「大きいねぇ〜!」
百合がショッピングモールを見てはしゃぐ。その姿とても微笑ましいものだけど、昨日のことが脳に焼きついて離れてくれない。
俺は、昨日あの子のチンコをフェラして…バキュームまでして。それだけじゃなくてしなしなになるまでずっとチンコをしゃぶっていたということが。
あんな天真爛漫に笑う幼女も立派なふたなりだと嫌という程分かってしまった。それに俺も……。
「柚ー!早く行こー!」
数メートル離れたところにいる百合は大きく手を振って笑顔で満ちている。俺より数歩後ろにいる母は俺を見守るようにこちらを見ている。
「切り替えろ。俺はやれる奴だ」
そう言い聞かせて小走りで百合の前へと移動する。数秒ほどで到達した俺の手をがっちり握ってそのまま百合が走り出す。握られている俺は走ることを強制され、仕方なく百合と並走する。
「はぁ…あの子達は…」
微かに後ろから呆れた声が聞こえたけど母はなんともこともなく付いてくるのだろう。そんな信頼を勝手に寄せて俺は前を見る。
大きなショッピングモール。特に俺たちの視線だとより大きく見える。大人目線でも大きいだろうがな。
「あははっ!柚もうバテてるじゃん!」
「うっさい…!あんま体力ないんだよっ!俺は!」
基本インドアなので体力がそんなにあるわけでもない。百合が来てからはよく外に出るようになったけど、基礎体力は別に高いわけじゃないし。
ショッピングモールへと入り俺たちを出迎えたのはたくさんの店。小さな子供にはとてもキラキラして見えるものだ。
「柚っ!お店がいっぱいだよ!!」
「あ、ああ…そうだな…はぁ、はぁ…」
短い距離とは言えど全力で走れば疲れもする。なのに百合は全く息切れもないし、目の前にある店々に目を輝かせている。お前の方がキラキラしてんだよ。略しておまきら。
「柚、百合ちゃん。危ないから走らないの」
難なく追いついた母はそう言って釘を刺すが果たして百合は走らずに済むのか。俺は普通に歩くけど。
「義母さんごめんなさいっ!でもショッピングモールって初めてで!私楽しくって!」
飛び跳ねながら瞳をキラキラと輝かせる百合。本当に楽しいみたいだ。まあ新鮮というかワクワクする気持ちは分からなくもない。
これだけ広い場所にどれだけの店があって、どんな物があるのか。ちょっとした冒険だ。
俺としては別に何も思わないが、百合が楽しそうにしているのなら何よりだ。
「たくさん人がいるんだから迷惑かけちゃダメよ?」
「はーい!」
元気よく手を挙げて返事をする百合。俺にもこんな時期があったのだろうか。まぁどちらにしても百合のストッパーに努めよう。
「百合ちゃん行きたいところはある?」
「全部!」
母の質問に爆速で答える百合。一通り何がどこにあるか把握しておきたいのは分かる。だが俺の足が棒になるのは確定した。
「あはは…百合ちゃん元気ね。朝から来て本当に良かったわ…」
お昼からとかだったら確実に夜までコースだったもんな…。母が朝から提案してくれて本当に良かった。
「柚!義母さん!ほら行きましょうっ!!」
そう言って俺と母の手を取りぐいぐいと引っ張る百合。他のお客さんは温かい目で見てくれている。元気なのはいいことだしね。
そうして俺は明らかな渋々顔で、母は苦笑いで、百合は満面の笑みでショッピングモール探検がスタートした。
ーーー
私の演技は完璧だろう。ハイテンションで笑顔で元気な子として確実に二人のイメージに刷り込みを続けている。義母さんは明らかに半ば諦めの境地で肝心の柚はめんどくさいですと顔に出ている。
正直過ぎるのもどうかと思うけど、それが柚の魅力の一つだしね。
服、アクセ、文房具、玩具、駄菓子。様々な物を見てからのお昼はうどんにした。お互いにあーんさせ合ったりもしてその時にも私との間接キスや食べさせ合いの抵抗感を無くしておく。
