ここは名古屋市に存在する女子高、「聖マリア国際高等学校」。
名古屋では知らない人はいない、名門の高校だ。
築35年と、創立からの歴史がまだまだ浅い高校ではあるが、校舎は綺麗で設備も整っている。また、全校生徒数は1000人を軽く超えており、その生徒数の多さから敷地の広さにも定評がある。
ただの女子高とは違い、海外のお城を彷彿とさせる創りのデザインが目を引き、日本でも屈指の知名度を誇る建築デザイナーが手掛けたとされている。
エントランスは高級ホテルのロビーを連想させる豪華な創りであり、入り口から何とも言えない豪華さを誇っている。
校内の食堂もホテルの元シェフが監修しており、料理のレベルの高さには定評がある。
ここで勤務している教諭の大半が女性であり、どの教諭たちもただならぬ美貌とプロポーションを誇り、逆に男性は数えるほどいないとの噂だ。
この高校の進学・就職率は100%を誇り、卒業生がニート・フリーターになったという情報は一切ない。
むしろ、この高校に入り、そのような道を歩むのが逆に難しいと言われているほどだ。
今日はそんな聖マリア国際高等学校の様子を見てみよう…。
場所は変わり、学校内のとある教室にて―――
「さて、みんな集まったわね」
教壇に立っていた女性の教諭がそう言った。
時刻は午後5時を過ぎたところである。
教室にいる生徒は全員が、「あるもの」を身に纏っており、その「もの」は、ズボンやスカートを脱ぎ、丸出しにすれば超人的な能力を発揮するという、特殊な力を持つ代物であった。
教壇に立つ女性は、白衣を身に纏っている、黒いウェーブがかった長い髪をした、端正な顔つきの女性だ。
背もかなり高い。白衣には、ポケットにボールペンをひっかけている。
この女性は、神城雪恵。この学校の学校医を務めている。
彼女はここの学校医を勤めているだけでなく、彼女たちの「指導」も行っている。
今行われているのは、放課後に行っている「特別授業」だ。
集まった女子生徒の前の机に、一つの白いの布切れが置かれている。
その布切れには、長い白いひもがある。
見たことのない形状の布を見て、生徒たちは騒ぎ立てることなく、それを見ている。
「みんなも知っていると思うけど、これは『ふんどし』よ。今ではすっかり見かけなくなったものだけれど、今でいうと…。私たちにとってはなくてはならないものよね?」
彼女の言う通り、その白い布は「ふんどし」だった。
ふんどしと呼ばれるそれは、現在では見かけることはほとんどない、昔の人たちが、下着として身に付けていたものだった。
今でこそ色とりどりで、なおかつ人によっては色・柄が違うパンツを下着としているが、昔は今と違い下着のレパートリーというものは皆無に等しかった。
男性でも女性でも、この白一色で、どこか地味さすら覚えるこのふんどしを股間に通していたのだ。
雪恵は、生徒たちにふんどしをつけてもらおうとしていたのだった。
「それじゃあ、これからあなたたちには履いているスカートを脱いで、いつものようにパンツを丸出しにしてもらいます」
雪恵の言葉を聞き、生徒たちは履いているスカートのチャックを外す。そしてゆっくりと下ろし始めた。
全員、素直に従っているようだ。
スカートの下から現れたのは、色とりどりのパンツだった。
ある者は純白、またある者は縞柄、そしてまたある者は青色…。と、実に様々な色合いをしている。
しかし、どの娘も共通して言えることは、みんな派手なデザインではないということだ。
大人しいデザインのものが多い。
少し恥じらいさえあったが、今この部屋には女性しかいない。男など皆無だ。
そのため、ここで脱いでしまっても何ら問題はない。
鍛えているのか、少女たちのパンツに包まれたお尻はどれも形が美しく、太もももふとましくて健康的だ。
脚もすらっとしており、無駄な脂肪がない。
上半身こそ制服なのだが、下半身はスカートを身に付けていない、パンツと靴下だけの状態だった。
この姿を男が見れば、勃起間違いなしだろう。そんな美しい少女のパンツ姿だが、彼女らは恥ずかしがることは一切なく、むしろ誇らしげにしているように見える。
「さて、いつ見てもいい光景ね。それでは、今履いているパンツを脱いでください」
雪恵のその言葉を聞いた生徒たちは唖然とした表情をする。
それもそうだ。いきなり下着を脱げと言われても、戸惑うのも当たり前だ。
しかし、教諭の指示であるために、仕方なく脱ぐしか選択肢はなかった。
雪恵のいる部屋にいる生徒の中に、二人の似たような顔の少女がいる。
天川財閥の令嬢である、天川三月と、天川弥生だ。
白銀色の長い髪を、青いリボンで可愛らしく飾りつけしている。
髪形はツインテールだった。
