※独自解釈多数になりますのでご了承下さい。
2Bちゃん暴走回です。
明らかな異常事態。身体の熱が収まらず、絶えず下腹部の奥が疼く健康被害を押し殺しながら、2Bは辛くも自室へと帰ってきた。自身が晒した醜態を思い起こすとカァっと身体が熱くなり、ズクズクと身体の芯が甘く疼きを帯びる。
どうやって帰ってきたのか、覚えていなかった。人間に身体を好きにされ、不良を起こした意識はお湯に浸った事である程度まで思考が回復した。身体にへばり付いた生臭い匂いはお湯で拭っても染み付いたように取れず、しかしその匂いを嗅ぐと身体が甘く疼き思考が鈍る。まるで知識として持っている電子ドラッグのようだった。
お湯から出て一歩踏み出した時、どろりと何かが垂れた。2Bは股座から垂れ流れた汁を指で掬い上げ、濃厚で強烈な匂いに膝を付きかけた。指に付着した粘液。自身の股座から零れ落ちた粘液から目が離せず、自然と指が顔に近づき―――すんすんと匂いを楽しみ、ぺろりと口に含んだ。
そこから先は、理解出来ない恥ずかしさと、どうしようもなく落ち着かない心をどうにか制御し、即座に服を着込み窓から飛び出し帰路についた。本来なら人間に対して色々と話したいことや聞きたいことがあったが、どうしても顔を見られる気がしなかった。
こうして、部屋に帰ってきてベッドに身を任せて思い返しても思考が定まらない。少しだけぷっくりと膨らんだ下腹部に手をあてると、予期していなかった甘い痺れに襲われた。
「ん……っ!?ふぁ♥」
自身の口から漏れたとは思えない甘ったるい声。こんな声が自身から発せられた事が2Bには理解できず、更に思考が迷宮入りする。
知識として性交渉には快楽が付き纏う事は知っていた。快楽の振れ幅は個人差があり、更には初めての性交渉で快楽を感じる女性は少ない―――等という知識は全く当てにならなかった。
「……ん……///……♥」
快楽などに流されるつもりは無かったし、自身の身体は完璧に制御出来ると2Bは考えていた。しかし、この体たらく。
くにくに、すりすり、下腹部を撫でながら2Bの身体は己の意思と反してもぞもぞと動き回る。艶めかしく妖艶に太ももはきゅっと閉まり、すりすり擦りつけていた太ももに隙間が生まれていく。
「っ、ふぅーっ♥ ふぅーっ♥ ……」
身体の疼きは甘く、どうしようもない程にもどかしい。肌に接触する服の感触にさえ快楽を感じてしまい、2Bは服を脱ぎ捨てる。
「邪魔」
服を脱ぎ捨てベッドにダイブした2Bの雌肉が、ぶるりと震える。うつ伏せに飛び込んだ影響もあり、情事の光景をありありと思い出してしまった―――細く華奢で綺麗な腕が……白魚のように滑らかな指が……自然と下腹部へと導かれる。
「ふーっ♥ ふーっ♥ ―――!!?」
粘ついた雌液が指に纏わり付き、2Bの頬が熱を持つ。茹だったように熱を持つ身体を鎮めるため、人間に蹂躙されくぱくぱと収縮を繰り返す雌穴を指で刺激した。
「っ゛♥ ―――っ、あぁあ♥」
思考が甘く弾ける。ほんの少し、触れる程度にしか触っていないのに、身体が跳ねる程の衝撃に2Bは戸惑った。視界ではチカチカと星が飛び散り、戸惑った思考は白濁に染まっていく。
「っ゛、んぅう♥ あ、あぁ♥ あぁあ゛あ゛♥」
一度触れてしまうと、指は止まってくれなかった。浅瀬をカリカリと刺激し、奥から止め処無く溢れる粘ついた液を潤滑油に利用し、ただひたすらに2Bは快楽を貪り始める。
「ぁ゛あぁ♥ だ、だめ♥ こ、こんなの♥ いけない、こと♥」
いけないことだと思う程に、指は激しさを増す。カリカリ、クニュクニュ、びくっびくんっと身体を跳ねさせ、2Bは快楽の沼へと誘われる。
「くっ、くぅう♥ はっ、はっ、ふーぅ♥ ふーっ♥」
自然と身体は快楽を求めて動き、大きなお尻を持ち上げ魅せつけるように臀部を割り開いた。
「……っふ、っふーぅ♥ っふーぅ♥」
くぱくぱ、とろとろ、ひくひく、女性器が雄を待ち侘び涙を零す。巨尻を高く持ち上げ、ひくつく浅ましい雌を空気に晒し、2Bはふりふりと雄を誘う。
だが、求めるモノが与えられるはずもなく、待ち侘びてもやって来ない快楽を求めて―――2Bは己の指を深く突き挿れた。