最初は猛烈に嫌がった柚を説得してあーんをさせ合う。周りには微笑ましく映る仲睦まじきこととなる。
人間一度ラインを越えてしまえば段々と嫌悪感がなくなるもの。友達と言えど間接キスが無理など段階がある。
なのでこの小さい頃に取っ払っておけばこれから柚の深層には私とのあーんや間接キスも嫌がることが少なくなり、成長して拒否してきたとしてもそれは恥じらいであり、嫌悪ではない。
中学生辺りでもう一度仕掛け、反応を確かめるなどをしておけばいい。
お昼も食べ終わりまた再び様々な店を巡る。午前に一階を回り、午後に二階を回る。完璧なスケジュール管理だ。
流石に柚は疲れたのか段々と歩く速度が遅くなっている。義母さんはへっちゃらのようだ。私も少しずつではあるが疲労が溜まっている。
二階も回り終えた後のこと。
「もう…ムリ…」
義母さんに寄りかかる柚はもう歩けないのか義母さんの足にしがみついてる。そんな柚を義母さんは抱き上げてお姫様抱っこをしてこちらへ視線を移す。
「柚もこんな状態だし、百合ちゃんも疲れたでしょ?そろそろ帰りましょう」
ニッコリと微笑む義母さんに同意して車へと戻る。流石に私も疲れた。車の中で寝てしまいそうだ。
運転席に義母さん。後ろに私と柚が座りシートベルトを締める。それを確認した義母さんはエンジンをつけ、程なく発進した。
ショッピングモールに別れを告げ、数分経った頃。柚は既に夢の中でスヤスヤと寝ている。そんな柚を見てこちらにも睡魔が襲いかかってきた。
そんな時だった。
「百合ちゃん。柚を泣かせたら承知しないからね」
こちらをバックミラー越しに見つめる義母さんの目は鋭いなんてものではなくて、平常時の義母さんからは想像もつかないものだ。
「……はい。娘さんは必ず幸せにします」
「………頼むわね」
一気に目が覚めたのと同時に冷や水をぶっかけられた気分だった。
ーーー
和氣家についても柚はスヤスヤと寝たままで、リビングのソファに柚を寝かせて毛布をかけ、もう一つあるソファの上で私も寝ることにした。
ちょっとした仮眠のようなものだけど、義母さんが柚に付き合うにはちゃんと寝ておいた方がいいと言ってくださった為である。
実際は私も柚も翌日まで目を覚まさなかったのだけれど。結局義母さんが私たちを布団に運んで寝かせてくれたようで起きた私と柚は二人で頭に?を浮かべていた。
そのお泊まり会以降も平日だろうとどちらかの家に行って一緒に寝たりご飯を食べたりして過ごしている。
朝になればうちに戻り学校の準備をしてまた一緒に登校する。
そんな他愛のない日常を過ごしつつ、柚とのスキンシップは欠かさない。
手を繋ぐのは当たり前にさせ、間接キスなぞなんのその。一緒にお風呂も当たり前になっていき、その度に柚には私のおちんぽをしゃぶらせて味を覚えさせた。ただそんなことをしていたせいで一日に一回柚に抜いてもらわないと落ち着かなくなってきてしまった。
ルーティン化してしまったのがいけない。私も柚とお風呂に行くと下半身が大惨事になる。
お風呂に行くとなった意識はすぐさま下半身に意識が集中し、徐々に勃起するおちんぽ。柚はそんな私を見て顔を赤くしながらもメスの顔で誘ってくる。そんな毎日を過ごしているのだ。
私としては人生の勝ち組にも程があるだろう。こんな小さな頃から人生の伴侶と仲を深めていけるのだ。最高にも程がある。前世の私はどれほど徳を積んだのだと問いたくなる程に今満たされている。
「──り?百合?聞いてる?」
「ご、ごめんごめんっ!聞いてなかった!」
目の前に愛しの柚が心配そうに覗き込んでいる。いけない。メスを心配させるなんてふたなりの風上にも置けない。
「百合最近ぼーっとしてること増えたけど大丈夫か?何か悩みでもあるならいくらでも聞くからさ…ってまあ俺は聞くくらいしか出来ないけど…あはは」