大きな双丘も、高校生とは思えないほどの大きさだ。
セーターを着ているが、その大きさがうかがえる。
三月も弥生も、同じデザインのパンツを履いている。
小さな青いリボンだけがついた、純白のパンツだ。
むっちりとしてぷりぷりのお尻を、この汚れ一つないパンティを履きこんでいる。
「さぁ、早く脱ぎなさい」
そう言った雪恵の声が少し低い。
「……わかりました」
「はい……」
生徒たちは渋々了承すると、言われた通りにパンツを脱ぎ始める。
二人はお互いの顔を見て、どこか不安そうな顔をしている。
集まった生徒たちは、雪恵から特別授業の名目で、ここに集っているのだが、まさか学校医を兼ねている教諭からこのような指示が飛んでくるとは思いもしていなかったようだ。
仕方がないので、生徒たちは言われたとおりにパンツを脱いで、大事な部分を丸出しにしていた。
見られてはいけない部分が露わになる。
皆、当然、顔を赤らめて恥ずかしそうにしている。
「…」
三月は何も口にすることができなかった。弥生も。
全員が秘部を丸出しの状態となったのを確認した雪恵は、次の指示を出す。
「OK。それじゃ、机の上に置いてあるふんどしをつけてもらうわね」
次にやるのは、それぞれの机に置かれた白い布、つまりふんどしの装着であった。
「あ、まだつけ方を知らないんだっけ。じゃあ、教えるわね」
ふんどしをつけ方は今どきの女の子たちは知らないだろう。
「まず、腰に巻きつけるんだけど、この時にしっかりと締め付けるようにすること。あんまり緩いと意味がないからね。あとは後ろで結んで終わりよ。わかった?」
ふんどしの説明が終わると、早速実践に移ることにした。
「はい…」
生徒たちは戸惑いながらも返事をした。
そして、人生で初めてのふんどしを、それぞれ股間に巻くことになる。
「これをこうして…」
三月は見慣れない布に苦戦しながらも、何とかふんどしを身に着けることができた。
雪恵の説明はどこか少し端折りすぎていたが、それでも彼女は雪恵からの課題をクリアすることができた。
「これでよし……。うん、よく似合ってるじゃない」
雪恵に褒められた三月は、嬉しさと同時に恥ずかしさが入り混じった複雑な感情を抱いていた。
弾力のあるつるつるのお尻が、光っている。
一方、弥生は……。
「えっと、ここを…。こうして…。えーっと…」
どうやら苦戦しているようだ。双子の姉は割とあっさりと巻くことができたが、弥生はそうもうまくいかないようだ。
まだ毛も生えていない秘部を守るための布を、初めて身につけることとなる。
パンツとは違い、履くだけの下着ではないことは彼女は理解していた。
こうだろう、と思いつつ巻いてはみるものの、どこか緩く、すとんと、ふんどしが落ちてしまう。
それによって弥生のつるつるのおまんこが、何度も姿を現す。
その様子を雪恵は黙ってじっと確認していた。
(だいぶ苦戦しているっぽいわね)
弥生は、ふんどしの付け方に悪戦苦闘しているようだった。
それを見ていると、なぜか自然と笑みがこぼれてくる。
「あら、ふふふふふふ。見たことがないからわからないって感じ?」
笑みを浮かべた雪恵がやってきた。弥生がドキッとした表情をする。
その表情はどこかかわいさを感じさせる。
「ひゃっ…」
「そう驚かなくても。大丈夫、すぐに覚えられるから」
そう言うと、雪恵は弥生のふんどしの巻き付けを手伝ってあげることにした。
「これはね、こう巻くのよ」
雪恵は、自分の目の前にいる少女の腰に、ゆっくり丁寧にふんどしをつける。
「あっ……」
突然のことに、声が出てしまった。
そうこうしているうちに、弥生の股間に純白の綺麗なふんどしが巻きつけられた。
「ほら、できた。いい? ちゃんと覚えておいてね」
「は、はい……」
弥生は少し顔を赤くして返事をした。
内股にして、恥ずかしさを隠そうとする仕草がまたかわいい。
「まぁ、最初はこんなものよね。これから練習すれば、一人でできるようになるわ」
「ありがとうございます……」
弥生がお礼を言うと、雪恵は微笑んだ。
「どういたしまして。……さぁ、三月ちゃんはうまいことつけれたみたいね」
雪恵は、三月のふんどしを確認した。
三月の股間にきっちりと、純白の布が装着されている。
股間のもっこり具合が、ふんどしを履いていてもよくわかる。筋が走っていた。
「ふーん。以外にもっこりね」
雪恵の人差し指が、三月の股間の膨らみに触れる。ふんどしの布地が、少しへこむ。
「ひゃん!」
敏感に反応してしまい、変な声を上げてしまう。
「あはは。ごめんなさい。つい気になって触っちゃったわ」
三月の顔は赤くなる。少しぴくぴく、と身体が震えている。
(デリケートゾーンは刺激に弱いのかな?)
