ドラえもん のび太のアカメが斬る!歪んだ未来を変えていけ! 作:雛月 加代
部屋に入ると、社長はチェルシーを背後から抱きしめ、首筋にキスの嵐を降らした。
「っ!?」
チェルシーは反射的に男の腕から逃れ、彼を睨みつける。素直に言うことを聞かないチェルシーの行動に気を良くした男は、その場で服を1枚ずつ脱ぐようチェルシーに言った。だが彼女は断固としてそれを拒否。すると社長は懐から札束を取り出し、チェルシーに差し出す。
「これで彼氏に好きな物を買ってあげなさい。随分借金で迷惑をかけているそうじゃないか。」
チェルシーは目を見開いた。そして同時に申し訳ない気持ちになる。以前玉子が居間で家計簿を付けている様子を目撃したからだ。その時コッソリ、借金の事をきいてしまった。何故気づかなかったのだろう。居候五人の食費や学費を払えるほど、野比家は裕福ではない。
「・・・・・・・・。」
チェルシーの指がドレスにかかる。するりとドレスが床に落ちると、その肢体が露になった。社長は缶ビール片手にチェルシーのストリップショーを楽しんでいた。チェルシーが下着姿になると、彼女の手が止める。一度決め、行動に移したとはいえ、やはり人前で肌を晒す事に抵抗があるのか、チェルシーは顔を赤らめ、両手で身体を隠していた。
「クロメ、聞こえなかったのか? 服を脱げ!」
「・・・・・・・・・。」
その頃、クロメは別のラブホテルで同じような目にあっていた。だがチェルシーとは違い、クロメは一向に服を脱ごうとしない。のび太以外の男に肌を曝け出したくないからだ。痺れを切らした社長はクロメに近づくと、彼女の頬を思いっきりビンタする。突然頬を叩かれ、フラついたクロメの体を社長は掴んだ。そしてそのままキングサイズのベットに押し倒す。
「っ!」
社長はクロメの胸に顔を埋めた後、彼女の唇に顔を近づけていく。クロメは、首を激しく振って何とか逃れようとするが・・・・
パチィィィンッ!
社長は、そんなクロメの頬に再びビンタを加える。
「大人しくしろ!お前はもう逃げる事なんて出来ないんだぞ!いいか、これ以上抵抗してみろ・・・そのかわいい顔がブスに変形するまでぶん殴ってやるからな!」
「っ!!」
「このおっ!」
パチィィィンッ!
パチィィィンッ!
パチィィィンッ!
パチィィィンッ!
パチィィィンッ!
パチィィィンッ!
パチィィィンッ!
パチィィィンッ!
部屋中にビンタの音だけが鳴り響いていく。殴られる度、クロメは意識を刈り取られそうになる。だが彼女は必死に意識を保ち続けた。
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