そして、こちらの方の今回はついに康太が玲奈とデートに行きます。なお、エッチなシーンに関してはこれまで連チャンでメインに書いてきましたけど…今回はほんの少ししかありません。デートメインで書きましたのでどんなデートになるのかお楽しみに!
それでは、また後書きにて…
side玲奈
「んんっ、あっ、はあっ…」
浅原くんと疑似体験のセックスをした次の日の朝、私はお風呂場を借りてシャワーのお湯を性器に当ててシャワーオナニーをしている。もちろん、彼が起きないように声を押し殺してなのは言うまでもない。
(昨日、疑似とはいえ浅原くんとセックスをしちゃった。あの感じが忘れられなくて、恋しくて、オナニーしたくてたまらない…)
私はシャワーのお湯の出る強さをさらに上げてクリトリスをもっと刺激し快楽を求めようとする。入社当初から浅原くんのことはイケメンで可愛くてまっすぐで今度こそは優しくしたいと思っていたけど、仕事での失敗が多くなっていつものように厳しく接するようになり幻滅して嫌いになりかけていたところをデリヘルで出会いエッチなことを通して徐々に好きになり彼も私のことを好きになった。偶然が起こしたことだけど、気になっていた子と繋がりを作ってくれた神様には感謝しないといけないのだが…
(このまま私は浅原くんの女になるというのも悪くはないかも…でも、私と彼は上司と部下で年の差も10ある。こんな私と付き合ったら浅原くんはからかわれるし、そうなると彼は不幸になって私を捨ててしまう。からかわれなくてその先はしばらく幸せでも老けるのは私が先…見た目もおばさんになったら嫌になるはず。男の人って若い女の人が好きだもんね…だけど、浅原くんのことが忘れられないよぉ!)
それからも葛藤を紛らわせるために空いた右手で大きなおっぱいを揉む。浅原くんのことは大好きだと思っている…しかし、付き合ったらどの道彼を不幸して不都合があるとあの人のように捨てるはず。私とずっと一緒にいてくれる人なんていないのだろうか?そんな不安を忘れるためにオナニーを続ける。
「(私、もうイッちゃう…シャワーオナニーもおっぱいを触るのも止められない!もう…ダメっ!)…んんっ、ああっ、んんっ!」
そして、とうとう私はお風呂場の中でのシャワーオナニーで絶頂へと至る。声は押し殺して我慢できたが、おしっこの方は止められなかった。私はオナニーをした後はおしっこを毎回漏らしていてベッドやお風呂場やトイレのあらゆるところ(もちろん、自分の家のもの←人の家のだったら迷惑をかけてしまう)を汚してきたけど、おしっこが漏れるぐらいオナニーしないと気が済まない体なのだ。
(また漏らしちゃった…本当に私の体って変よね。浅原くんに見られなくて良かったわ…とりあえず、体と床を綺麗にしないと。今日はデートなんだから、しっかりしなさい…稲川玲奈!)
余韻に浸ってすぐ、私は体を隅々まで洗ってから床に流れたおしっこをシャワーで泡と共に流してからお風呂場を出た。もしも、私のおしっこで仲が臭っていたらその時は恥ずかしいかもしれないけど素直に謝るとしよう。私達は疑似ながらセックスまでした仲だもの…オナニーでお漏らしをしたぐらいで私は痛くも痒くもないし、浅原くんも許してくれるだろう。とにかく、今日はデートを楽しまないとね!
