※この作品はR-18です。

守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

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第135話

 

 

 

 

「良し、渡辺。降りろ」

 

綾小路がこっちを見た瞬間、俺はそう告げる。

 

「えぇ?!戦わないのか?!」

 

「ああ。騎馬戦の特性から両手が使えない以上、純粋なフィジカルが激突の勝敗を分けるからな」

 

腕を使えたら相手の動きを制限出来るからまだしも、単純な身体能力は俺より綾小路の方が上だから激突で勝ち目はない。

 

ならば怪我する可能性を無くすためにわざと負けるのも戦術だ。ここで怪我して負けるより、怪我しないで降参した方がメリットがある。

 

「わ、わかった!」

 

渡辺が俺達の上から降りると、龍園の騎馬も同じように騎馬を解散させる。

 

それに伴い白組の騎馬は皆解散となると、赤組の勝ちとなるが拍手は湧かない。まあ残存勢力が一斉に投降したからな。

 

「おいテメェら!やる気がねぇなら最初から降参しろや!舐めてんのか?!」

 

俺達の行動に須藤が怒号を上げるが、何を言っているんだか。

 

「舐めてねぇよ。お前の相手は余裕だが、手が塞がった状態では綾小路に勝てないって判断だよ」

 

「だな。それなりに鍛えてる程度のテメェは舐めても倒せるからな」

 

「龍園、倒せるんじゃなくて倒せたの間違いだ」

 

「ああ、そうだったな。余りにカスだったから倒した事も忘れちまったよ」

 

その言葉に須藤は真っ赤になって俺達に拳を振るおうとするが、その前に綾小路が前に出て一本背負いをぶちかます。

 

「がふっ!」

 

「何度も言わせるな。お前が他クラスに手を出してクラスにとばっちりが出たら溜まったものじゃない。精神障害者か?」

 

「うるせぇよ!何でテメェらみたいな努力しないで女遊びが激しい屑どもが俺より強いんだよ?!」

 

「オレはまだ童貞だ。それに強い理由なんて簡単な話で、お前の人間としての性能が普通の人より著しく劣っているからだ」

 

わーお、容赦ない発言だな。

 

「テメェ……!」

 

「事実だ。これは他の生徒もだが高校生にもなって授業中に騒ぐ、自分の気に入らないことがあれば直ぐに怒鳴ったり暴力に走る、迷惑をかけても謝罪をしない、高校1年生としては完全な不良品だ。お前1人居ないだけで、ウチのクラスの評判が大分回復……しないな。池と山内もいるし」

 

そこは否定しない。池はまだしも、山内は学校で性犯罪者扱いだからな。龍園が山内の真鍋をレイプ云々の録音を拡散したし。

 

「だな。少なくとも3人が消えたら大分回復するぞ」

 

「その3人が消えればDクラスは純粋に能力が低い生徒が残るが、ウチのクラスの真鍋グループも同類だしな」

 

現状ウチのクラスに能力が低いのは白波のみだが、4月当初は5人くらいはいたな。

 

「何にせよオレは学年最優秀賞を狙っている。お前が喚いてクラスを巻き込んで、狙いにヒビが入りたくないから、グラウンドからさっさと消えろ」

 

綾小路はそう言ってから先にグラウンドを後にすると須藤は怒りを拳に乗せて地面を叩く。

 

「クソが……っ!バスケならこんな連中に負けないねぇのに……!」

 

どこまでも現実が分かってないやつだな。元々体育祭で須藤の精神を折るつもりだったし、遊んでやるか。

 

「いや、バスケでもお前が俺に勝てるわけねぇだろ」

 

「あぁ!テメェがバスケの何を知ってやがる?!」

 

「だったら昼休みに体育館で1on1をやるか?勝ったら30万やるよ」

 

「30万!!俺が負けたら退学しろってか?」

 

「いや、勝つのがわかってるし特に要求しないから安心しろ」

 

俺は優しいからな。そこまで酷い事をするつもりはない。

 

そんな俺の優しさに須藤は更に顔を真っ赤にするが、何故怒るのか全く理解出来ないな。

 

「どこまでも馬鹿にしやがって!上等だ!ぶっ潰してやるよ!」

 

「決まりだな。じゃあ200メートル走が終わってグラウンドから退場したら体育館に行くぞ」

 

そう言ってから俺は退場ゲートに向かって歩き出す。

 

「大方技術が有れば勝てると思ってるんだろうな」

 

「ちなみにテメェはどのくらい出来んだ?」

 

龍園が聞いてくるが……

 

