恋縛のユーフォリア~青髪美少女TS転移者ちゃんの強制ガチ恋身体改造人生終了クエスト~ 作:クマノミの実
ジメジメとした薄暗い沼地。
どこか不安感を掻き立てるそこは、とある魔物の生息地であった。
名を――スライムと言った。
スライムと言えば、某国民的RPGが大衆のイメージを可愛くて弱い物に塗り替えてしまったが、此処に居るスライムはそれ以前のゲームなどで見られた、本当は怖いスライムの方であった。
液体と固体の中間の様な体は、生半可な物理攻撃を無効化する上、そもそもその流動性が高く、不規則で素早い動きはしっかりと捉えることが難しい。
オマケに、体に麻痺毒が仕込まれていると言うのだからその危険性が分かるというものだろう。
物理一辺倒でやって来た冒険者を阻む壁の様なもの、それがスライムと言う魔物であった。
――しかし、今回は相手が悪かった。
「『ホーリーレーザー』……!」
細長い神々しい光がレーザーの様にスライムの体を貫いた。
ぷるぷると身を震わせていたはずのスライムは、その動きをアッサリと停止させ、物言わぬゼリー状の物体に早変わりしてしまった。
「……うん。問題ないかな」
それを為したのは当然ながらユーフォリア。
先日、達夫に実質的に強要された恥ずかしい衣装を身に着けた彼女は、この沼地にスライムを狩りにやって来ているのであった。
「えい……。えいっ……」
どこか気が抜ける平坦な声を出すユーフォリアだったが、その瞬間に起こった出来事は、声の調子とは正反対に凄まじい物だった。
先程、スライム倒した光のレーザー。それが幾本も幾本も発射されて、別のスライムたちを串刺しにし始めたのである。
危険な筈の沼地が、あっという間にスライムゼリーの生産工場へと塗り替えられる。
嗚呼、このまま善良(という訳では別に無い)スライム達は為す術もなく虐殺されてしまうのだろうか……⁉
「あ」
沼の水がこぽこぽと泡だった後、ザバァ!と大きな水飛沫が上がる。
そこから現れたのは人の身長以上――3mはあろうかと言う巨大なスライム。
それは、スライムの上位種であるヒュージスライムであった。
同胞たちを殺された怒りか、単に我が身が可愛いだけかは定かではないが、ヒュージスライムは、その巨体をぷるぷると激しく振動させて威嚇の体勢をとった。
言葉だけ聞けば可愛らしく感じるかもしれないが、その巨体を目にすればそんな感想は出てこないだろう。
例え、凶暴な熊が相手であろうとも丸呑みにしてしまう程の威圧感がヒュージスライムからは溢れていたが……
「ていっ」
またしても無造作に放たれた白光が、ヒュージスライムを一瞬で貫いた。
哀れヒュージスライムは、巨大なスライムゼリーへと3秒クッキングをされてしまったのである。
全く相手になっていなかったし、もはや唯のスライムと同じく雑に処理をされていた。
そもそもユーフォリアはやろうと思えば、物理攻撃ですらスライムを楽々と倒せる程の力を持っているのだ。
これで魔法まで使えば、弱い者虐めになるのは当然の事だった。
「――ふぅ。これで集まった、かな?」
スライムたちの死骸をアイテムボックスに入れながら、ユーフォリアが一息を吐いた。
一体、彼女は何故、こんな明らかに適正レベルより下の場所で、狩りをしているのか。
その答えを語るには、時間を少し巻き戻す必要がある。
それは、やはり彼女が達夫と話している時の事だった――
*****
「な、な、な、な、な、な、な、な――⁉」
2人が一緒に暮らす宿屋の部屋の中、ユーフォリアが壊れたラジオと化していた。
先日から、痴女専用以外の何物でもない、成人向けソシャゲの女キャラの恰好をさせられていると言う目に遭っているユーフォリア。
もうこれ以上に恥ずかしい事なんてないだろう、なんて思っていた彼女の甘い考えを、達夫は悪い意味で容易く飛び越えて来た。
「な、な、な、何て言ったの、た、達夫……⁉」
「あれ、聞こえなかった?ゆーたんに性処理を頼みたいなぁって言ったんだよ」
「……はひっ⁉」
(き、聞き間違いじゃ無かった……!)
