守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
「いやー、それにしても今日は楽しかった」
女子更衣室にて夢がそう呟きながら私服に着替えて息を吐く。
「私も楽しかったけど……帆波ちゃんは大丈夫だった?白波さんに気持ち悪い眼差しを向けられて嫌だったでしょ?」
麻子がブラジャーを付けながら隣にいる帆波に質問する。ビーチバレーの時もそうだったが、白波は常に帆波をガン見したり、帆波と話す狂夜に敵意を向けていた。麻子や夢にも気づいたのだから当事者である帆波が気付かない筈がない。
「あはは……最初は嫌だったけど途中からは気にしないようにしてたから大丈夫だよ」
帆波の言葉に麻子と夢は小さな笑みを浮かべる。誰に対して優しい帆波だが、最近は白波によって嫌な気分が生まれている。しかも堂々と嫌だったと言う以上、相当気分を害しているのは明白だ。
「ねぇ帆波ちゃん。もしイライラが限界に達そうになったら、狂夜君とセックスしてみない?」
「にゃにゃ?!いきなり何を変な事を言ってるの?!」
夢の言葉に帆波は真っ赤になって慌て出す。
「いや、至って本気だよ。私や麻子ちゃんもだけどDクラスの恵ちゃんとかも3馬鹿の愚行に対するストレス発散の為にセックスしてるよ」
「ストレス発散の為にセックスする時の狂夜君は私達が望むセックスをしてくれるよ」
「うん。私も初めは怖かったけど、狂夜君も最初はすごく紳士的で気持ち良かったから、帆波ちゃんも限界を感じたら頼んでみなよ」
慌てる帆波に麻子と夢は真剣な表情を浮かべてそう返す。真剣さから帆波の事を考えているのが帆波に伝わってくる。
「う、うーん。一応頭の隅に置いておくよ」
帆波はそう言いながら服を着るが、これで問題ない。2人の目的は帆波を貞操観念を弱める事にあるのだから。今後も白波を利用して帆波にストレスを与えて狂夜に食わせるつもりである。
そうすることが白波に対する最大の嫌がらせになるし、何よりも狂夜から褒美の寵愛を貰えるのだから。2人の目的は白波に狂夜と帆波のセックスを見せる事にある。
入学当初は普通の女子高生であった麻子と夢だが、今では既に狂夜の部下に相応しい歪んだ精神を宿しているのだった。
『帆波ちゃんは少しだけ考えるようになったよ』
プールから上がって、寮のエレベーターで別れてから数分、自分の部屋に戻ったらしい夢からのメールを見た俺は手応えを感じる。思ったよりも順調のようだ。
新学期になってから入る大きな収入もあり、戦術の幅も広がるし、楽しい楽しい二学期になりそうだな。先ずは体育祭だが……狙いはDクラスだ。
Aクラスは今嫌われ者の戸塚を敵とみなして団結している強敵だし、Bクラスについても体育祭の関係で味方だしな。
Dクラスについては綾小路や高円寺は強敵だがお荷物が多いし敵じゃない。
それにウチのクラスのストレス発散もしないといけない。堀北なんかは無人島試験でウチのベースキャンプに踏み込むわ、優待者試験では空気を読まずに出しゃばるわで、ウチのクラスからは嫌われてるし、競技にかこつけて嬲るとしよう。
ただ有栖や龍園が叩きたい相手が堀北以外にもいるならその辺りは上手く帳尻を合わせるとしよう。女子からしたら堀北より性犯罪者の山内を潰して欲しいだろうからな。
そう思いながら俺がメッセージを打ち込んでいるとインターホンが鳴るので、モニターを見ると玄関前にはひよりが立っていた。
俺はそのまま玄関の鍵を開ける。
「どうしたんだひより?何か用事か?」
「はい。少し相談があるのですが、お時間は大丈夫ですか?」
「良いぞ。上がれよ」
「お邪魔します」
ひよりが一礼して部屋に入るので、冷蔵庫から麦茶を取り出してコップに入れてひよりに突き出す。
「ありがとうございます」
「気にすんな。で?相談って何だ?」
「はい。私達のクラスも今後に備えて苦手分野の克服を少しずつしていますが、体力向上方法について狂夜君からアドバイスを貰いたくて」
やはりBクラスもしているようだ。まあ龍園は俺が中学時代に部下の育成に力を入れていたのは知っているからな。
「?教えるのは構わないが龍園あたりから聞かないのか?」
アイツとは長い付き合いで、アイツも俺のいる環境に触れたことであらゆる方面の能力を高めているし、ひよりに対してアドバイス出来るだろう。
「はい。最初は龍園君に頼みましたが、やる事があるから狂夜君に聞けと返されました」
「そうか。まあ構わない。ちなみに今はどんなトレーニングをしてんま?」
「はい。こちらになります」
ひよりがトレーニングメニューを見せてくるが、初心者に毛が生えたレベルの内容だった。これに対する追加メニューとなると……
俺は幾つかのメニューを追記する。
「とりあえずこれをやってみろ。ただし1週間は身体を慣らす為に無理はするなよ」
