※この作品はR-18です。

ニケ専用マッサージ店へようこそ   作:もみにい

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ちょっと長めかも。


038 シュエン

 恐怖体験から数日。ボルトは回復してリターちゃんへのストライキを決行していた。ポッドくんが言うにはリターちゃんの犬使いが粗いらしい。戦場では常に走馬灯を見せられ、ラプチャーから逃げる乗り物にされる。自分の上で遠くを見ながらチンポと呟かれるのはもう御免だそうです。可哀想に。

 

 なにげに有能な2Bちゃんやら犬の言葉を翻訳できるポッドくんだったりと、我が家のテクノロジーが凄いことになってるような……うん、そんなことより、未だに腰に抱きついてる2Bちゃんをどうにかしないと駄目ですよねー。

 

「2Bちゃーん、そろそろ離してくださいよー」

 

「いやです」

 

 ずるずる。

 

「もう半日になりますよー。歩きにくいですしやめましょーよー」

 

「やぁですぅ」

 

 ずるずるずる。

 

「電池切れです。充電中ですー」

 

「もー……慣れてきたけどねー」

 

 腰に引っ付いた2Bちゃんを引きずりながら移動するのも大変なんですよ。器用に体重を分散させてるから体に負担は無いですが、その技術力は違う方面で使ったほうが良いと思うんだよね……これについてはポッドくんも頼りにならないからなー。親馬鹿ですからねー。

 

「そういえば、ご褒美は決まったんですか?」

 

「!!まだです。少し真剣に考えます。ポッド端末を持ってきて」

 

 あまりの変わり身の速さにポッドくんもため息をついてますよ。完全に機械の外見なのに呆れた感情が伝わるのって凄いね。呆れながらも端末を2Bちゃんに手渡す所とか、やっぱり親馬鹿ですよポッドくん。

 

 やっと腰から離れてくれた2Bちゃんは端末片手に真剣な表情で悩みまくってるし、ポッドくんもそんな2Bちゃんに助言をしている。凸凹コンビってこういう事を言うんでしょうね。案外バランスの取れた二人を尻目に、開店に向けての準備をのんびり進めていく。

 

 前哨基地の立入禁止が解除されないので急いで準備する必要はないんですが、いつでも開店できるよう準備をしっかり行うのもプロの嗜みです。

 

 そう、プロの嗜みなんですが……むらむらすれば2Bちゃんが抜き抜きしてくれるんですよね。そのおかげで、昔みたいなガツガツ感が無くなってしまっている気がします。順風満帆な性生活にも意外な落とし穴があることに気づいてしまいました。これは由々しき事態です。

 飢えや渇きは最高のスパイスと言いますが、正にその通りです。地上任務で食べた即席麺が一番美味しかったなんて指揮官界隈ならあるあるである。そりゃースネークさんも全回復するよなーなんて言いながら笑いあったのは良い思い出です。

 

 少し逸れてしまいましたが、要するに何が何でも手に入れようとする欲望が薄れてしまっている。しかし、それも仕方ないのかも知れません。

 だって、こうやって徐ろにチンポをぼろんと剥き出しにしてみれば、あら不思議―――

 

「れりゅ♥ れるれる♥ ちゅっ♥ ぺろぺろ♥」

 

 ―――フィッシュッ!!

 

 なんということでしょう。あれだけ真剣な表情をしていた2Bちゃんが音もなく跪いてチンポを舐めているじゃありませんか……正真正銘、匠の技です。

 

 女の子座りでペタンと座り、両手を地面に付けておっぱいを挟んで強調するとか、流石2Bちゃん分かってる。上目遣いでぺろぺろ物欲しそうに舐められるとめっちゃムラムラすっぞ。

 

「れっ、りゅ♥ ふーぅふーぅ♥ ふーぅふーぅ♥ れぉれぉ♥」

 

 あっつい吐息がチンポを擽り、みるみる内にコーティングされたチンポがバッキバキに仕上がっていく。舌ベラがねっとりと竿に纏わりつき、舌先が生きているかの如く這いずり回る。鼻息を粗くしているのも大変えろえろでよろしい。

 

「っふーっふー♥ っふーっふー♥ ぢゅぢゅ♥」

 

「ホント2Bちゃんってめっちゃ可愛いよね」

 

「そ、そんなこと♥ ……ありません♥ ……ちゅ、ちゅむちゅむ♥」

 

 頬を染めてチラチラ見ながらのチンポキス……ハァーッ、あざとッ!……でもめっちゃ可愛いな。おい、誰だ2Bちゃんに性癖を詰め込んでる奴は!?良いぞッ!もっとヤれッ!!

