守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
ハードル走について余り良い結果とはいえ言えない。俺が1位を獲得して須藤にストレスを与えはしたが、他の面々は組み合わせが悪く入賞が少なく、クラス単位の順位は2位から3位に落ちた。
とはいえ焦る必要はない。順位は振るわなくても殆ど全員から成長を感じるし、来年からは更なる成長が期待出来るしな。
そして他の学年のハードル走が終わり、次の種目に移る。
第3種目は棒倒しだ。シンプルながら危険な競技で男子専門の競技だ。試合のルールは二本先取だ。
「行くぞ。無様な姿を見せた奴は後で制裁な」
龍園の言葉に空気が重くなる。やる気を見せる。ウチのクラスがディフェンスで龍園のBクラスがオフェンスだ。ただし状況次第ではウチの主力が前に出たり、龍園のクラスの主力が防衛に入るように作戦を組んでいる。
向こうは陣形を見る限り最初はAクラスがディフェンス、Dクラスがオフェンスだろう。そうなると俺が綾小路の相手をする必要がある。多分綾小路の相手を出来るのは俺だけだ。
パァンッ!
準備が完了するとBクラスとDクラスが敵陣に向かっていく。
「鳳橋ぃ!テメェは俺がぶっ潰してやる!」
須藤は俺を睨みながら叫ぶがお前程度の雑魚、眼中にないわ。
そう思う中、綾小路が猛スピードで突っ込んでいくが……
「ぶべらっ!」
余りのプレッシャーに反射的に止めようとしたと思われるBクラスの近藤が綾小路に数メートル吹き飛ばされる。
近藤はバスケ部所属でフィジカルは学年でも高い方であるので、クラスメイトも驚愕の表情を浮かべる。
「怯むな!綾小路は俺がやるからお前らは他をやれ!神崎!指揮は任せた!」
「わかった!冨田、墨田、渡辺、天城の4人は須藤を抑えに行け。各々を相手にしろ!」
『了解!』
神崎が指揮する中、俺は前に出て綾小路と目が合う。やはり俺を潰すつもりのようだ。
(フィジカルは向こうのほうが若干上……身を低くして激突の瞬間に踏ん張る……)
走りながら身を低くして、激突の直前に速度を僅かに落として踏ん張り始め……
ゴッッッッッッ!
轟音と共に強い衝撃が全身に伝わってくる。予想はしていたが桁違いのパワーだ。しかし踏み留まる事ができたので良しとする。
綾小路はすかさず俺を投げる為か腕に手を伸ばそうするので、身を更に引くしてから、綾小路の脇の下を押し上げる。
リーチはこっちの方が上だから、これにより綾小路の腕は伸び切るので投げる為には一層の力がいるし、体勢的に投げにくいだろう。
すると綾小路は投げるのをやめたようだが、俺のように両手を俺の脇の下に回して押し上げようとしてくる。
(俺の良い体勢を崩してから投げる腹だろうが、そうは行くか)
俺は更に踏ん張りを強くする。ここで押し上げられたら負けに直結するからな。
それにより硬直状態になるが、身体能力は向こうに分があるので肉体に掛かる負荷は大きい。この後最低でももう一戦あるがキツいな。
しかし俺がやるしかない。正直白組で綾小路を止めれるのは俺だけだ。
「綾小路ぃ!鳳橋は俺が潰すから手を出してんじゃねぇよ!」
声と気配から須藤が寄ってくるが問題ない。
「お前の相手は俺達だ!」
「お前みたいな馬鹿にウチのリーダーの相手は務まらねえよ!」
「邪魔しないで今後も鳳橋にプライベートポイントを払ってな!まあバスケ部を追放された自業自得野郎にはポイントを稼げないだろうが!」
「お前は縁のない女子を考えてシコってな!」
俺の部下が足止めするからな。俺の影響を受けて挑発のキレを強くした4人なら大丈夫だろう。
「あぁ?!雑魚どもが調子乗ってんじゃねぇぞ!」
すると須藤の気配が遠ざかるのがわかる。挑発に成功したのだろう。
そっちは任せるぞ。
「あぁ?!雑魚が調子乗ってんじゃねぇぞ!」
須藤は挑発に乗って、挑発した冨田、墨田、渡辺、天城に突進を仕掛ける。
「お前の相手は俺だ!」
冨田がひと足先に前に出る。
「邪魔だ!」
須藤が冨田とぶつかるがフィジカルの差で冨田は簡単に押し負ける。
しかし冨田は苦痛を感じながらも笑みを浮かべ……
「今だ!」