「賭けバスケで全国区の相手と1on1でやり合えるくらいだな。須藤は全国クラスじゃないし問題なく勝てる」

 

加えてメンタルがカスだからな。言葉とプレイで挑発を重ねれば余裕で勝てるだろう。

 

とはいえそれじゃ余り面白くないし、趣向を変えるつもりだ。

 

それから俺達は待機場所に戻り、2年と3年の騎馬戦を見てから午前最後の200m走に参加するべく入場する。

 

『頑張って狂夜くぅぅぅんっ!』

 

そしてスタート地点に立つと、背後から毎度のサクラが大歓声を出してくる。それにより仕込み通り一番手となっている須藤は舌打ちをしながら地面を蹴るが、お前にメンタルの調子を整える猶予を与えるつもりはない。

 

俺は教師がピストルの準備をするのを確認するや否や、体を振り向かせてから右手を挙げつつ、左手も挙げる。これは事前に仕込んだ指示であり……

 

「きゃぁぁぁぁぁっ!カッコ良い狂夜くんっ!須藤をコテンパンにしてぇっ!」

 

須藤を噛ませ犬扱いにする応援に切り替える。同時に俺は前を向き、須藤は怒りを露わにしながら後ろを向き……

 

「っ!ふざけた事ぬかしてんじゃねぇぞクソ女ども!後で絶対『パァンッ!』っ!」

 

怒号を放っている間にピストルが発砲されてスタートとなる。俺は全力疾走をする。

 

ドンッ

 

「どわぁっ!」

 

背後から転倒音と須藤の声が聞こえてくる。大方焦って前を向きながらスタートしようとしたら焦って転んだのだろう。

 

俺は全力疾走を続け、コーナーを曲がりながらスタート地点を見れば須藤は8人中ビリで慌てて追いかけていた。

 

そして俺がゴールしたタイミングで振り向けば何とか2人抜いたが6位のままゴールする。

 

『狂夜君最高ぅぅぅっ!こっち向いてぇぇぇぇっ!』

 

同時に白組応援席から大歓声が湧くので期待に応えるべく身体を向けて手を挙げる。

 

「ふざけんなよ!何でこんな屑が喝采されて……俺が惨めな目に遭わないといけないんだよ……!」

 

須藤は下位に入った事や俺が賞賛された事が気に食わないようで怨嗟をばら撒いているが、そうなるように仕組んだからに決まってるだろう。

 

「それが俺とお前の評価だからに決まってるからな。それより須藤、転んだようだし、バスケの試合はまた後日にしてやるよ。元から俺が勝つ事は分かってるけど、怪我を言い訳にされそうだからな」

 

「こんなの怪我のうちに入らねぇし、延期なんかいらねぇよ!」

 

「無理すんな。俺としちゃお前が怪我してようがしてまいが変わらないが、お前は負けた際の悔しさが変わるだろ?遠慮するな」

 

「ざけんな!負けが決まってるみたいに言ってんじゃねぇよ!俺がバスケで負けるわけねぇよ!勝負は延ばさねぇぞ!」

 

おいおい。こっちは善意で言っているのに……まあ本人が望んでいるなら良いか。

 

「良いだろう。じゃあ延期はしないでやるが、負けた際の涙を拭くハンカチは用意しとけ」

 

「テメェこそポイントの準備しとけよ!」

 

須藤はそう言っているが試合が終わってからも同じ事を言えるか楽しみだ。

 

そう思いながら俺は次のレーンでゴールした神崎に近寄り、耳打ちする。

 

「神崎、昼休みになったら携帯を持って体育館に来い」

 

「?さっきの須藤とのバスケの試合が関係してるのか?」

 

「ああ、試合を録画する人間が欲しいからな」

 

須藤の心を完全に壊すシーンを記録して欲しいからな。もう2度と喚けなくなる程の絶望を教えてやらないと。






バカテスト
 
問題(日本史).
 
三種の神器を答えなさい


椎名ひよりの答え

八咫鏡、天叢雲剣、八坂瓊勾玉

教師のコメント

正解です


鳳橋狂夜の答え

八咫鏡、天叢雲剣、八坂瓊勾玉
黄猿の技

教師のコメント

正解ですが、最後に余計な一言を入れないでください


龍園翔の答え

界剣・天叢雲剣

神剣・草那芸之大刀

八尺瓊勾玉

教師のコメント

先生も八尺瓊勾玉が宝具として出るのを待ってます

オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?

  • アリだ。雌犬にしてやれ
  • アリだけど程々に
  • 無しで
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