そんなことを思いながら、雪恵は彼女のふんどしをまじまじと見つめる。
「う~む。いいわね。すごく似合ってるわ」
「あ、ありがとうございます……」
褒められて悪い気がしなかったのか、三月は照れくさそうな顔をした。
雪恵は、その後も他の生徒のふんどしの巻き付けなどを確認していった。
一部の者には先ほど三月に行ったように秘部を撫でて感じてしまうかどうかも見ていた。
慣れないためか、触られた生徒は可愛らしく変な声をあげてしまった。
しかし、大半の生徒たちは特に反応を示さず、無言のまま、されるがままにされていた。
「ふぅ……。全員付け終えた終わったわね。うん、みんな似合ってるわ」
全員が、股間に純白のふんどしを身に付けた状態になっていた。スカートは履いておらず、上半身は制服、下半身はふんどしという、なんとも破廉恥な姿となっていた。
雪恵はその姿を見て、
「今日はとりあえずふんどしの付け方を覚えるだけでいいから、もう帰ってもいいわよ。あ、パンツもスカートも履いていいわ」
と言った。
「は、はい……」
三月たちは返事をして、帰り支度を始める。
そして、つけた白いふんどしを脱ぎ、先ほどつけていたパンツとスカートを履きなおす。
「あ、それと……。このふんどしを身に付けて、次は特別授業に参加してもらいます。次回の特別授業の日は、追って連絡するわね」
「はい」
雪恵は授業をお開きにした。その後、教室から出ていくときも、皆、恥ずかしそうにしていた。
(これで、みんな次の試練に望めそうね)
そう思うと、教室にひとり残った雪恵は満足げに微笑んだ。
その夜。雪恵はとある人物に電話をかけていた。
相手は、三月と弥生の母親である、天川月実だ。天川財閥の会長、天川玄洋の妻で、この間までは台湾にいた。
仕事でそちらへと赴いていたのだが、事がうまいことすすんだのか、予定より早く日本へ帰国できたらしい。
雪恵の自宅の一室と思われる場所で、電話をしているようだ。
「もしもし、私です。みんな、きちんと履けてましたよ」
電話越しではあるが、どこか親しげな雰囲気を感じる。
どうやら二人は知り合いのようだ。それもそのはず、雪恵と月実は、後輩と先輩の関係だ。
2人とも、聖マリア国際高校の卒業生なのだ。
『あら、それはよかった。その言いようなら、あの子たちも履けたみたいね』
特別授業の際にふんどしをつけたことだ。
「ええ。弥生ちゃんはだいぶ苦戦してたみたいですけど、私が手伝ってあげました」
『あの子以外と日本の古来の風習に疎い面あるからねえ』
「うふふ」
雪恵が笑っていた。そして、表情を普通にして話題を変える。
「で、日時は2日後で大丈夫なんですよね」
『ええ。これなら彼らを退屈させずに済むわ』
「今どうしてるんですか?」
『名古屋観光してるわ。今日は確か…。名古屋城に行ったらしいの』
「へえ、金シャチ…」
雪恵は、スマホを耳にあてて、頭を縦に振っていた。
「まぁ、それは置いといて、明後日はどうします? 一応、そっちは準備できてますよ」
『ええ。お願い。場所は今から教えます。当日はあの子たちをバスで会場まで送らせるつもり』
月実側が、訓練の場を用意してくれた模様だ。
「わかりました」
雪恵が返事をする。
「では、失礼します」
『お疲れ様。またね』
そこで通話が切れた。雪恵は少し残念そうな顔をしている。
(もう少し話したかったなあ……)
彼女はそう思いつつも、すぐに風呂場へと足を運ぶ。
そして、脱衣所に入り、服を脱ぎ始めた。
そして迎えた、訓練当日。
聖マリア国際高等学校の選ばれた女子生徒たちは、マイクロバスに乗せられある場所へと向かっていた。彼女たちは、どこに向かうのかはまだ知らされていない。
