守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
「……というか訳で苦情が半端ないからお前らを呼んだが、次回以降も同じ事をしたら停学や退学も考慮するからな」
「ふざけんなよ!元々あんなふざけた契約を言ったお前が悪いんだろうが!」
「あんたが生徒会長なのも納得してないわよ!」
生徒会室にて、俺はカツアゲについて、実行犯の須藤と池と山内、篠原と前園と森に言及すると案の定反論が生まれるが死んで欲しい物だ。
「勘違いするな。元々須藤が赤点を取らなければ良かっただけだ。そうすれば契約の話そのものが出なかったからな。悪いのは過去問がありながら赤点を取った須藤だ」
「っ!テメェ喧嘩売ってんのか?!」
「明確な事実を突きつけただけだ。そんな事もわからない程低知能のようだな」
その言葉と同時に須藤は拳を振るってくるので右手で拳を掴む。
「テメェ!」
須藤はもう片方の拳を振るってくるので左手で掴む。
「……で?まだやるのか?次に攻撃を仕掛けたなら学校に退学申請しても良いが」
俺としては今すぐに出しても良いが、ただ退学させるだけじゃつまらない。下らないプライドを全てへし折って歯向かった事を罪である事、自分が無価値であるのだとわからせるまでは生かしてやる。
「クソがっ!体育祭で見てやがれっ!」
須藤は舌打ちをしてから生徒会室を後にするが、それはこっちのセリフだ。お前こそ俺との差をしっかり見ておきな。
「他の連中もさっさと帰れ。警告はしたからな」
言いながら俺が拳をパキパキと鳴らすと他の5人はビビりながら出ていく。まあ須藤の拳を簡単に止めたからな。ああいう小物は力を見せつければ黙るからな。
「さて、もうすぐ朝のHRだし、俺も行くか」
そう思いながら俺も片付けてから生徒会室を後にするのだった。
放課後……
「帰る前にちょっと残れ。体育祭の推薦種目選手の発表をする」
帰りのHRが終わるなり、俺は教卓の前に立って口を開ける。
全員参加種目の順番はまだ決まりきっていないが、推薦種目の選手については今日の体育で決めたからな。
「まずは借り物競争だが俺、安藤、南方、柴田だ」
借り物競争は運要素が強いから運動能力が低い生徒でも勝ち目はあるが、全員簡単な借り物の場合は運動能力が高い生徒が勝つから、強い生徒を投入する。
「次、四方綱引きは俺、神崎、中山、吉澤だ」
これに握力が高い4人にした。小細工抜きの力勝負になるからな。
「次に男女混合の二人三脚だが、俺と安藤、神崎と姫野、田澤と夢、柴田と一之瀬だ」
俺が一之瀬と組む予定だったが、体格を考慮したら一之瀬より安藤の方が相性が良かった「ふざけんな!帆波ちゃんが汚れるじゃん!」はい白波さんが騒ぎ出しましたよ。
「黙れ白波。お前の存在の方が一之瀬を汚してるぞ。後、柴田は俺と違って童貞だから汚れない」
「嫌なフォローすんなよ!確かに俺は鳳橋と違って汚れてないけどさ!」
「というか高校一年生ならお前以外童貞だろ」
「そうか。中学時代の俺の部下は大抵童貞を卒業してたし、それ以外にも龍園は違うし、綾小路もそろそろ童貞を卒業するだろ」
少ないとは思うが極端というレベルではないだろう。
「何にせよこれは決定事項だからゴチャゴチャ言うな。変えるとしたら一之瀬が柴田を拒否するケースのみだ」
「拒否なんかしないよ。勝つために一生懸命頑張るね」
「帆波ちゃん!どうして!?他の連中が働けばいいだけだよ!帆波ちゃんは頑張らないで私と一緒に居れば良いんだよ!」
どんだけ傲慢なんだコイツは?正直言って俺より傲慢じゃねぇか?
