現代入りシリーズの二人目。
自己中な性格とのことなので生意気わからせが良さそうだと思いこんな形になりました。
「おじさん。お金」
諭吉を数人手渡され、しっかり枚数を確認した青髪少女は頷いた。
「確かに。
じゃあ、あたしは寝てるから、ご自由にどーぞー」
色気もなにもないガサツな仕草であっさり全裸になると、衣類をソファに投げ捨てて自分はぽーんとベッドにダイブ。うつ伏せた姿勢で「お客」を放ってのんびりスマホゲームをやり始める。
(いやーチョロいわね現代。神や妖怪が次々追いたてられるっていうからどんな人外魔境かと思ったけど。なんてことないありふれた欲望が蔓延ってるだけじゃない。確かに連中にとっての住み心地は悪そうだけどね。
あ、未凸キャラゲット~♪ 追い課金しちゃお。なんかイケる気がするし、臨時報酬あるし、ここで前回の爆死を覆してやるわ)
少女――幻想郷の天上に住まう天人たる比那名居天子は突然幻想郷外の地上に放り出され、しばらくは帰る方法を探し奮闘していたものだったが、いまや初志を忘却し思うがまま現代生活を満喫していた。
当初、帽子の仙果をもぎ取っては食べて水は公園の水道を使うというホームレス天人生活だったが、暖かい寝床と、バリエーション豊かな現代の食文化に惹かれたため急遽路銀が必要になったのだった。
他者から奪うのは簡単だ。大地を操る能力は健在で、こちらにスペルカードルールは存在せず、かつスキマ妖怪や天界のお偉方の睨みもない無法地帯。やろうと思えば好き勝手できる。
が、この国の司法機関の犬どもは閻魔ほど極端な思想でないにしろ数が多く、付け狙われたら厄介であることに変わりない。できれば目をつけられるような手段は最後にとっておきたい。
そうして解決するための方策を悩んでいたところ、夜の街角で見知らぬスーツ姿の男に声をかけられ、「神待ち」だの「ホ別」だのよくわからないやり取りを挟まされ、理解が及ばないまま屋根のある場所で宿泊できるという旨味だけを把握し、妙なホテルに連れ込まれた。勝手に服を脱がそうとしてきたので反射的にぶん殴ったが。
話を詳しく聞いた限り、ようは立ちんぼと同列に思われたらしい。もちろん憤慨モノの誤解だ。しかし実際、天子の持ち物といえば武器か仙果か己の美貌ぐらい。はぐれとはいえ、これでも人を越えた天上人の端くれ。地上人の下であくせく労働などプライドが許さないが、この形ならなんとか「交わりを対価に貢ぎ物をされている」程度の体裁はとれると、当時の天子は判断した。
「仕方ない。ヤりたきゃヤれば。どうせ貞操なんて保ってたって一緒よ。
ただし! 痛くしたら許さないからねっ」
こうして、初体験をズッポシ捨て去り(普通に痛かった)、制限から解放された天子はパパ活という天人らしからぬ方法に手を染め始めたのだった。
「ん? ちょっと、なにぼーっとしてるの? お金払ったんだからヤりなさいよ。そりゃあたしは楽だけど、あとでごねられたって面倒だし。あ、ゴム、忘れたら漬物にしてやるから」
尖った目付きで流し目を送った天子は再びゲームに戻り、課金ガチャに財をつぎ込みながらジャブジャブとポチっていった。
今回の
しかしまぁ……こういった手合いの娘の対応には馴れていた。諸々の不平や戸惑いを一旦横において、オヤジは荷物や服を脱ぎ、少女と同じく全裸になるとベッドにのぼる。その軋みと背中に覆い被さる気配で、天子は意識を本格的にゲームへ向けた。
(やっときたか。そういうこと前提で金払ってるんだから今さら足踏みするなっての。大人しく女体オナホに楽しんでなさいよ。あたしの身体を使えるなんて名誉も名誉。こっちに来るまで誰にも触らせなかった至高の宝なんだから)
いまやその宝を切り売りしているのはどうなのだろうかという疑問はさておいて。
天子自身は初体験のアレコレもありあまりセックスに楽しい印象は持っていない。処女を喪失したあとも違和感ばかりが先行してほとんど快感を得たこともなかった。それでも身体はペニスの摩擦から膣を守ろうと愛液を分泌するし、相手の男たちもそういうモノと割り切って魅力的なマグロ美少女相手に精を吐き出した。
けれど、誤算だったのは、今回のオヤジがとんでもない雌殺しで有名だったこと。
そんなことも露知らない天子のお尻に、焼けた鉄棒のような未知の熱と感触が触れる。
(……? え、なにこ―――お゛っっっ!!?)
