お久しぶりです、間が開きました。
今回はダイナゼノンの乳と尻と太もも欲張りセット、ムジナです。
怪獣はオリジナルなので、命名適当です。
最初にソレを見つけたとき、ムジナは怪獣だとは気付かなかった。
川辺の草むらで紛れた地面に何やらうごめいたモノ。蛇かと思ったが、そうじゃない。大きさは両手に乗るほどしかなく、身体が長細いヒモ状で怪獣らしいたくましさや破壊的な雰囲気とは無縁のナリだが、気配は間違いなく怪獣だ。
目玉らしき黄色の単眼は、ムジナを見てはいるものの、どんな感情か読み取れはしない。
「……役に立つとは思えないけど、一応回収してみんなに見せよう」
怪獣優性思想――そう呼ばれる集団に所属する怪獣使いの彼女は、仲間なら自分とは違う使い道を思い付くかもしれないと考えた。
おいで、と手袋に包まれた指先を伸ばしてみるが、警戒したように後ずさる。小動物のような相手だ。
下手に近寄りすぎたら逃げられるかもと判断し、ムジナは怪獣操縦の力を使うため膝を抱えるようにその場で屈みこんで狙いを定めるように手のひらをかざす。
「インスタンス・ドミネー……」
中指と薬指を開き、さながら横ピースのようになった隙間から瞳の赤い光を相手に向けて。
――それより先に、ヒモの怪獣の目玉から照射された青い光が、無警戒だったムジナの意識を奪い去った。
***
よれたスーツで、猫背に夜道を歩く男がひとり。
時刻は深夜に差し掛かる頃合い。今日も今日とて上司の都合でサービス残業。金にもならない仕事のために時間だけを搾り取られる。不況の世の中で働けるだけありがたいと自分を慰めることすら空しくなり、万年平社員で愚直に進んできた経歴の浅さが転職への道行きも狭め、結局足踏みするまま今の場所に留まりこきつかわれる悪循環。
男は、惰性的な現状維持を続けるだけの社畜でしかなかった。
「――あなた、今ヒマ?」
そんな彼に声をかけた、艶やかな女。
顔を上げて一番に飛び込むのは、月明かりに輝く裸身。魅惑的な曲線のくびれがありつつ豊かに完熟した身体つきは女神と見まがう美しさ。特に尻と太ももの肉付きのエロさはむしゃぶりつきたくなるほど見事としか言い表せない。
ここ数年は風俗にも行けず自分で慰めるばかりで、疲れた身体ではそれすらも面倒臭いと、もはや枯れた同然と思っていた性欲がにわかに鎌首をもたげてくるようだった。
顔立ちも肉体と比肩する美貌である。尖った目尻は凛とした印象を与え、潤んだ瞳が色っぽく細められている。ぽってり肉厚な唇をぬろりと舌で湿らせる仕草が股間を熱くさせる。
季節的にはまだ寒さの残る時期だというのに、謎の痴女は火照って仕方ないとばかりに赤らんだ頬で白い息を吐いていた。神秘的な姿の女が、妄想の産物ではなく実在する命であることの証明であった。
「私と、たのしいコト、しよ?♡」
あまりの事態に思考が停止し、唖然とする男は腰をくねらせながら歩み寄る美女に反応できない。
上から下まで。特に胸からヴァギナに及ぶラインを血走る目つきで何度も行き来し、ただ遠慮なく凝視するばかりだ。女はあからさまな劣情の眼差しを気にもせず、もっと見てとばかりに身をよじり、肌をなぞって挑発してくる。
