※この作品はR-18です。

守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

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第50話

 

 

「さて、そろそろ行くか」

 

「じゃあ戸締りするね」

 

月曜日、俺は日曜日の夜から泊まった恵と行く準備をする。

 

「そういえばさ、審議は明日だけど生徒会の方は準備してんの?」

 

「互いの発言内容や山内の指紋の照会結果とかは準備してるぞ」

 

「ふーん。あたしとしては退学にして欲しいんだけど、停学にしたいんだっけ?」

 

「情報は大切だからな。まあ停学に関する情報がわかったら消しても構わない」

 

どのみちあの程度の屑は俺が手を下すまでもなく消える運命にあるだろう。

 

というかこの学校の基準がイマイチわからない。中学時代の問題行為も考慮されるなら俺と龍園は間違いなくDクラスだろうし、人格を考えたら坂柳もDクラスにいてもおかしくないだろうし、須藤や池や山内みたいなゴミが入学出来るとは思えないし。

 

そう思いながら俺達は部屋を出てエレベーターに乗り、一階に到着する。

 

エレベーターを降りて寮を出ると、自販機が置かれる中庭の方から坂柳と真澄が出てくる。

 

「おうお前ら、おはよう」

 

「おはようございます。昨夜は軽井沢さんを抱いたのですか?」

 

「まあな。土曜の夜は坂柳の潮吹きだけで本番はしてないからな」

 

そう口にすると坂柳は真っ赤になって睨んでくる。

 

「……煩いですよ。いずれ私がマウントを取りますから覚悟してください」

 

「「いや、それは無理でしょ」」

 

恵と真澄が同時にツッコミを入れる。まあ実際坂柳にマウントを取られる可能性は0だろう。

 

「なんで雌犬2人が同時にツッコミを入れているんですか?!」

 

「誰が雌犬よ!潮吹き幼女!」

 

「幼女じゃありません!」

 

真澄と坂柳が睨み合う。お前ら仲良いな。

 

「けど神室さんも雌犬でしょ。この前狂夜と神室さんのハメ撮り動画見たけど、雌犬っぽかったよ」

 

「うっさい!本物の雌犬は黙って!」

 

真澄の怒りが恵に向けられる。

 

「あたしは狂夜のペットと自覚してるけど、神室さんも自覚しなよ」

 

一方の恵はニヤニヤしながら俺の息子をにぎにぎしてくる。実にいやらしいペットだな。

 

「お前ら喧嘩するな。俺からしたらどっちも可愛い雌犬だ」

 

言いながら俺は真澄を引き寄せて、両手で2人のショーツの中に指を入れながら交互にキスをする。

 

「んっ……はっ……ちゅっ……」

 

「んっ、んむっ……あんっ」

 

2人は小さく身を捩るだけでそれ以外には抵抗らしい抵抗を見せないでキスを返してくる。それだけで雌犬の素質は充分あるだろう。

 

2人にキスをしてから、そのまま坂柳にもキスをする。

 

「んっ……不意打ちでも私は屈しまんぁ!」

 

坂柳は反論しようとしたが、下着越しに秘部を突くと喘ぐ。全身敏感なお前が俺に勝つなんて100年早いわ。

 

そのままキスをしてから唾液を流し込むと、坂柳は恥ずかしそうに睨みながらキスを返して唾液を飲み込む。

 

「朝から見せつけてんじゃねぇよ!」

 

「通行の邪魔なんだよ!」

 

「お前みたいな屑がモテモテなんて間違ってんだよ!」

 

と、ここで背後から叫び声が聞こえてくるので振り向くと須藤、池、山内の三馬鹿が立っていて睨みつけている。

 

「何だカストリオか?羨ましいならお前らも女を作って、やれば良いじゃないか」

 

まあ出来るわけないだろうけどな。実際この3人の評価は男子の中でもぶっち切りで低いからな。

 

「煩えよ!そもそも軽井沢!他クラスの男子と連んでんじゃねぇよ!」

 

池が怒鳴りながら恵を指差す。

 

「は?他クラスの男子と連むのが悪いならまずはアンタの大好きな櫛田さんに文句言いなよ。櫛田さんなんか全クラスの生徒と交流してるよ」

 

「い、いや、それは……そうだ!他クラスのリーダーと話すなって言ってんだよ!」

 

「そうだって今思いついたの?何にせよ櫛田さんも狂夜と関わってるからね」

 

「はぁ!何だよそれ!俺の櫛田ちゃんに手を出してんのかよ?!」

 

池が納得出来ないとばかりに俺に怒鳴るがお前のものじゃないだろう。まあ俺としてゲテモノ同士でお似合いだと思うがな。

 

「だとしても文句を言われる筋合いはないな。そもそもテメェら3人の恋人は右手だろ?」

 

「っざけんなっ!」

 

須藤が激昂して殴りかかってくる。わざと殴られて須藤の親から金を毟り取ろうかと思ったが、以前須藤の攻撃を受け流しているのを監視カメラに記録されたし、学校側が「明らかにわざと殴られたから示談関係は却下」と言ってくる可能性もある。

 

そう判断した俺は格の差を見せつける事にした。迫り来る拳を右手で受け流して、もう反対の拳を左手で受け流す。

 

それにより怒りが増した須藤は蹴りを含めて更に激しいラッシュを仕掛けてくるが、全てを最小限の動きで受け流す。

 

須藤の顔は醜い形相に変わっていく。大方今まで通じた暴力が通じなくてイライラが増しているのだろう。

 

まあ当然だ。須藤の場合、拳が軽いのだ。質量的な意味ではなく覚悟的な意味の話だ。大方イラついたら体格差を活かして勝ってきたのだろうが、修羅場を潜ってないのは明白だ。そんな拳が俺に通用するわけない。

