守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
「はーい。じゃあHRは終了ね。姫野さんは3時半までに職員室に来てね」
帰りのHRにて星之宮は姫野にそう言ってから教室から出て行くので、入れ替わるように俺が教卓の横に立つ。
「他クラスが色々動いてるようだが、朝言ったように俺達は平常運転だ。いつも通り勉強会に参加出来る生徒は参加するように」
俺がそう口にすると白波は俺を睨んでから教室から出て行く。それに対してクラスメイトの大半……30人くらいは蔑んだ眼差しを向けている。
中間で俺が一之瀬相手に圧勝してから、普段の学校生活でも勉強や節約方法を教えたり、自室に招いて料理を振る舞ったり、宿題の手伝いをした事もあり、中間時の一之瀬チームの大半からも信用を得た。
しかし白波だけは未だに俺に対して不満を言ったり悪い態度をぶつけている。余程俺がリーダーである事を気に食わないようだ。
まあそんな態度のおかげでクラスメイトの大半は白波から離れて、クラスメイトは一之瀬に白波を拒絶しろと言っているくらいだ。一之瀬は優しいを通り越して甘いから拒絶はしてないが、白波は拒絶されてないことを理由に一之瀬に近づき、それ以外のクラスメイト(特に男子)に威嚇をしている。
そのおかげでクラスメイトの一之瀬に対する求心力も下がってるのでありがたいが、もう充分だろう。
「それなんだけど今日は遠慮して良いかな?生徒会の面接があるから」
一之瀬がそう言ってくる。そういやコイツも生徒会入りを希望していたな。まあ俺みたいに利益を重視してないけど。
「好きにしろ。別に強制イベントじゃないからな……他はいないようだし、先に視聴覚室に行ってろ。俺は鍵を職員室から借りてくる」
机に戻り鞄を持って教室を出ようとすると騒ぎ声が聞こえてくる。多分だけど山内について不満が爆発したのだろう。
そう思いながら教室を歩くと山内が廊下を走り、俺が教室を出る直前だった。
「きゃぁ!」
「っち!気をつけろよな!」
女子の声が聞こえてきて、山内の怒鳴り声が響く。穏やかじゃないと思いながら教室を出ると隣のAクラスの後ろ出口にてAクラスのリーダー候補の片割れの坂柳有栖が苦悶の表情を浮かべながら床に倒れていて、山内の背中が遠ざかっている。
アイツ……先天性疾患の女子相手に……俺を屑呼びしているが、お前はそれ以上だろう。
内心呆れながらも彼女から離れた場所に落ちてる杖を拾ってから起き上がれない彼女に近寄り手を引っ張ってから身体を抱き上げる。
「大丈夫か?一応保健室に連れてくぞ」
中学時代の部下にも先天性疾患の奴もいたが、今の彼女はかなりキツいだろう。
「……鳳橋君でしたか。申し訳ありませんがお言葉に甘えても良いですか?」
「構わない……神崎、ちょいとコイツを保健室に連れてくから鍵はお前が取りに行け」
「わかった。任せろ」
神崎が頷いたのでゆっくりしたペースで保健室に向かう。
中に入ると星之宮はいないので坂柳をベッドに横たわらせてから、冷蔵庫にある水を勝手に取り出してからコップに入れて差し出す。
「ふぅ……どうもありがとうございました。噂とは打って変わって紳士ですね」
「敵対してない相手にはそこまで屑な行動は取るつもりはない」
さっきの状況は洒落にならないしな。
「では借りとしていずれお返しします。もしかして私の身体をご所望ですか?」
坂柳はクスリと笑っているが……
「アホか。ちょっと助けただけで身体を寄越せって闇金よりタチが悪いわ」
どんだけ理不尽な取り立てだよ。
「しかし鳳橋君は女好きでしょう?真澄さんを散々食べているらしいですし、普段の様子を見る限り同じクラスの網倉さんと小橋さんはセックスフレンドでしょう?」
「らしいって、アイツは自爆したのか?」
「はい。適当にカマをかけたら見事に自爆しました」
「まあアイツはクールに見えてポンコツだからな」