「ぁん♥ ―――ぁ゛あ♥ あぁ゛―――〜〜〜゛♥」
蹂躙された体位での挿入は身体の記憶を呼び覚まし、耐え難い快楽が2Bの全身を支配する。ビクビクとお尻を跳ねさせ、ビシュビシュ潮を吹く事で、ボディは絶頂の快楽を享受する。唇からは普段絶対に流すことが無い涎を垂れ流し、戦闘用ゴーグルの下では意図せず涙が零れ落ちた。
「―――ぅ♥ ―――ぅっ♥ ―――っ゛♥」
ビクン、ビクン、ビクン。指でカリカリ、コリコリ、クニクニと掻き交ぜ、何度も身体を跳ねさせ思考が白く染まるも、2Bは違和感に襲われた―――耐え難い程の快楽。身体の制御が効かないにも関わらず、2Bが思ったことは『物足りない』だった。
「はっはっはっ……っ、っふーぅ♥ っふーぅ♥ ……も、もっと……♥」
アンドロイドは疲れない。即ち2Bが自慰のしすぎで疲れる事はあり得ない。ニケとは違い人間らしい行動を必要せず、睡眠すらも必要としない存在。そんな2Bの人生始めてのオナニーがすぐに終わるはずもなく―――
「おくぅ♥ もっと、おくぅぅう♥ 硬くて、熱くて♥ ……大きいの♥ ―――っふ、も、もっとぉ♥」
夜が明けるまで2Bの嬌声は響き渡り、宿舎にいなかったラピへニケ達の怒りが向けられるのは、また別の話であった。
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「ふぐっ、ふぐぅ゛うぅう゛♥ っっ゛……はっはっはっ♥ ……っふーぅ♥ っふーぅ♥ ……ふーぅ、ふぅふぅ……あ、朝、か……んんぅ♥……ふぅぅ」
朝日が昇り、注ぎ込まれた雄汁を全て堪能した2Bは息を整えた。全身が体液に濡れ、滴る液体に不快感を感じながらも震える身体を起こし、窓を開ける。
「っあ♥ ……」
空気が触れるだけで敏感に震える肢体。ぴくぴくと反射で快楽を貪ろうとするボディをなんとか制御し、身体を翻した。
「っふー、っふー」
疑似太陽に照らされ、淫靡な輝きを深めた女体。惜しげもなく晒した火照った身体は風で冷まされ、2Bの思考が安定していく。腰に手をあて、定まった思考で視線を移し……己のベッドが視界に入った。
「……あ……///……」
自身が引き起こしたであろう、余りの惨劇に頬が紅く染まる。
むわっとむせ返る程に濃い雌の匂い。ぐちゃぐちゃ、ドロドロに粘液で汚れきったシーツ。元々白かったはずのシーツは、たっぷりの淫液を吸い取り、濃く染まっていた。
「…………」
瞬間的に合理的思考を働かせ判断を下した2Bは虚空から刀剣を取り出し―――
「はぁッ!!」
―――鬼気迫る気迫を刀剣に込め、目にも止まらぬ早業でシーツを消滅させた。
「……ふぅ……言い訳を考えないと……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
前哨基地を迷いなく歩む2Bの傍らにはポッド042の姿があり、一見普段通りに見える2Bの変化に戸惑っていた。
そんなポッドの心配を他所に、色々とすっきりした2Bは思考を深め歩みを進める。
転移装置のエラーにより世界間を移動し、初めて人間と遭遇した。
人類との接触。兼ねてより焦がれていた人間との接触は2Bの心を酷く揺さぶり、明確な目的を生むに至った。9Sには出来ない―――否、出来る可能性はあるが、それは最終手段だと2Bは判断し、独断と偏見で動くことを決定する。
もしもの時は9Sに文字通り一肌脱いで貰う必要があったが、その必要はあの人間……彼との接触により無くなった。
「……良かった……」
安心したと同時に意識してしまった影響か、2Bの脳裏に情事の光景が鮮明に浮かび上がる。
彼に下心と呼ばれる邪な考えがあることは最初から分かっていた。合理的に判断した末、彼の悪戯に対して一切の抵抗をしなかった。結果として様々な弊害を残す結果となったが、概ね目的は完遂するに至った。
「/////……ん♥ ……」
目的の為に必要な行為ではあったが、ここまでとは2Bにも予測出来なかった。鮮明を通り越して身体の疼きとして現れる副作用に2Bの歩みが鈍化する。
『報告:体温の上昇を確認。』
「っ……ポッド、うるさい」