 

「んぅ♥ ……ちゅ♥ ちゅぱちゅぱ♥ ちゅちゅ♥」

 

 あ゛ー゛ー゛くっそ可愛いッ!めっちゃ愛を感じる。もう2Bちゃんと結婚しても良いかも知れない。

 

「咥えて」

 

「っ♥ んぁむっ、れぢゅ♥ ぢゅぢゅりゅ♥ れぢゅりゅ、ぢゅれりゅろ♥」

 

 すっごい嬉しそうにしゃぶるんだよなー。なんか心が洗われる気分です。これがリア充というヤツなのでしょうか。やはりアイツらは絶滅するべきです。

 

「お、っ……ふぅ〜、2Bちゃん上手くなったねー」

 

「まふたーのためにふぁんまひまひら♥」

 

「ありがとねー。でも咥えたまま喋らないの、喋るかしゃぶるかどっちかにしなさい」

 

「ふぁい♥ ぢゅぢゅりゅ♥ れりゅろぉ♥ ちゅれ、ちゅぷっ♥」

 

 うん。迷いなく咥えるを選択するところが2Bちゃんっぽいよね。あー、すっご。やっぱおくちまんこめっちゃ上手くなってる。

 

「れぢゅ、れぢゅじゅ♥ ぢゅじゅ、ぢゅぱじゅりゅ♥ まひゅはぁ♥ ぢりゅぢゅ♥ まひゅたぁぁ♥」

 

 舐めながらくちくち水音を鳴らし始めた2Bちゃん。お掃除確定演出ですが、どちゃくそにえっちぃから許してしまう。もうこうなったらおくちまんこで終わるわけもなく。ほっかほかに仕上がったチンポを取り上げてチン乞いお強請りを強要するのも仕方ないよね。

 

「んぢゅ、っあ♥ ぁ、ますたぁ♥ ますたぁあ♥」

 

「チンポ欲しい?」

 

「おちんぽぉ♥ ……おちんぽ欲しいです♥ おまんこ……寂しいですぅぅ♥」

 

 膝を地面に付けて大きなお尻をふりふりしながらおまんこアピールされたらチンポ突っ込む以外の選択肢は無いと思います。

 

「ぁ♥ ぁ、ぁ゛♥ っ、ぅ゛ぁ゛、ふっ、かぁあ♥ ……ふーぅふーぅ♥ っひぅ、ひっ、ぐぅぅ゛♥ っふーっふーっふー♥」

 

 あー、やっちまった。毎回こうなるんだよねー。気持ち良いから仕方ないかなー。

 

「ぁ゛ぁあ♥ おっきぃぃ゛♥ ぉ゛、ぉぐぅ゛♥ っ゛―――〜〜〜゛♥ ……はぁはぁはぁ♥ ふぅふぅ♥ ……ぁぅ♥ しゅごっ゛♥」

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 朝からぬっぷりハメ倒して、艶々ぷるんぷるんに出来上がった2Bちゃんは下手人の情報を集めるために泣く泣く出かけました。本当に涙目だったからあまり突っ込めなかったけど、最初のクールっぷりはどこに捨ててきたのでしょう?

 

 2Bちゃんに文句なんて一切ありませんが、こうも毎日同じ生活をしていると少々味変をしたくなるのが男の性。リターちゃん?……リターちゃんの味変はもう十分です。幼女はおっちゃんがチラつくからノーセンキュー。時々だからこそ良いってモンだ。

 

 護衛として託されたポットくんと戯れていたが、真面目に相手してくれるからちょっと辛くなってきた。冗談とか丁寧に解説されると、ちょっとね。

 

「あー……ねーねー、ポッドくんってさー、2Bちゃんの写真とか持ってないの?」

 

『解答:持っている』

 

「お、マジで!見せて見せて」

 

 ポッドくんの一言から始まった2Bちゃん鑑賞会。凛々しい2Bちゃんと恋する乙女の9Sきゅん。そういえば9Sきゅんとかおったんや。どこいったんやろか?