side out
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side康太
1泊2日のレンタルサービスの2日目、僕と課長はデートをすることに。まず最初の遊びはボーリングで今回は彼女がいつも仕事終わりにやっているボーリング場でやっているのだが…
「やった〜!イェイ♪」
課長は第1フレームから今投げた第3フレームまでターキー(3連続ストライク)をやってのけて僕とハイタッチを交わす。彼女の投げるフォームと腕前はまさにプロ級…仕事もボーリングも半端ない人だよ。
「凄いですね!課長ってターキーを出したことってあるんですか?」
「そうね。ターキーなら過去に2回ぐらいやってるかな…最高だとシックスス(6連続ストライク)までは決めたことがあって自慢じゃないけど、私はプロのスカウトの人からシックススを決めた時に声をかけられたことがあるのよ?その時は『ウチは副業が禁止されてるのでお断りします』って断ったけどね…」
「でも、デリヘル嬢の仕事はやってるじゃないですか。」
「うるさいわね…浅原くんは私が優しくなった途端、急に生意気になって。本当に悪い子ね?」
課長は僕の頬を軽く抓ってくる。表情に関しては怒っておらずむしろ笑顔なので不快にはさせてはいないだろう…ちなみに、今日の彼女の服装は白の七分袖のブラウスの上から青のカーディガンを着ていて下はジーンズという組み合わせ、大人な女性の秋コーデと言える。眼鏡に関しては昨日から外しており、これがありのままの彼女かと思うとより素敵な人だなと感じるものだ…
「すみません。ところで、課長はどうして急に優しくなったんですか?もしかして、僕とデリで会った影響があったりとか…急に丸くなりましたよね。」
「丸くなった…そうね、貴方の言う通りかも。デリを通して貴方とコミュニケーションが深く取れたおかげで社員に寄り添えるようにはなったかな?でも、貴方はその中でも特別…ここだけの話をすると私は浅原くんのことがお気に入りなの。入社してからずっと…仕事ができなくてもう見捨てようかと思っていたけど、見捨てられなかったわ。そんな中で貴方から指名され、イチャイチャしている時の気持ち良さそうな顔が可愛くて…それで最近は仕事もできるようになったから、私がモチベーションを上げる起爆剤になったことが嬉しくてね。いつも指名してくれてありがとう♪」
「課長…」
課長は僕の印象を語り、指名してくれたことを感謝する。思えば僕はレナという年上で優しそうなデリヘル嬢を課長と知らずに指名したことが始まりで最初は僕と彼女の仲は最悪だったけど、イチャイチャしてきたこの短期間で一気に仲は良くなって今ではデートするまでに…しかも、前からお気に入りだったという告白にさらに嬉しくなる。これはもう恋人になれるのも秒読みではないだろうか?
「浅原くん、どうしたの?次は貴方の番だけど…」
「あっ、そうでした…行きます!」
僕は我に返ってボールをピンに目がけて投げるが、ボールは流石に焦って投げた影響か左へと急激に曲がっていき、左の3本しか倒れなかった。ターキーを決められた中でここまでスペアもストライクもなし…点差はさらに離れていく。僕は今までボーリングが特に下手だと感じたことは今までなかったけど、上には上がいたんだなと感じる。(集中力を欠いていたのもあるけどね…)
「浅原くん…さっきからちょっと気になっていたけど、ちょっと力み過ぎかな。いつものプレイがどんな感じなのかは知らないけど、もっと力を抜かないとまっすぐ投げられないわよ?」
「そうですか…」
「ほら、ボールが戻ってきたからボールを持って?私が上手く投げれるように教えてあげる。」
「わ、分かりました。」
僕は課長に言われて戻ってきた自分のボールを持つ。僕が使っているボールの重さは13ポンドで成人男性が使うボールの重さとしては平均ぐらいだ…力みに関してはどうしても課長にかっこいいところを見せようとアピールしていたからというのもあるけど、久しぶりのボーリングで勘を取り戻せていなかったのもある。とりあえず、プロ級の腕前を持つ人から教えてもらえるのは良いことだ。
「まずは肩の力を抜いて?それでボールを胸の前に構えるの…そして、一呼吸したら狙いを見据えて投げる!やってみて?」
「はい!」
そして、課長のアドバイスを鵜呑みするような形でボールを投げてみたら…ボールはまっすぐ強い力で真ん中のピンを目掛けて一直線に転がり、見事に命中して残り7本のピンが全て倒れてスペアとなった。スペアを最後にゲットしたのはいつのことになるのだろうか…それぐらい久しぶりにスペアを決めることができた。
「やった…課長、やりましたよ!!」
「凄いわね…私のアドバイスに支えられたところもあるけど、貴方の才能もあるんじゃないかしら?」
「ありがとうございます。そう言われると嬉しいですね…」
「うん、この調子でボーリングも頑張りなさい。応援してるわよ?」
「はい!」