『推奨:簡易的な検査の実施。』
「必要ない」
ポッドが心配してくれる事はありがたいが、情報の共有を図るつもりなど2Bには無かった。むしろ思い出すだけで身体が熱を生み出し思考が鈍る。ポッドのお節介な所はよく知っているが、今は黙っていて欲しい。
しかし、そんな2Bの願いは届かず、デリカシーという概念を理解出来ないポッド042が止まるはずもない。
『報告:継続的な体温の上昇を確認。』
「分かってる!……問題ない」
『推奨:根拠の提示。』
ポッドの発言に2Bの思考が停止する。自身がアレほどまでに乱れた様を自身の口から話すなどと考えただけで―――カァっと頬が紅く染まる。
「……必要ない!」
ポッドの発言をバッサリと切り捨て、2Bは歩調を早める。
『提案:2Bの補助の為、必要と判断。』
「しつこい!」
ポッドの追撃を受け流し、脚を早める2Bの唯一の誤算は―――女の喜びを知ってしまった事だった。
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ポッドに待機を命じ、2Bはとある部屋へと向かう。女性型アンドロイドである自身と違い、9Sは男性型。指揮官から部屋を与えられる際、2Bは同部屋でも構わないと主張したが、9Sと指揮官が反対の意を示した。
二人して何をそれほどまでに慌てているのか理解出来なかったが……その選択が正解であったことを、今の2Bは理解が出来た。理解が出来たと同時に……確認する必要性が出来てしまった。これは目的の為に大切な情報であり、今後を左右する重大な確認だと2Bは確信する。
そして、態々9Sの元を訪ねたのは確認に最適であり、この世界での最重要任務を熟す上で非常に重要だと判断した末の行動であった。
そんな2Bの暴走を露知らず、9Sはベッドの上で一冊の雑誌を手に固まっていた。
「な、なんでしょう……これを見るとブラックボックスの温度が上昇する」
チラチラと開けては閉じ、開けては閉じと繰り返し、体内の変化に戸惑う9S。その手には指揮官からお近づきの印に譲渡された紙媒体……所謂えっちな雑誌が握られていた。
「……ごくっ……」
チラチラと読み進め、9Sの手は遂に袋とじに差し掛かる。雑誌よりも小さな紙面に疑問を感じながらも男の性なのか、この中身が気になって仕方がない。尻込みする意思を制御し、9Sは意を決してページを捲った。
「……うわッ……な、なんで!はだ……か……」
「9S、いる?」
「!!?、ぎぁ―――っぁひk―――っ、2B!?ノックも無しに部屋に押し入らないで下さいよ!」
タイミング良く、ノックも無く部屋に入ってきた2Bに対し、焦りに焦った結果、雑誌をベッドの隙間に投げ入れ隠蔽した9S。心臓が早鐘を打ち、ブラックボックス温度が急上昇した9Sを尻目に、2Bは普段通りの口調で最速の爆弾を落とした。
「9S、脱いで」
「…………」
2Bから出てくるはずの無い唐突な言葉。
もちろん9Sには到底理解の及ぶ事象では無い。戸惑いやドキドキよりも先に思考がバグを起こしたように真っ白に染まった。
「ズボンを脱いで男性器を見せて」
「――――――」
「早く」
完全に沈黙した9Sに対し2Bは無遠慮に距離を詰める。ペチペチと頬を叩いても一切の反応を示さない9Sの身体を持ち上げ、直立で立たせた。
「9S?」
「…………」
直立不動で反応を示さない9Sに対し、痺れを切らした2Bが徐ろにズボンに手を掛ける。
「!!?」
遠慮など一切なく効率を重視して降ろされた半ズボン。当然のように下着も一緒に降ろされ―――9Sの9Sが2Bの眼前に晒された。
「……―――!!?な、ななな!!な、何をしてるんですか2Bィ!!」
「隠さないで」
2Bの言葉で咄嗟に隠そうとした手が止まる。惚れた弱みというのだろうか?どこまでも言いなりになりそうな雰囲気が9Sにはあった。
「な、なな、何ですか!?2B!!どうしたんですかっ!!?」
ぽろんとまろび出た9Sを見つめる2B。時折ピクピク動く様は非常に可愛らしい。
「……小さくて可愛い」
グサッッ!!
「!!!??」
「大きくしてみて」
グサ、グサ!!