 野郎なんてどうでもいいので脳みそからポイして2Bちゃん鑑賞会の続きを進める。巨大なロボットからの攻撃を宙を舞いながら華麗に躱す2Bちゃん。腕を組んで遠くを眺めている黄昏2Bちゃん。服が破れてちょっとえっちな2Bちゃん。スカートが完全に無くなったえちえち2Bちゃん。スカートがない上に水に濡れて太腿がテカってるドスケベ2Bちゃん……あれ、流れおかしくない。

 

「っと次の写真は…………ふーん、えっちじゃん」

 

 はしごを登る2Bちゃんのローアングルショットが映し出され思わず本音が漏れてしまう。

 しかもコマ送りに何枚も撮影されてる。むちむち太腿肉とぷりんぷりん尻肉の躍動がポッドくんのプロ意識を感じさせる一品だった。

 

「ふーん、めっちゃえっちじゃん」

 

『提案:生殖活動の記録を保存するべき。サンプルとしての活用を推奨』

 

「……へ?」

 

 な、なんだと!?このむっつりすけべ、シレッとAV撮りませんかって提案してきやがった。なんて分かってるんだ。ポッド042くん。君は今から親友だ。

 

 二人して阿吽の呼吸で握手を交わす。二人の間に言葉なんて必要なかった。そうポッドくんには心のデカマラが宿っていたんだ。あの写真の数々はマラがないと撮れないエロスに溢れていた。

 

「警戒:何者かが接近中」

 

「え、まじ?」

 

「報告:マジ」

 

 ポッドくんの言葉に従い親友を盾にして警戒していると自動扉が開いた―――むらさき??隣には、すこぶる笑顔の金髪ロリ……ではなく、明らかにご機嫌斜めなピンクロリ……ドSのロリ枠、ユニちゃんがいた。

 

「ま、またのご来店をおねがいしますッ!!!」

 

 は!?な、なんで!?なんでミシリスのメスガキがいるんだよッ!?―――アポ無しとかフザケンナッ!!殺す気かッ!?殺されちゃうんですか!?

 

 ミシリスの会長件社長とか、よく分からん肩書をお持ちのCEOシュエン様がご来店。速攻でひれ伏し頭を地面に擦り付けて懇願する……誰だってそうするよォオ!!

 

「……ちゃんと躾が身についてるわね。お前のそういう所は好きよ」

 

「ははーーッ!有難き幸せ!」

 

 開幕直後のジャンピング土下座はもしもの時を考えて何度も練習を重ねた必殺技だった。考える前に体が動いたのは不幸中の幸いである。指揮官という後ろ盾を無くした一般ピーポーが関わる事なんて無いと思っていたが、念の為に復習しておいて本当に……本当に良かったッ!!

 

 状況を……状況を整理しましょう。

 

 三大企業のCEO様が何故かご来店です―――もしかして、今日が命日ですか?因みにさっきの好きはラブじゃないから勘違いしたら絶対駄目ッ!ライクでも無いんDEATHよん……うんこ製造機の中ではマシという意味だから決して間違えてはいけません(一敗

 

「頭を上げなさい」

 

「いえいえいえ!恐れ多い!!」

 

 これも罠です!ここで頭をあげたら素晴らしき蹴りがクリーンヒット(二敗

 

 シュエンちゃんの蹴りって芯に響くっていうか……バレない程度に受け流そうとしても地味に痛いんだよね。絶対密かに練習してるよ。

 

「はぁ……あげろ」

 

「はい!!」

 

 ガバッと顔をあげると、艶々と輝くむっちりおみ足がスラ〜リ―――フゥー、おぱんちゅえっちです!!……こんのメスガキッ、また際どいの履きやがって、おかず提供あざますッ!!……ああ、くっそ笑顔です。笑顔って本来は威嚇なんですって奥さん。

 

「この店は客に飲み物も出さないの?」

 

「最高級のを用意いたします!!」

 

 キングオブメスガキことシュエンちゃんが嗜虐的な笑みを浮かべて満足そうに笑ったのを尻目に、急いでお飲み物の準備に取り掛かる。頭が混乱して良く分からない事になっていますが、取り敢えず即殺は無さそうで良かった。一体全体こんな辺鄙な所に何故シュエンちゃんが来たのか分かりません。分かりませんが、命の為ならどんな所でもぺろぺろします!……だから、許してくれませんか?

