※この作品はR-18です。

バカと恋と友情~もう一つの現実ともう一つの恋   作:ハラミハラ

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お気に入り登録がすごく増えていて本当にうれしいです。
さて、今回は色々と変化の多い回になったと思います。


それと、美波ですが、このまま進んでいくと敵sideになる可能性が出てきました。
アンチほど痛めつけるようなことはいたしませんが、美波ファンで出番を楽しみにしている方にはあまりお勧めしない内容となるかもしれません。
急な割り込みで申し訳ない...


イチャッと

「それじゃ秀吉、木下さん。ほんとにお世話になりました。」

いろんなことがあった一日を終え、家に帰る前に二人に心からお礼を言う。

「なに、困ったときはお互い様じゃ。寄り道せずにまっすぐ家に帰るのじゃぞ」

お母さんみたいなことを言うなあ、秀吉...

「秀吉の言う通りよ。また学校でね」

「う、うん」

言葉はスラスラ出ていても僕と目を合わそうとしない木下さん。...さすがに今朝のことが効いてきたのかな?

「あ、そうだ秀吉!昨日姫路さんが言ってたんだけど、美波が音信不通ってなにか知ってる?!」

美波は僕のことをサンドバックにする凶器みたいな子だけど、大事な友達だ。

「むう、島田のう...」

「ひょっとして何かあったの!?」

「い、いや。落ち着くのじゃ明久。...少なくともお主のように行方不明ではない、が、あやつもここの所授業に出ておらんのじゃ」

「そんな...」

「恐らく心の整理がついていないのじゃろう。体調面はたまに島田の妹が報告してくれるから安心じゃ」

なるほど、美波の妹、つまり葉月ちゃんが付いていてくれているなら安心できる。あの子は小さいのによくできた子だからなぁ。僕とは大違いだ

「なら、今は見守るべきだね」

「そうじゃの。その内ひょっこり戻ってくるじゃろ」

そうでないと困る。僕は、彼女にも償いをしなければならないのだから

「へえ...島田さんって大事にされてるのね」

ふと、木下さんが言う。そりゃー

「大切な友達だからね」

「そっか...。羨ましいわね。そこまで思ってくれる人がいるなんて」

「ん?僕にとっては木下さんも大切だよ?」

「.....へ?」

「僕のために色々な場所を探して回ったり、倒れた時は自分が倒れちゃうくらい心配してくれて...。そんな人が大切じゃないなんて、ありえないよ」

「う、え?あ、えと、その...ど、どういたしまし、て?」

「うん、ありがとう木下さん」

お礼を言うと木下さんはプシューと顔を真っ赤にして俯いた。お礼がそんなに嬉しかったのか?正直、めちゃくちゃ可愛いです。

「....こ..」

「ん?」

「ゆうこ...って、呼んでいいから...」

今、彼女はなんと言ったのだろうか?な、なまえ?ゆうこ?

「え...きのした「ゆうこ」きのし「ゆうこ」き「ゆうこ」......」

えーと...

「吉井君?」

「は、はい」

「あと何回言わせるの?」

その笑顔がこわいです

「ゆ、ゆうこ...さん」

「ん?」

「ゆうこ、さん」

「ん?」

「ゆうこさん」

「ん?」

「優子さん!」

「ちっがーーーう!」

とうとう木下...いや、彼女が雄叫びをあげる。だったらーーー

「優子!!!」

「....ん、よろしいっ」

死ぬほど恥ずかしいけど、その代償にと引き換えに、おそらく僕の十七年で見た中で一番きれいで最高の笑顔がそこにあった。

「それじゃあね!明久君!!」

その最高の笑顔は僕の心臓にとてつもなくでかいパンチをくれたあとに家にいそいそと戻った。

いつの間にか秀吉もいないし...

あ~心臓がうるさい

 

 

 

今、僕はどうなっているのだろうか?

姫路さんの告白を拒絶した挙句、向こうから告白をなかったことにされ、美波にも試召戦争の最中に告白されてそのまま...

外から見れば贅沢極まりない状況で僕は...姫路さんへの罪悪感から離れたあと、ずっと別の女の子のことを考えていた。これが恋、なのかはわからない。でも良いことでもない気がする。だめだ、考えても結論は出ない。なら、会って直接話をするしかないな。美波と...。学校に来たらすぐにでも話をして、何を伝えればいいかわからないけど、とにかくありったけの気持ちを正直に話そう。それが今僕にできることでも、美波への償いにもなる...

それにしても

「僕の思考ってわからないことだらけだなあ」

なんてことをぼやいてるといつの間にか家に着いていた。あれ?秀吉の家ってこんなに近かったんだ。

マンションの駐輪場を見ると姉さんの自転車がいつもの場所にあった。ということは姉さんは家にいる、ということになる。

「よし!土下座と骨折の覚悟はできている!今更怯えるな吉井明久!」

「そうですか。それならいつ折れても大丈夫ですね」

「!?」

僕はその日、二日連続の気絶とはならなかった.......(悪い意味で)

 

 




いかがでしたか?
呼び方は優子さんだと、友達感から抜けれないような気がして優子のほうにしました。

追記
関係が進んだ後のことを考えてR-15を追加しました。
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