守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
「くそっ!くそっ!くそがぁっ!鳳橋の野郎、俺の愛里に気安く触れやがって!」
山内春樹は寮の自分の部屋にて地団駄を踏んでいる。つい先程停学中に出された課題を担任に渡そうと学校に行ったら図書館の近くで愛里を発見した山内は、真部との審議の際に動画を用意せず自分を停学にさせた事を償って貰うべく、1日付き合うように話しかけた。
しかし当の本人はあろうことか嫌がったので多少強引に連れ出そうとしたが、優秀な自分の側に置いてあげる事は名誉であると疑っていなかった。
すると次の瞬間、自分を冤罪で停学に追い込んだ鳳橋狂夜が現れて、自分の物となるべきである愛里の所有権を主張してから、愛里にキスをしながら愛里の胸や尻を触りまくったのだ。
「愛里も嬉しそうにしやがって!絶対俺のテクの方が良いだろうが!」
そんな風に喚く山内だが、これまでに女子に触れた経験は幼稚園や小学校低学年時に鬼ごっこをした時くらいで、小学校高学年になると女子が離れていき、中学校時代にはフォークダンスで女子と手を繋ごうとして拒否されている。
一方の狂夜は100人近くの女子を抱いていて、その経験から女子の弱点の把握能力も極めて高く、中学時代には狂夜と敵対している学校の女子を1日で快楽堕ちさせてスパイに仕立て上げて、最終的には12人のスパイを作り上げたくらいだ。更には資産家の令嬢を1番で従順な下僕にして資金源にもしている。当の本人はリスクリターンの管理が上手いから、この学校に入学してからは余り手を出してないだけで、その気になれば誰でもセフレに出来るだろう。
以上の事から山内のテクニックが狂夜のテクニックに勝る事は万に一つもあり得ないのだ。まさに巨象と蟻の戦いである。
「しかも鳳橋以外にも龍園や綾小路がモテるのに何で俺がモテねえんだよ!」
山内はベットの枕を八つ当たり気味に壁に投げつける。
陽キャの自分は女子から嫌われてるのに、屑の狂夜や龍園や綾小路が女を連れているのが心底気に食わないのだ。
1年生が学校に戻ってきてから山内は何度も見せつけられている。
自分から愛里を奪った狂夜は見る度に違う女を連れているが、外でも隣を歩く女子にキスをしたり身体を触りまくっているのに、女子から受け入れられて……
社会のゴミである不良の象徴の龍園は龍園自身のクラスの伊吹や山内のクラスの佐藤や王を下僕のように引き連れながら山内自身では入れない高級レストランに入り、窓ガラスの近くにいた自分に見せつけるかのように3人に食べさせて貰っていて……
パシリがお似合いの陰キャの綾小路はケヤキモールの公園で広げたビニールシートの上でAクラスの山村と肩を寄せ合いながら山村が作ったものらしきサンドイッチを食べたり、寮の中庭のベンチでAクラスの森下と抱き合いながら寝転がりつつポッキーゲームをしたり……
複数の女子との交流、キス、ボディタッチ、高級レストランでのデート、女子からのあーん、女子の手作り弁当、ポッキーゲーム
自分より価値の低い人間が自分が女子としたい事をやっているなんて山内からしたら断じて認められない。
「クソッ……気分悪ぃ。こうなったら夏休み最後に開かれるプールで女子更衣室の盗撮でもするか……」
忌々しげに山内は最低なことを口にする。そういった事が女子から忌避されるのだと理解してしないが故に。
「ぐふふっ……愛里の巨乳、櫛田ちゃんの巨乳、一之瀬の巨乳……見放題だぜ!」
下卑た表情を浮かべながら妄想をする山内。
「とはいえ俺1人じゃ不安だし仲間を作るか。いざって時のスケープゴートは必須だからな」
言いながら山内は携帯を取り出す。須藤や池は当然としてカメラの設置には外村も必須だからだ。
pipipi
しかしメールをする為に着信の通達の電子音が流れ出す。
「ん?学校からもメールだな。どれどれ……」
山内はたった今来たメールを開いてみると……
通達
須藤健
池寛治
山内春樹
上記の3名については8月29日から31日まで開かれるプールの出入りを禁止する。
出入りを確認した場合、1週間の停学ならびに今年度において特別カリキュラムの受講の処分とする。
そのようなメールが届いている。
「っ!何でだよっ?!何で学校は楽しみを奪うんだよっ!何でだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
山内は怒りの余り叫び出す。盗撮が失敗しても女子の水着を見る事を期待していたが、プールの出入りすら出来ないなんて人権侵害でしかないと山内は考える。
しかし山内の考えとは裏腹に学校の判断は当然である。須藤は入学してからしょっちゅう問題を起こしているし、池も須藤ほどでは問題を起こして女子から嫌われているし、山内に至っては性犯罪をしたと停学を食らっているのだからな。
ちなみに狂夜が恵と千秋を連れて職員室に申請したら、馬鹿3人組の出禁は満場一致で決定している事から、教職員らも3馬鹿が問題をやらかすと確信しているのだった。
「ふざけやがってふざけやがってふざけやがってふざけやがってぇぇぇぇぇ!学校はどこまで俺をコケにすれば気が済むんだよ!俺はただ女子とエロい声をして過ごしたいだけなのによぉ!くそったれがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
山内の叫び声が今まで以上に大きく、山内の周りの部屋の人間は五月蝿そうに耳を塞ぐのだった。
尚、そんな山内が憎悪を抱く3人についてだが………
「うるせぇな……馬鹿の喚き声は聞いて不愉快になるな」
「私、席が近いから2学期から怖いな……」
「実害があったら直ぐに言え。愛里は俺が直ぐに守るからな」
「……ありがとう狂夜君……んっ」
「甘えん坊だな愛里は……んっ」
狂夜は山内の叫びにイライラしながらも怯える愛里にキスをして落ち着かせていて……
「ちっ……猿が煩ぇな。あんな性犯罪者がいるんじゃDクラスの女子には心底同情するぜ」
「んむっ……ご主人様が退学に追い込んで、んちゅ……くれませんか?」
「だよね……翔君なら出来るよね?するならDクラスの女子にも話しとくよ。皆喜んで協力するよ」
「くくくっ、俺に協力するなんて、あの猿は不人気者だな。ま、利用出来るだけ利用してやるよ」
龍園翔はペットである王と佐藤に首輪を引っ張りながらフェラをさせつつ、山内を利用出来る方法を模索させて……
「あ、済まん死んだ」
「背後からティガの猛突進なら仕方ありません。しかし約束は約束ですから、清隆は私と後でスク水ローションプレイを、山村美紀とは兄妹イチャイチャ近親相姦プレイをしてください」
「ええっ……!」
「待て、それは初耳なんだが」
「今決めました。それに清隆は昨日、自販機の近くで山村美紀とキスをしていたでしょう?」
「はぅ……!」
「誰かが見ているのは知っていたが、お前だったか……」
「藍ちゃんサーチからは逃げられませんよ。何にせよ、負けた以上は潔く受け入れてください。拒否するなら二学期に拒否された事を校内放送で話します」
「きゅぅ……」
「美紀……気絶したか。わかったよ、やるから校内放送はやめてくれ」
「決まりですね。では宜しくお願いします」
綾小路清隆はマイペースな森下藍に振り回されながらも、羞恥で気絶した山村美紀を介抱するのだった。
オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?
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アリだ。雌犬にしてやれ
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アリだけど程々に
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無しで