぐすように唇に近づく。
「んっ」
それはキスだった。
夫とは行った事のないキス。
性行為を行う為に行うキス。
今まで感じた事の無い甘い感覚に酔いしれるようにグレイフィアは目を閉じながら口づけを交わす。
夫とはまた違う甘美な味覚にグレイフィアはうっとりとした表情を浮かべる中、彼は自分の上に跨る女性の姿を見つめていた。
「あの、いいんですか?」
「はい、勿論ですわ……それに私も初めてなので、少し恥ずかしいですね」
そう言って頬を赤く染めながらも微笑みかける姿に青年の心は完全に奪われてしまった。
「えっと、じゃあ……」
「ふぁっ!?」
そして青年は自分の欲望のまま、目の前にある豊満な胸を掴む。
夫以外の男性に初めて触れられた瞬間、全身に電気が流れるような快感を感じ取ったグレイフィアだったが、すぐに笑みを見せるとそのまま身を委ねるように体を預けていく。
まず、青年はゆっくりとその感触を確かめる。
そこには女性特有の柔らかさと温かさがあった。
しかしそれだけではない。
まるでマシュマロのように柔らかく、それでいて張りのある肌触りと弾力がある。
「あっ……やぁん!」
思わず指先に力が入ってしまい、グレイフィアはその刺激に声を上げてしまう。
「すみません! 大丈夫ですか?」
「だ、だいじょうぶですよ? ちょっとびっくりしてしまって」
慌てて謝ってくる青年に対し、彼女は優しく答えると今度は逆に彼の手を取り、自分の胸へと導いた。
すると彼女の掌には確かな重みと柔らかい感触が広がる。
「こっちの方が気持ち良いかもしれませんよ?」
そう言うとグレイフィアはそのまま青年の手を使って自分の胸を揉ませ始める。
「どうでしょうか? 私の胸の感触は」
「す、すごく柔らかいです……」
「ふふっ、ありがとうございます♪ ではもっと強く握ってくださいますか?」
言われた通りに力を込めると先程よりも強い圧迫感を感じることができた。
そしてそれは彼女も同じだったようで小さく吐息を漏らしている。
「んっ……ああんっ♡」
甘い声を出す彼女に我慢できなくなったのか、青年の方も自らの欲望に従って行動を始める。
両手でそれぞれ片方ずつの胸を掴み、ゆっくりと動かし始めたのだ。
「んっ……あっ……んんっ♡」
最初はゆっくりだったが徐々にその動きは早くなっていき、やがて完全に掴んでしまうほどの大きな膨らみへと変貌していく。
それに伴って彼女の口から漏れ出る喘ぎも大きくなっていった。
「あっ……んっ♡そんなにっ♡」
しかしそれでも彼は止まらず、更に激しく動かすことで彼女は限界を迎えようとしていた。
「あっ♡ダメぇえ! イッちゃうぅう!」
絶頂に達した瞬間、彼の手の中には大量の液体が流れ込む。
それは母乳だった。
今は乳離れをしたグレイフィアの息子に与えており、既に数年は出ていないはずの物。
それが、青年の愛撫でによって、徐々に開花しつつあった彼女の肉体の反応だった。
自分の反応に気づいてか気づかずか、さらに青年は責めてくる。
「んんッ!」
彼の指先が秘裂の奥にある突起に触れた瞬間、びくんっと背筋が伸びあがった。
「ふわぁあああんッ」
その甘美な刺激に耐えきれず、グレイフィアは思わず口を開いた。するとすかさず、相手の舌が口腔内に侵入してくる。
(……ああっ!)
グレイフィアの唾液と青年の唾液が混じり合い、舌の上で混ざりあう感覚に背筋がゾクッとした。
(ああぁ……だめぇ……こんなの気持ちよすぎるぅ……!)
そしてそれをきっかけにして、それまで抑え込んでいた感情が一気に噴き出したかのように。
「グレイフィアさん、もうこれ以上は我慢はできません」
その一言と共に、青年は自身の肉棒を剥き出しにする。
だが、その大きさに驚きを隠せなかった。
「えっ、うそでしょ」
そう、グレイフィアは呟くしかなかった。
大きさは、彼女の旦那であるサーゼクスよりも大きく、規格外のサイズだった。
そんなものが自分の中に入ってきたらどうなるのか?
それを想像すると、思わず身体の奥底がきゅんと疼いていた。
「では、挿れます」
そう言うと同時に、彼は自らの剛直の先端を、濡れそぼった秘裂にあてがい、ゆっくりと挿入する。
「あっぐぅ」
亀頭の先は、ゆっくりと彼女の膣内へと入っていく。
まるで処女のような反応を示しながら、肉棒はグレイフィアの膣内へ埋没していった。
(うわぁ……すげぇ)
挿入されただけでイきそうだった。
初めての行為に対する戸惑いなのか、青年は驚きを隠せない様子だった。
しかし、それ以上にグレイフィアもまた同じだった。
「あっあっあぁ♡」
自分の中に広がる膣肉の感触。
それが、まるで侵略するように、青年の肉棒によって広げられる。
その感触を一言で表すなら、「生々しい」だった。
指先が触れた瞬間、そのあまりの滑らかさに驚いたものだ。まるでシルクでも撫でているかのようだった。それでいて肌理は細かく、吸い付くような瑞々しさがあった。この世のどんな素材よりも柔らかく、それでいてしっとりとした質感だ。
しかもそれだけではない。指先に触れる体温や、呼吸に合わせて上下する乳房の動きまで感じ取れるのだ。
それは、徐々にグレイフィアの思考は快楽へと支配されていく。
青年よりも長く生きていた。
それ故に、彼女はその快楽に染まるのは、それ程時間はかからなかった。
愛する旦那、子供は確かにいる。
だが、それと同じか、それ以上の快楽を与えてくれる青年。
そんな彼に、新たな恋愛感情を向けるのに時間はかからなかった。
「あっ♡あぁんっ♡イッ……イクッ! イっちゃうぅ~~~!」
──びゅるるるるるるるうぅぅ! どぴゅっ、ぶっぴぃいいいぃぃ!!
「んひゃああぁああっ!」
熱い奔流が最奥へ放たれ、絶頂を迎えたばかりの身体には強すぎるほどの快感となって襲ってくる。
どくんどくんという力強い脈動とともに、白濁とした大量の液体が注ぎ込まれる感覚。その圧倒的な量の多さは、子宮の奥まで届いてしまうのではないかと思うほどだった。
(あぁん……凄いわ、こんなにもたくさん……)
一滴も逃すまいとするかのように、グレイフィアは貪欲に肉棒を締め付けている。
それがさらなる刺激となって、青年は一気に頂点へと駆け上がった!
「うおおおっ!」
「ああっ!?」
青年の白濁は、そのままグレイフィアの膣内に注ぎ込まれていった。
それと共に、グレイフィアの思考は完全に快楽に染まった。