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!
ずじゅっ! どちゅっ! ぷじゅんっ! ごぢゅりゅっ!
ラブホの一室に肌の打ち合う音色が反響している。用途に応じた正しい過ごし方だ。けれど普通のセックスと異なり女側の意識はなく、ただ男が一方的に肉穴を使いオナニーに耽っているようにも、雌を組伏せ行う強姦交尾にも見える。
乾いた肉張りの音色に混じる、聞くも卑猥な水音は生殖意欲を増進するドラッグのように、ぽっちゃりオヤジの耳朶から本能に呼び掛け鬼魔羅をイキり高ぶらせる。
「っ♡ っ……ぉ……んぁ♡ ぉごっ、んお゛ッ♡♡ ン゛ぅ゛ぅぅ……っ♡」
ペニスの初撃で即轟沈してしまった天子はいまだ意識を取り戻していない。すでに挿入から三十分は経過しているにも関わらず、夢見心地に身体を揺さぶられ続けている。
それでもきっちりその肢体は反応を示していた。うつ伏せでは呼吸ができなくなりそうだったのでひっくり返したなだらかな肉体。慎ましくも可愛らしい乳房が桜色の粒を起き上がらせ精一杯の虚勢とばかりにふるふると震える。日光を浴びたことがないのかと疑うほど穢れない珠肌には毛細血管の隅まで血流が巡りに巡り、実にわかりやすく紅潮色を表していた。
そして男の加虐を一心に受けている秘所はというと、たくましすぎる怒張の奔放ぶりにとっくの昔白旗をあげ、ぐじゅぐじゅ泣きわめきながら懸命に身体の主に代わって接待していた。
繋がった秘部の間にはシェイクされた本気汁が垂れ流しとなりシーツの上に世界地図を広げている。
低く唸る獣声。男の抽送がスパートに入った。長く太ましいオヤジ男根がより深く蜜筒に入り浸る。子宮口に幾度も槌を振るいヒダ壁を削る暴虐が、ついに終わりへ向かっていく。
と、そこでようやく。
「っ、ん……ぁ? はにぇ?」
(あ、れ……あたし、寝てたのぉぉおっほおおおおっ?!♡
はひぇ?! 熱っ♡ なになになにっ? おなかのなかがおかしいぃぃっひぃいいいいっ?!♡♡)
覚醒直後からこれまで蓄積された快楽情報が怒涛となって押し寄せ、天子の脳みそを焼き焦がした。
眠り姫の目覚めを成し遂げた勃起チンポは、気付けの一撃を最奥に突きつける。
――ぐびゅぶっ! びゅるぅぅーっ! どっぷどぷどぷどぷ……っっ!
「おっ?♡ ォおっ!?♡♡ ほっ、ほおぉォおっごぉ゛お゛おぁああああああっっ!?♡♡♡」
黒々と茂った縮れ毛を淫口にピッタリ密着させ、脈動する精管が臭い雄汁を注ぎ込む。
「おっぉぉぉぉ……♡♡ ふごっ♡ ぐひぃいぃぃいいっ!♡♡♡」
(こ、こいつ、射精してッ……お腹に、びちゃびちゃ熱っつい粘液がどくどく流し込まれてるっ……どんだけ出るの!? あひっ♡ ひぃん!?♡♡♡ だめっ♡ 耐えられないっ♡ クる!♡ 絶頂っ、わけわかんないまま無理矢理ガチアクメさせられっっ……!♡♡)
「んぉぉぉっ♡♡ がっ、ぉぉお゛ぉ゛ぉぉん……っ!♡♡♡」
なす術なく白目を剥かされる天子。野太い咆哮と共にイキなれた尿道が開き潮をまき散らす。
無意識状態から散々与えられ続けた快感は容易に処理できるものではなく、また本人の観点では0から急激に100オーバーまで感度を高められた印象だ。その高低差、官能の急上昇具合が本来よりもはるかに強烈な絶頂感をもたらしている。
常人だったら一晩丸々正気に戻れなくなるかもしれないほど圧倒的オーガズムを刻まれて、だが天人である彼女は普通でないからこそショックをこらえることができた。それでも、真っ白な閃光がチカチカ明滅する思考がまともに働かず、身動きを取る気力もないから、決して無傷とは言えないが。
「はひゅーっ♡ かひゅーっ♡ はぁっ、ぁっ♡ ぁぁ……ふぉっ!? ォんっ!♡♡♡」
ビクビクと淫虐熱の冷めぬさなか、おもむろにオヤジの肉棒がずろろぉっ♡ と引き抜かれる。律儀に約束を守ってコンドームを装着していたらしく、先端に蓄えられたザー汁風船が途中入り口に引っ掛かり、やがてちゅぽんっ♡♡ と小気味よく釣り上げられた。その拍子にもう一度軽イキさせられ、下品な声を漏らしてしまう。