達夫から頼みがあるんだけど、と話を持ち掛けられ、どうしたの?と穏やかに微笑みながら耳を傾けた直後に放り投げられた、とんでもない問題発言。
いくら何でも聞き間違いだろう、と言うユーフォリアの淡い望みは、達夫の極めて軽い調子の発言で、あっという間にぶち壊された。
「せ、せーよくしょりって……!」
もはや顔面中の血管全てが破裂して死んでしまうのではないかと思わんばかりに顔を紅くして慌てふためくユーフォリアに対し、達夫はさも自分は正しい事を言っているんだけど何か?的な図々しい雰囲気を出しながらしゃべり始めた。
「いやぁ、ゆーたんと俺、ずっと同じ部屋で寝てるでしょぉ~?もうチンポがギンギンに勃っちゃて、勃っちゃって。1人で処理も出来ないから、ゆーたんに処理して欲しいんだよぉ」
「あの、でも、それは、だって……!」
一緒の部屋で寝泊まりしているのは、そちらの提案だろう、とか。
生活費を稼ぎに行っている間は1人なんだから幾らでも処理を出来る筈だ、とか。
そもそも、仮に言っている事が正しかったとしても、それは自分が性処理を行う理由にはならないだろう、とか。
反論の言葉は、それこそ星の数ほどあるだろう。
しかしながら、ユーフォリアはその中の1つすらマトモに口に出すことが出来なかった。
(た、達夫が、ボクとHな事をしたいって……!う、嬉し――っ!だ、駄目だよ、そんな風に思っちゃ……!)
非常識以外の何物でもない達夫の発言に対し、しかしユーフォリアの心の中に溢れ出した感情は、羞恥と――喜びだった。
傍目から見れば気色の悪いキモオタが好みの美少女に対し、気色の悪い迫り方をしている状況で、そもそもそれが真実だ。
けれども、この世でただ1人。肝心要のユーフォリアにだけは、全く意味が異なる状況なのだ。
彼女にとって達夫は、好きで、好きで、世界で一番に愛している相手。
そしてそんな相手から熱烈に自分を求められているのだ。
そんなの舞い上がってしまっても仕方が無いだろう。寧ろ、諸手を上げて飛びつかないだけ、貞淑で慎ましいとすら言えるかもしれない。
「そ、そんなの出来ないっ……!」
「え~、なんでぇ~?」
「だ、だって……!ボク、男の子だからっ……!」
それが思わず反射的に頷いてしまいそうな心を辛うじて押し留めた、最後の鎖だった。
一度了承したが最後、箍が外れてどこまでも墜ちて行ってしまう様な不安感をユーフォリアは覚えていた。
「でもぉ、今のゆーたんは女の子じゃん」
「確かに体はそうだけど、心は男の子のままだから……!」
それは確かにそうだが、ユーフォリアは達夫にガチ恋させられてしまっている。
彼女の性自認は、ぐちゃぐちゃの滅茶苦茶にされている真っ最中で、だからその抵抗は、押せば簡単にヤレてしまいそうな程に、儚く弱弱しい物だった。
「ふーん。じゃあいいや」
「……ぇ」
「無理にして貰う気はないから、嫌ならしょうがないね」
「う、うん。あ、ありがとう……?」
自分の身を切る様な思いで、必死に断りの言葉を入れたユーフォリアに対して、以外にも達夫はアッサリと了承の言葉を入れた。
それにホッとした様な、残念な様な何とも言い難い気分となったユーフォリアだったが、話はそこで終わりではなかった。
「それじゃあ、はい」
「…………?」
達夫が、ほら!とばかりにユーフォリアに向かって何かを受け取ろうとする形で手を差し出したのである。
勿論、ユーフォリアは、達夫が一体何を求めているのか分からずに、頭を混乱させた。
「えっと……?」
「ゆーたんの言うことは分かったから、お金を頂戴」
「それは構わないけど、何に使うの?」
元より、生活費から何から全てユーフォリアが負担している以上、お金を渡すことなど今さらで構わないが、しかし話の流れが見えない。
どうしてイキナリそんな事を言いだしたのか、と訝しむユーフォリアに対して、達夫が衝撃の言葉を放つ。
「ゆーたんがヤラせてくれないから、代わりに娼館に言って性欲を発散してくるよ、だから、お・か・ね!」
「………………………………え」
性欲を発散したいから娼館に行く。
その為に、他者から金を無心するというゴミポイントに目を瞑れば、解決策としては、まあ比較的真っ当な部類だろう。
…………しかしながら、ユーフォリアにとってその案は極めて衝撃的だった。
「あれぇ。ゆーたん。イキナリ顔を真っ青にしちゃってどうしたの」
「…………ぅ」
(達夫が、娼館に……?他の女の子とエッチな事を……?――い、嫌だ。そんなの嫌だっ!)