とうとう、距離がゼロに。否、ツンと張り出す豊満な乳肉を男の胸板にむにゅり♡ と押し付けたわませているので、むしろマイナスだろう。
邪魔なスーツ越しにも火照った肌のぬくもりが伝わってくる。いやらしく潰れた乳房の柔らかさまで克明に。ふわりと胸元から漂ってくる甘い芳香が、凍った思考をとろかせにかかる。
そっと、うっすら撫でるくらいの手つきで股間に触れられた。たったそれだけで、びゅくりと濃いカウパーを下着に噴き出してしまうほどの悦楽。直接触れられたら、シゴかれたら、どれだけ気持ちよくなれるのか……恐ろしさと期待感が綯い交ぜとなる。すでに男の鼻息は発情期の獣と変わらぬくらい荒くなっていた。
いまだにがっついていないのが奇跡だ。けれど、ほんのわずかなひと押しで、男の理性は決壊するところまで来ている。逆に言えば、そのひと押しが不可欠。
ふと、見下ろした彼女の首筋になにかが巻き付いていた。淫らなモデルスタイルを飾る唯一のアクセサリー。だが、鎖骨の間にあるそれは華やかなネックレスなどではなく、ヒモのような、管のような形状の、嫌に生物的な意匠を思わせる装飾であった。
中央にハマった黄土色の眼球に似た宝石。いや、宝石に見える目玉なのか。
吸い寄せられる視線……気がつけば、男は奇怪な目玉から目をそらせない。性衝動を蘇らせたほどの痴女のヌードよりも、そちらが気になって仕方ない。
そして、ギョロリと動いた目玉と視線が衝突し、はっと驚いた瞬間……。
世界が、青い光が包みこまれた。
***
「んむっ、じゅぷ♡ くぷむ、ちゅぼるるるっ♡♡」
熱と湿気が密室を満たしている。
公園に設置された多目的トイレの中。精々広さ五畳から六畳といった面積にひしめく無数の男たちが原因であった。
年齢や体格や服装など、成人を越えた年齢ばかりである以外の共通点は見当たらない彼ら。どこか夢見心地なぼんやりした焦点で言葉もろくに発さず虚ろと佇む姿は亡霊かゾンビのようであったが、一様に締まりのない笑みで口許を歪めていた。
いくつもの肉垣の向こうで、トイレの便座に仰向けで寝転がるように座り男たちに奉仕する全裸の女。その淫らな美ボディに興奮し、欲望を滾らせているのである。
彼女こそ、その恵まれた肢体で男たちを誘惑し童話の笛吹きのごとく引き連れてきた張本人――怪獣優性思想のムジナであった。
平素の、涼やかに整ったクールな面影をどこかへ捨て、卑猥に頬をへこませながら懸命につき出された怒張を貪る。両手もそれぞれ別のぺニスを握ってシゴき、手袋にカウパーを染み込ませていた。中には自発的にムジナの足裏、土踏まずの曲線に亀頭コブを押し付けたり、M字に折り畳まれた膝の裏に挟みセックスのような腰遣いで太ももとふくらはぎの柔らかさを堪能しているマニアックな連中もいる。
まさに野獣の群れに放られた生肉さながら。全身を性器に見立ててむさ苦しい男たちにたかられていた。
「むぼっ♡ ちゅぽ♡ ずずるぅ、ぴちゃぁ……んあぁ♡♡ もっとちょうだい♡ どこでも使っていいから。ムラムラおチンポすり付けて……っ♡♡ あむっ、ちゅぞぞぞぞっ♡♡♡」
けれど、彼女もまた向けられる獣欲を己のために利用している立場だった。
