※この作品はR-18です。

守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

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第134話

 

 

堀北と木下によるアクシデントがあっても競技は進んでいき、3年の障害物競走が終わる。

 

もう赤組白組の勝負については負けが確定しているので、学年単位で1位を取っても体育祭終了の際に50のクラスポイントが引かれる。

 

で、学年単位の順位を見れば1位が龍園のBクラス、2位がウチのCクラス、3位がピンキリのDクラス、4位がAクラスとなっている。

 

とはいえDクラスとの差は3点だから実質的に同率だろう。

 

そして次は二人三脚となり、俺と神崎のペアは走る前に須藤と池のペアを挑発して、調子を崩してから簡単に勝ち星を上げた。

 

そして女子の方だが……

 

(櫛田の奴、容赦ねぇな。余程堀北を嫌いと見た)

 

女子の二人三脚にてDクラスの櫛田と堀北のペアだが、櫛田はさりげなく怪我をしている堀北に無理を強いている。堀北の顔には苦悶の色があるし、相当キツいのだろう。

 

しかし2人は呆気なくビリになる。まあAクラスとBクラスとウチは運動部コンビを投入したから当然たろう。

 

それから他学年の女子の二人三脚も終わり、午前最後の団体種目の騎馬戦となる。

 

今回は女子からスタートだが……

 

「テメェら、とにかく堀北がいる騎馬を狙え」

 

「堀北が騎馬なら執拗にどついて、騎手ならハチマキを取るようにして叩きにも行け」

 

俺と龍園がそう指示を出す。今回の体育祭の目的は勝つことではなく、日頃の努力を発揮する事、須藤や堀北の精神を折ることにある。

 

日頃の努力については組み合わせの運で順位が良くないから目立たないだけで、しっかり実っているのは充分わかった。

 

「了解!」

 

「うーん、あんまり暴力は嫌だから、他のDクラスの足止めじゃダメかな?」

 

一之瀬がそう口にするが、暴力的な作戦を止めない時点で白波によって荒れてきているのがわかる。

 

「わかった。そのあたりは好きにしろ」

 

俺が頷くと女子達はグラウンドに出る。

 

「くくっ、一之瀬も大分染まってきてるな」

 

「本来なら学年末にこのくらいにする予定だったが、白波のおかげだな。お礼に一之瀬とのセックスを見せるつもりだ」

 

「そりゃ良い。更に染めたら俺にヤらせれよ」

 

「お前が最近セフレにした長谷部を喰わせてくれるなら構わない」

 

少なくともスタイルは学年でも屈指でルックスも中々でいずれ食う予定だったからな。龍園に取られたのは悔しい。

 

「ソイツは厳しいな。俺は構わないが、アイツは星之宮と真逆で貞操観念が強くて他の男を拒否しかねない」

 

あー、そういうタイプか。そういうタイプは無理に抱いてもマグロになってこっちが萎える可能性があるからな。

 

逆に知恵なんか龍園と南雲を誘った4Pでテンション上げまくったし、人それぞれだ。

 

そんな風に話していると騎馬が出来上がって赤白組で向き合う。

 

パァンッ!

 

ピストルがなり、こちらの全騎馬が一斉に堀北の騎馬に向かう。そしてそのまま攻撃を仕掛ける。

 

「怯まない!堀北さんを余り攻めてない騎馬を狙って!ガードが硬いなら堀北さんの騎馬を巻き添えにしても良いから騎馬を崩して!」

 

それに対して恵は叫んで指示を出し、堀北を横から叩く真鍋の騎馬を狙おうとするが一之瀬の騎馬が邪魔する。

 

「おっと!行かせないよ!」

 

「一之瀬さんね!狂夜のペットの先輩として負けないから!」

 

おい恵。余計な事を言うな。

 

「にゃにゃ?!私は鳳橋君のペットじゃないよ!」

 

「狂夜が1年のうちにペットにするって言ったからペットになるのは決まりでしょ。本人から聞いてるんじゃない?」

 

「聞いてるけど……な、何にせよ行かせないから!」

 

「上等!その巨乳をもぎ取ってやるんだから!」

 

どんな口論だよ?あと恵、一之瀬の巨乳をもぎ取るなよ。俺が開発する予定なんだからな。

 

そう思いながら恵と一之瀬の争いの傍ら、堀北の騎馬は徐々に崩れていくが、堀北は麻子の伸ばした手を避けながら掴み、そのまま引っ張る。

 

それにより麻子は騎馬から落馬するが……落馬しながらも堀北の怪我をした足に頭を思い切りぶつける。

 

「っっっっっ!」

 

堀北は声にならない声を出しながら悶絶する。生憎だが麻子を始め、ウチのクラスメイトは大半が暴力に対する忌避感を無くしているからな。

 

そして間髪入れず姫野の騎馬が堀北の騎馬にぶちかましをして堀北は落馬する。ハチマキは奪えなかったが今の大ダメージだろう。

 

それから暫くして終了の射撃音が鳴る。最終的には白組は4騎、赤組は2騎より女子騎馬戦は俺達白組の勝利だ。

 

堀北を見れば足を引き摺りながら退場するが、アレなら残りの推薦競技も出れないだろう。

 

さて、次は男子の騎馬戦だし、行くとしよう。

 

俺達男子もグラウンドに出て騎馬を作る。

 

「んじゃ渡辺、頼むぞ」

 