「自爆したタイミングで更にカマをかけたら連鎖して自爆しましたよ。普段はクールですが、鳳橋君の前だと相当甘えん坊らしいですね」
「まあな。抱く前は強気な態度を見せるけど、ベッドに上がると直ぐに甘えん坊になるし、もっともっとって強請るんだよ」
そのギャップが堪らないんだよなぁ。
「やはり真澄さんは虐めると光るタイプですね。私は真澄さんを自爆させて恥じらいを引き出して愉しんでますが、鳳橋君は泣かせたりしてるんですか?」
「しょっちゅうだな。一回アイツを手で絶頂させてから、挿入しないで麻子に挿入して抱きまくったら、涙を流しながら私も抱けって言ってきてな」
まあ麻子の次に夢を抱いたら、ガチ泣きしてアレはちょっとやり過ぎた。
「そそられますね。私も虐めたくなりました」
「壊れない程度なら構わない。ちなみにアイツを喘がせたいなら右の乳首を舐めるのが1番だぞ」
真澄の身体については既に開発しているが右の乳首はかなり敏感だ。
「何なら今日俺の部屋に来るか?今日真澄を抱く予定だし、お前も攻めに参加するか?」
「おやおや。面白い提案ですが私も食べるつもりですか?」
「アホか。何の準備もしないでお前を抱いたら、ガチでお前が昇天する未来しか見えねぇよ。勃起した際の俺の肉棒の太さはこれくらいだぞ」
「……それは、大きいですね。事実ならショック死するかもしれまんね」
俺は指で輪っかを作りマグナムの太さを示すと坂柳は頷く。
「だろ。お前を抱くならお前を医者に検査して貰ったり、事前に広げたりするなど下準備してからだな」
「そこで堂々と言うあたりは清々しいですね。これでは弱みになりませんね」
坂柳は楽しそうに笑う。
「当たり前だ。コソコソ隠れて複数の女子と関係を持って弱点を作るなんて非合理的だからな。それならいっそ公開しちまえば良い。クラスの連中は俺がそういう人間だとわかってるから信用に悪影響はないな」
俺は実力と気前の良さを利用して信用を得たからな。
「失うものがない人間ほど恐ろしいものはないですからね」
「Dクラスあたりはまさにそれだな。失うものがないんだし、他クラスに特攻を仕掛ければ面白いんだがな」
勝つのは好きだが刺激や金が絡まない勝利というのも味気ないんだよな。人間なんだからやりたいようにやって勝つのが1番だ。
「それを捩じ伏せるのが楽しみ、ですね?」
「よくわかってんじゃねぇか」
「ええ。こう見えて私、Sなので」
「同族だな。しかしどうにもお前には同族嫌悪をしないな」
「相性が良いのでしょう。ちなみにお聞きしますが、今回の塵のセクハラ事件、鳳橋君は冤罪か犯罪、どっちだと思いますか?」
坂柳はそう聞いてくるが、塵呼びしてる事から相当嫌悪しているようだ。
「逆に聞くがお前はどっちだと思う?」
「……そうですね。龍園君がCクラスにちょっかいをかけていたことを考えると冤罪もあり得ますが、性欲の塊の塵ならセクハラをやってもおかしくないと思いますから判断が難しいです」
まあそうだよな。山内の場合、1年女子の中じゃぶっち切りで嫌われているし。
「俺としては冤罪だと思うけど……っと、済まんがそろそろ勉強会の方に顔を出しに行って良いか?」
いつまでも雑談をしているわけにはいかないからな。
そう思いながら俺が坂柳にそう口にすると……
「あっ、最後にお願いがあるのですが、宜しいでしょうか?」
ある提案をしてくるのだった。
オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?
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アリだ。雌犬にしてやれ
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アリだけど程々に
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無しで