彼女自身、なぜこんなことをしているのかわからない。ただ、網膜に飛び込んだ青い光を見てから性の疼きが収まらないのだ。グラマラスな肉体を持ちながらこれまで性欲などほとんど意識しなかったというのに、今となっては淫熱が身体の芯を焼き続け狂わせる。そして、解消する方法はこれしかないと、頭のなかでなにかが囁きかけてくるのだ。
――欲望に従え。精を啜れ。肉の悦びで昂ぶりを鎮めろと。
謎の助言者の言霊に疑いを持たず、ムジナの性奉仕は加速の一途。初めて目にしたはずの男性器を、長年扱い慣れているかのように手玉にとる。
口輪を締めてぴったり竿に滑らせ、裏スジからカリ溝を舌先でほじくる。小刻みに震える両手の熱塊にうっとりしながら絶妙な力加減でカウパーを塗り広げる。奉仕の激しさに伴って、裸体にすり付けられる他の雄たちも我先にと絶頂に向かって殺到した。
「んぶっ、んむぉっ!? ぅぶむんぅぅうぅうっ!♡♡♡」
――びゅくくッ、びゅぷる、どびゅるるるるるっ!♡♡♡
大量の苦汁の味わいが口いっぱいに広がる。それを皮切りに各所で白い花火が弾け、ムジナの身体にびちゃびちゃと降りかかった。
「あぁぁ、はぁぁぁんっ♡ すっごぃ……じゅぷぷ♡♡ じゅっ♡ じゅぷっ♡♡ もっと出ひて? ぷぢゅ、んじゅちゅっ、ぐじゅるるるるっ♡♡♡」
見知らぬ男たちのザーメンシャワーに恍惚としながら、子種を振り撒く先っぽに次々と吸い付き、ごきゅごきゅと喉を鳴らしては贅沢な精液ドリンクバーを楽しむ。
まるで創作のサキュバスさながらに淫奔な所業で、男たちは劣情を新たに、みずからペニスをしごいて追加のザーメンをご馳走した。
「はぁ、はぁ、んぁあん♡ 身体いっぱい、こんなに……あったかい……ふふ♡」
一斉噴火が鎮まった頃には、ムジナの全身はホワイトドレッシングにまみれていた。ねっとり糸を引いて肌という肌を滑り落ちる白濁。その圧倒的かぐわしさと粘つき具合に背筋をゾクゾクさせ、手のひらでさらに地肌へと塗り込み雄臭さを染みこませる。顔にパックされた精液も余さず口元へ運び入れ、舐めとり、指の一本一本をちゅるちゅるとお行儀悪く啜っては名残惜しげにしていた。
「ちゅぽっ……ふぅ。ごちそうさま、なんて♡
んふふ、みんなすごい顔。目つき、怖いよ。怖くて、必死で、かわいい♡ まだまだちっとも足りないって、精液ぶちまけたくてたまらないって顔してる。わかるよ。私もだから。
いいよ。もっといっぱいしようか……じゃあ、そこのあなた、キて♡」
立ち上がったムジナはトイレ内の洗面台に陣取る。壁に手を突き腰を九十度曲げ前傾姿勢になると、その立派な巨尻を突き出して手近なひとりを呼びつける。
よれたスーツ姿が前に出た。会社帰りに夜道で拾われた社畜の男性だ。ぼんやり瞳を濁らせた彼も先ほどのぶっかけ祭りに参加していたが、湿った男根は意気軒高そのもので、バキバキと音を立てるくらいに固く勃起を保っている。
「ね、ほら……ココに」
壁に手を突き、首を巡らせたムジナは空いた手で己の秘裂をくぱぁ♡ と広げた。
眺めるに情欲を掻き立てる姿だ。汗と精子のコーティングで濡れ光る下半身。モデル級の八頭身を支える長い美脚を足元から辿れば、女らしいしなやかさの中にフェチズム的な肉感を蓄えた太ももがある。パツンと張りつめたハムストリングスから豊満な脂肪と大殿筋に繋がり、肉の谷間に埋もれる割れ目が指で開かれたっぷりの愛蜜がとろぉ……♡♡ と滴った。
