バカと恋と友情~もう一つの現実ともう一つの恋 作:ハラミハラ
今回の投稿でお気に入り50件超えたらいいなーと思ってましたが、先日見てみれば
超えてるじゃないですか50件!!もう驚きですよ...
ほんっとにありがとうございます!
カメ更新ですが、これからも何とぞよろしくおねがいします。
姫路さんとの会話を終えた僕はとりあえず皆のところに向かおうと部屋を出た。
(あ、ここって二階だったんだ)
目の前に階段があったのですぐ理解した。しかし、階段に行こうとするも足がなかなか動いてくれない。オマケに目が少しかすんできた。頭もぼーっとする。
(ああ、そっか。さっき倒れたんだっけ...)
何とか階段の手すりまで手をついたところで景色がーーーー暗転した。
そこから先は、覚えていない。
優子side
「姉上、そんなに心配しなくても明久なら大丈夫じゃ」
「う、うん。信じてあげたいんだけど」
吉井君を部屋に残してアタシたちは下のリビングに集まっていた。正直あの状態の吉井君を置いてくるとき胸が張り裂けそうだった。でも、不安がってばかりじゃ吉井君に失礼だ。
「明久なら何とかなる。あいつは、そういうやつだ」
隣にいた坂本君がぶっきらぼうに言う。....ていうか人の家のソファーに寝転ぶのはさすがにあれだと思うんだけどっ!
「...どうしてそう言い切れるの?ダメだったら」
「逆に、あいつの数少ない利点を見逃す方が難しいと思うぞ。一緒に居たら嫌でもわかる」
「まあ、明久といた時間が少ない姉上には理解しがたいことじゃろうがの」
...こいつらは吉井君のことをよく知って、信頼している。それはきっと吉井君も同じなんだろう。なんか、もやもやする。なんてことを思ったそんな時ーーー
ズドドドドドドドド!!
「え、ちょ、何!?」
廊下からすごい音が聞こえてきて3人ともすぐに部屋から出る。そこには人が倒れていた。
「「明久!」」「吉井君!!」
そう、吉井君が目の前に倒れている。どれだけ頭をぶつけたんだろうか、周りに少量だが血が飛び散っている。
「こやつ、さっきよりもひどい熱じゃ!!はやく部屋に運ばんと!」
「くそ!バカのくせに風邪なんか引きやがって!!何回倒れたら気が済むんだ!」
二人はすぐに吉井君のそばに駆け寄る。それを見ているアタシは、動けない。
「おい木下!またお前の部屋に入れるぞって....お、おい木下?木下!?」
「あ、あ、あ....」
目の前に広がる恐怖に私の膝はカクンと折れ視界がぐるぐる回る。自分でも混乱しているのはわかっていた。それでも何かしようとたったとき、頭の中で「ブツンッ」という嫌な音が鳴り
「チッ!ダメだ、完璧に混乱してやがる!!秀吉!俺はさっきの部屋に明久を運ぶ!お前は救急箱と薬を!」
「う、うむ!姉上は」
「明久の後だ!急げ!」
周りの音が聞こえなくなり、意識はそこで途切れた。
優子sideout
(まったくこいつらは!普通同時に倒れるか!?)
(心の底から同感じゃ。明久は二回目じゃしの)
(...こいつから頑丈をとったらただのバカじゃねえか?)
(も、もう少し取り柄残してやってもいいのではないか?)
(そんなことよりお前の姉貴だな。急いでさっきの部屋に運んだから秀吉の部屋に寝かしとくか?)
(明久の取り柄はそんなことで終わったぞい...。んむそれで構わんぞ。ワシの今日の寝床が問題じゃが)
(それは明久に文句を言ってくれ。...ん?明久と木下姉、よしいいこと思いついたぞ秀吉、お前は自分の部屋でいい)
(また何か思いついたのかの?雄二もようやく戻ってきたのう)
(人聞きの悪いことを言うな。これはささやかなサービスだ。それより戻ってきたってなんのことだ?)
(気づいてないとでもおもったかの?明久のいない間雄二も不調続きじゃったろ?)
(さて、何のことだったかな?それよりさっさと運ぶぞ、手伝え)
(うむ。起きた時の反応が楽しみじゃ)
.................
(それじゃあ俺は帰るわ。ジャマしたな)
(道中気を付けての)
(俺にそれを言うか?あ、明久に伝言があったんだ。秀吉伝えといてくれ、あと7回休んだら留年だって)
(もうそこまでいっておったか...。承知したぞい、目が覚めたら伝えておく)
(頼んだ。んじゃな)
さて明久は倒れてたが、表情を見た限りは大丈夫そうだった。気持ち悪くて認めたくないことではあるが、あいつがいない間確かに俺もどこか調子が狂っていた。正直、今回の試召戦争もどうでもよくなりかけていた。だが明久が復活するというなら話は別だ。あいつは良くも悪くもその場の状況を引っ掻き回す何かが...ある。次は一体何をしでかしてくれるのか...。それに翔子も前回の戦争でそこそこ辛い想いさせられたことだし、これを機にちょっと三年を締め上げるとするか。よし、おもしろくなってきたぞ!んじゃまた面白い作戦でも考えるか!!
『プルルル』ん?ああ、お袋から電話か。
「もしもし雄二?もう10時だけどいつ帰ってくるの?」
「あ~もうそんな時間か...。悪い悪い、もうすぐ帰るから」
「そう?ならいいんだけど。そうそう、ご飯作ってテーブルの上に置いてるからね。それじゃ」
「え!?作ったっておふくろが?お、おいちょっ....」
ツーツー
.........念のため帰りにコンビニで弁当でも買っていくか。はぁ。
二話分ぐらいまとめたんですがどうでしたか?
これぐらいが普通なんでしょうか?
次からようやく日が明けます....