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「お、お待たせ致しました!本物の珈琲です!!」

 

 本物という点を強調しながら音もなく珈琲を差し出す。そのまま直立不動で気をつけの姿勢を維持したまま、シュエンちゃんの一挙一動を見逃さないよう視線を送り続ける。

 シュエンちゃんに失礼な態度を取った同僚が何人も悲惨な目にあってきたのを知っている。もしシュエンちゃんが龍ならば、全ての鱗が逆鱗で出来ているのは確定です。因みに逆鱗は弱点ではない……それって地味に最強の生物では?

 

 しかし、なんか違和感があります。いつも通りに見えるんですが、なんかね……ちょっと、化粧濃くないですか?いつも殆どすっぴん状態なのに、目元とかなんか隠してるような。

 

「へえ、なんでこんなの持ってるのよ」

 

 カップを手に取り中身をくるくる回していたシュエンちゃんが不意に視線を投げかけてきた。

 

 流し目がなんだか色っぽい。不覚にもドキドキしてしまう。ビジュアルだけはニケにも劣らない完璧っぷりなのに妖しい色気さえも身につけてしまったのか!?コアなファンが沢山いることも頷けますね。シュエンちゃんロリの姿で出して良い色気じゃない。

 

「指揮官時代にちょろまかしました!」

 

「そっ。いただくわ」

 

 ブラック珈琲をふーふーするシュエンちゃんロリの姿。命が掛かった状況でこんな事を言うのもあれですが……なんだか覇気が弱い気がする。ホント、黙っていてニコニコしてれば最高に可愛いのに……ん?黙ってニコニコするシュエンちゃん―――誰だオメェ!?

 

「―――ん、悪くないわね」

 

「ありがとうございます!!」

 

「取り敢えず座れ……ハァー、椅子に座れ」

 

 あ、床じゃないんですね。

 

「……ふ〜ん」

 

 本気で疲れているのか目頭を抑えるシュエンちゃんの横に座ると、鋭い眼光が舐めるように貫いてきた。そ、そんなに見られると興奮しちゃいます。具体的には生存本能がビクビクすりゅぅう!

 

「認知的不和を不完全ながらも克服ね〜……本当に?」

 

 メニュー表をヒラヒラさせながら疑り深い目を向けてくるシュエンちゃん。シュエンちゃんへの回答は、ハイかYESです。NOも通じる時はありますが、曖昧な言葉は死にたくなければやめましょう(一敗

 

「可能です!」

 

「鬱陶しい。普段通りに喋りなさいな」

 

 は?シュエンちゃんが―――デ、レた??

 

「―――え、良いんですか?」

 

 この瞬間アークにラプチャーが攻めてくると言われても信じてしまうレヴェルの仰天ニュース!『#シュエン、デレる』でこの映像をアップしたらサーバーがパンクするんじゃないですか?

 

「ふーっ……ん、いいわよ」

 

 珈琲を飲み吐息を吐き出したシュエンちゃんがボソリと呟く。心なしか少しだけ憂いを帯びているような熱っぽい吐息がなんかヤバい。憂いを帯びたメスガキとか新ジャンルです。ちっちゃな舌でぺろりと唇を舐めるのもポイント高い―――それにしてもマジでデレてるやん……どういう風の吹き回し?あれか、上げて落とすってヤツですか?

 

 とにかくシュエンちゃんの情緒が不安定にならないように努めましょう。ダテにシュエンちゃん理解度検定準1級を取ってない。目的は一切分からないし、命の保証も無いけれど……出たとこ勝負で頑張るのはいつも通りです。

 

「アンチェインド」

 

 へ、へけ?

 

「!!?」

 

 は、ハ●太郎!?

 

「―――やっぱり……知ってるのね」

 

 糞ネズミがッ!!―――はい、詰んだ。短い人生でした。来世に期待しましょう。もし生まれ変わるならイケメンなウサギになりたいです。アイツらずっと発情期らしいからブサメンに生まれてもえちえち出来る可能性がグーンと上がります!