その叫びと共に3人は一斉に須藤に抱きつく。冨田は最初から囮で3人がかりで須藤を腕ごと拘束するのが目的だ。狂夜から「とにかくしがみつけ。大抵の人間は抱きつかれたらマトモに動けなくなる」とアドバイスを受けたのでその通りにしたのだ。
「っ!雑魚どもが離れやがれ!」
そう言って須藤は暴れるが3人がかりで抱きつかれたら思うように身体を動かせずにいる。
「俺も追加だ!」
3人が拘束する間に冨田も復活して須藤にしがみ付く。
「クソがっ!離れやがれっ!」
須藤は益々怒りを露わにするが言葉だけで4人は退けられずにいるのだった。
「オラオラオラ!邪魔だ邪魔だ!」
赤組陣地にてBクラスの石崎がテンションを高く乗り込み、他の連中も攻めよる。
「行かせん!」
それに対して葛城は龍園に近寄る。1番危険と判断したからだ。
「お前の相手は俺だ!」
しかし2人の間に小宮が入って葛城を止めに入る。身体能力なら小宮が上だが、体格は葛城の方が上であり拮抗する。
それにより龍園達が陣地に入り、Aクラスで1番フィジカルが強い鬼頭が龍園に両手を突き出すが……
「あ?テメェじゃ足りねぇよカス」
「ぬっ……ぐううっ!」
龍園は鬼頭の両腕を上から抱え込んで動きを封じながら肘関節を極め、それにより鬼頭は苦悶の表情を浮かべる。かんぬきと呼ばれてアマチュアの大会では禁止とされる相撲の技により鬼頭は苦痛から抵抗が弱まる。
同時に龍園は拘束を解いて、間髪入れずに鬼頭との距離を詰めて一本背負いを叩き込む。
「がはっ!」
「雑魚が。テメェら、このまま潰せ」
『おぉぉぉぉぉぉぉっ!』
Aクラスで1番強い鬼頭を完封した事によりBクラスの士気が上がり、勢いが増す。
元々Bクラスは腕っぷしのある人間が多い事もあり、Aクラスの面々は気圧されていき……棒は呆気なく倒される。
ピィィィィィィィィィィィィィィッ!
それによりホイッスルが鳴り白組から歓声が上がる。
「ふぅ……先ずはこっちの勝ちだな」
綾小路の組み合っていた俺は離れて息を吐く。綾小路と組み合ったのは数分だが、予想外に体力が消耗している。やはり格上の人間を抑え込むのは疲れるな。
「そうみたいだな。龍園は上手くクラスメイトを引っ張っているな」
だろうな。綾小路と組み合いながらも見たが自ら先頭に立ち鬼頭を完封して士気を高めていた。
それに対して赤組、特にDクラスはバラバラだった。
「綾小路ぃっ!テメェ遊んでんじゃねぇよ!鳳橋みたいなカス、とっとと倒せや!」
須藤はキレているがお前よりはマシだ。
「そんなに気に食わないなら次はオレは鳳橋を止めないからお前が倒せ」
「はっ!上等だ!」
反論する綾小路にそんな風に返しているが……雑魚が粋がるなよ?
数分後……
「来やがれ鳳橋っ!ギタギタにして「死ね」ぶべらっ!」
第二試合目、須藤に全力を込めたタックルをぶちかまし、そのまま地面に叩きつけたが……弱っ。
結局綾小路が俺を止めに入って、互いに拮抗する中、神崎の巧みな指揮により2試合目も白組が勝利した。
尚、試合終了後に龍園がドサクサに紛れて須藤の頭を踏んでいたので俺も遠慮なく踏ませて貰った。
須藤は喚きに喚きまくったがDクラスの生徒も見て見ぬフリをしていたのが実に滑稽だった。
バカテスト
問題(日本史)
明治時代に流行った歌で次の括弧に当て嵌まる文字を入れなさい。
( )を叩いてみれば()の音がする
椎名ひよりの答え
ざんぎり頭 文明開花
教師のコメント
正解です。明治維新を象徴する歌です。
龍園翔の答え
一之瀬の巨乳
坂柳の口から歯軋り
教師のコメント
何という事を書いているのですか
鳳橋狂夜の答え
真澄の胸
有栖の口から歯軋り
教師のコメント
まさかもう1人いるとは
綾小路清隆の答え
ボルボロスの頭
部位破壊
教師のコメント
微妙に語呂が良いのが腹立たしいですね
オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?
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アリだ。雌犬にしてやれ
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アリだけど程々に
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無しで