思わず股座にあるそれを天子が睨みつければ、愛液が水飴のように糸を垂らす精子袋が重たげに亀頭からぶら下がっていた。
(ちょ、なんて量出してんのよっ。もう一個金玉あるみたいな大きさまで膨れてる……っ♡ もしゴムしてなかったら、天上人のあたしでも孕まされてたかもしれない。意識のない間に好き勝手してくれやがったみたいだしぃ……くそっ、いくら金払ったからってやっていいことの限度があるでしょうがっ)
内心で威勢よく悪態づきながらも、余韻の抜けきらない身体はいまだ脱力したまま。
男はその間にコンドームを外して口を結び、ぽてんと脇に置く。
「っ!? で……っ」
その際目撃した男のペニスに天子が息を呑んだ。ズル剥けた先っぽが大きくコブ立ち、でっぷりとした中腹も合わさってツチノコかと見まがう形状だ。長さも常識外れだが、どちらかと言えば太ましいや重々しいと表現すべき男性器。まるで原始人が巨木から削りだした棍棒のような、重厚感満載のハンマーペニスだった。
(は、はぁ? あんなのが、あたしに入ってたの? そりゃ意識が飛びもするわ……今までの男どもと全然違う……アソコガバガバになってないわよね? 天人の頑丈さなら平気だとは思うけど……)
身体を売るようになって男の逸物ぐらい見慣れたものだという天子の認識を吹き飛ばす、規格外のデカチンポに内心思わず狼狽えた。
その隙をついて、オヤジは箱から新しいゴムの封を解きみずから怒張にくるくるまとわせると、無防備にさらされた秘裂へ再び挿入。早速ごちゅごちゅと攪拌を始めた。
「んんんんっっ?!♡♡ ちょ、ちょっと何すんの! もう終わっ、終わりよ! んあぁあっ!♡
やめ♡ あぎっ、ひぎぃい♡♡ 一回っ、一回だけって、約束っ♡ おっ♡♡ ほぉっ、おおんっ!?♡♡♡」
オヤジはガン突きピストンを止めないまま、ベッドサイドを指さした。
未知の衝撃と快楽に振り回されつつそちらを見遣れば、札束がでんと積まれていた。
(えっ? あれ、一束百枚くくりとかいうヤツじゃ……偽物? そうよねっ? そうに決まってる。現代の宴とかに使われてるっていうオモチャにそんなのある知ってるのよ? 中身はほとんど白紙のヤツ……そう、そうじゃない、と……っ!)
そんな天子の疑惑を読み取ったかのごとく、男は動きながら前傾になって札束のひとつを手に取った。くしくも種付けプレスじみた深さの交合姿勢。重量がのしかかりポルチオに殴りかかるような振動が食い込む。
だがそこに痛みはなく、眠ってる間に開発されたポルチオ性感は天子から「ふぎっ!♡♡ ンあぁぁあっ!?♡♡♡」という喜悦の悲鳴を引き出させた。
男は節くれた手のひらで札束を扇状に広げる。公開された無数の万札。それが本物であるかどうかなど凌辱最中の現状では確認しようがないが、男の自信に満ちた顔つきが無言の裏付けのようでとても恐ろしい。
(待って待ってまってっ。そんなに無理っ♡ 何回できるかなんて数えられないっ♡ 休みなく一晩中こんなチンポでえぐられたら馬鹿になるっ♡♡♡ いくらあたしでも正気に戻れるかどうか……)
さすがの天子も蒼ざめて首を振る。が、憐れみを誘う弱々しい仕草すらいまの男には起爆剤。
「はおっ!?♡ んぉっぉっおおおおおっ!♡♡♡ 強っ♡♡♡ 重ンもぃぃっ……!♡ デカチンピストンやばっ♡ ま、待って、待ちなさいったら!♡ 一旦止まってっ、話あっ、おっ!♡♡ ああぉぉおっ!?♡♡♡ ぎぃいひぃぃんっ!?♡♡♡ りゃめっ♡ レイプセックスりゃめらからぁ♡ ほごっ♡♡ んのぉぉおっほおおおっ!!♡♡♡」
もはや少女の言葉は届かない。男は一切手を緩める気がない。それは破格の金額をこの一夜で投げ捨てた事実でよくわかる。
これまで彼女が咥えこんだであろう無数の根性無し雑魚ペニスたちに代わって、本当のセックスを、本気の快楽を、生意気なメスガキマンコに徹底して