 

「何で知ってるのかはどうでもいいから、知ってる情報を全て話しなさい」

 

「は、はい―――ひ、一つだけお願いしてもいいですか……」

 

 知ってる情報を洗いざらい吐かされたらお役御免でしょう……でも、情報を小出しにしてもバッドエンドは確定です。

 

「……いいわよ。聞くだけ聞いてあげるわ」

 

 く、首の皮一枚……ここが人生の岐路です。ここで選択肢を間違ったら死ぬ。間違わなくても死ぬかも知れない……あれ?やっぱり詰んでないかな?……よーく考えてみよう。助命を懇願したとしましょう―――

 

『殺さないで欲しいんですけどー』

 

『殺さないわよ、今はね…』

 

『今だけですかー?』

 

『良く分かってるじゃない、今だけよ』

 

 ―――はい、バッドエンド。直接的なお願いは悪手です。

 

「おい、私が暇じゃないことくらい知ってるでしょう」

 

 机を指でトントンしながら不機嫌を隠さないメスガキ様。直接なお願いは絶対にバッドエンドだ。絡め手を考えなければいけない。そうなると、どうしても気になっている点を責めるしかない。そのまま有耶無耶に出来る可能性もあるという淡い希望も込めてシュエンちゃんに提案した。

 

「あ、あの……もしかして疲れてませんか?マッサージ受けて欲しいなーとかお願いしてみたり……」

 

「ハァ?そんな暇……ないのよ」

 

 普段ならここで銃なり足なりが飛んでくるはずなのに……こない。これって意外と正解なんじゃないのか?キングオブメスガキが声を荒げたりもせず、本当に辛そうに眉間を抑えてる。

 これは何かあったとしか思えない。アンチェインドの情報を求めていたり、こんな辺鄙な所まで情報を探しにきたり、しかもメティス、ラプラスを連れずにユニちゃんを連れてきたのが凄く引っかかる。

 

 ラプラスに何かあったのか?それでメスガキが必死に足掻いているんだとしたら……辻褄があう。あの窓ガラス破壊魔がどうにかなるとは思いませんが、大規模作戦直後という点からも可能性としては低くない。

 

「分かりました。お願いはマッサージにします。疲れを取りますからお仕事も捗りますよ」

 

「だからそんな暇―――」

 

「態々こんな所に来るほど切羽詰まってるんでしょう?任せて下さい。疲れてると良い考えも浮かびません。マッサージを受けてくれたら、アンチェインドについてお話します」

 

 簡単な論理のすり替え。いつの間にかこちらから提案したみたいな構図を作るのがポイントです。こんな手は普段のシュエンちゃんには通用しませんが、疲れ切ったメスガキ状態のシュエンちゃんなら通用しませんかね?

 

「…………分かったわよ、さっさと終わらせるわよ!」

 

 え、イケるやん。九死に一生とはこのことですね。

 

 我が物顔で歩いていくシュエンちゃんの後を追随する。迷いなく施術室に向かう足取りがちょっと怖いんですが、どうにかマッサージ中に生き残る策を考えなければ……2Bちゃんカムバーク。

 

『調査:録画の開始』

 

 不穏な機械音が聞こえたような……まあ空耳でしょう。

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 着替えは不要と言われたので、そのまま施術室にご案内……するまでもなく勝手に入っていった。何で知ってんだよッ!なんて焦る間もなく、速攻でカメラを遮ったよね。ジロジロと見渡したシュエンちゃんに内心ビクビクしながらも、なぜか着いてきたポッドくんとアイコンタクト。

 

(カメラ隠して!!バレたら殺される!!)

 

(任せな!!)

 

 良かった。流石はポッドくん、心の友よ。何を考えてるのか分かんないけど大体あってるでしょう。彼も心にデカマラを持つ紳士ですから。

 

「ふ〜ん、悪くないじゃない」

 

「ありがとうございます」

 

 シュエンちゃんのマッサージ映像とか持ってるだけで命の危険がてんこ盛りです。映像に残したい欲はあるけど……命を捨てるまでの価値は―――正直感じないよね。ロリだし、メスガキだし……ま、負け惜しみじゃないやい!

 

「お召し物はどうしますか?」

 

 念の為、シュエンちゃんから視線を外し尋ねるとナニカが頭に降ってきた。

 

「はへ?!!?っぶッ!?」

 

 おう……っふ……さ、流石メスガキ……脱ぎっぷりが凄まじい。一切の躊躇無しかよ、ごちそうさまですッ!!むしろ人間だと思われていないんじゃないかと疑ってまう。

 

「ちゃんと皺にならないようにしておきなさい」

 

「は、はは、はいぃ!!」

 

 おっふ、おっふッッ―――えっちですよ!この幼女すけべです!!真っ白なお肌が輝いてやがるぅう!!

