バカと恋と友情~もう一つの現実ともう一つの恋 作:ハラミハラ
やっと次の話を投稿することができました。
....久々すぎて何を書いたらいいのか分からなくなりました。
あ、実はこの小説のあらすじの原文がどこかに消えてしまい、急きょ書き直しました。できるだけ似た感じで...
アホな作者でスミマセン
それでは本編どぞ!
もしもし?」
意を決した僕は電話に声をかけた。
「も、もしもし!!?」
キーン...
「え、えっと姫路さん、だよね?明久だけど」
「は、はい!姫路です!!」
「ひ、姫路さん、落ち着いて。そんなに大声じゃなくても聞こえるから」
「これが落ち着いていられますか!」
「え、え?姫路さん?」
「なんで電話にもメールにも出てくれないんですか!?家にだって電話してんですよ!?」
「ごめん...」
「そしたら玲さんが出て...何日も家に帰っていないて聞いて、それで...」
まさか姉さんまで心配してくれてたなんて...
姫路さんの声に荒い息と鼻をすする音が聞こえる。泣いているんだろう。
「坂本君に聞いても本当のことは教えてくれないし、美波ちゃんは音信不通で...ほかの人にも聞いても何もわからなくて....」
「う、うん。あのひめー」
「私たちが!どれだけ明久君のこと、を心配したと思っているんですかぁ...」
彼女なりに大声を出そうとしたんだろうけど、最後は涙で力が抜けてしまったようだ。
「私、言ったじゃないですか...明久君のことが大好きだって。なのに...明久君は私を困らせるのが好きなんですか.....?」
「そ、それは違うよ!」
「違わないじゃないですか!...明久君は本当に人を好きになったことがないんですね。この気持ちは自分より大切にできる人がいないと解らないですから...」
僕は言い返すことも肯定することもできない。
「...明久君、この前の告白のことですけど」
「は、はい」
「あ、あれはー」
姫路さんが「すうっ」と息を吸うのがわかり、それに身構えた僕に飛んできた言葉は予想外のものだった
「あれは忘れてください」
「....え?」
「そのままの意味です。私の告白は明久君を困らせて、苦しめました。なので私はこれ以上明久君に迷惑をかけないように....身を引きます」
「迷惑なんて!」
「迷惑じゃないですか!明久君は私に悲しい想いをさせまいとしてくれている。それは、伝わってきます...」
「うん...」
「でもですね、それは正直言うとそれは...余計なお世話です。」
僕が次の言葉を出すよりも早く姫路さんが言葉を出す
「だって、恋愛ですよ?傷つくのは当たり前じゃないですか。私はそれを覚悟で告白したんです。それに私は明久君なしじゃ生きていけません、なんてことを言ったりする弱い子でもありません。だから明久君がとらないといけない責任なんてないんです」
「...ごめんっ。姫路さん、本当に......ごめん」
涙を抑えきれず言葉がとぎれとぎれに出る。
「もう、『ごめん』て言ったら怒るって私言いましたよ?」
彼女は明るい声で語りかけてくれる。
もし今僕にできることがあるとするなら
「うん、ごめーじゃないや。ありがとう姫路さん。」
あるとするならそれは、彼女に告白を後悔をさせないということだ。手遅れかもしれないけどせめてこの瞬間でけは、彼女が好きになった吉井明久でいよう
「はい。それでは明久君....」
「姫路さん」
『またいつか』
ツーツー............
僕は何故彼女の告白を受けることができなかったのか未だに理解できていない。でも何か理由はあるはずだ。そうでなければあまりにもーーーー酷すぎる。
それに彼女に後悔させないということは、まず僕が後悔しないということだ。あまりに都合のいい考えだが、正直それでいいと思った。保留した上に振った相手に対して後悔をするなんてあまりに身勝手すぎる。
彼女に恥じない僕でいる。そういう最低限の償いはしてもいいはずだ。....雄二には『自己満足だ』とか言われそうだけど。それでも次は噛ついてやる。
さて、みんな待っているだろうからパパッと土下座しにいくか。
ちょっと無理に走ってしまったかな、という感じが否めないです。
「これは違うだろ」等の意見がありましたらお願いします。