「わかりました。わざわざありがとうございます」
「どういたしまして」
「何かお礼をしたいのですが……何かできますか?」
お礼?別に求めてるわけじゃないが、向こうが望んでいるなら受け取ろう。
「じゃあ今から1時間、一緒に寝てくれ」
「それじゃいつもの事じゃないですか?」
「そのいつもの事が良いんだよ」
「わかりました。狂夜君が望むなら……」
ひよりは頷いてベッドに上がるので一緒に抱き合いながらベッドに横たわる。
同時にひよりから伝わる温もりが俺の気分を満たして、幸せな気分になる。
「あの狂夜君」
抱き合っているとひよりが話しかけてくる。
「何だ?」
「狂夜君はこうやって抱き合うだけで満足なんですか?狂夜君は……その、沢山の女子と肉体関係を持っているから……」
「お前にもエロい事を要求する……と思ったか?」
「えっと……はい」
ひよりは恥ずかしそうに頬を赤らめながらも頷く。可愛いな。
「それとも単純に私に女としての魅力がないからですか?」
「いや、魅力はあるな。お前に手を出さない理由としては、単純に手を出す前の段階で満たされてるからだ」
「満たされている?」
「俺は自分の気分を満足させる為にあらゆる娯楽を堪能するが、女を抱くのはその内の1つだ。けど、ひよりの場合はこうやって抱き合うだけで満たされるんだよ。既に満足している以上、手を出す必要がない」
もちろんひよりの身体を開発する事もやろうと思えば出来るが、その気にはならない。ただ抱き合うだけで満足するひよりの存在は貴重だからわざわざ人間関係にヒビが入る可能性がある行動をとるつもりはない。
「そ、そうなんですか?私に抱きつくだけで満足するとは狂夜君は変わってますね」
「変わっているかわからないが、俺は今この時間が幸せだ。ひよりさえ良ければ、今後もこの時間を作ってくれないか?」
「は、はい……私も狂夜君とこうやって寝る時間は気に入っていますから……」
ひよりが抱きしめる力を強めるので俺も抱きしめる力を強める。この時点で美女を抱いて絶頂した時と同じように満たされているのがわかる。
抱きしめるだけでこれならキスやセックスをする時にどうなるか全く想像出来ないな。
まあそれは今考える必要はない。
「ひより」
「はい」
「卒業してからもこの関係を続けてくれるか?」
「……はい、良いですよ」
今はこの幸せな時間を堪能する事が大切だからな。
こうして俺達は時間が許す限り、抱き合いながら他愛のない雑談を繰り返すのだった。
バカテスト
アンケート
夏休みを振り返ってどうですか?
鳳橋狂夜の答え
生徒会での仕事も充実したし、フリーな時間は綾小路や龍園やセフレとアニメ鑑賞会をして、夜はセフレとセックスを堪能して普通の夏休みだった。
違いがあるとしたら風俗嬢の身体の開発は出来ず、代わりにグラビアアイドルの身体の開発をした。
教師のコメント
これが普通とは嫌な夏休みですね
龍園翔の答え
生徒会の仕事は怠かったが面白い作戦が決まって、潰れる人間がどうなるか楽しみに思った。セフレについては1人増えせたので満足出来た。
教師のコメント
鳳橋くんもですが、アンケートで堂々とセフレと書かないでください。
軽井沢恵の答え
生徒会の仕事が思ったより大変だった。後、初めてアナル攻めを狂夜にされたけど、最初はかなりキツかった。
教師のコメント
鳳橋君と龍園君と一緒に職員室に来るように
綾小路清隆の答え
他クラスの親友の藍と美紀と毎日過ごせて楽しかった。モンハンでも目標の装備を集めて充実した。また鳳橋から複数のアニメを勧められたが、中でもガールズ&パンツァーが面白かった。
しかし劇場版の鑑賞会をした際、推しに島田愛里寿を挙げたら藍から塵を見る眼差しで見られた。ミカを推した鳳橋や逸見エリカを推した龍園は変な目で見られなかったのに納得出来なかった。
教師のコメント
学生らしい夏休みですね。しかし勉強も頑張ってください。ちなみに私の推しはオレンジペコです。
山内春樹の答え
鳳橋の屑野郎が俺の愛里に手を出して最悪だった。いつか絶対に救ってやる!
白波千尋の答え
鳳橋の屑が帆波ちゃんにセクハラをしているのを見て最悪だった。いつか帆波ちゃんを救ってみせる!
教師のコメント
ストーカーの心理について知って疲れました。
オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?
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アリだ。雌犬にしてやれ
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アリだけど程々に
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無しで