 

 投げ捨てられたお洋服をダイビングキャッチしながらシュエンちゃんの脱ぎっぷりをついつい視姦してしまう。ブラジャーも透け透けでぱんつも透け透け……えっちしに来ましたって言われても驚かねーぞッ!?

 

「ほら、落としたらお仕置きだから」

 

「!!」

 

 小さなお手々がえっちなブラを外して、空に放り投げられる。それを犬のようにキャッチしながらも、視線は慎ましい膨らみに釘付けだった。

 くそッ、えっちな乳首してやがる。手の平サイズでぷるんと震えたちっぱいの先端にはツンと尖って上を向いた乳首様……クルリと反転してお尻を突き出したシュエンちゃんのお手々が腰骨に差し掛かり、またしても視線が奪われた。

 

 ゆっくりと焦らしながら下がっていく布。クイッと突き出されたお尻から守りがずりずりと下がり、ピンク穴が見えてしまった。

 

「……ッッ!?……ッ゛〜〜!!」

 

 ぴくんと窄まったケツアナが滅茶苦茶にえろくてチンポ勃ちました。ええ、まあ、えっちっすね。すっごいっす。一瞬しか見えなかったけど、どちゃくそにえっちやったで。

 

「ふん」

 

「―――ッ!!」

 

 魅惑のえち穴に見惚れてしまっていた。ぽいっと投げられた透け透けおぱんちゅが危うく地面に落ちる所でしたよ。

 ほんのり暖かな体温を感じ取り息子がビクビクと脈打つのは生理現象でしょう。

 

「あッ……ぶねッ」

 

 フゥ!危ねー危ねー。もしも地面に落とすような事があったら殺される所でした。こんな絡め手を使うなんて油断ならないメスガキですよ。身体はもう赤ちゃん作れそうですがね!

 

「さっさと準備して、さっさと終わらせて、さっさと全部話しなさい」

 

「は、はい!!少々お待ち下さい!!」

 

 皺にならないよう、丁寧に丁寧を重ねて衣服を丁重に扱う。特にブラとパンツは丁寧に扱わなければなりません―――ほんのり体温を感じ取れて最高です!!ああ、このままクンクンしてシコシコしたい!!絶対いい匂いするって!クロッチ部分は……ん?ちょっと湿っ―――

 

「おい、早くしろ」

 

 ―――くっそ、も、もうちょっとッ!ちゃんと確認したかった。けれどシュエンちゃん雌の姿がお怒りです。絶対濡れてたって!絶対……多分……いや、やっぱり汗かもしれません。

 

「お、お待たせしました!!」

 

「ん、早くはじめなさい」

 

「はい!」

 

 うつ伏せに寝転んだシュエンちゃんの視線を感じながら手袋をつけようとして、待ったが掛かる。

 

「手袋いらないわ。肌が荒れたらどうしてくれるのよ」

 

「肌荒れ、ですか?」

 

「そうよ、特別に素手でいいから早くなさい」

 

 そんな繊細なお肌してないだろがと思いつつも、シミ一つ無いむっちり赤ちゃん肌は確かに綺麗だった。むしろ素手で触った方が荒れそうな気がするけど、せっかくお触りの許可が出たんです。素直に従います。

 

「オイルマッサージですが、構いませんか?」

 

「……んっ、良いわ、早くしなさい」

 

「アレルギーとかありますか?」

 

「無いわ」

 

 そっかー、じゃあ、念入りにお肌をさすさすしてあげますねー。ちゃんと足先から首筋まで、余すとこなく念入りにお触りさせてもらうとしましょう―――それにしても、意外とお尻のボリュームがあるからムチムチしててヤバいですね。ちんこビクビクしっぱないです。

 

 勃起してるのは多分バレてるが、私の身体で大きくならないのは不敬とかって難癖つけられても嫌なので、このままガチガチスタイルで行きましょう。ナニも言ってこないという事はきっとこれが正解ですよ。

 

「それでは、マッサージを始めます」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 やっぱり、触り心地は極上の一言。ニケとは違って老廃物や垢とかも溜まるはずなのに、こんなに綺麗な身体してるなんて普段からしっかりと時間を掛けてケアしている……させている証拠ですね。足首とかは特に垢が溜まるはずですが……ちょっとだけしか出てこなかったんですよねー。でもちょっとでも垢が出てきて安心しました。ちょっとシュエンちゃんニケ説を疑っちゃいましたよー。

 