容赦のない言葉の暴力。男の尊厳を土足で踏みにじられ、死んだ魚のように力なくへたり込んだ9Sを一瞥するも、2Bは止まらない。何故なら確認する必要があるからだ。彼が雄として優秀かどうかを―――即ち種の保存に対して彼が本当に優秀なのかどうか、サンプルを得る必要があった。
「早くして」
元の世界に帰る時が来た際に必ず子種を持ち帰らなければならない。身をもって学び、彼はその相手にふさわしいと判断した。その判断が間違っていないという裏付けが必要なのだ。決して、店主との性交渉を正当化しようとしての行動ではないのである。
「9S、早く」
故に2Bは妥協しない。これほどまでに絶望している9Sは見たことが無いが、それでも妥協はしない。幾度に渡り手を掛けてきたが、ここまで絶望した9Sを見た事無い……しかし、一切の妥協はしない。
「早くして。時間が勿体ない」
「……ぅ……ぅ゛ぅ゛ぅ゛」
打ちひしがれる9Sを観察しながらも2Bの思考は止まらない。むしろもっと早く確認しておけば良かったと己の失態を恥じる程である。
「……む゛……む゛りでずよ゛ぉぉ゛お゛」
「何故?」
「―――゛っ、ぐ、ぐぐぐっ゛、ば、ばかなんですかぁあ゛!!2Bさんは馬鹿なんですかぁああ!!」
こぼれ落ちる涙を止める事無く9Sは叫んだ。敬称がつく程に混乱しても、男として叫ぶしかなかった。それは魂の叫びだった。
―――そして、魂の叫びは2Bに伝わった。
「……そう」
「ぞうでずよ゛ぉぉお゛」
心に消えない傷を刻みつけられた9Sの魂の叫び。その叫びを曲解した2Bはこの状況で勃起するのは難しいと解釈した。ならばどうするか……2Bに躊躇などある訳もない。
「これなら、どう?」
「!!?……ァ゛」
むっちりと揃えられた膝を覆うスカートがゆっくりと捲られる。光を吸い込みテラテラと輝く太ももがむっちり♥ むっちり♥ むっちむち♥ と言わんばかりに雌臭を醸し出す。
「―――ッ、ッッッ!!?」
ゆっくりと艶めかしく肌色が面積を増し、むわっと香り立つデルタ地帯が眼前に晒される寸前で裾がひらりと肌色を隠した。
「………え?」
「ふっ、効果あり」
9Sの意識に反して熱を持つ一物。戦闘中でも気になってしまう時があるほどに魅力的な2Bの下半身。欲を言えばお尻が見たかったが、それでも9Sの9Sが大きくなるのには十分だった……そして、制御不能な機能を付けた人類を初めて恨んだ。
「なるほど……小さい」
「――――――ぐぼぁ゛」
9Sは一週間引き籠もった。
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9Sを蹂躙した2Bは次の獲物に向かい進軍する。
2Bが行動を許されている範囲は前哨基地に限られており、アークへの移動は許可されていない。従ってサンプルとして回収出来る人間はあと一人。サンプルとしては非常に少ないが、アンドロイドである9Sの9Sがあの有り様だったことを考えれば、大体の予測は付いた。
しかし、なにも2Bに良識が無いわけでは無い。9Sには心の傷を負わせてしまったという負い目もあれば、引け目もある。しかし、一切の後悔は無い。9Sも人類にその身を捧げた仲間であり『人類に栄光あれ』の言葉の通り、最優先は人類だ。そして、その中でも最優先なのは―――繁殖を行い絶対数を増加させること。決して、決して気持ちいい事がしたいとか、彼に抱かれたいだとか、性行為に興味津々だとか……そんな理由ではない。無いったら無い。
「指揮官」
「あ?っと2Bじゃないか、どうしたんだ?俺の
端正な顔で人の良さそうな表情を浮かべる指揮官。そんな表情には一切の魅力を感じない。雄ならば眼の前の雌を食べてやろうという気概がなければいけない。雌に取り繕い媚を売るような笑顔では、生存競争で勝ち抜けないからである。
「別件」
「なら何の用だ?俺は忙しいから手短にな」
柔和な表情を浮かべるイケメンもサバンナに放り出された瞬間必死に生きようとするだろう。その必死さを眼の前の男からは感じ取れない。
「お願いがあって来た」
「……そうか。なら、俺の部屋にでも行こうか」
「そう。好都合」
2Bから見えない角度で指揮官の表情が醜く歪む。戦闘中に何度もチラ見せされた豊満な臀部。レオタードの食い込みを直す仕草に劣情を抑えるのが大変だった。
そんな雌が自ら毒牙にかかろうとしているのだ、指揮官にとってこのチャンスを逃す手は無い。
紳士的に2Bの腰に手を回した指揮官の手が空を切る。