直接愛撫されることもないまま、奉仕によって高まった身体。
対して社畜男の側も、焦らすなんて高等な真似ができるほどゆとりはなく、誘われるままに蜜尻を引っ掴んで、亀頭をあてがいぬぐぷぷぷ♡♡♡ と奥まで沈めていく。
「ンぃッ――ひんっ♡ あっ♡♡ ぁ、ぁ、キっ、たぁぁ♡ はぁぁんうぅぅ♡♡」
ぱちゅんっ♡♡♡ と恥骨がヒップに触れる。柔らかいヒダの肉ブラシがぞりゅぞりゅとペニス全体を揉み洗いし、濡れそぼる膣道が迎えた異物に反応してぎゅうぎゅうとキツく締め付ける。
心地よさげにため息をつく男のそばで、ムジナはつぅ……と内腿を伝っていく感触を知覚した。股下を覗き込めば、肉割れから赤い液体が流れている。
名も知らぬ相手に純潔を失った。けれど、ムジナに悲観的な色はない。みずからがそう望んだ。痛みも皆無だ。何も不都合はないというのに。
なのに、なぜだろうか……ほんのわずか、胸をチクリと刺す物寂しさ。この状況と行為に対して、膨らみ出す違和感。何かが明確に間違っているような……。
と、誰かの顔を頭で思い描きかけたところで。
「っあ!♡♡♡ ん、あふんっ♡♡」
――パンッパンッパンッパンっっ!♡♡♡
社畜男の抽送が始まった。浮かぼうとした像は途端にぼんやり霞んで、やがて快感に流されていってしまう。
男のハメ腰には容赦がなかった。ガツガツとワイルドに獲物へ食らいつく肉食獣のように、最初から激しく媚肉を引っかき回す。ペニスを知らないはずの膣内は、本能のままに竿を頬張り媚を売っていた。
「んふっ、あぅん♡♡ あっ♡ すごいっ♡♡ ふあっ、はぁぁっ♡
ぐちゃぐちゃされてぇ、あんっ、ごりごりって、ナカが、削れちゃうっ♡♡」
ムジナの声音に苦痛の色はない。むしろ駆け抜ける官能に焼かれ喜悦の悲鳴がほとばしっている。破瓜の
盛りのついた雄猿のように涎を垂らしながら亀頭を肉穴に叩きこむ男。淫猥な女体にしがみ付く形でもたれかかり、たゆん、たゆんとダイナミックに揺れる乳房を揉みしだく。
「ひぐっ♡ ふゅ、そ、こもイイっ♡♡♡ いっぱい揉んでぇ、うはぁぁああん♡♡」
まろやかな原型を崩そうとするかのような乱雑な手捏ね。だが当の本人は被虐的な快感に歓声をあげ、張りのある肉毬は手形を残されながらプルンと弾力的に元の形を取り戻す。
握りつぶされるたび芯からじゅわりと染みだすようなエクスタシーが、ムジナの正気を着々と奪う。
「んはあああッ♡♡ 乳首、潰されるのも気持ちいいっ♡ あっ、あぁっ、おちんぽもカタくて素敵なのっ♡
もっとたくさんしてぇ♡♡ 貴方が思うえっちなこと、私でぜんぶ、くぁあぅ、ぶつけてぇッ♡♡♡」
勃起した乳頭をつねっては引き伸ばされ、オモチャ扱いを受けながら迎え腰がくねる。愚直に突き進んでは引き返すしかできない猪突ピストンをサポートするように、自分のウィークポイントへみずから肉棒を誘って擦りあげる。
ウネウネと盛んに騒ぐ柔ヒダが密集し、俄然絡み付く快楽に拍車がかかった。ムジナの小生意気な介助は雄の独りよがりなプライドにカリカリ爪を立て、反骨心からかストロークの勢いがブチ上がる。
打てば響くを体現するムジナの肉体。激しくすればするだけ圧倒的な肉悦となって跳ね返ってくる名器だ。
