※この作品はR-18です。

守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

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第111話

 

 

 

夏休み

 

それは学生にとって天国である。わざわざ学校に行かないで済むし、1日中ぐうたらしても問題ないのだから。尤も夏休みの宿題をツケると終盤がクソ怠くなるがな。

 

しかし生徒会長である俺は毎日学校に通っている。

 

 

「……以上だ。学校側もこの議題については認める事になった。とはいえ2学期になるまでは生徒会役員以外には伝えないように」

 

職員室にてAクラス担任の真嶋が俺にそう言ってくる。横には星之宮、坂上、茶柱と1年の担任が揃っている。

 

しかし茶柱からは僅かに不機嫌な色がある理由がわからない。俺の議題はDクラスにもメリットがある筈だ。

 

まあ教師が不機嫌になろうが、知ったことではないし次の議題に移らせて貰うだけだ。

 

「次の議題だ。体育祭の概要を見たが、報酬が低過ぎる」

 

先日学校から2学期の最初に行われる体育祭の概要が送られて、不備や意見があれば進言するように言われたが、ペナルティが酷くて報酬が低過ぎるのだ。ぶっちゃけやる気が出ない。

 

「絶対に言ってくると思っていたが変更はない。報酬とペナルティは変えるつもりと理事長も言っている」

 

「ちっ……なら仕方ない。適当に他クラスの誰かを再起不能にするか」

 

豪華な報酬がない以上、他クラスの誰かを壊すだけだ。

 

「いや、そんなゲーセン行くかみたいに軽く言うのやめてくれない?」

 

「知るか。ルールの範囲内で壊すなら教師は介入するべきじゃないだろ?」

 

星之宮の言葉に対してそう言ってから立ち上がる。既に職員室で話す事はないから生徒会に戻るとしよう。

 

「邪魔をした。次に用があったら呼べ」

 

言いながら俺は職員室を出て生徒会室に向かおうと廊下を歩くと騒ぎ声が聞こえてきたので足を早めると……

 

「だから……今から勉強しないといけないから……!」

 

「夏休みなんだから良いじゃん!それよりちょっと付き合ってくれよ!」

 

山内が愛里に詰め寄っている。人の所有物に手を出そうとするなんて良い度胸だな。

 

「おいカス。ナンパしてる暇があるなら自分を磨け。人の女に寄ってんじゃねぇよ」

 

俺は早足で近寄り、そう口にすると愛里は嬉しそうにこっちを見て、山内は憎々しげに睨んでくる。

 

「何だよ!俺が何しようと自由だろうが!というか人の女だと?!」

 

「言葉通りだ。愛里は俺の所有物だ。なあ愛里?」

 

「うん。私は狂夜君の所有物だよ。山内君と付き合うつもりはないよ」

 

「はぁ?!ふざけんなよ!」

 

山内は真っ赤になって怒り出す。

 

「ふざけてねぇよ。お前みたいなカスが触れて良い存在じゃないんだよ……んっ」

 

「んっ……ちゅっ」

 

言いながら俺は愛里にキスをすると愛里は目を瞑ってキスを受け止める。

 

「なっ?!何だよ?!見せつけてんじゃねぇよ!」

 

「バカには口でも言ってもわかんないから。愛里の全身は俺の物だからな」

 

「んっ……狂夜君っ、くすぐったいよ……」

 

愛里にキスをしながら胸と尻を揉む。対する愛里は恥ずかしそうにしながらも受け入れてくれる。

 

「ふざけんな!何人も女を囲みやがってるんだし、愛里をくれたって良いだろ!」

 

「嫌……!」

 

愛里はビビりながらも明確に拒絶する。そりゃそうだ。愛里は俺に溺れさせている。

 

まあ仮に俺との縁が無くても山内を受け入れるなんてのはあり得ない。山内の評価は5月の時点で最悪だったが、セクハラ事件で停学を食らってから更に評価が落ちたからな。

 

「ほら、お前を受け入れられないみたいだし、どっか行けよ。邪魔だ」

 

言いながら愛里の胸を揉み続ける。うん、制服越しでも柔らかいな。早くセックスしたいものだ。

 

「っ!畜生!」

 

山内は悔しそうに走り去っていくがそのまま死んで欲しいものだ。

 

「大丈夫か愛里?」

 

「うん、ありがとう狂夜君。正直凄く怖かったよ」

 

「まあ性犯罪者に寄られたら怖いわな。お前さっき勉強すると言っていたが、図書館で勉強か?」

 

「そうだよ」

 