「触らないで」
「チッ……悪かった」
舌打ちは最小限、2Bに聞こえないように意識したがアンドロイドの性能を馬鹿にしてはいけない。しっかりと舌打ちは2Bの耳に届き、僅かな苛立ちを生み出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ぷっ……小物」
「グフッ!!ッッ!!」
冷笑からの完璧な責め。もしも指揮官がドMだったら今頃女王様が誕生していた所だが、いかんせん指揮官はSだ。一物もどちらかと言えば9Sよりだ。
「ほら、大きくしてみて」
崩れ落ちながら視界に入ったのは、雄を挑発するようにスカートを捲りあげ太ももをすりすり擦った2Bの淫靡な姿。いかに心に傷を負っても反応してしまうのが世の末というもの。指揮官も例外ではなく、むくむくと一物が持ち上がり、食い込んだ白を視界に収め、臨戦態勢に突入した。
「……ふんっ」
「―――グボァア……」
指揮官自慢の一物を視界に捉えた2Bが鼻で笑う。途端に力を失い始めた指揮官の指揮官。はっきりと小さいと言われた9Sの方がまだマシだったのかも知れない。
「……小っさ」
崩れ落ちた指揮官の哀愁漂う姿に言葉を投げかけ、2Bは部屋を出ていった。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
自室に戻りデータの分析を行おうと考えた2Bの脚が止まる。データ分析よりも優先すべき事が脳裏を掠め、目的地を変更した。
至極合理的な思考。ここから自室に帰るよりも彼の家に行く方が近い。データの分析を行うにあたり、今一度確かめる必要性もある。決してむらむらした訳でもなく、二人の一物を見たことにより本物を確かめたくなった訳でも無い。只々、合理的な思考で2Bは歩く速度を早めた。
歩く速度はどんどん早まり、もはや小走りとなる。駆けるような速度に変わる頃には、目的地が視認できた。
「……あ♥」
急速に低下する速度。逸る気持ちとは裏腹に脚は重く、速度は落ちる―――遂には目的地の眼の前で足が止まった。
「♥ ……///……」
どうしようもなく騒つき、もやもやうずうずと落ち着かない。
立ち止まった2Bは徐ろに髪を弄り、無意識に騒つく心を落ち着かせる。無心で整える必要の無い髪を、衣服を、理解していない心のざわつきを沈めようと手を動かした。
「な、なにか、理由を……」
近づこうとしては、後退り。腕を組み、意味もなく歩き回る。
思考が安定しない。胸が高鳴り、落ち着かない。どうしようもなく心臓が鼓動を早める。
緊張などしたことが無い2Bが理解出来るはずもなく。惚れた腫れたを理解したつもりになっている2Bが自身の心を理解出来るはずもない。更に言えば心を否定する2Bが心を理解するには相応の時間とケアが必要だ。
「あ、あのー……つーびーさん、どうかしましたか?」
「!!!?」
声が脳を犯し、頬が高揚し紅く染まる。これは呪いかそれとも罰か、それともエラーなのか……2Bにはどうでも良くなった。感情を持つことは禁止されているが……この世界では禁止されていない。理屈など無く普段の2Bなら理解しようともしないが、何故かこの考えが正解だと確信できた。
「……はえ?」
自然な動作で戦闘用ゴーグルを外し、2Bは彼を見つめる。それだけで、まっすぐ進もうとしなかった脚も、自然と彼に向かって動きだした。
「す、すごく……お綺麗ですね」
「っぅ♥ ……/////」
逸らしそうになる瞳を制御し、紅く染まる頬を自覚し、彼に近づく。怯えたように後ずさった彼の姿に胸が締め付けられた。どうして後ずさるのか、どうして逃げようとしているのか分からない。分からないが逃さない。
「……ァ、ゥェ……ヒッ!!」
瞬きの間に距離を詰め、彼を腕に抱きしめた。
「へ!?……へ?へへ!?……やっわ!?」
「♥ ……///……ん♥」
言葉に詰まり声が出ない。それが心から生まれる現象であることを2Bが理解する日は来るのだろうか。
うるうると潤みを帯びた瞳、紅葉のように紅く染まった頬。そんな2Bの顔を見た彼の行動は早かった。
「つーびーさん、中に入りましょう」
「♥ ……///……ん……わかっ、た……♥」
腰を強く抱かれ、引き寄せられた2Bは抵抗すること無く―――店の中へ消えていった。
3連休を執筆で満喫しちゃった!
『ニーアコラボお品書き(予定)』
30 2B エロ
31 2B エロ
32 A2 導入 〜 不明
となる予定です。