交わりによって生じた極上の性交臭は、濃厚な媚薬と化してトイレ内に充満し、反響する喘ぎ声が耳から快楽を流し込むように食いっぱぐれた男たちの飢えを苛んでいる。一様に勃起した陰茎を擦りあげ、我慢汁を噴いては種袋をドクドク煮え立たせて『次の番』を待っている状態だった。
「はぁあああっっ♡♡ ひぐッ、まら、はげひくぅ♡ ひぃぅん、うっ、ぉあ、おッ、んあぁあああっ♡♡♡」
うなじから直に雌の発情スメルを鼻腔に吸い、奮然と突きこむ社畜男のペニスがどくりと膨らんだ。
そして次の瞬間、決壊。
びゅぷんっ♡♡ どびゅびゅっ、ぶりゅっっびゅ~~~っっ!!♡♡♡♡
「ほぉぉおおおっ!?♡♡♡♡ 熱っ、どろどろザーメンっでッ、たぁぁあっ♡♡♡
んごっ、んぉぉぉ……っっ!♡♡♡♡」
堰を切った精液が、無防備な胎内になだれ込む。ピタリと照準を合わせた鈴口から、溶けた鉄のような熱感が子宮を満たし、収まりきらない分が結合部からボタボタと溢れ返った。
「ぉ、しゅご、せっくしゅぅぅっ♡♡♡ う゛ッお♡♡ あはぁぁぁ……っ♡♡♡」
釣り鐘状に垂れる乳房の突起を握り潰しながら、ぱちゅん♡♡ ぱぢゅっ♡♡♡ とひくつく腰遣いで尿管を刺激し、残った種汁を膣内へ擦り付ける。
ぴゅるん♡♡♡ と最後の射精を放った男は、身を起こしてペニスを引き抜いた。
「っあ♡♡ ほッ♡ はひっ、いぃィぐッ♡♡♡ くっふぅぅううっ♡♡♡
イッで、ぇぇ……ッッ♡♡♡ へぇえあっ♡♡♡」
射精のタイミングと同じくして果てた肢体が、抜かれてからもアクメ電流の余韻に悶えている。
痙攣に合わせてプルプルと揺れる淫尻。どぽっ♡♡♡ と精液の塊が姫割れより次々と吐き出される。
はじめて迎えた感悦を落ち着かせるため、ムジナは懸命に呼吸を整えようとする。しかし、いまだ肉棒の大きさにぽっかり開いたその穴へ、新しい剛直がぐぢゅりと潜り込んだ。
「んんんッぁああああっ!?♡♡♡ はぎっ、ひぃぃっ♡♡ そんなまだっ、イッてぇ、りゅぅうっぅうんっ♡♡♡ はああああンンッッ♡♡ まって♡ 待ッでぇぇえっ♡♡ のッ♡♡♡ ほおおおおっ?!♡♡♡」
許しもなく挿入した別の男は静止の声を無視し、先の彼同様自分が気持ち良くなるための容赦ないパコハメを行った。
余裕のある色香が揮発した、生の女の野太い嬌声は繁殖本能を爆裂させ、肉刺しスピードは加速する。
「おっおっおっ♡♡♡ ぉおおあああッッ♡♡ まら、イぐッ♡ っ♡♡ ~~ッッッ♡♡♡
はひっ、イ゛ッ♡♡♡ ぃイひぃ゛ぃ゛ッ……♡♡ 止まら、なッ♡♡ 突いちゃ、やぁぁっ、ふひぃぃいん!?♡♡♡♡
やっ、ひゃめっへぇぇっ♡♡♡ パコパコ強いのぉぉ……♡♡♡ おねが、ちょっとでぃぃからぁァ♡♡ あっ、はぁっ、休ませ……ひゃっ♡♡ ッんぉおおっ♡♡♡ 叩いっ、おひりっ♡♡♡ いひゃっ♡♡♡♡ ぁイッグ、んぐぅ゛ぅ゛ぅぅんんんんっ♡♡♡♡」
情けない懇願が耳障りだったのか、もっと泣き言を言わせたくなったのか、男はがっしり固定したデカケツに向かって鋭いスパンキングを打ち落とす。