「煩えぞお荷物。一之瀬はいずれ俺の物にするが、現時点では一之瀬は一之瀬自身の物だ。所有者の意思を部外者がケチつけるな」
「煩い!そもそもお前の所有物になんか絶対に認めない!」
「クラスのお荷物のお前の認可など不要だな」
「黙れ!女の敵!さっさと死ね!」
「良い加減にしてよ!」
と、ここで一之瀬が怒鳴り声を上げる。
「っ!ほ、帆波ちゃん……」
「さっきから黙って聞いていれば私の意思は無視して、他の人をとことんバカにして……もう限界だし、私には話しかけないで」
「ま、待ってよ!私は帆波ちゃんの為に……!」
「私は望んでないから。この際だからハッキリ言うけと、白波さんと仲良くするか、鳳橋君に処女を捧げるか、どっちかを選べって言われたら私は迷わず後者を選ぶから」
一之瀬は冷たい眼差しを向けながらそう口にするが、白波からしたら相当なダメージだろう。
「っ!嘘だ……嘘だっ、帆波ちゃんはずっと私と……」
一之瀬の発言により白波は呆然とした表情でフラフラとなる。ここまでの拒絶となればキツイようだ。
何にせよ一之瀬の表情を見る限り、いずれ抱かれる覚悟はあるようだし、良い進展となった。今日からは水着マッサージに変更だな。
「よし、馬鹿は黙ったし話を続ける。改めて説明するが男女混合の二人三脚だが、俺と安藤、神崎と姫野、田澤と夢、柴田と一之瀬で異論はあるか?」
周りを見るが異論は見えない。まあ実際この組み合わせは勝つ為の組み合わせだからな。白波のようなガキがいないなら反対は出ないに決まってる。
「ないようだな。んじゃ最後の1200メートルリレーだ。メンバーは男子からは俺、神崎、柴田、女子からは一之瀬、南方、安藤。順番については柴田、安藤、一之瀬、神崎、南方、俺と考えているがどうだ?」
「鳳橋君が一番手は?逃げ切り戦術って事で」
「一応考えたが、少なくとも1年生だけで見ればウチが1番強いから小細工抜きのオーダーにした。まあ逃げ切り戦術もアリっちゃアリだし、多数決でも取るか」
正直俺からしたらどっちでも構わないけど。この程度の問題ならクラスメイトの決定でも不満はない。
「じゃあ逃げ切り戦術が良い奴、手を挙げろ」
その言葉と同時に複数人が手を挙げる。俺、呆然としている白波を除いたら38人が教室にいて、賛成者は11……12人だな。
「逃げ切り戦術に賛成したのは38人中12人だ。よって当初の予定だった組み合わせにする」
これにより俺はアンカーになるが、他のクラスのアンカーはどうなるのだろうか?
「軽井沢、ちょっと良いか?」
Dクラスにて、Cクラスと同じように推薦種目の参加選手の最終決定が行われている中、綾小路は手を挙げる。
「どうしたの綾小路君?1200メートルリレーの参加は嫌?」
恵は綾小路に聞き返す。恵はちょうど今、1200メートルリレーの参加選手の名前を口にしたが、綾小路は参加を望んでいないのかと考えていた。
「参加は構わないがアンカーはオレに任せてくれないか?」
「え?あたしは元々アンカーを頼もうとしてたから良いけど、何か理由があるの?」
「ああ、美紀がアンカーとして走るのを見たいと言ってきてな」
少しずつ自分の気持ちを口にするようになってきている親友の山村が望んでいるのならばそれに応えたいと綾小路と考えていた。
「私情丸出しじゃん。狂夜みたい」
「好き勝手生きるのも悪くないと最近思ってな。何にせよアンカーならモチベーションも上がるから頼む」
「待ちなさい。綾小路君は一番手を担当して、主導権を握るべきよ」
ここで堀北が尤もらしい発言をする。彼女自身もアンカーを希望しているので綾小路がアンカーにならないように動いたのだ。
「断る。堀北はどうせ兄と同じ順番で走りたいんだろうが、互いに私情が理由なら、実力のあるオレがやる」
しかし綾小路は堀北の意見を一蹴する。やる気が出ているのに、水を差されるのはゴメンである。
「っ!」
綾小路の無表情ながらも強い圧に堀北は気圧される。綾小路の100メートルの記録は10秒ジャストで日本記録一歩手前だった事も後押しになっている。
「まあ綾小路のやる気が削がれたら問題だし、アンカーは綾小路君だね」
綾小路が圧を放つ中、恵は淡々とアンカーを綾小路に指名して、堀北は自分の希望をへし折られた事により歯軋りをするのだった。
オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?
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アリだ。雌犬にしてやれ
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アリだけど程々に
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無しで