その様子を想像しただけで、ユーフォリアの胸中はキリキリと壊れてしまいそうな程に軋み始めた。
例えば、達夫に誰か好きな女の子が出来て、その子と結ばれるとしよう。
それならユーフォリアは祝福出来るだろう。
もちろん悲しいし、泣いてしまうかも知れないが、それでも達夫が選んだ相手なら仕方がないのだと、自分に言い聞かせて見せる。
けれども、それと今回の話は全く別の事だと、ユーフォリアは強く思う。
だって彼が求めてくれているのは自分なのだ。
愛して貰えそうだったのは自分なのだ――‼
それを断ってしまった所為で、彼が他の誰とも知らない女と深い関係になる?
そんなの考えただけで死にそうになる‼‼
ユーフォリアの頭の中は、こんな風な考えで一杯になってしまっていた。
今も着ている恥ずかしい衣服をまんまと着させられた時と同じ様に、愛情と嫉妬で感情が滅茶苦茶になってしまい、それが体を突き動かす強い衝動となってしまう。
だから彼女はまたしても、自分自身の背を地獄に通じる崖の下に突き落とすかの様な選択をしてしまった。
「だ、駄目っ……!そんなの駄目っ‼」
「え~。ゆーたん、なんでぇ?」
「だ、だって……。お金が、勿体ないから……」
「ゆーたんの稼ぎなら、そのくらい余裕でしょぉ~?それにぃ、それなら俺のこの、高まりに高まった性欲はどう処理すれば良いんだよぉ」
「…………る、から」
「え、何?聞こえない」
「ぼ、ボクが、処理、するから……!」
達夫がニチャァ、と気色の悪い笑みを顔に浮かべた。
「もっとハッキリと言ってよ、ゆーたんが、誰の!何を!処理するのぉ?」
「ぅぅっ……。ボクが達夫の、せ、せーよくを処理するからっ……」
「ぇぇっ~?良いんだよぉ、別に。嫌々やってくれなくても」
「だ、大丈夫、だからっ……!」
「ふーん。それなら良いけどさ……」
一世一代の決心のつもりで了承したユーフォリアに対して、達夫の返事はどこか軽い物だった。
まるで、この提案を了承させるのは確定事項で、もっとさせたい事は別にあるかのような――
「それじゃあ、さ。スライムゼリーを取って来てよ、ゆーたん」
「えっ?どうして……?」
いきなり明後日の方向に飛び跳ねた話に、ユーフォリアの目が驚きで丸くなる。
そんな彼女に対し、達夫がいいや、話は変わっていないんだよ、とばかりに、自分の言葉の意図を説明しだした。
「いや、俺としてもゆーたんの何とも言い難い気持ちは分かってるつもりだからさぁ。何もイキナリ本番をさせてくれ~、なんて言う気は無いんだよぉ。取り合えずエッチなアイテム越しにやってくれれば、それで良いからさ」
「エッチなアイテム……?」
「あれれ?もう忘れちゃった?この前、ゆーたんだけにお金を稼いでもらっているのは悪いから、淫具を作って売ってみる、って話をしただろぉ?けれど、一度も試さないで売りには出せないでしょ?だから、ゆーたんで試させてよぉ」
「そういえば、そんな事……」
ユーフォリアとしては、自分にエッチな服装を着させてる方便だとばかり思っていたが、どうやら達夫的には本気の話であったらしい。
「ゆーたんの超絶強いスキルだったら、ちょっとぐらい危ない物でも安全だし、それに実験に付き合うだけって考えれば気が楽になるでしょぉ?だから、俺の事を助けると思って、お願い、ね?」
「………………」
正直な所、悪い予感はしていた。
達夫の本心が、言葉通りの物で無いことなど分かって当然だ。
けれども――
「う、ん。分かった。折角、達夫が考えてくれた事だし、ボクで試してみて」
「ひひっ。そう言ってくれると思ってたよぉ!」