どちゅん!♡♡ ぼちゅん!♡♡ と無闇やたら叩きこまれるばかりでなく、ぐじゅりぃぬぢちぃっ♡ と秘肉のスイートスポットにカリをなすりつけヒダをこそぎ落とすような挙動も行ってくる。ペニスのスペックや力技だけに頼りきりではない淫虐技巧。どれだけのメスを鳴かせ培ったのか想像もできないねちっこい腰遣いが凄まじい快感を天子に押し付けてくる。
「あ゛っ♡ んああああっ!♡♡ はぉ゛っ♡ くはぁああんっ♡♡ んがぁああああああっ!!♡♡♡」
超人的膂力も発揮できなくばないのと同じ。能力を使うリソースも、跳ねのけようとする気力も、全て性悦の嵐に搔っ攫われていく。未経験の快虐に翻弄され、天子はただ鳴き叫ぶことしかできなくなっていた。
………。
ぱちゅっ、ぱちゅっ、とちゅっ、ぐぢゅるっ―――
「ぁ……ごぉ、ぉっ……ぁぁぅ♡」
――どれだけの時間が過ぎたのか。
数えきれないアクメを極め、天子は息も絶え絶えだった。汗やら尿やら愛液やら、とにかく垂れ流せるだけの水分をことごとく排出し、全身はテカテカとコーティングを施したように濡れている。セミロングの髪が頬に張り付き空ろな瞳で虚空を眺める様子は惨たらしくすらあった。継続されるストロークの一突きごとに、びくんっ♡ びくんっ♡ と痙攣する姿は死に際の昆虫のよう。
ベッド上には豪気にバラまかれた万札と、カラフルなゴム風船がいくつも。そのうちの半分はいちいち結ぶのも面倒になったのか黄ばんだ子種が漏れ出ていて濃密な性臭を部屋に振りまいている。湿度の高まったラブホの一室は壁にまでセックスの名残が染み込まんばかりの淫気で満ちていた。
ふっ、ふっ、と男の呼吸が鋭く忙しなくなっていく。ぶくりと膨張する亀頭の感触を敏感に察しても、天子はもはや声も枯れて抵抗も口にできない。これだけの性交を一晩に経験すれば、まともな膣の締まりもなくなってくるのが道理だ。
しかし、男にとって幸運な、少女にとって不幸なことに、彼女は天人という人を越えた存在だった。その頑強さが、いつまでも律儀に肉悦を求め雄棒に媚び続けている。さしもの男もこれは誤算であり、久しく発揮しなかった本気種付けを敢行しようとしていた。
コンドームは、すでに使い尽くしている。
「ぁ……ぁぁぁ゛ぁ゛っ……♡♡♡」
じゅずんっ♡♡♡ という圧迫姦通ののち、ぐびゅぶごぶぴゅっ♡♡♡♡ という濁った音が外に響いてきそうな盛大射精。ぐりぐりと巨体で少女の身体と子宮を潰しつつ、最後の一滴まで欲望を吐き出していく。
ずるりと抜かれた汁オジチンポと膣口の間には濃厚チーズを溶かしたような太いザーメンブリッジが架かり、容量を大きくオーバーした白濁が次から次へシーツに半固形で積みあがる。さながら液化しかけたはんぺんのように。
***
時刻は明朝。
男が身支度を整え、連絡先の紙を置いて一足先に退室してからも、天子は動けなかった。
昼頃。風呂場にて、シャワーを浴びながらぐちぐちと割れ目に指を突っ込みかき乱す不良天人の姿が。
(許さない、許さないっ、許さないぃぃっ! 絶対、ぜぇったい! 次会ったら殺す! 次会ったら要石で埋めて――いや、やっぱり屈辱を晴らしてからっ……あの鬼チンポを最期に味わってから殺すっ♡ うぉっ♡ ほっ、イぐ♡♡♡)
本人に自覚はない。
物騒な思考をする中でも、瞳はとろけハートマークを散らしていることに。
膣内の精液を洗い落す行為が、いつしか先の体験をオカズにしたただのオナニーとなっていることに。
自分がもはや、男のペニスなしでは過ごせないほど堕とされている事実に。
ゆえにこの先も、不良天人は淫靡な沼に浸り続ける。
報復という言い訳を振りかざして、彼のしつけ棒を期待しながら、何度となく蜜月を過ごすことになるのは、また別の話……。
気が付けば一月ももう終わり。
じきにバレンタインですが、たまには季節柄に合わせた何かを考えてみようか…。