2日前の特別授業では、ふんどしの付け方を教えてもらった。
今日はそんなふんどしを股間に付けて、ある訓練を行うそうだ。
しかし、具体的にどんなことをするのか、彼女たちはまだ知らなかった。
そんな彼女らが向かっていた場所は、三重県にある旅館だった。
到着したと同時に、バスに乗っていた雪恵が生徒たちにこう言った。
「みんなお疲れ様。じゃあ、早速移動を始めましょう。ついてきて」
雪恵はそう言うと、先に歩いて行った。生徒たちもそれについて行く。
雪恵に連れられて女子生徒たちが向かった場所は、広い畳部屋であった。
「ここって……」
誰かがつぶやく。すると、雪恵は答える。
「ここで体操着に着替えて。あ、忘れずにパンツは脱いで、ふんどしをつけてね。つけ方はこの前教えたはずだから」
「はぁ」
「今日はいい一日にしてほしいみたいよ」
意味深なことを雪恵が言った。生徒たちはそれを聞き少し緊張気味になる。
「そう硬くならなくてもいいわよ。あちらも楽しみますって」
雪恵は、生徒一人一人の肩をぽんっと叩いて、励ましの言葉をかける。
「あ、ありがとうございます……」
「それと、ふんどしは外れないようにくれぐれもしっかりと着用してね。もし外れたら大変なことになっちゃうわよ」
「…!」
それを聞いた弥生がビクッとする。変なことを想像してしまいそうだ。
「じゃ、あたしはこれで失礼」
雪恵が畳部屋から出て行った。これで残ったのは女子生徒だけとなった。
雪恵に言われたとおり、彼女たちは着替えを始めた。
ブレザーを脱ぎ、ブラウスもボタンを外して脱ぎ、スカートも下ろし、ショーツも下ろす。
そしてその後、事前に用意されていた、股間にふんどしを装着し、その後学校指定の体操服を着た。
弥生は雪恵からコツを教えてもらったので、前回のようにふんどしの着用に苦戦することなく、きちんとつけることができた。
皆、緊張している様子だ。
(一体訓練と言っても何をするのだろうか)
選ばれた彼女たちが身に付けていたパンツには秘密があった。
そう。スカートやズボンを脱ぎ、パンツを丸出しにした状態になると、超人的な力を発揮するようになるのだ。
身体能力の大幅な向上のほか、超能力のような能力まで使えるようになった。
その原理は不明だが、君島アランという博士が開発・作成に携わった。
パンツの材料は何やら「異界」から手に入れた素材で作られたそうなのだが、詳しい真相はまだわからない。
体操服姿になったところで、再び雪恵が畳部屋に入ってきた。
「あら、準備はできた?」
皆、少し緊張していた。それもそうだ。何も知らされていない状態で、パンツを脱いでふんどしを股間につけている状態になれと言われたので、戸惑っている。
今のところはジャージのズボンを履いているので、ふんどしは見えない状態なのだが。
雪恵は生徒の一人に近づきこう言った。
「あなたはもうちょっと緊張解いた方がいいわね。ほら、手を握ってあげるから」
雪恵は、そう言って、その子の手を握った。
彼女の名は御木本理央だ。黒く美しい長い髪を持った少女だ。整った顔つきに、女子高生にしては大きめの胸を持っている。
「えっ!?」
「大丈夫よ。リラックスして」
「はい……」
理央は言われるがままに、息をゆっくりと吸い、そしてふーっ、と吐く。
理央の下半身に、違和感が走る。どうやら雪恵にズボンを脱がされたようだ。
それにより、理央が股間に付けていた、真っ白なふんどしが露わになる。
健康的な太ももと、白い布に守られたぷくっとした股間がなんとも可愛らしい。
「うぅ…」
理央の恥ずかしそうな声が漏れる。
雪恵が理央の股間をまじまじと見つめる。
「うん。これならいけるわ、文句なし」
