※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!歪んだ未来を変えていけ!   作:雛月 加代

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第七章:麻薬を斬る

「痛っ・・・・・・」

 

股間にチクリとした痛みが走る。まるで針で突き刺されているかのようだ。痛みのせいで失っていた意識が徐々に回復していく。

 

「・・・・・な、なにを・・・・」

 

チェルシーの声に、社長が答えた。

 

「あ? これはシャブだよ。覚醒剤ってやつだな。」

 

「かくせいざい・・・・・」

 

チェルシーの顔が見る見る青くなる。

 

「ああ。麻薬だよ麻薬。今じゃ珍しくもないだろ?学生でも打ってる奴けっこういるぜ。」

 

「ま、麻薬を打ってるの・・・・・?」

 

「そうだ。」

 

「いっ、いやっ!」

 

なんとか股間を閉じようとして必死に身をよじるが、腰を持ち上げることすら出来

なかった。

 

「おっと暴れんなよ、針が折れたらどうすんだ。」

 

「・・・・・・・・。」

 

社長は、用心のためチェルシーの腿を押さえ込んで注射していた。二の腕に打ったのでは注射痕が残ってしまうため、常習者は外から発見されない場所に打つ。そこは、腋の下であったり、足の裏だったりする。他にも、今、男がチェルシーにしているように、脚の付け根にすることもある。いずれ、着衣ではほとんどわからない場所だ。彼がこの場所に打つことにしたのは、もちろん今後の作業をやりやすくするためである。

 

「うっ・・・・・」

 

社長が針を抜くと、チェルシーが軽く悲鳴を上げる。 彼は針を抜いた痕を、アルコールを含ませた脱脂綿で抑えて血を止め、消毒した。 そのさすられる感触と、ひんやりした感覚に、チェルシーは完全に覚醒する。

 

「くっ!」

 

チェルシーは側にあった布団で身体を隠した。

 

「今日の事をバラされたくなかったら、俺の言うことを聞け。俺の命令は絶対だ!」

 

「・・・・・・・・。」

 

「チェルシー、返事は?」

 

「は・・・・・は、い・・・・・」

 

「よし。じゃあ早速命令する。明日からは下着を着けないで登校するんだ。」

 

「・・・・え?」

 

チェルシーの、それまでのぐったりと力を失ったような表情に生色が戻ってきた。

 

「い、今、何て・・・・」

 

「何度も言わないとわからないのか? だからノーブラ、ノーパンで登校しろと言ったんだ。」

 

「そんな・・・・・」

 

「そして、俺が呼んだらすぐに来るんだ。学校では俺の部下が下着を履いてないかどうか、ちゃんと調べるからな。」

 

「・・・・・・・。」

 

「わかったな。」

 

「はい・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チェルシーさん!!」

 

「???」

 

振り向くとクラスメイトの静香とスネ夫が小走りで近寄ってきた。

 

「大丈夫?最近顔色悪いけど?」

 

「な、なんでもない。き、気のせいじゃない?」

 

「何か悩みがあるなら、相談に乗るけど・・・・・」

 

「ほっといて!」

 

チェルシーは振り返り、その場から去っていく。

 

「何か変ね・・・・。」

 

「うん。クロメちゃんとも連絡が取れないし、一体何が起こってるんだろう?」

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