※この作品はR-18です。

守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

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第35話

 

 

「ふぅ……6月もあと少しで終わりだな」

 

俺は息を吐いてベランダから星空を眺める。中間試験が終わってから大分経過したが、色々な事があった。

 

クラスメイト全員(参加拒否した白波を除く)と焼肉を食べて士気を上げたり

 

真澄を快楽漬けにしたり

 

生徒会に入ったり

 

白波が麻子と夢に対して俺と遊んだのを理由に責めた事で、麻子と夢が白波に絶交を宣言したり

 

それを利用して麻子と夢をセフレにしたり

 

ひよりと小説について語り合ったり

 

龍園と一緒に恵と伊吹に首輪をつけてノーパンにしてから深夜に学校の敷地を散歩させつつ、外でトイレをさせたり

 

クラスメイトの大半に教師の雑用などをやらせて資金源を作ったりと色々だ。

 

 

クラスの運営については順調だ。テスト期間に入ってから、白波以外の生徒は俺の勉強会に参加している。中でも一之瀬や神崎、小橋みたいに元々成績が良かった連中は教える側として協力してくれている。

 

目標としては白波以外の39人が全科目で85点以上取ってボーナスを取る事、英語で平均点を95点以上取る事だ。

 

前者については俺に対する求心力を上げることにある。特に前回の中間試験で一之瀬の勉強会に参加している奴らがボーナスを取れたら、信用を高められるし、俺の考えと真逆の一之瀬が反乱を起こした場合の戦力を減らせる。

 

後者については白波を退学させる為だ。アイツは俺が話す度にゴチャゴチャ口を挟むがウザくて仕方ないので消すつもりだ。

 

しかし龍園などと協力して露骨に貶め消すとリーダーに対する信用が弱まるので、白波の実力不足を露わにする形で消す。

 

そのために白波が苦手な英語で平均点95点以上を目標にする。そうすれば赤点は大体48点以下になるが、馬鹿な白波から引っ掛かる可能性もある。

 

現状、白波は勉強会に参加してないし、白波の心の拠り所の一之瀬も俺の勉強会にて成績向上の指導をしている。しかも俺が一之瀬に任せている生徒は6人で、全科目だから体力も消耗しているから、白波の方に意識を向けづらいのは明白だ。

 

終いには俺は勉強会の打ち合わせといった体で一之瀬とカフェに行ったり、一緒に下校したりしている。実際、本当に勉強会の打ち合わせをしているが、俺の腹心数人に「白波の近くで俺と一之瀬が2人きりで甘い空気を流しながら過ごしてた……って内容の雑談をしろ」と命じて、腹心らはそれを実行して毎日白波にストレスを与えている。

 

上手くいく可能性はあるし、白波が退学になっても「勉強会に参加しなかった白波の自業自得」で済み、俺に対する悪印象は無くなる。

 

つまり俺の計画は順調に続いている。しかも今は内政に注力していて、外政については龍園のクラスにクラスポイントを抜かされているから他クラスからはそこまで警戒されてない。

 

そこまで考えていると携帯が鳴るので取り出すと龍園から「今直ぐベランダから俺の部屋に来い」とメールが来たので立ち上がって、ベランダから隣の龍園の部屋に向かう。廊下だと第三者に見られるから当然の選択だ。

 

そして部屋に入ると……

 

「おいおい。伊吹以外にも新しいペットを手に入れたのかよ?」

 

ベッドの上には龍園がいて、床には四つん這いになってペット用容器に入ったお茶を飲んでいる全裸の女子がいる。確かDクラスの帰国子女の王美雨だったはずだ。

 

「まあな。平田を好きだったみたいで1ヶ月以上落ち込んでたから男を教えてやると提案したら、従順なペットになったんだよ。そうだろ?」

 

「はい。私は龍園君のペットとして性欲処理、Dクラスの情報提供などお役に立ちます」

 

「本当は明後日仕掛けてからスパイを手に入れる予定だったが、思いの外早く手に入ったぜ」

 

どうやら龍園もDクラスからスパイを作ったようだ。まあ俺も千秋や恵から情報を貰ってる。

 

「あ、スパイといえばテメェのクラスの白波がスパイになるから、テメェを消してくれって頼んできたぜ」

 

