守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
「あ、あの!」
職員室を出て校舎から出ようとすると背後から佐倉から声をかけられる。
「何だ?」
「えっと……今回は私のせいで、ごめんなさい……」
佐倉は震えながらも消え入るような声で謝罪してくる。そんな人を鬼畜のように思うなよ。
「別に気にしていない。問題ある店員の対処は生徒会の仕事だし、儲け話があったからな。それよりお前も臨時収入を得れるだろうし、使い道はしっかり考えときな」
「それなんだけど、もしも学校側から支給されたら、全額鳳橋君にあげるよ……」
「おいおい。幾ら何でも欲がないし、危機感が無さすぎだろ。プライベートポイントは何でも買えるんだぞ。校則内容とかもポイント次第では買えるんだし、貯金するべきだぞ」
そもそも俺は自分から儲けに行ったが、佐倉については既にブログにおける粘着行為による被害を受けていたので賠償請求する権利はあるだろう。
「そうかもしれないけど……私のクラスでポイントを持っていたら、大変な事になりそうだから……」
ああ、なるほどな。確かに俺から借金した馬鹿は借金してない奴に立て替えを強要したんだったな。それを考えたら気持ちはわからなくはない。
俺なら集りにきた馬鹿を全員潰すが、佐倉にはキツいだろう。
「まあお前がそう言うならどうこう言わないが、1つ忠告するが、そんな欲が無さすぎると周りの人間からカモにされて搾取されるだけの人生になるぞ」
人間ってのは大半が薄情で欲のある存在だからな。一度利用したら何度も利用するだろうが、利用される側の人間は相対的に何度も利用されるだろう。
「もちろん欲だらけになれとは言わない。実力が伴ってない状態で欲だらけになっても潰されるのがオチだからな。けど欲を持たないと先の未来を作れないぞ」
人間が成長する為に1番必要なものは欲だろう。「〜したい」って気持ちがあるとないでは大分違う。
「そしてこの学校はAクラスの地位を賭けて160人分の欲望が存在しているし、欲を出して変わっていかないと欲のある人間に搾取される」
「それは……そうだよね」
佐倉はわかってるようで頷く。
「お前が今後どの学校生活を送るかはわからないが、変わっていかないと潰されるだろう。変わろうとする力は持っているんだし、早いうちに変わるべきだ」
「え……私、変わる力なんて……」
「あるだろ。雫って存在が」
事情聴取の前に佐倉に雫の存在を聞いてから調べてみたが、雫の姿の佐倉は活き活きとした表情だった。
「何でお前がグラドルを選んだかは知らないが、そこには確かに変わる力があっただろう」
俺は男だから詳しくはないが、女性がグラドルをするには多少のハードルがあるはずだ。まして気弱な佐倉の場合、かなりデカいハードルだ。
「力があるなら変わる事は可能だ。酷い目にあってあの時にこうしておけば……って思うのは勿体無いぞ」
そんな風に話している時だった。廊下の向かい側から堀北鈴音が歩いてくるが、こちらに近づいてくる。
「……こんな場所で佐倉さんと何を話しているのかしら?」
相変わらずの上から目線かよ。
「よう出涸らし。実はちょいとケヤキモールで事件があって、事件に巻き込まれた俺と佐倉は職員室に呼ばれたんだよ」
「……その呼び方はやめてくれないかしら?それにしても事件に巻き込まれた?事件を引き起こしたのじゃなくて?」
「俺に何かで上回ったらやめてやるよ。どう思うかは自由だが事件に巻き込まれたの事実だ。嘘だと思うならそこにある職員室で聞いてみるんだな」
「まるで貴方が私より上回ってるみたいね」
「それが事実だ。お前の事はDクラスの知り合いから聞いてるぞ。自分の配下は隣人の綾小路1人、しかもカリスマとかじゃなくて暴力や脅迫を使って従わせる人望のない屑だってな」
千秋や恵、櫛田からDクラスの情報はある程度耳に入っている。
「……不愉快ね。自分のポイントの為に他人を騙したり、退学に追い込む屑に屑呼ばわりされるなんて」
「心配するな、自覚はある。後、俺は騙したり退学に追い込んでないぞ。借金契約については嘘はついてないし、平田についてもアイツが借金の免除を強いて断ったら殴ってきたから、挑発して暴力を苛烈にさせただけだ」
どっちについても俺は火を大きくしたのは俺だが、火をつけたのは相手である。火をつけた方が悪い。特に平田なんか借金をした馬鹿を助ける為に借金をしてないクラスメイトに暴力を振るったくらいだからな。
「何にせよ格下が偉そうにするな。偉いのはお前の兄であってお前じゃないからな」
そう言って俺は睨みつけてくる堀北に中指を立ててからその場を後にする。大した実力もないのに偉そうにしている女は腐るほど見てきたが、そういった輩に絶望を与えるのは愉しいんだよな。
折角だし堀北に絶望を与えるとするか。そうなると今後あるであろう特別な試験で叩くのが1番……待てよ。最高に面白い事を思いついたぞ。
俺はある4人にメールを送る。全員俺の考えに快く賛成してくれるだろう。
そう思いながら校舎を出て寮に向かうと、ケヤキモールの方から見知った顔がやってくる。
「おや、鳳橋君。話は聞いていますが怪我は大丈夫ですか?」
やって来たのは坂柳有栖だった。そしてさっきメールを送ったウチの1人だ。
「問題ない。大袈裟に巻いてるが実際はかすり傷だからな。そういやメールは見てないのか?」
「メールですか。見てないですね……おやおや、随分と面白い事を考えてますね」
坂柳はそれはそれは楽しそうに笑う。やはり乗り気のようだ。
「で?その様子だと受けてくれるのか?」
「もちろんです。ただ私のクラスは今、2つのグループに分かれて対立してますので、ご注意を」
坂柳の言うように今のAクラスは革新派の坂柳と保守派の葛城の2人のグループが対立しているらしい。今のところは拮抗しているが遠くない未来にAクラスは坂柳が支配するだろう。
「まあそのくらい問題ない。既に他の連中にも手配をかけた。後は……だけだが、意外と快く協力してくれるだろう」
……は苦渋を味わっているだろうからな。
「楽しみにしています。今日はもうお帰りですか?」
「今日はもう帰るな。ちなみに今夜は空いてるか?」
坂柳を喘がせたい気持ちがあるからな。
「ふふっ……いつまでも貴方に屈する私ではありませんよ」
俺の誘いに坂柳は不敵な表情を浮かべながらそう言ってくる。その口振りから察するに、何らかの対応を考えているのかもしれない。これは期待出来るかもしれない。
そう思っていた俺だが……
「あぁぁぁぁんっ!ダメッ!頭がおかしくなっちゃいますっ!んぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
弱っ……
俺は本日3回目の潮吹きをする坂柳を見てそう思ってしまう。しかも最初の1回なんか耳と乳首しか弄ってないのにだ。やっぱりコイツ、ベッドの上だと弱過ぎるわ。
まあ弱いならとことん虐めるとしよう。
「ならもっとおかしくなれよ。その方が楽しめるぞ」
俺は全裸の坂柳を抱き抱えて風呂場に運び、風呂場の椅子に座らせて肉棒を突き出す。
「さて、さっきまでお前を散々気持ちよくさせたんだ。次はお前が俺を気持ちよくさせてくれ。そうしたらまた気持ちよくさせてやるよ」
「んっ……わかりました……ちゅっ」
坂柳は俺の肉棒にキスをしてくる。さあ、お前のテクを見せてもらうぞ。
オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?
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アリだ。雌犬にしてやれ
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アリだけど程々に
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無しで