雪恵は変態なのかは不明だが、かなり興奮している模様だ。鼻息が荒くなっている。
そして、今度は理央の手を握りながら、こう言った。
「じゃ、頑張ってね。応援してるわ」
「はい」
雪恵は顔を赤らめた理央から離れる。そして、雪恵が離れた理央は、ズボンを履きなおした。
次に雪恵が近づいたのは天川三月だ。
白銀色の長い髪を青いリボンでかわいらしく結った、おっとりとした雰囲気の少女である。
「じゃあ、リラックスしてねー」
「はい…」
雪恵は三月に近づき、彼女の手をぎゅっと握る。
「じゃあ、頑張ろうね」
「は、はい……」
緊張気味に三月は答える。三月もまた、理央と同様にズボンを脱がされてふんどしを見られる。
もっこりとした三月の大事な部分は、どこか少し濡れていたようだ。
雪恵はそれを見逃さなかった。
「ちょっと。どうしてつけてそうそう濡らしてるの?」
「うっ」
三月はそう言われてドキッとする。
「まさかとは思うけど……」
雪恵は続けて言う。
「ふんどしをつけて、気持ちよくなっちゃってたとか?」
「ち、違います!そ、そんなんじゃ……」
「ふーん……じゃあ、これは何なの?」
雪恵は、ふんどしが濡れている部分に指をあてて、押し込もうとしている。
三月は顔を紅潮させて何も言えない状態だった。
「それは…」
「やらしい音たてちゃって」
雪恵は三月の股間を指でいじめていた。ぐちゅ、ぐちゅ、といやらしい音が小さく響く。
「あっ、やめてくださいっ!」
三月の股間はびしょびしょになっていた。
「まさかとは思うけど、あの子にその姿を見てもらいたかった。そう思ったら、濡れちゃったのね」
「うう……」
雪恵はそう言った。三月は以前、ワンルームマンションに住むとある男の世話になっていた。
その男は、近々自分の護衛になる男だった。
その男はただの男ではなく、剣術と武術を代々受け継ぎ、極めている「岩場家」の人間だった。
その「岩場」の家の育ちである男の元で、三月には、「監視」の名目で同棲させられていたのだ。
今はそれも終わり、三月は実家である豪邸へと戻ったのだ。
「今日はそんな気持ちは封印して訓練に臨みなさい。いいわね」
「はい…」
三月はうつむいていた。雪恵が離れる。
「次、あなたよ」
「はい……」
次に雪恵が向かったのは、黒髪ショートヘアーに眼鏡をかけた少女、大道寺詩乃だ。
彼女は陸上部に所属している活発な少女だ。胸も大きく、走れば揺れそうなくらいの大きさだ。
「あなたも緊張してるみたいね」
「何をするのかわからなくて」
「わかるわよ。初めてだからちょっぴり不安よね。じゃ、見せてね」
雪恵がそう言って、詩乃の履いているジャージのズボンを下ろし、白いふんどしに包まれた股間を確認した。
詩乃の「ひっ」という小さな悲鳴が聞こえる。
流石は陸上部。鍛えられた健康的でいやらしい太ももが、ふんどしをつけていても魅惑的だ。
この姿を男たちが見れば、思わず勃起は確定だろう。
「うん。いい感じよ。じゃ、頑張ってね」
「はい」
雪恵は、詩乃の股間をぽんぽんと撫でて、詩乃から離れた。
そして、雪恵が生徒たち全員にこう言い放った。
「じゃあこれから移動してもらいます。まずはこの畳部屋から出て、廊下をまっすぐ歩いてもらうわ」
(一体どこへ連れて行かれるんだろう)
生徒たちはそう思いながらも、指示通りに動き始める。
「廊下に出たら、そのまま真っ直ぐ進んでください」
雪恵の指示通り、彼女たちは歩く。
しばらく進むと、大きな扉が見えてきた。
「そこの部屋に入って」
雪恵が言った。
「ここは……?」
三月が質問する。
「ここが訓練会場よ。いい一日にしてね」
雪恵はそう答えただけで、深くは教えてもらえなかった。
これから、少女たちの「訓練」が幕を開けた…。