※この作品はR-18です。

守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

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第26話

 

 

「まずは一言。この2週間、お前らは俺に従ってよくついてきてくれた。感謝する」

 

視聴覚室に入るなり、俺はグループメンバー皆に礼をする。それによって視聴覚室に騒めきが生じる。

 

「え?どうしたの?らしくないよ」

 

「自覚はある……が、割とハードスケジュールなのに不満を言わずに付いてきたのは驚いたからな」

 

抜き打ちテストをした際はブーイングが起こったが、皆やってくれたし、勉強会をボイコットした奴はいない。部活に出た奴はいるがちゃんと報告してくれたしな。

 

「うーん。確かにキツかったけど、鳳橋君が本気で私達を伸ばしてくれるのはわかったしね」

 

「それにこの学校で結構退学者が出るらしいし、備えは大切だから不満はないね」

 

「後頑張ればボーナスが手に入るしね」

 

そんな声が上がってくるとこちらとしてもやる気が出てくる。

 

「そうか。そう言ってくれるのはありがたい。ならば後1週間、最後の仕上げに付き合ってくれ」

 

俺は言いながら5枚のプリントを取り出す。

 

「これは中間試験を想定して俺が作った模擬試験だ。これを今からやって欲しい」

 

「え?!簡易テキストや対策プリントじゃなくて模擬試験まで作ったの?!5科目全部?!」

 

俺の出した模擬試験に全員が絶句した表情を浮かべている。

 

「当たり前だろ。何で科目を欠けさせるんだよ?」

 

「いや、大変だったんじゃないの?」

 

「まあ大変だったが、リーダーを希望する以上このくらいはやらないとな」

 

まあ実際は過去問の問題を少しいじっただけで実際は殆ど時間はかかってないけど、頑張ったと思わせる。

 

「予定としては今日模擬試験をやって明日解説、明後日と3日後は個人的に自信がない箇所を互いに教え合って弱点の解消、最後の2日にもう一度模擬試験とその解説をする感じだな」

 

「待て。つまりお前はこの後にもう一回模擬試験を作るという事か?もしそうなら俺も手伝うぞ」

 

神崎がそんな提案をしてくる。

 

「気持ちだけ受け取っておく。けど問題については大体頭の中でパターンがあるから問題ない。何にせよこれまでの成果を見せて貰うぞ。全科目制限時間は30分だ」

 

本来の試験なら50分だが、流石に今から5科目を50分でやったらキツいだろうし、本番では30分で解き終えて残りの時間は見直しに回して欲しいからな。

 

そう言いながら俺はテストを配り始める。

 

「最初は理科だ。んじゃ始めろ。終わった奴は裏返しにしろ」

 

俺の言葉に皆が一斉にペンを持ち始めるが、最初に全員問題を確認する。

 

テストで重要なのは最初に問題を全て見て、解ける問題から解く事だ。

 

テストは基本的に最初に基本的な問題を、最後あたりに難しい問題を出すパターンが多い。しかし基本的でも時間がかかる問題もあるし、難しい問題でも相性の良い問題もある。

 

よって重要なのは時間配分を間違えないことだ。最初に確実に解ける問題を素早く解いて、絶対に正解出来るかわからない問題に時間をかける必要がある。

 

基本的なやり方だが、結構使わない人が多い。最初の方は簡単だからと優先する人も少なくないし、それは改善するべき問題である。

 

よって事前に改善するように指導しておいたが、守ってくれて安心だ。

 

そして始まってからずっと見守っているが10分以上経過しても全員ペンを止める事をせずに一心不乱に解いている。

 

そして20分経過したタイミングで神崎が問題用紙を裏返す。どうやら終わったようだ。定期試験は早い奴なら20分くらいで解けるからな。

 

そして神崎が解き終わってから1分くらいしてから比較的優秀な小橋と津辺も問題用紙を裏返して、それを皮切りに少しずつ裏返していく。

 

そして……

 

「そこまで。ペンを置け」

 

制限時間を迎えた時には19人中、16人が問題用紙を裏返していた。

 