その様子は、達夫は厭らし気に笑いながら見ていた。
*****
「くひっ……!おまたせ、ゆーたん!完成したよぉっ‼」
「う、うん。おめで、とう……」
夜。宿屋の一室。
ユーフォリアが沢山持って帰って来たスライムゼリーを使って淫具を作ったらしい達夫が意気揚々としていた。
対するユーフォリアは、必死に澄ました顔をしているから分かり難い物の、よく見ると、これから自分が一体どのような目に遭ってしまうのか、とビクビクとしているのが分かる。
……ただ、その瞳の中にどことなく期待している様な色が混じっているのが、偽りの恋心を植え付けられた者の悲哀だろう。
「ぐふふっ、今回作ったのはこれと、これっ!」
「えっと……。透明なスポンジ?と水筒?」
達夫が取りだしたのはスライムゼリーで出来た透き通った丸い筒状のスポンジの様な物に、中からとぷっ……。とぷっ……。と思い水音が鳴っている水筒だった。
「まあ、水筒の方は中に入っている液体の方が重要だから今は置いておくとして、こっちの方を紹介してあげるよぉ!独り身で寂しい男たちに必見のアイテム!各々のチンポの形にフィットして柔らかさと締め付けの両方の感覚を一気に与えてくれる魅惑のオナホ、スライムちゃんEX‼」
「これが、オナホ……」
まるでTV通販の商品紹介の様な達夫の言葉に、ユーフォリアは意外にも興味深そうに、耳を傾けていた。
肉体的にはもう全く分からないし、精神的にも偽りの恋心を付与されている所為で色々おかしくなっているとはいえ、彼女も元は男子高校生。
そう言ったエッチな道具に興味があるかどうか、と言われれば、正直、割とあった。
「それじゃあ、ゆーたん。これを使って俺のチンポを扱いて見てよ。直接触るよりかは気が楽でしょぉ?あ、後。音が出ても良い様に魔法でなんとかしといてよ」
「……う、うん。――【サイレンス】」
そんな一見、相手の気持ちを考えていますよ的な、しかし冷静になってみればただ自分勝手なだけの台詞を述べながら、達夫はベッドの上に座り、自らの下半身を露出させた。
ガリガリの体からは想像も出来ない女殺しの巨大チンポが、遂にユーフォリアに直接的な奉仕をさせられると言う薄汚い期待感で、ガチガチに反り返ってこんにちはをする。
「いやぁ……!スキルの影響か、大分おっきく、それに暴れん坊になっちゃってねぇ。もう、抑えておくのが大変、大変」
「ぅ、ぁっ……」
(こ、これが達夫のおちんちん……。ぼ、ボクのより、ずっと大きい……)
その時、ユーフォリアが感じた思いは非常に言語化し難い物だった。
雄として目の前の相手に完敗していると言う敗北感。
雌として大好きな相手の秘部を見せられた事による高揚感。
そして元男として、そんな感情を覚えてはならない、と思う背徳感。
卑怯な手段で付与された偽物の感情が混じっている所為で、精神をあちらこちらから乱暴に引っ張られている様な物で、ユーフォリアは頭がくらくら、と何が何だか分からなくなってきた。
「それじゃあ早速、と言いたいところだけど……。その前に、ゆーたん。状態異常への耐性を落としてよ」
「……ぇ?」
ユーフォリアの疑問の声に、達夫はスライムオナホとは逆側の手に持った水筒を軽く揺らしながら答えた。
「こっちの方は、ちょっとした効果を持った液体なんだけどぉ。ほら、ゆーたんのスキルは強すぎて、状態異常とかそのままだと全部弾いちゃうでしょ?それじゃあ、実験にならないから、一旦耐性を落としてよ」
「ぅ、ぅん……。――さ、下げたよ?」
(協力するって言っちゃったし、仕方が無いよね……?)
