バカと恋と友情~もう一つの現実ともう一つの恋 作:ハラミハラ
一昨日まで熊本に旅行に行っていたのですが、なんと!その間にお気に入り登録数が20件を超えていました!!
いや~感謝と驚きが一気に来ましたね。
とは言ってもハーメルン全体から見れば本当に微々たる物ですね。
でも21人の人がこの作品を認めてくれたのは間違いないこと!
これを励みに頑張っていきます。
皆さん応援よろしくお願いします。
木下家ー玄関前
河原から木下家へ向かうまでお互い無言だった。さっきの木下さんの行動の意図がわからずに混乱する僕と、一向にこっちを見ようとしない木下さんが玄関の前に立っている。正直何をどうすればいいのかわからない。
恐らく彼女は怒っている。こういう時は大抵そうなんだ。
何をしたかはわからないけど...とりあえ土下座しよう、そう思い膝を曲げようとしたときに木下さんがこっちを振り向いた。
「ねえ、ちょっと話があるんだけど....」
「え、あと、何かな?」
土下座する前に話しかけられて焦る僕。
「あの、私は今まで吉井君をただの問題児としか見てなかったの...」
うん?問題児の自覚はあるけど...
「それで....吉井君はいつも誰かのために頑張っていただけなのに、私は濁った目で見ていて本当の吉井君に気付かなかった...今まで本当にごめんなさい.....」
.............
「あ、あの吉井君?」
「はっ!?」
いけない。いきなりの話で頭がショートしそうになった。
「私の話ちゃんと聞いてた?」
「も、もちろん!」
「本当でしょうね~?」
木下さんがジトッとした目で見てくる。あう...こんな目をされると嘘をつけなくなる。
そうだ、木下さんも話してくれたんだから僕も正直に話そう!
「ごめん、実は後半眠たくなってあんまり理解できてな...いったあ!」
「このバカ...」
正直に話したら平手で背中をどつかれた。
..........
お互い無言が続く。
「あの、ごめんなさい」
彼女の表情が見えなくて怖かったのでとりあえず謝っておく。
「全く...すごく短くしたつもりなのになんでついてこれないのよ.....」
「あ、あはは」
「笑ってごまかさない!」
怒られた...
ごめんね、木下さん。本当は君が何を言いたかったのか分かっているんだ。
でも今の僕に『それ』を受け入れる資格はないんだ...
「む?二人とも帰りが遅いと思ったら何を玄関の前で並んで立っておるんおじゃ?」
ちょうどいいタイミングで秀吉が家の中からヒョコッと顔を出した。
「なんでもないよ。ね、木下さん?」
「え、ええそうね。何もないわよ!」
その否定の仕方はあんまりにも無意味だと僕でもわかった。でも秀吉は何も聞かない。
「ならば早く家に入るのじゃ、湯が冷めてしまうぞい」
「そうね、そうしましょう吉井君」
ほんと羨ましい姉弟だよ...
「それじゃあ、お言葉に甘えてお邪魔します」
この家に入れば少しでも現実から逃げられるような気がした。
最初に書き出したころとだいぶん心情が変わっているので作品にも影響が出ているかもしれません。
あれ?と思ってもまだまだ精神が未熟な自分ですのでご容赦いただけると幸いです。
もちろんダメだし、感想、意見ドンドンお願いします!