残りの3人の問題用紙を確認すると、小テストでクラスワースト10位に入っていたメンバーでありながら全員8割以上解いていた。このペースなら本番なら間に合うだろうし、更に伸ばせるだろう。

 

「10分休憩、次は英語をやるから」

 

俺はグループメンバーを休ませながら携帯を取り出すと松下からメールが来ているが……

 

「茶柱先生の罰が決まったよ。Dクラスの生徒に対する土下座、減給、ボーナスカット、次に問題を起こしたら懲戒免職だって」

 

そんな一文と共に土下座している茶柱の写真が添付されていて、それを見た俺は確かな興奮を感じる。平田の時もそうだが気に食わない奴の土下座はやはり見ていてテンションが上がる。出来れば直で見たかったものだ。

 

そう思いながら鞄の中にあるお茶を飲むと愉悦の味が加わって美味であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3時間後……

 

「んっ……はっ……真澄、エッチ過ぎ……」

 

「ふむ。神崎は全科目95点以上。やはり優秀だな」

 

「ちゅっ……んむっ……恵こそ……あっ」

 

「肝心の南方は……3科目が80点台、2科目が70点台……明日の解説ともう一回模擬試験をやれば間に合うな」

 

俺は自室で模擬試験の採点をしている。目の前では真澄と恵が下着姿の状態で抱き合いながらディープキスをしている。

 

気分転換の一環でやらせたら思いのほかノリノリでこっちの気分は上げ上げだ。目と耳の保養となったので気分よく採点が出来た。

 

加えて全員の成績がかなり伸びていた。本番では全科目85点を目標にしていたが、今回の模擬試験の結果では19人中12人が全科目85点以上で、残った7人中5人は80点以上で、残りの2人も全科目75点以上と凄まじく伸びている。

 

一之瀬についてはハナから眼中に無い。向こうが過去問を使えばわからないが、アイツは王道を好み搦め手を苦手としてるから思いつかない可能性が高いし、思いついても生粋のお人好しだから「退学者が出ないように」って俺達のグループにも配る可能性が高い。

 

それを考えると現時点で一之瀬は過去問を使ってないだろう。

 

「……良し。全員採点が終わったし……次は俺にキスしろ」

 

俺はペンを置いてからベッドに上がってそう言うと、2人は抱擁を解いてそのままベッドに上がり、俺の左右から寄りかかるように身体を預けて同時にキスをしてくる。

 

「うむっ……狂夜、一杯気持ちよくしてあげるから……ちゅっ」

 

「んっ……狂夜の馬鹿、スケベ、エッチ……」

 

従順に尚且つ積極的に攻める真澄と恥ずかしそうに文句を言いながらも健気に責める恵のキスは俺の性欲を昂らせる。

 

(ふぅ……やっぱり働いた後はこうでないと。ここで札束を眺められたら言う事無しだな)

 

この学校には現金は無くて全てポイントだ。それは生徒のみならず、教師や職員もポイントでやりくりしている。よって現金を見てウットリする事が出来ないのだが、実に残念だ。

 

欲を満たすには現金、女、酒、他人の不幸だ。しかし現金はこの学校じゃ無理で酒は万引きしないと手に入らないので、欲を満たすためには女と他人の不幸が重要である。

 

(酒については星之宮の弱みを握ってから貰えば良いし、当分は女と他人の不幸を楽しむとしよう)

 

茶柱の土下座写真や真澄&恵によるご奉仕キスは俺の欲を満たしてくれている。また明日からも頑張って欲を満たそう。

 

次に沢山欲を満たすのは中間試験の結果発表の時だ。リーダー争いに負ける一之瀬、結果に文句を言う白波、退学になり得るDクラスの生徒など愉しめそうな事は沢山ある。

 

で、夜に恵の処女を奪う形で締めれば最高の1日となるだろう。今から愉しみで仕方ないな。

 

俺は遠くない未来に期待しながら2人から沢山のキスを受け続けるのだった。

オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?

  • アリだ。雌犬にしてやれ
  • アリだけど程々に
  • 無しで
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