ほう、予想はしていたが思ったよりも早いな。

 

「で?スパイにしたのか?」

 

「まさか。テメェに対するスパイにした所で嘘の情報が入って来るのがオチだ。イレギュラー要素を増やしたくないって断ったわ」

 

まあそうだろう。中学時代、俺は部下からスパイを見抜き、嘘情報を教えて敵校を返り討ちにしたからな。龍園もそれを知っているから白波をスパイにするはずがない。

 

仮にスパイにするとしても、白波のような低脳よりもう少し優秀な奴を選ぶだろう。

 

「だろうな。で?呼んだ理由は、さっき言った明後日の件か?」

 

「ああ。標的は山内春樹だ。お前も知ってるだろ?」

 

「知らない方がおかしいな」

 

山内春樹。不良品の巣窟と言われるDクラスの中でもぶっち切りの不良品だ。成績最悪、低い運動能力、嘘を沢山口にする、女子に対して下卑た眼差しを向ける、逆恨みで非借金組をこき下ろすなど、良いところが1つもない男だ。

 

「計画としては……って、感じだが、目撃者としてコイツを用意する。お前自身は動かずにお前の腹心も目撃者の1人にしたい」

 

龍園が王の顎を持ち上げると王は恍惚とした表情を浮かべる。完全に調教しているようだ。

 

「それは構わないがあんな人目のない場所に2人も目撃者がいたら、不信感を持たれる。よって王については逃げているのを目撃したようにするべきだな」

 

「一理あるな。じゃあお前の腹心はプリントを汚したとかって理由付けをしろ」

 

「了解。タイミングを測るから、仕掛ける10分前には連絡しろ。話は終わりか?」

 

「ああ、終わりだ」

 

「なら帰る。連絡事項があれば直ぐにしろ」

 

「言われるまでもねぇな……そういや、鳳橋よぉ。テメェ最近ウチのクラスのひよりと仲良くしてるが、もう食ったのか?」

 

「いや、食べてない。見た目は極上だが、食欲がわかねぇんだよなぁ」

 

ルックスやスタイルは好みだが、おっとり天然な性格や言動を見ていると、性欲より保護欲が生まれてくる。敷地の端にある自然公園で読書をした際も膝枕はされたが、ムラっとは来ないでぽわぽわした気分になったからな。

 

「わかる。見た目は悪くねぇが、ヤる気が削がれる」

 

どうやら龍園も彼女に情欲を抱かないようだ。実に不思議な女なんだよな……

 

そんな事を考えながら俺はベランダから自室に戻り、自身の腹心にメールを送る。俺を慕っている奴はそれなりにいるが、ポテンシャルはそこそこでも大半が良い子ちゃんだから汚い事をさせるのには向いていない。

 

神崎は俺を王と認め、荒事についても覚悟しているので期待出来るが、神崎は他クラスにも主力と思われているので、下手に動かすことは出来ない。

 

よってアイツに頼むしかない。俺は先程のやり取りについてメールを送信する。

 

すると直ぐに了解の返事が来るので後はタイミングなどをしっかり龍園と打ち合わせして、詰めていこう。

 

俺はそのまま風呂に行こうとするが、そのタイミングでメールが2件来る。

 

何事かと思えば千秋とひよりからで……

 

「三馬鹿がウザい。中間のボーナスを使って外食したら、今後鳳橋君に払うポイントを立て替えろって言ってきた。可能な限り力になるからクラス単位で三馬鹿を退学させるように動けない?」

 

「7月1日なんですけど、鳳橋君主催の勉強会が終わったら一緒にショッピングモールに行きませんか?⚪︎△文庫の発売日ですから、一緒に行きたいです」

 

 

と頼み事のメールだった。頼みの内容についてはベクトルが全然違うけど。

 

俺は千秋には「近い内に山内は停学にさせるからそれで鬱憤を晴らせ」と、ひよりには「わかった。勉強会が終わり次第図書館に行く」と返信して風呂に向かった。

 

 

 

そして風呂から出た後に真澄を呼んで朝までハメまくるのだった。

オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?

  • アリだ。雌犬にしてやれ
  • アリだけど程々に
  • 無しで
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