ここで、ユーフォリアの気の弱い所が出てしまう。
危ない、とは思いつつも、一度承諾してしまった以上、断る事が出来なかった。
「くふっ。ありがと。よし、じゃあこれでっ、とぉ!」
「ひゃんっ……⁉冷たっ……⁉」
状態異常耐性を下げた途端、待ってました!とばかりに達夫が水筒の中に入っていた液体を、ユーフォリアの体に振りかけた。
それはドロドロ、と粘性をもったローションの様な液体だった。
「な、何、これっ……?」
「良いから、良いから。直に分かるよ、ふひっ」
「直に分かるって……。ぅぅ……。ドロドロして気持ち悪いよぉ……」
正体不明のローションを割りと大量に掛けられてユーフォリアが泣き言を漏らす。
唯一の救いは衣服にはそこまで影響が無かったこと――いや、それは、派手に液体を掛けられてもあまり影響が出ないほどに、露出の激しい服装をさせられていると言う事なので、何の救いでも無いかも知れない。
「そんな事より、早く性処理をしてよ。もう待ちきれないよ、ほらっ!」
「……ぅ。わ、分かったから、おちんちんをそんなにビタンビタンさせないでよぉ……」
「まずはオカズになってよ。ねぇ!ほらっ!早くぅ~!」
「そ、そんなに急かさないで。…………………………はぃっ」
「くほっ……!やっぱりその服、直ぐに脱げて最高だよねぇ」
「その所為で苦労してるのに……」
(ぅぅ……。達夫にボクのエッチな所見られちゃってる……)
溢れ出す性欲に突き動かされた達夫の催促の声に押され、ユーフォリアは自らの手で、自身の衣服の上半身と下半身の暖簾の様な布を捲り上げた。
たったそれだけで、ユーフォリアの恥ずかしい部分は、全て達夫に対して曝け出されてしまう。
綺麗な桜色の乳首に、男の侵入を一度も許していないピッチリと閉じたオマンコ。
本来ならば絶対に見ることのできない、超絶美少女のマル秘映像に、達夫は思わず感嘆の声を漏らした。
「さ、次はオナホを手に持ってっ……!ゆーたんの手でチンポに装着してよ!」
「ぅ、ぅん……。ぁっ……。こんな感触なんだ……。それじゃあ、こう、かな……?」
「くほ~~~~!」
「ひぅ……⁉だ、大丈夫……?」
「だいじょぶ、だいじょぶ!流石は魔物の素材で作ったオナホだね、チンポにピッチにフィットしてチョ~気持ちいいよぉ」
「そ、そうなんだ。良かった、ね?そ、それじゃぁ……」
(ぁぁ……。ボク、男の子なのに、男の――達夫のおちんちんを握っちゃってる……❤)
そして遂に、ユーフォリアがおずおずとスライムオナホ越しに、達夫のチンポを扱き始めた。
それは、最初はビクビクとゆっくりに、次第に少しずつ早くなっていく。
新雪の如き白く柔らかく華奢な手が、薄汚いデカチンを握りしめる光景は、言いようもなくインモラルだった。
「嗚呼っ……!スっげっ……!ゆーたん、さいこぉ~!」
「き、気持ち良い……?」
「うん、チョ~気持ちいいよぉ!ぁ……。
「うん、分かった。強かったり、弱かったりしたら遠慮せずに言ってね」
(良かった……。達夫が喜んでくれてる……!)
気色の悪いキモオタが、気持ちの悪い声を出しながら気持ちの悪い姿を見せているという地獄の様な状況。
普通の人間が見れば、思わず朝食をリバースし兼ねない程に不快な映像だが、残念ながら夥しい程の量の恋心を卑劣に植え付けられたユーフォリアに取ってだけは、大好きな相手が二重の意味で自分の手によって喜んでくれている場面だ。
ユーフォリアは、自らの葛藤の事は一先ず忘れ、とてもとても幸せそうに顔を綻ばせた。
故に、その内実はともかく、表面的には微笑ましく終わるかと思われたが…………時間が経つにつれ、ちょっとした異変が起こり始めた。
「はぁっ……!♥♥んんっ……!♥♥ひんっ……!♥♥」
「ぐふっ。ぐふふふふっ……!どーしたのかな、ゆーたん。息が荒いし、手の動きが疎かになりだしてるよぉ?」
「ご、ごめっ♥♥ごめんねっ!ひゃぅんっ……♥♥な、なんかっ♥♥体の様子がっ♥♥ひんっ♥♥♥♥」
(全身がピリピリするっ……♥♥頭が、ぼーっとしだしてっ♥♥♥♥)
性的な刺激を受けている側の達夫では無く、ユーフォリアの方が、異様に快楽を感じ始めたのである。
彼女の顔色は羞恥によってとても紅く染まり、その口からはなんとか抑えようとはしているものの、抑えきれなかった嬌声が漏れ出し始めていた。
最初は好きな相手とエッチな行為をしている事による高揚感だと思っていた。
と言うより、それはそれで確かだったので、その所為で気が付くのが遅れてしまったのだ。