それからも僕達はボーリングを続けていく。課長は安定してスコアを稼ぎ、僕に関しては課長のアドバイス通りに投げてみたらこれまた久しぶりのストライクも出た。最終的に序盤の躓きが大きくスコアでは大敗したけど、ボーリングも上手くできそうな兆しは見えてきた気がする。プロ級の腕前がある人から教わってもらえて本当に良かったよ!ありがとうございました。
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ボーリングを終えてから僕達が次に向かったのはゲームセンターの一角にあるプリクラコーナーである。そこには学生ぐらいの女の子やらカップルが撮影したものを加工したりそれを見たりしていてリア充のオーラが漂う。カップルのようでカップルでない僕達…しかも、彼女達よりも上の世代の僕達は若干肩身が狭いけど課長が『最近のプリクラをしてみたい!』と言っているのでここは従うことに。
「ねえ、浅原くんのおすすめのプリクラとかあるの?」
「そうですね…あっ、これとかどうですか?所謂Z世代の人達には人気の機械です。空いているのでここで撮りましょう!」
「良いわね。それじゃあ、400円入れてスタート!」
『ようこそ、"Pretinum(プリティナム)"へ…撮影モードを選んでください。』
課長が100円玉を4枚入れると撮影に向けてまずは案内が始まった。まずは撮影モードとして証明写真モードとプリクラモードと出てきたのでプリクラモードを選択する。僕もプリクラをするのは初めてだけど、とりあえず案内の通りに操作すれば上手くいくことだろう…そんなこんなで撮影が始まる。
『3、2、1…』
まずは1回目の撮影はとりあえず笑顔でポーズを作ったのみ、ここは無難にピースかなということで僕達は共にピースを作って笑顔で撮影される。
(好きになった課長とこうして一緒にプリクラできるなんて幸せだよ。本当のカップルになれたらな…)
『2枚目です。3、2、1…』
「浅原くん…」
「課長、もうすぐ2枚m…「ちゅっ♪」…!?」
2枚目という時に課長が僕の名前を呼んできたのに対して『もうすぐ2枚目だからカメラの方を向いてください』と僕が言おうとしたその時、彼女が頬にキスをする。この瞬間にシャッターを切られ、キスシーンみたいな感じになった…ここから先のことは頭の中が真っ白で何があったのかは覚えていないけど、気がついたら加工まで済ませたとのこと。それでできあがりの写真をそれぞれ持ってランチへと向かうのであった…
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それから、僕達はランチの時間を迎える。今回はデートということで近くのカフェで食事をすることに…普段通りだったら牛丼屋とか定食屋とかファミレスでランチをすると言うところだけど、やっぱり好きな人が相手だからボーリング場の近くにあるおしゃれなカフェに立ち寄ってアピールをしたいものだ。でも、僕の頭の中ではあのキスされたことがどうしても頭に残る…
(課長から頬だけどまたキスをされた。2度もしてくれたってことはやっぱり僕のことが好きだったり?いや、課長は僕よりも年上で素敵な上に完璧な人だからきっと彼氏とか婚約者とかいるはずだよ。こんな平社員でついこの前まで怒っていた僕のことなんてデリヘルのお客さんとしか思ってないのかな?それだったら、どうしてキスを…)
「…くん、浅原くん!」
「は、はいっ!」
「もう、さっきからぼーっとしてて…注文する品は決まっているの?」
「いえ、まだ…」
「ボーリングの時からそうだったけど、今日はぼーっとしてることが多いわよ?もしかして、女の人とデートするのは初めてだから緊張してたりとか…」
「まあ、そうですね…はい。」
課長の声を聞いて僕は我に返る。恥ずかしながら、課長の推測通りのことで女の人とデートするのはこれが初めて…それだからこそキスをされて今、冷静さを欠いているのだ。それ以前に家族とか親戚以外の異性と一緒にいることが初めてでボーリング以前に一緒に歩いていた時から舞い上がっているよ…しかも、かっこよく決めたいと思って常にトップギア状態だからもうオーバーヒートしてしまいそうである。
「ふふっ…浅原くんって本当に素直なのね。気持ちは分かるけど、実際に彼女ができた時に緊張していたら相手も困ってしまうわよ?相手にかっこよく見せることも大事だけど、もう少しリラックスしないとできないわよ?もうちょっと気を楽にしなさい。」
「はい…善処します。」
「それで、何を注文するのかは決まったの?」
「えっと…そうですね、オムライスとコーヒーでお願いします。」
「奇遇ね、私も同じものを頼もうと思ったの。それじゃあ、注文するわね?」
こうして、僕は偶然ながらも課長と同じオムライスとコーヒーを頼むことに。咄嗟に決めたことながらも課長と考えが同じだったとは…僕達ってやっぱり気が合うのだろうか?いや、それを考えたらまた緊張が高まるばかりだ。僕よ、落ち着け…課長からは『気を楽にして』とさっき言われたばかりだろ?だったら、何も深く考えるな!