そのたびに高らかと弾ける悲鳴。痛い、痛いと呂律の回らぬ舌で訴えるが、その面相はだらしなく蕩けた媚び笑い。言葉と矛盾する崩れた雌顔こそが本心と察し、サドっ気に酔いしれた男はますます調子に乗って勢い良く尻太鼓を打ちならす。
「あッッ♡♡ ぉっ♡♡♡ あぅ、ん゛っ♡♡♡ くふぅっ、ぃひゃ♡♡ はうんっ♡♡♡
ごめッ、ごめんなさっ、ぃい゛んっ♡♡♡ 文句言わないからぁ、はひんっ♡♡♡♡」
何度も叩きつけた帰結として、赤々と猿の尻のごとく桃肉を腫れ上がらせたムジナ。機嫌を損ねた謝罪を自然と口にし、みずからが虐げられる側だということを身体に刻み込まれる。
「あぁっ、ぁぁぁっ♡♡ ぁん♡ うぅ、やだ、撫で撫でやさしい♡♡ ひんっ、ピリピリしたのが、じんわり染み込んできちゃうぅ……♡♡♡ 急にそんな、やさしくされたら、身体が勘違いしちゃうわよぉ♡♡♡」
痛め付けて、慰める。ステレオタイプなDV男のような手管に翻弄され、ムジナの子宮はきゅんきゅんとときめき、咥えこんだ雄棹を噛み締めた。
ぶびゅぶっ、どぷん、どぴゅるるるるっっ♡♡♡
「ふぁああっ♡♡♡ またビクビクってぇ、ぇぇぁあ……っ♡♡ おなか、震えるぅ……ひぐ♡♡♡ いっぃ、ぃぐッ♡♡♡ ふぅぅうぅ゛ぅ゛う゛うっっ!♡♡♡♡」
マゾ快楽に反応した膣搾りに堪えきれず、威勢のいい白濁シャンパンが中で炸裂した。
「はぁーっ♡ はぁぁ~♡ ……はぁっああっ!?♡♡♡ うひょっ♡♡♡ そんなっまっ♡♡ たぁああああっ!♡♡♡」
当然のごとく射精の味とともにオーガズムを極めたチョロ雑魚女。さすがに駆け巡る快感が強すぎるのか切羽詰まった呼吸を繰り返す。
が、そんな暇も許さないケダモノたちが列をなし、行動をもって続行を宣言。ムジナは再び否応のない無限の悦楽天国へと昇天する。
犯して。犯して。ひたすら犯して。
終わったら次の誰か。出したら次の誰か。言葉にせずとも以心伝心で男たちはその公衆便器を遣い回す。一巡しても宴は終わらず、再度最初の誰かの番になるだけ。切れ間がない。上り詰めた快感が途切れない。
怒張が肉路を耕すほどに愛液は分泌し本気汁となって撹拌され、男たちが子種をヌキ捨てるごとに肉袋は満たされさらなる愉悦の坩堝と進化していく。なんと淫らでおぞましい循環構造か。
「ぐちゅ♡♡ んごぅっ♡♡♡ ぐぽっぷ、んじゅっ、ぢぅぅ……っ♡♡♡ ぉぉ、おッ♡♡♡ んごぉっぉ、ふむぐっ、んもぉ゛ぉ゛ぉ゛……っ♡♡♡」
何時間経っただろうか……幾度となく濃厚なザーメンをコキ捨てられ、ムジナはすでに息絶え絶え。瞳をどろりと濁らせ、前後から挟まれるように貫かれている。
自力で立つ力もなくなり、後ろから両腕を引かれて手綱のようにされながらの無理矢理な膝立ち。項垂れそうな頭を強引に持ち上げてペニスをしゃぶらされながら、反応が悪いとまた尻を叩かれたり、喉奥まで抉られたり。
――ぶびゅる、びゅっびゅぶるるるるっ!♡♡♡
「ぉ……ぁ、っ……ぁ♡♡♡」
駅弁で抱えられ膣とアナルに精を注がれる。時間の感覚はとうに失せた。
二巡、三巡……もっとだろうか。途方もない回数を撃ち出してなお、彼らの射精は勢いを衰えさせない。だらりと力なく垂れ下がるばかりでほとんど反応のないムジナを次の二人がサンドし、またストロークを再開するほどみなヤル気に満ちている。
