※この作品はR-18です。

バカと恋と友情~もう一つの現実ともう一つの恋   作:ハラミハラ

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お久しぶり?です!ハラミハラです。
最近ここで何を言えばいいかわからなくなってきました...
今回は二話連続投稿しようと思ったのですが思ったより時間がかかりそうなので先にこっちを投稿しました。はい、急いで書きます、すいません....
あの方の扱いが何とも言えない難しさです
それではどうぞ!


想いと嫉妬

優子side

今の状況を一言で言うと、鬱だ。はぁーーーーー。いくらなんでも別れ話?の後に抱きついて名前呼びはない。ほんっとない。完璧にやり過ぎた。もう無理、顔見て話せそうにない。なんであんなことしちゃったんだろう?よし...じゃなくて明久君を好きなのは確かだけど、あんな相手の弱みに付け込んだようなやり方は、卑怯だ。...謝ってどうにかなることでもないし何より、気付くわよね?普通は...

「気づいてなかったらどうしよう...」

なんかほんとにそんな気がしてきた。あの姫路さんのわかりやすいアピールも最後まで気付かなかったって話だしね。でも、今はそんなことより本人に会ったら一体なんて言えばいいのかしら...

はぁ、アタシって嫌なオンナだ。自分の保身ばかり考えて...

「もう、最悪...」

いつの間にか授業は終わって太陽も沈みかけていた。会えなかったな、明久君と....

このまま会う回数少なくなってアタシのことなんて忘れちゃうのかな...それは、ヤだな。

「会いたいな、あきひさくん...」

「呼んだ?」

「ひゃい!?」

「わっ!どしたの!?ゆ、優子」

「え、あ、いや、ええっと!なんでもございません!!」

「ちょ、ちょっと落ち着いて。...なにかあったの?僕でよかったら相談にのるよ?」

なんで、よりにもよって、いま出てくるのよっ!だめだ、ネガティブになってたところに来られて、しかも優しくされたりしたら

「...うっ、ぐす...」

涙が、とめられない...

「うええ!?大丈夫!?どこか痛いの!?」

「なんでも、ない...」

「なんでもないことはないでしょ!?とりあえず保健室にー」

「ううん、大丈夫...」

心配してくれる明久君の優しが心にじんわりと染みる。

「ほ、ほんとに?とりあえずそこのベンチ座ろ?」

「うん...」

 

 

「はい、ジュース。あ、お金とかいいからね」

「ありがと...」

明久君からココアを渡された。

「...あったかい...」

「最近さむいからね。優子、ココア好きだった?」

「うん...すき..」

「それはなにより」

自分で、あれだけ言っといて今さらだけど...

「優子、大丈夫?...優子?」

名前で呼ばれるのはずかしいぃぃーーー!!顔があっつい...

「だ、だいじょうぶだから...」

「ほんと?顔、真っ赤だよ?」

声が出ないから頷きだけする。

「............」

「............」

 

しばらく静寂

 

「あのさ」

静寂を破ったのは明久君

「...ん?」

「どうして泣いてたの?」

「ちょっと、言いたくない...」

「そっか、ん~じゃあなんで急に名前呼びにしたの?」

この流れでそれ聞く!!?