こういう細かな気遣いができる子だと最近よく分かった。私がこうしたいなと思った時に気づいてくれて、さりげなく提案したり影でやってくれたり。小さな事だろうとちゃんと私のことを覚えてくれているというのがあまりにも嬉しくて、一度柚が気絶するまで抱き潰したくなるほどの衝動に駆られたことがあった。けどなんとかイマラチオだけで我慢した。
「──心配してくれてありがと柚。でも大丈夫、そういうのじゃないからさ。で何かな?」
「だから運動会。ふたなりは別に出なくてもいいけど、どうするって話」
そう言えばそんな話があったなと思い出す。私たちふたなりは種目に出ず女の子たちが頑張る姿を見るだけでもいいと言う運動会。
悪く言えばふたなり達が自分好みのメスを見つける運動会と言っても差し支えない。というか周りのふたなりは全員メスを見るためだけのものとして考えている。
「んー…柚は何出るつもりなの?」
柚の返答次第では私も出ることを考えないといけない。私みたいに一途なふたなりもいれば、コナかけることしか考えていないふたなりもいるし、たくさんのメスとセックスしたいというふたなりもいる。皆んなそれぞれだけど、私の柚に手を出すやつがいる可能性もある。そういうのは極力排除しないといけない。
「まあ普通に50とパン食い競争かなぁ」
「へ、へぇー…い、い、良いんじゃないんかなー……」
超やめて欲しい!!50m走は一万歩譲って良いとして、パン食い競争はよくふたなり達が裏で取引するとってもよくない種目だ。
正直すぐに取り消してもっと健全な種目を……ないわ。そんな種目この世界にないわ。
「なんか百合目が泳いでるけどなんかあるの?」
「へっ?あー…あはは…ナンニモナイヨ」
後で他のふたなりとゆっくりお話しして柚の写真撮りまくってもらおう。
「百合は?何か出たい種目とかあるか?」
正直何にもないです。だって私柚の勇姿を目に焼き付けたいから種目とか出る時間勿体無いし。柚が種目まで待ってる間とかお喋りしたいし。
私の柚に手を出してくるバカがいないとは限らないのだ。
「んー…私は柚の頑張ってる姿見たいからいいかなー」
「そ、そうか…。でも別に種目出ながらでもいいんじゃないのか?」
「えー…?一分一秒だって見逃したくないから嫌だなぁー」
「そ、そう…」
柚落ち込んでる。どうして?……もしかして私の勇姿みたいとか?ちょっと聞いてみよう。
「もしかして私の勇姿見たいの?」
「ま、まあ…そんな感じ…」
えへへと笑う柚。可愛過ぎか???私を殺す気かな????私のカッコいい姿を柚に見てもらい更に惚れてもらう。なんて完璧な作戦…!ちょっとアホだけど、まだ小学生だし足速い子がモテる理論は多少通じると思うし、柚を守れる強いふたなりなんだよって柚に知ってもらわないと。
「じゃあリレー出ようかな…」
「え?リレー?やめておいたほうがいいじゃないか?あんまいい噂聞かないし、百合に何かあったら嫌なんだけど…」
リレーは基本上級生のふたなり達が自分のメス達にアピールするための種目。下級生であるふたなりは出させてもらう側となる。そのため下級生は基本わざと手を抜いたりする八百長リレーである。
私がそこで活躍しようものなら上級生のふたなりたちから目をつけられるか周りの歳の近いふたなりたちに煙たがられるのは目に見ている。
「心配してくれるんだ〜」
悪戯な笑みを浮かべているつもりだけど私の表情はどうなっているのだろう。正直柚が私を心配してくれているということだけで顔がふやけてしまう。
「そりゃ…まあ?大事な…と、友達だし?」
「──」
「百合?どうかした?」
「え?あ、あはは………なんでもないよ」