 それにしても本当に極上のメスガキですね。もっと柔らかそうな所をぷにぷにしたいのですが、一応は疲れを取るためのマッサージなので真面目にやりましょう。

 

「…………すぅ……ん……すぅ、すぅ……」

 

 本気で真面目にマサージを施しているとメスガキちゃんがすやすや寝息をたて始めた。あらあら、お眠だったみたいですね。罠の可能背も捨てきれませんが、そんな搦手をメスガキ覇王様がするとは思えません。

 

 しかし念の為、罠かどうかを確かめるためにも背中のマッサージから徐々にちっぱいへと手を進めていく。慎重に慎重に、窮屈に潰れて広がった乳肉へと指が差し掛かり、ぷよぷよぷにゅぷにゅを味わった指先から幸せが流れ込んできた。

 

 おっふ、ぷりっぷりやん。ちっぱいの癖してちゃんとおっぱいやんッ!?もうちょっと指を沈めても―――

 

「…………んっ……」

 

 ―――っしッ!!マジで寝てるやんッ!!

 

「シュエンちゃん?……シュエンちゃーん?」

 

 多少身体を揺すっても起きないメスガキ。気持ちよさそうにすやすや眠っている顔からは普段の邪悪さは感じられず可愛らしい。ぷりぷりの赤ちゃん肌を無防備に晒して寝てしまうとは……こんなの、こんなの―――

 

「……ごくりッ」

 

 ―――ちょぉっと際どい所攻めていきますね〜。お……おお?……おおお!?うっわ太腿に包まれるのヤッバ。筋肉なんて捨ててきたお身体ぷっにゅぷにゅですよ。腰なんてぷりゅんぷりゅんだよ!つんつんしても、撫で撫でしても反応が……無いッ!―――やっべ、ドキドキしてきた。

 

 息子に相談してみると、即座にやっちまうかと返ってきた。流石にどちゅる訳にはいきませんが、ちょっとくらいお身体を使って息子をあやしてあげてもいいでしょう。

 

 えちえちに頭が支配され行動に移そうとした時―――あまりにも無機質な声を浴びせられた。

 

「ねた?」

 

「!!?」

 

 煩悩に支配されかかった頭が一瞬で冷える。

 

「へへへ、ばきゅーん」

 

 こちらの動揺には目もくれず、小さく呟いたユニちゃんに指先を向けられたシュエンちゃんの身体がぴくんと反応した。

 

「―――ぁ゛、がッ゛…………すぅーすぅ……」

 

 大きく跳ね上がったシュエンちゃんが断末魔をあげた気がするが、展開が早すぎて思考が追いつかない。そもそもユニちゃんは部屋に入るなって言われてたよね?なんでいるの?

 

「な、何したの……ユニちゃん?」

 

「えへへ……えへへへへ♥」

 

 心底嬉しそうに笑顔を見せたユニちゃん。可愛らしい外見に似合った素敵な笑顔だったが―――瞳の闇が全てを台無しにしていた。

 

「ユニね、いっぱい。いーっぱい頑張ったの。頑張って考えて一生懸命練習したんだ〜」

 

 会話が噛み合わない。しかしこういう輩とは無理に会話してはいけない。相手のペースにあわせてどうにか話しが出来るようにしないと命の危険まであり得る。

 

「そ、そうなんだ……すごい、ね」

 

「ユニ……偉い?」

 

「!!?」

 

 笑顔のままカクンと傾げられた首。笑顔なんだが、瞳は未だ闇に覆われている。あまりの恐怖に悲鳴が喉元まで出そうになるも、咄嗟に飲み込んだ。

 

「―――え、偉いよ!ユニちゃんはめっちゃ偉いッ!絶対偉いッ!」

 

「そっか……そうだよね〜」

 

 ヤバイヤバイヤバイ。今のユニちゃんには逆らったら駄目だ。煽てて褒めてヨイショして、なんとかしないと。

 

「ユニね、シュエンにちゃんと休んで欲しいって、身体を大事にしてほしいって、疲れてるから眠ってホシイって……頑張って頑張って、頑張って頑張って頑張って頑張って頑張って……頑張ったの。でも今はこれが限界みたい……だからね、お兄さん―――」

 

 真っすぐな瞳と始めて視線が交差した。闇を纏ってドス黒く、底がない悪意が込められた瞳。それでも、ユニちゃんの瞳は昔よりもずっと生き生きしており、魅力的に感じてしまった。