「なんでって、それはその...。もしかして嫌だった...?」

「いや、そうじゃなくて!なんていうか...か、かわいい子にそうされると勘違いしそうになるんだよね。あ!ナルシストとかじゃなよ!?」

かわいい、か。その言葉がどれほど嬉しいものなのかは、きっとこの人は理解していないんだろう。

「アタシなんて、全然...」

好きな人に振り向いてもらえない可愛さなんて、価値がないのと同じ。

「そう?僕は優子みたいな子が彼女だったら、すごく幸せだと思うよ」

きっと励ますための言葉なのだろう。アタシの心臓がどれだけ鳴っているかも知らないで

「きっと優子の彼氏になる人って僕と正反対にかっこよくてなんでもできるような人なんだろな~」

ちがう、ちがう、そんなことない!あなたはかっこよくて、普通の人にはできないことをいっぱいしてる。

「...そうね、アタシの好きな人はかっこよくて色んなことができるわね」

あ、もう、ムリだ

「あ、やっぱり好きな人いたんだ...。そ、そうだよね!優子くらいかわいい子が好きな人いないわけ...」

全部、ぶちまけてやる

「好きです、明久君」

「............................え?」

「反応遅い。どんだけ時差あるのよ」

「っ!!」

「キョロキョロしてもダメ。ここにはアタシと貴方しかいない」

ガシッと両手で顔を固定して、とどめにもう一言ぶつける

「貴方のことが好き、明久君。それと、ごめんなさい」

「え?」

「貴方が今告白されて困るって知ってても抑えれなかったのと、その....貴方が落ち込んでる時に付け入るようなことをして、本当に、ごめんなさい.....」

「ゆうこ....」

「けど、そんな行動をしてしまうくらい、貴方のことが、好きです」

罪悪感は消えないけれど、この気持ちに嘘はつけない。明久君はもう、ごまかそうとせずに真っ直ぐこっちを見つめる。そして-------

「ゆうこ、僕は「いいご身分ね、アキ」......え?」

振り向くとすぐ後ろに女の子がいた。最近学校にも姿を見せなかった島田さんが、そこにいた。

「み、なみ?」

「あなた、なんでここに...」

「黙りなさい」

「ひっ!?」

なに、この子の光のない眼.....間違いなく、普通じゃない。

「ウチと瑞希がどんな思いをしていたのかも知らないで、よくもまあ他の女とイチャつけたものね。アキ!!」

「違うんだ美波!これはー」

「何が違うっていうの?アンタが何してたかはクラスの連中から聞いたわ」

「だからそれは!」

「瑞希とはちゃんと話をしたみたいね。けど、だったらなんでその後に他の女と!!!ウチのところには報告も、それどころか心配する素振りもないのよ!!?」

悲痛な島田さんの叫び声が中庭に響き渡る。

「結局、アンタの中では....ワタシは他人程度にしか思われてなかったってことかしらね。もういい、ウチは邪魔だろうから消えるわ。......アンタの顔なんて二度と見たくない!!」

「っ!?」

彼女の言葉を受ける度に明久君は苦しそうな表情をしていく。そんなの、許さない!!

「ちょっと、さっきから聞いてれば自分のことばかりね、島田さん。」

「なに?アンタに言われる筋合いないんだけど?」

立ち上がり、彼女を正面から見据える。

「....優子?」

「貴女は一体明久君にどうしてほしいのかしら?」

「は?」

「どうしてほしいのかって聞いてるのよ。それとも答えれない?」

「ウチは.........。」

「答えられないわよね?だって貴女のそれはーーただの八つ当たりだもんね」

「さっきからなんなのよアンタは!?ウチが八つ当たりしてるですって!?」

「それはこっちのセリフよ。その通りじゃない?違うというなら言ってみなさい」

「このっ!?」

「二人とも落ち着いて!

「お前は黙ってろ!!!」

又も彼女が吠える。ほんっとにイライラする!

「島田さん、貴女も明久君に告白したのよね?」

「だったら何?」

「ほんとに明久君のことが好きなの?アタシにはただ好意を押し付けているようにしか見えないけれど」

「あんたは本当になんなのよ!?なんでそんなことを言われなくちゃいけないの!?」

「告白したなら堂々と待ってなさいと言ってるのよ!!自分で告白した相手でしょ?ならなんで信じてあげられないの?」

「ウチだって今日の話を聞かなければこんなことはしなかったわよ!!でもこいつはウチと瑞希を裏切って」

「裏切るって?明久君がいつ裏切ったと言うの?この人が必ず貴方たちのどちらかに振り向くと思った?自惚れもいいところね。まあ、多少の逃避はあったみたいだけど」

「それよ!こいつはウチから逃げて!」

 

 

パァン!!!

 

 

校舎全体に乾いた音が響く。明久君と島田さんは何が起こったかわからない目をしている。わかってるのはアタシだけ。頬を叩いたのだ。渾身の力で、思いっきり、島田さんを。

「っ!?アンタ!」

「...いい加減にしなさい。明久君が裏切って、逃げたですって?ならなんで今この人はこんなにも苦しそうな顔をしてるのかしら?まだ貴女のことを考えてるからじゃないの?」

「........」

彼女の怒気が萎んでいく。

「確かにアタシのタイミングも悪かったわね。それは謝る。ごめんなさい、家でのことははやりすぎでした。明久君も本当にごめんなさい。...後は明久君から聞きいてちょうだい」

ふぅ、言うことは全部言った。後は彼次第だ。

「....ありがとう、優子。」

自分のことは思い切り棚に上げたけどね。

「どういたしまして。...校門で待ってるから」

そう言い残してアタシはその場を後にした。

優子sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




意識しているわけじゃないのにキャラがどんどんヒステリックになっていきます....
楽しい話書きたいなあ
今回優子も若干情緒不安定になってますが、これっきりにしたいと思ってます。
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