(15分後…)
「お待たせいたしました…こちら、オムライスとコーヒーでございます。ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
「はい。」
「では、ごゆっくりどうぞ…」
注文から15分、僕達のオムライスとコーヒーが到着。それまでの間は仕事の話とか話題になってるニュースとか色んな話題を話していた。これだけゆっくり課長と話したのは初めてかもしれない…デリの時でもこんなには話さなかったな。
「「いただきます。」」
そんなこんなで『いただきます』と言ってからオムライスを食べていく。まずはスプーンにすくって一口…ケチャップと卵とチキンライスのそれぞれ旨みが融合して最高の味だ。ここのオムライスは凄く美味しい!僕が食べてきたオムライスの中では最高だと思う。
「美味しい、ここのオムライス良いですよ。本当に最高です!」
「ええ、ここを選んで正解だったわね…もしかして、このお店のオムライスが美味しいことを知ってたのかしら?」
「いえ、お恥ずかしながら初めてでして…」
「そうなのね…だとしたら、見る目があるじゃない。ますます見直したわ!」
「ありがとうございます。それで、その…課長に訊きたいことがあるんですけど、良いですか?」
「良いわよ?答えられることなら何でも訊いて…ただ、答えられない質問があったらその時は教えるから。」
「はい。それで、僕から訊きたいのはですね…課長って付き合ってる人とか婚約者はいますか?」
僕は思い切って課長にどうしても訊きたかった質問を投げる。これは課長を好きになる上でどうしてもしておかなければならない質問だ…僕よりもずっと年上でいて素敵でしっかりしている女性だからね。これで付き合っている人がいたら身を引こうかと思っている…それぐらいの覚悟を持って今日はデートに臨んでいた。
「私は誰とも付き合ってないわよ…そもそも、こんな風俗で働く女なんかに彼氏なんているはずないでしょ?もちろん、婚約者もね。」
「そうなんですか…意外ですね。課長って美人だし仕事もできるしスタイルも良いから男からモテてると思っていましたけど、やっぱり今は仕事が恋人ですか?」
「そうね…間違いではないけど、私はこの風俗の世界に入ってから正直恋愛は半分諦めていたわね。正直、もう恋なんてしたくないと思ってたかな?貴方に会うまでは。」
「課長…」
そう言うと課長は少し悲しそうな表情を浮かべる。元カレの話をしようとした時もこんな顔をしていた…彼女の過去に何があったと言うのだろうか?付き合っている人が今いないのは嬉しいことだけど、この暗い過去がどうしても気になってしまう。これを今のうちに訊いておくべきなのだろうか?
「もう…そんなにしんみりしないの。早く食べないとオムライスもコーヒーも冷めちゃうわよ?私のことはそんなに気にしなくて良いから…ね?」
「そうですね、はい。」
僕は課長からの『気にしないで』という言葉を信じ、これ以上質問するのをやめてオムライスとコーヒーを味わった。食べ終わり店を出てからは服屋で僕の私服を買ってもらったり、映画を観たり、カラオケで3時間ぐらい歌ったりして楽しんだ。映画に関しては映画館に行くこと自体も久しぶりでニュースとかで話題の作品を一緒に観れて良かったと思ってるし、カラオケではドラマからアニソンまで色んなジャンルの曲を歌った…課長とのデートは予想していた以上に楽しかったな。また行きたいとも思っている…
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一通り巡り終わって時刻は気づけば18時…夕方の6時を過ぎていた。楽しいことをしていると時間は長く過ごしていても短く感じるもので満足感もある。好きな人とのデートって時間を忘れるぐらいに楽しいものだと勉強になった。そんな彼女とのレンタルで過ごした時間もとうとう終わりとなる…手にはもう液のロッカーに預けていた荷物も持っているし、お別れの時が迫りつつあった。
「浅原くん、今日はありがとう。久しぶりに男の人とデートできて楽しかったわ…若い頃に戻った気がして本当に満足よ。」
「それは良かったです。でも、課長はまだまだ若いですよ…それに、こんなにも美人なら年齢も関係ないんじゃないですか?」
「もう、浅原くんったらお世辞が上手ね。」
「お世辞じゃありません。僕は本心で人を褒めるのは得意ですけど、お世辞を言うのは苦手ですから…それに、これほどまでに素敵と感じた異性の人は課長しかいませんよ。」