「だったら生徒会を切り上げる16時までは図書館から出ないでくれ。もし山内がまた迫ってくるかもしれないからな」

 

「うん、そうするよ」

 

「ああ。16時に迎えに行くが、今夜はウチに泊まれよ」

 

夏休みは余り女を抱くつもりはない。愛里の身体と心を調教して2学期になる前に抱けるように時間を割きたいからな。

 

「……うん。楽しみにしてるね」

 

愛里は顔を赤くしながら頷く。実際抱けないことはないだろう。既に愛里はキス、フェラ、パイズリなどはしてくれるし。

 

「ああ。じゃあまた後で」

 

そう言って俺は愛里にキスをしてから生徒会室に向かい、中に入る。

 

「あ、お帰り〜。結果はどうだった?」

 

書類作業をする恵が聞いてくる。

 

「プロジェクトについては今年度からお試しでやる事になった」

 

「それは楽しみだな。折角だし、BクラスからDクラスに対して精一杯バックアップしてやらないとな」

 

南雲がいやらしい表情を浮かべてそう告げる。見れば龍園や有栖も同じように楽しそうに笑っている。俺も同じ気持ちではあるが、やっぱりこの生徒会は屑が揃っているな。

 

「後体育祭の件は却下されたし、適当に誰か1人壊すつもりだが希望者はいるか?」

 

「あ、じゃあ堀北さん潰してくれない?普段は誰でも交流しないのに試験になったら出しゃばってクラスに迷惑をかけてるし」

 

恵が手を挙げてそう言ってくる。確かに堀北は無人島試験では暗黙の了解を破ってウチのベースキャンプに乗り込んだ事で俺達に対して攻める口実を与え、優待者当て試験では3クラスが結果1を目指そうとしている中で反対して自分のクラスが他3クラスから恨まれるようにしたからな。

 

Dクラスのリーダー格の恵からしたら迷惑極まりないだろう。

 

「俺としては別に構わないが」

 

「良いんじゃないですか?ああいうプライドの高い人が追い込まれるのは見ていて気持ちが良いですから」

 

「心を折ってマワすか」

 

「それは傑作だな。堀北先輩がどんな表情になるか見てみたいぜ」

 

「南雲、多分変わらないと思うぞ。以前聞いたんだが、堀北兄は妹を地面に叩きつけようとして、綾小路がそれを止めたらしい」

 

「マジか。随分と容赦ない事で」

 

「全くだ。同じ兄として驚いたぜ」

 

「ん?お前妹いるのか?」

 

「まあな。中々のお転婆娘だよ」

 

「何がお転婆娘だ。俺の中学の人間を10人近く少年院送りにした生粋のイカれ女だろうが」

 

龍園が吐き捨てるように言ってくるが、イカれた人間というのは鳳橋の中じゃデフォルトだからな。

 

後、それは憶測だろう。俺の妹が異性トラブルで証拠を残すほど緩くないし。

 

コンコン

 

と、ここで生徒会室のドアからノック音が聞こえてくるので意識を切り替える。

 

「入れ」

 

「失礼します。1年Dクラスの松下千秋です」

 

入ってきたのは俺の持つカードの1枚の松下千秋だった。かなりの美人だからいずれ抱くつもりだ。

 

「何の用だ?長い話になるから恵に茶菓子の用意をさせるが?」

 

「ううん。そんなに長引かないよ。あのさ、夏休み終盤にプールが使えるよね?」

 

「ラスト3日使えるな。それがどうかしたか?」

 

「私も友達と行く予定なんだけど、ウチのクラスの須藤、池、山内の3人を出禁に出来ない?正直言って来て欲しくないから」

 

なるほどな。まあ女子からしたら当たり前だろう。実際クラスメイトも行く気を出してなかったし。

 

「そういやウチのクラスの女もアイツらがいるから気が乗らないとか言ってたな」

 

「私のクラスにもいましたね」

 

どうやら全クラスで同じ意見のようだ。

 

「わかった。恵、今からもう一回職員室に行くからお前もこい」

 

「あたし?別に良いけど、同伴者なら副会長の方が良いんじゃない」

 

「いや、この場合はアイツらと同じDクラスの人間の方が良い……と、言うわけで行くぞ」

 

言いながら生徒会室を出て再度職員室に向かうが、十中八九通るだろう。何人とも何らかの形で最低一回は学校から罰を受けているし。

 

 

寧ろ通った後に馬鹿3人が喚くのが面倒だろうな。

オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?

  • アリだ。雌犬にしてやれ
  • アリだけど程々に
  • 無しで
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