ユーフォリアの体には今、明らかに異常が発生し始めていた。
「もー。ゆーたんったら、気が付くのが遅すぎだよ~。効果が出なかったのか、って焦ったじゃん!」
「――え?たつ、お?」
「少し考えれば分かるでしょ?さっきの液体の効果だよぉ」
「ぁ、あれが、原因?」
自分の身に起こった異常に翻弄されているユーフォリアに対し、達夫はアッサリと事も無げにそのネタ晴らしを行った。
当然と言えば当然の話だが、先ほど掛けられた粘性を持った謎の液体がユーフォリアの異変の原因であるらしい。
「スライムって獲物を捕らえる為に、その体に麻痺毒を持ってるでしょ?スライムオナホの方は当然無毒化してあるんだけど、さっきゆーたんの体に掛けた液体は、その毒を変異させたものなんだ。性的感覚の鋭敏化と断続的な快楽の発生――ま、簡単に言えば媚薬かな」
「び、媚薬……♥♥♥♥」
今日日、エロ漫画か何かの中でしか聞かない筈の物が、謎の液体の正体だったらしい。
外れのRスキルとは言え、流石は人智の及ばぬ邪神から授かった技能。
その効果は元の世界に存在していた、媚薬とは名ばかりのちょっとした興奮剤程度の物では済んではおらず、乱雑に胸を揉まれれば普通に痛がるだけだった至って正常なユーフォリアの体の感度が大幅に引きずり出されていた。
その証拠に――
「例えばこうするとぉ……」
「ひゃんっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤た、達夫っ……!」
達夫の指が、不意打ち気味にユーフォリアの体に触れる。
それは別に、敏感な部分に触れた訳でも無かったというのに、ユーフォリアの口からは可愛らしく、そして淫靡な声が漏れ出した。
男の指で少し触られただけで艷声を漏らす。それこそまるでエロ漫画のヒロインの様な感度に、今のユーフォリアはなってしまっていた。
「ごめん、ごめん。悪かったってぇ、くふっ!これ以上悪戯はしないから、気にせずに手コキを続けてよ」
「き、気にせずって❤❤そ、そんなのっ❤❤❤❤」
「実験。協力してくれるんでしょ?」
「ぅぅっ……❤❤❤❤」
ここまで来て断ると言う選択肢を取れる勇気は、気弱なユーフォリアには無かった。
彼女は今までに感じたことのない快感に翻弄されながらも、再び健気に達夫のチンポを擦り始める。
「ひんっっ❤❤❤ふーっ❤❤❤あっ❤❤へぅっ❤❤❤」
「あ゛~。ゆーたんのASMR手コキサイコ~~~」
「へ、変な事言わないでよぉ❤❤❤❤」
恥も外聞も投げ捨てて気色の悪い声を上げる達夫と違って、しっかりと羞恥心を持っているユーフォリアは必死に快楽を我慢しようとしているが、ままならない状況だった。
まるで空気に全身を愛撫されているように、体全体がポカポカ❤❤、ピリピリ❤❤とエッチな感覚を脳味噌へと送信してくる。
そして遂に――
「ひっ❤❤❤あっ❤❤❤だめっ❤❤❤イ゛っ❤❤❤❤」
プシュッ❤❤❤と勢いよくユーフォリアのオマンコから潮が噴き出した。
それを見た達夫がニヤァと意地の悪い笑みを顔に浮かべる。
「あれ?あれれれれ???ゆーたんもしかしてイっちゃった?男のチンポを擦ってただけで?????」
「ち、違っ❤❤❤そんなことっ❤❤❤」
「も~。嘘を吐かれたら実験にならないでしょ!それにぃ、俺の方は何度もイッてるんだけど、それを恥ずかしいって言うつもりなのかな?」
お前は存在自体が恥ずかしいだろう、と言うのが普通の人間の意見だが、残念ながらガチ恋中のユーフォリアは、そう言われると弱い。
だから彼女は、唯でさえ激しい羞恥に襲われている中、更にそれを口に出させさせられ始めた。
「ぅぅ……❤❤ぃ、ぃきまし……た❤❤」
「え?何?声が小さくて聞こえない?もっと大きく、詳細に伝えてよ!」
「ぅぅっっっ……❤❤❤ぼ、ボクはっ、達夫のおちんちんを弄ってるだけでイッてしまいました❤❤❤」
「ぐふっ。ぐふふふふっ……!良く言えました。うんうん。媚薬の効果はバッチリみたいだね」
ユーフォリアの顔は最早林檎の様に真っ赤だ。
しかしけれども達夫に自重の二文字はサッパリ見られなかった。
「さ、もっと続けてよ。まだまだビンビンだからさ。これまで溜めてきた精子を全部
「あんなに
スキルの影響で半ば絶倫と化している達夫のチンポは未だにギンギンだった。
結局、この日。朝方になるまでユーフォリアが開放される事はなく、彼女は何度も愛する人の前でイキ顔を晒す羽目となった。