とも…だち?私と柚ってまだ友達…なんだ。そ、そうだよね。まだ付き合ってないもんね。好きだって言われてはいたけど恋人…ってわけじゃないもんね。私あの時ちゃんと返事してなかったもんね…。
ならちゃんと恋人にならないと。私は柚との関係性友達で終わらせる気なんてさらさないんだから。
ーーー
百合が最近グイグイ来る件について。本当にどうしよう。あまりにも押しが強すぎていつも負けちゃう。
登校する時だって今まで普通の繋ぎ方っていうか手と手を合わせてるだけだったのに、指を絡ませてきたと思ったら恋人繋ぎがデフォになってるし。基本密着してくるし。お風呂だってやたら胸揉んでくるし、乳首の周りをくるくるしたり、吸ったりと最近本当に勢いが凄い。
「ゆ、りぃ…だめっ…」
「なんで?別に普通のスキンシップだよ?」
そう言って今日も耳を噛んだり舐めてきたり、太ももを撫で回されたりしてずっと焦らすようなことばかりしてくる。百合は一体どこで知識を仕入れているのか知らないけど、日に日に上手くなっていくのと同時に俺の弱いところも理解し始めてそこを重点的に攻められる。いつも俺が抵抗出来なくなるくらいになってようやく解放されるから、やり返したくてもできない。
「こんにゃ!?」
「可愛いね、柚。いつもふたなりみたいに振る舞ってるのに寝床じゃメス丸出しだね」
下着の上からでも十分な刺激で、優しくスリスリされてるだけなのに頭がどんどん蕩けてしまう。
「柚の大事な大事なおまんこもぷにぷにしてて可愛いね。ほーらす〜りすり。す〜りすり」
「んっ…あっ…」
耳元で囁きながらマンコをいじられ続ける。男だった頃と違って興奮がずっと続くから頭がおかしくなりそうになる。男なら射精してスンッ…て感じだけど女の子の体は興奮が中々冷めてくれない。
「ちゃんと開発しておかないといざって時に大変だからね。私が柚を立派な女の子にしてあげるからね」
「しなくてもっ…いぃ…のにぃ…」
ただでさえ毎日百合のチンコをしゃぶってるのに、これ以上女の子になりたくないのに。イヤでも分かってしまう。百合にこうして攻められて喜んでいる自分がいることを。振られてハメられないようにするはずなのに。
どんどん良くない方に転がってる…。
「柚は舐められるのが好きなのかな?いつも舐める度びくってするよね?首筋が特に敏感だよね。いつもびくってする度私は可愛いって思ってるよ。だから今日もびくってしようね〜」
「や…んんっ…そ、れだめっ…」
ああ、また。弱いところを攻められて溶かされる。こんな媚びる声出したくないのに。自然と喘いでしまう。
「そろそろイきそうなんだよね?いつでもイっていいからね。柚のえっちな顔私によく見せて」
そう言って乳首を摘んだり、コリコリしたり首筋を舐めたりと様々な方法で刺激を与えてくる百合。百合の言う通り俺はもう限界が近い。
「あっ〝…〜〜〜ッ!」
頭が真っ白になって体を百合に預けるようにして息を整えるのに心血を注ぐ。敷布団の上で横になっているから背中を百合に全て預ける形になる。
「うんうん。イイ顔してるよ、柚。体は私に委ねて、イった余韻に浸ってていいからね」
言われなくてもそうする。というか百合が俺の体を優しく包むようにしていて、逃げられないというのもあるけどね。まあでもイった後百合が優しく頭を撫でてくれて、凄く安心する。前世含めても誰かに頭を撫でられたことなんてなかったから新鮮でもある。けど同い年のふたなりに頭を撫でられるってどうなんだろう…。
「ふふっ、柚かわい♪」
「べつに…かわいくない…」
後ろから抱きしめられながら頭を優しく撫でられるだけなのになんでこんなに眠くなるんだろう。
「柚。眠いなら寝ていいよ?私ももう寝るし。あ、それとも子守唄歌おうか?」
「うたわなくていい…」
もうダメだ。意識が───。
「おやすみ、柚」