「ふふっ、そう言われると女としてまた自信が持てそう…褒め言葉として受け取るわね。」
課長は僕に微笑みかける。この笑顔をできることなら最初から見たかったと思うけど、デリを通して出会い人が丸くなったからこそこういう笑顔が見れるのだろう…もしも、あの出会いがなかったら課長はずっと鬼のように厳しい人のままだったのかもしれない。
「課長、レンタル代の4万円です。今日はありがとうございました!」
「ありがとう…だけど、お金は払わなくて結構よ。昨日は疑似だけど久しぶりにセックスをさせてもらったし、今日は久しぶりのデートを楽しませてくれた…この1日は私がデリヘル嬢になって最高だったわ。本当にありがとう!」
僕が課長にレンタル代の4万円を払おうとしたが、彼女は拒否した上に昨日からのお礼も言う。僕の方も恋人とデートすることがどれだけ楽しいのか、セックスも含めて疑似ながら勉強させてもらったし楽しませてくれた…お礼を言うのは逆に僕の方ではある。
「僕の方こそデートまで楽しませてもらってありがとうございました。またデートしてくれますか?」
「そうね…浅原くんが1人前の社会人になれたらまたデートしてあげようかしら?とにかく、明後日の月曜日からは気合を入れていくから覚悟しなさいね。」
「えっ、はい…!」
「良い子。それじゃあ、このまま夜ごはんに行きましょうか!お昼はおしゃれだったけど、夜は豪快にラーメン屋さんに行くのはどうかしら?例えば二郎系ラーメンとか…」
「二郎系ですか?僕、動画で観ていて食べてみたいなと思ってました!是非行きたいです。」
「ふふっ。私、ここら辺の二郎系のお店は知ってるからついてk…」
これから二郎系ラーメンのお店に向かおうとしたその時、課長の携帯が鳴る。こんな休みの日に誰が課長に用があるのだろうか?少なからず会社の人間ではなさそうだけど…
「ちょっとごめんね…もしもし?はい、私ですか?夜の9時ですね…分かりました。はい、失礼します。」
「誰からでしたか?口調からしてご友人ではなさそうですけど…」
「SOEDAからよ。ごめんね、指名が入っちゃったみたい…また月曜日ね。」
「待って…行かないでください!僕、課長と離れたくありません…このまま別れて貴方が他の男からベタベタされるなんて嫌です。」
僕は帰ろうとする課長の手を握って行かせまいと足止めする。もう僕は課長のことを誰にも渡したくない…独り占めしたい気持ちからつい手と口が出てしまった。こんなにも好きな気持ちを伝えられずに終わるなんて…そんなのはまっぴらである。
「僕、課長のことが…「離して…」…えっ?」
「その手を離しなさい…言うことを聞かないと怒るわよ?」
「すみません…」
気持ちを伝えようとしたその時、課長が今にも怒りそうなのか泣きそうなのか分からない表情で僕を見てきた。声は震えており、涙が今にもこぼれそうである…彼女がどんな気持ちなのかは分からないけど、怒られるのはもう嫌だと本能的に思い手を離してしまった。
「良い子。それじゃあ、また月曜日ね…今日はありがとう。また指名したい時に指名してね…それじゃあ!」
課長はまた笑顔に戻り、お礼と挨拶をしてから僕の前から走り去る。気持ちを伝える覚悟はできたのに伝えられなかったのは悔しいが、まだチャンスはあるし収穫もいくつかあった上に今回のデートでの彼女の態度からして嫌いになったということはないだろう。だったら、次の指名の時に告白してみせる!今度こそ待っててください、課長。
今回の話はいかがでしたか?康太の好きな気持ちは前回で完全に固まり、ついに気持ちを伝えようとするも指名が入ってしまい伝えられず…デートではかっこよく見せようと気合を入れて空回りもしましたけど、何とか支えられたりして上手くいきまして成功はしても伝えられず。時の運が悪かったですね…しかし、次回の指名で告白を決意しました。
一方の玲奈は康太とのイチャイチャで人間が変わり、眠っていた恋心が花開いて彼女も彼女で好きな気持ちがありながらもこちらは色んな葛藤がありますね…苦しめる重りが何なのかはいずれの日に判明します。それまで伏線回収とかはお待ちください!
次回はいよいよ告白…と言いたいところですが、投稿に関してはマジエチをしばらく優先するのでこちらの方はしばらく執筆をお休みします。どんな進展を迎えるのか…次回にご期待ください!
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