俺は今回騎馬担当だ。多分須藤は先程の堀北に対する嫌がらせに対する怒りを俺や龍園にぶつけてくるだろうが、体格や体重からして十中八九騎馬だろう。

 

そうなると取ってくる手段はぶちかましだろうし、その場合対抗出来る人間は少ない。棒倒しの時に須藤を抑えて込めたの両手を使える状態だったからな。

 

「了解!」

 

渡辺が頷いたので俺達も騎馬を作り、待機する。前を見ればやはり須藤は騎馬で怒りに満ちた眼差しをこっちに向けてくるが、アイツの狙いは俺か龍園だし問題ない。

 

問題は綾小路だ。アイツも騎馬になっているが、ぶちかまし戦術を使う場合誰を狙ってくるかわからないからな。

 

下手したら全員にぶちかましをして後の競技に支障が出るようにしてくるかもしれない。

 

そんな事を考えていると試合開始の号砲が鳴るので俺達は一斉に前に出る。

 

「おらぁっ!覚悟しやがれ龍園!」

 

須藤は怒号を上げながら騎馬を引っ張るが狙いは龍園のようだ。まあ全ての競技で俺に負けて棒倒しでは俺に吹っ飛ばされたから狙いを龍園に変えたのだろう。

 

しかし須藤は龍園とマトモに相対してないから知らないのだろうが……

 

「ぶっ!」

 

「あんっ?何だ今のヘナチョコタックルは?」

 

身体スペックについても龍園の方が数段上だからな。龍園のぶちかましに須藤は弾かれる。よろめきはしたがまだ騎馬は崩れてない。

 

しかし龍園は隙だらけの須藤の騎馬との距離を詰めて……

 

「おらっ!」

 

「がぁっ!」

 

須藤が放ったものより明らか威力のあるぶちかましをする。しかもぶちかましの瞬間に頭を前方上部に突き出して須藤の鼻に頭をぶつける。

 

それにより須藤は鼻血を出しながらバランスを崩して、騎馬が崩れるが……

 

「ぶふぉつ!」

 

「わ、悪い!」

 

騎手の男子が須藤の腹に落下して須藤は地面に嘔吐してしまう。実に無様極まりないな。

 

そう思っている時だった。

 

「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

大歓声が生じたので声のした方向を見れば綾小路がウチの神崎をぶちまかして吹き飛ばしていた。しかも彼の近くにはアルベルトがいる騎馬や石崎のいる騎馬も崩れている。更に神崎のサポートの為に近寄ろうとした柴田の騎馬もぶちかまして崩す。

 

(これで8騎中半分が崩れたのかよ。こりゃヤバいな)

 

内心冷や汗をかいている中、綾小路がこちらを向いているし迎え撃つしかないが、両手で騎馬を作っている以上、技術で綾小路を抑え込むのは無理だ。

 

よって純粋な肉体の強さで勝敗が決まるが、単純な身体能力では綾小路の方が俺より上だから勝ち目はない。

 

しかし綾小路の奴、無表情ながら気迫が強いな。元々森下や山村の為にやる気を出していたが、更に一皮剥けたように見える。

 

何かあったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(次、鳳橋と龍園を倒せば更に箔がつくな)

 

綾小路は目の前にいる狂夜と龍園に狙いを定める。純粋な身体能力は自分の方が上だから問題ない。

 

(2人を倒して、MVPを取ってから俺は坂柳に売り込みをしてAクラスに移動する)

 

綾小路はもうストレスの限界だった。能力の低いクラスメイトの喚き、クラスの中では上位でも自分より遥かに劣る癖に偉そうな態度を変えない堀北、自分を脅して結果を求める茶柱。

 

自分のクラスの全てがうんざりだ。それなら全ての力を解放して他所のクラスに引き抜いてもらう方が幸せだ。

 

1番は藍と美紀がいるAクラスだが、正直言って今のクラスから出られるならBクラスでもCクラスでも良い。最低限の常識がない人間が多いDクラスより遥かにマシだから。

 

綾小路はその為に出し惜しみをやめて、そのまま全ての敵騎馬を倒すと決意して前に出るのだった。







バカテスト
 
問題(世界史)
 
一般的に有名な世界三大美女を答えなさい。
 
坂柳有栖の答え
 
クレオパトラ、楊貴妃、小野小町
 
教師のコメント
 
正解です
 
 
網倉麻子の答え
 
モナ・リザ、クレオパトラ、小野妹子
 
教師のコメント
 
残念ながらクレオパトラ以外は間違いです。後小野妹子は男性です。
 
 
鳳橋狂夜の答え
 
アリサ・ミハイロヴナ・九条
 
マリヤ・ミハイロヴナ・九条
 
周防有希
 
教師のコメント
 
それは征嶺学園の三大美女です。個人的には乃々亜が三大美女に入ると思います
 
 
綾小路清隆の答え
 
アズミ
 
ルミ
 
島田愛里寿
 
教師のコメント
 
それは大学選抜チームの三大美女です。というか最後はメグミじゃないんですか?
 
 
 
龍園翔の答え
 
セイバー
 
遠坂凛
 
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
 
教師のコメント
 
そこは間桐桜じゃないんですね
 
 
 
山内春樹の答え
 
佐倉愛里
 
櫛田桔梗
 
一之瀬帆波
 
全員いずれ俺の女にしてやるぜ!
 
教師のコメント
 
自分の実力と性格を把握してください
 

オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?

  • アリだ。雌犬にしてやれ
  • アリだけど程々に
  • 無しで
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