 

「ユニのかわりにヤらせてあげる♥」

 

「ユニちゃんの……代わり?」

 

「へへっ……そうだよ〜簡単だよ〜。今のシュエンなら足を銃で撃っても気づかないの。千切っても気づかない。骨を折っても、ナイフでいっぱい刺しても……ユニの力が続く限り、絶対に起きない」

 

 あかん。これはあかんやつやった。何が魅力的やねん。完全に病んでる。

 

「でもね、まだ出来ない。ニケは人間を傷つけられないから……お兄ちゃんなら分かるよね」

 

「……NIMPH、ですか」

 

「うん……だからね、まだ駄目。我慢しなきゃ……ねぇ、お兄さん♥ ……ユニのかわり、してくれるよね♥」

 

 心の底から残念な気持ちがユニちゃんから伝わってくる。それでもユニちゃんの要望を飲むわけにはいかない。それだけは無理だ。

 

「な、何をさせようって言うんだよ……シュエンを殺すなんて絶対にやらッ!?―――ッッ!?」

 

「は?そんなことさせない。そんな勿体ないこと……絶対に譲らない」

 

 本気の殺気を浴びせられ、言葉が詰まる。真顔に戻ったユニちゃんはシュエンを一瞥するとニコニコと笑顔を浮かべてゆっくりと近づいてくる。思わず後ずさるが、直ぐに壁まで追い詰められ抱きつくように身体が密着した。

 

「えへへ、ガッチガチ♥ すっごくおっきいね♥ どう?きもちいい?……も〜っと気持ちよく……なりたいよね?」

 

「ッぅ、な、何してんの!?」

 

 痛みで会話するユニちゃんらしからぬ優しい手つき。服の上からすりすり、もみもみ息子を弄られ腰が砕けそうになる。

 

「ヘヘ……へへへ……えへへへへ♥ だからね〜、ユニね……い〜っぱい考えたの!」

 

 顔がうつむき表情が見えなくなったのも束の間、次に顔をあげたユニちゃんの瞳はキラキラと無邪気な光を宿していた。

 

「自分の知らない間に玩具にされておちんちんで悪戯されるのって、すっごく素敵だって思うの」

 

「―――え」

 

 何を言われたのか分からなかった。理解が及ばなくても関係が無いのだろう。だってユニちゃんは、瞳をキラキラと輝かせ本当に嬉しそうな、恍惚に蕩けた表情を浮かべていたから。

 

「おちんちんは元気いっぱい。ねぇ、お兄さんもシュエンでいっぱい気持ちよくなりたいよね♥」

 

 甘く蕩ける声が―――

 

「玩具みたいに、オナホールみたいにしよ♥」

 

 ―――脳に染み渡る。

 

「使い捨てのちっちゃなお人形を使って♥」

 

 どろどろとした闇が。

 

「いっぱいいっぱいおちんちんで乱暴して、ママにしてあげるのもいいかも♥」

 

 ドス黒い悪意が。

 

「知らない間にお腹の中で育っていくの……へへ♥ ぅへへ♥ えへへへへ♥」

 

 甘い快楽と共に耳から流し込まれる。

 

「あ〜〜♥ どんな顔するのかなぁ♥ 想像するだけでぇ……ぞくぞくしちゃう……♥」

 

 すりすり息子をあやしながら、一瞬にして光を失った闇色の瞳。どこを見ているのか分からない深く暗い闇。

 少女の外見に似合わぬ妖艶な手捌きと闇色の瞳。圧倒的な圧力に押されて、尻もちを着いたのがいけなかった。

 

「だからね―――」

 

 ユニちゃんの顔がゆっくりと近づいてくる。熱に浮かされて頬を染め、うっとりと恍惚な笑みを浮かべたユニちゃんにふわりと優しく抱き締められ、耳元から甘い毒が浸透した。

 

「レイプ……しよ♥」




用語解説
【NIMPH】
読みはニンフ。ニケの脳に埋め込まれている不思議制御装置。これがあればニケは人間を攻撃出来ないぞ。

ユニちゃんの力ってどう見ても……ね。
正しい力の使い方って多分これでしょう。絶対にクロウじゃなくてバイパーが裏で手を引いてる気がする。異論は認めます。
もう一つ気づいてしまった真実。クールタイム短縮って……すけべニケしか持ってない気がするの。
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