※この作品はR-18です。

バカと恋と友情~もう一つの現実ともう一つの恋   作:ハラミハラ

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えーーー大分久しぶりの投稿になってしまいすいません。
最近心情をかき乱されてなかなかパソコンの前に座れませんでした、はい。
今回は優子のことを書きたかったので少し小説の内容が混じってます。
バカテスを知らない人にも見てもらおうと思っていましたがやはり無理でした。
登録してくれた19人の方々ありがとうございます。
これからはなるべくペースを上げるようにしますのでもうしばらくお付き合いしていただけると嬉しいです。
それでは久々で自信はないですがどうぞ!


優子の想い

優子side

アタシはつい最近まで吉井明久という人間を誤解していた。最初は文月学園初の観察処分者になった人だということだけだった。そんな人と私は関わることがないのだろうと思っていた。彼を初めて見たのはFクラスとBクラスの戦いの終盤のとき、たまたま戦争を観戦しに来た私はBクラスの隣の空き部屋に吉井君、秀吉そしてポニーテールの女の子が入って行くのを視界の端にとらえた。

(あんなところでいったい何を...まさか暴力や脅しなんてことをっ)

弟もいたことでアタシは目を離すことができなくなり、コッソリと空き部屋を覗いた。

見えたのは吉井君とポニーテールの子と、その召喚獣が対峙して真ん中には先生が立っていた光景だった。(なんなんだろうこの状況は?)

頭を悩ませ始める前に私に彼らの声が聞こえてきた。

「吉井君、島田さん、本当にいいんですね?」「はい。吉井には一度お返しをしたいと思っていたので」「僕も問題ありません」「...分かりました。思う存分戦ってください、そこから得る理解というのもあるでしょう」

あぁ、私闘か。頭の悪いクラスじゃありそうなことね。

しかし戦いは私の思っていたのとは全く違う方向へと進んだ。突然吉井君の召喚獣が壁を殴り始め先生も混乱して何をすればいいかわからない様子だった。私も何が起きているのか分からなくなりただその光景を見ているだけだった。混乱している間に展開はどんどん進んでいく。

「き、君たち一体何をして」「アキ!はやく!」「だらっしゃあああああ!!」

先生の制止はむなしく消え、吉井君の咆哮と一緒に壁が....壊れた。

そしてFクラスが奇襲をかけて終戦した。

(一体なんなの?こんなの良くて停学、悪くて退学じゃない!本物のバカなの!?)

Aクラスとの試召戦争を終えた後も彼の行動は止まらなかった。

学園祭のときも同様だった。その日は同時に召喚大会というものが開催され、あろうことかFクラスのバカコンビ(吉井君と坂本君)が決勝まで勝ち上がった。

だけど相手は両方Aクラス、これはいくらなんでも無理だろうと思ったが....またしても私の予想は裏切られた。吉井君たちが勝ったのだ。ここまでならただの大盤狂わせで済んだと思う。

Aクラスの二人がどこかへと走り去り、吉井君たちもそれを追った。いきなり決勝の二チームが消えてさすがに会場の人たちもざわめきを上げ混乱していた。

まず、ざわめきを止める出来事が一つ起こった。校舎と校舎の間に会場が設置されていたのでその様子がしっかりと見えた。吉井君の召喚獣が花火を反対校舎の屋上へと投げ込んでいた。Aクラスコンビのいるところへ.....は?

会場にいた人たちも唖然としてそれを見ている。

(よかった、アタシの目がおかしいんじゃないわよね?でもあの二人何をー?)

次に私の頭を真っ白にする言葉が耳に飛び込んできた。

「姫路さんは絶対に転校させない!!」

何....それ..?

会場の誰もが言葉を発せないでいる。

そして最後に誰も予想してなかったことが起きた。教頭室に花火が直撃したのだ。当然会場は大パニックになり私もとうとうおかしくなって全力で叫んでいた。

「...何やってんのよー!!ありえないでしょ!ありえちゃいけないでしょ今のはー!!!」

 

その夜秀吉に吉井君のことをさりげなく聞いてみた。そうしたら秀吉は少し考えて私に言った。

「確かにあやつの行動は酷いものもあるのじゃが...それは全部友達のためじゃ。今日みたいにの、ただ全力を尽くす。それが吉井明久なのじゃ」

ツッコみたい部分はあったけれども私はその言葉をすんなり受け入れていた。

姫路さんの転校というのはFクラスの設備の酷さを心配した彼女の両親が提案したもので、吉井君たちはそれを阻止しようとして、大会で成果を上げ新しい設備をもらおうとした。今日の出来事は全てその延長線上にあると秀吉は教えてくれた。吉井君の酷い噂は絶えることがない。しかしそれを掘り返すと...全部友達のためだった。

観察処分者としてバカにされていた彼は今はクラスに関わらずに友達がいる。彼を評価する先生も少なくないとか...

アタシは彼を誤解していたことをすごく恥じた。あんなにも優しくて心が綺麗な人を蔑んでいたなんて...彼に謝りたい。そしてそれができたら彼と仲良くなりたい......かも。

優子side終

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