絶倫にしても異常だ。まるで、体力や精力を別のなにかを代償に引き出させられているかのような。削ってはならないものを費やしているような危うさを感じる。
それでも目先の享楽を優先し、あらゆるしがらみを打ち捨て精を搾り尽くしていく男たち。
ひとり、またひとりと倒れていった。大の字で、鼻先から突っ伏して……各々道半ばで果てたかのように。
床一面どころか壁にすら飛び散った白濁のペイント。凝縮された精臭がむせ返るほど充満していた。
「あっ、あっ、あっ、んっふ♡♡」
情交の名残が熱気となって色濃く滞留する中、仰向けの男に股がる女。死屍累々の惨状でいまだ快楽を貪らんと、豊満な肉尻を上下に動かしている。
ばちゅんっ! ぴゅっ、びゅくっ……っ♡
ビクンっ、と発作を起こしたように大きく身を震わせ、下の男が射精した。しかし放たれる勢いは見る影もなくなり、精子もほぼ含まれない薄めた水糊のような貧相極まる漏出がトクトクと吐き出されるだけ。
「はぁッ、ぁぁ……残念。楽しかったのに、もう終わっちゃったね。
がんばってくれてありがとう」
お礼として軽いキスを贈り、この場で唯一の雌であるムジナは苦もなく立ち上がった。絶え間ない暴淫にさらされ続け、骨までしゃぶり尽くされんばかりだったはずが、終わってみれば立場が逆転している奇妙。当の本人は、特に疑問もなく良い運動をしたとでも言うように凝り固まった身体をほぐしていた。
「んっ……おなかいっぱいで、精液、こぼれちゃう」
動いた拍子、秘所の奥から伝う粘っこい子種。重力にしたがってごぽごぽ溢れては落ちるそれを掬い、舌に乗せてコク深い生クリームのごとく丹念に味わう。官能的な仕草に魅了され男を見せる者は、もう誰もいない。
いつの間にか、様々な体液で淫靡な光沢を放つ彼女の美身に、極小サイズのビキニがまとわりついていた。
白い肌を這いずる形で肉々しい帯状の生地が局部を覆っている。だが、乳房の柔肉を締め付けるヒモは突起部分に被さるだけでぷくりと盛り上がる桃色地帯をそのままにし、ハイレグ気味なショーツのフロントは割れ目に食い込み、Tバック型の後ろは豊臀の卑猥さを強調している。恥じらいから隠すというよりもどれだけ他人の目を惹きエロく魅せられるかに重点を置いた、なんともスケベな下着姿。
よくよく見ればその正体が首の怪獣から伸びるもので、なおかつ皮膚に直接根をおろしているのがわかる。
操ったムジナを介して男たちの生命力を啜りとり成長した怪獣は、寄生した彼女の深部まで同化を果たしたのだ。姿の変化だけではない。もはやムジナの肉体は怪獣にとって都合の良い温床へと変質し、彼女本来の意識は新たに構築された淫乱な人格に取って代わられてしまっていた。
「長いこと遊んでて遅くなっちゃった……みんな心配してるかな? 早く帰って安心させなきゃね。――くふふ」
無数に横たわる被害者を尻目に、ムジナだった『誰か』はトイレをあとにする。
彼女を待ち受ける先でどのような事態が展開されるのか……それはのちの当事者たちしか知らないこと。
確信できることは、欲望の台風と化したムジナに取り込まれたなら、たとえどんな相手でも、巻き起こるのはトイレの二の舞であるというだけだ。
グリットマンユニバース楽しみですね。
ムジナがいないのは残念ですが。