 

そして大きな一撃を放った瞬間に右にズレてそのまま一本背負いをぶちかます。

 

「がはっ!」

 

須藤は苦悶の表情を浮かべながら地面に倒れる。これまでに須藤は俺に対して50以上のパンチとキックをしてきた。更に先に手を出してきたのは向こうだし、須藤が学校に訴えても俺は厳重注意以上の罰はないだろう。

 

「さて、お前らはどうする?やるなら相手になるが」

 

「クソッ!」

 

「ちょ、調子乗ってんじゃねえよ!」

 

池と山内を見ながらそう尋ねると2人は俺に文句を言いながら去っていく。やはり小物は小物か。

 

「さて、行きますか」

 

「そうですね。それにしても鮮やかな一本背負いでしたね」

 

「というか怖くなかったの?アレだけパンチやキックをされたけど」

 

「全然。代打ちやってビリになりかけた時の方が遥かに怖いわ」

 

「さりげなくヘビーな過去をぶちこむのはやめてくれない?」

 

真澄がドン引きしながらそう口にするが、アレはガチで怖かった。というか代打ちを頼んだのは親父だが、他にもカジノのイカサマ技術とか上手い出会い系サイトの作り方を教えたり、世間一般的にはかなりのクソ親父だろう。まあ断らなかった俺も俺だけどさ。

 

「悪かったよ。それより早く行くか」

 

「ひゃあっ!いきなり何をするんですか?」

 

言いながら俺は坂柳を抱き抱え、坂柳は焦りながら俺を見てくる。

 

「何って、遅刻しないように俺の配慮だよ。バカのせいで時間を食ったからな」

 

「結構ですっ!私は別にあぁんっ!卑怯者っ!」

 

抵抗する坂柳の耳を甘噛みすると喘ぎながら毒づくが、お前の身体の弱点は知り尽くしているんだよ。

 

そう思いながら甘噛みを連続して、耳の穴に舌を捩じ込んだりする。

 

「わかりましたっ!このままでっ!良いから、攻めるのはんあっ!やめてくだあぁんっ!」

 

「最初からそう言え。行くぞお前ら」

 

「ほーい」

 

「はいはい」

 

恵は手を挙げて、真澄は携帯をこちらに向けながら応える。

 

そのまま登校するが周りからの視線が集まり坂柳は恥ずかしそうに身を捩る。

 

そして校舎に入って下駄箱にて坂柳を下ろす。

 

「この屈辱……夜に絶対に返してみせます」

 

「何だ?お前から誘うなんて嬉しいな。歓迎するぞ」

 

「〜〜〜っ!馬鹿っ!」

 

坂柳は杖で俺の脛を叩いてから先に歩き出す。実に可愛い奴だ。夜になったら思い切り可愛がってやろう。

 

「ねぇ狂夜。私も今夜狂夜と寝たい」

 

「ふっ、良いぞ。2人まとめて可愛がってやる。恵は?」

 

「や、流石に2日連続は無理だから」

 

そんな会話をしながら廊下を歩くと騒ぎ声が聞こえてくるので早足で向かうとウチのクラスから聞こえてくる。

 

中に入るとクラスメイトが白波を攻め立てて一之瀬が庇っている。

 

「何の騒ぎだ?教室の外からも聞こえていたぞ」

 

「あっ!聞いてよ鳳橋くん!土曜日なんだけど白波さんが警備員に捕まったのを見たから、クラスポイントを減らす要因だと思って、何をやったのか問い詰めていたんだよ!」

 

「ああ、その話か。一之瀬に対するストーカー行為で、生徒会にも話が来ていたな」

 

「っ!」

 

俺が普通にバラすと白波が振り向いて睨みつけてくるが……

 

「何鳳橋に逆恨みしてんだよ!ストーカーしたお前が悪いだろうが!」

 

「そうよ!クラスポイントが下がったらどうしてくれんのよ!?」

 

「この百合豚が!今すぐ退学しろよ!」

 

「待って皆!私は気にしてないから……っ!」

 

一之瀬が白波に対する罵詈雑言に反論するが、白波には更なるストレスを与えよう。

 

「一旦黙れ」

 

俺が殺意をこめてそう告げると皆が静まって俺を見てくる。

 

「まず結論から言うと、今回は厳重注意だけでクラスポイントに対するダメージはない」

 

その言葉にクラスメイトは安堵の息を吐く。これについては日曜日に聞いている。

 

「ただし白波、次回以降はクラスポイントに影響が出る可能性があるし、それ以前にストーカーは人として最低な行為だからやめろ。恥を知れ」

 

「っ!っ!」

 

白波は鬼の形相を浮かべるが無視して一之瀬を見る。

 

「一之瀬も白波を庇うな。お前が気にしなくてもお前の同伴者は気にしているかもしれないし、屑は庇われるとつけ上がる生き物だ」

 

「それは……」

 

一之瀬は口籠る。最後の一言は兎も角、同伴者に関する話は事実だからな反論し難いだろう。

 

「煩い!屑のアンタに屑呼ばわりされたくない!」

 

ここで白波が俺にキレてくると……

 

「じゃあ私が言うわよ!この屑!」

 

「今すぐ学校やめてよ屑!」

 

「ストーカーするから振られんだよ屑!」

 

「死ねよ屑!」

 

クラスメイトが一斉に白波に文句を言う。

 

「煩いっ!私は悪くないっ!」

 

白波は文句を言って教室から出て行くが、奴のストレスが益々増しているのは明白。

 

勉強にしても運動にしてもストレスが溜まっていてはパフォーマンスを発揮出来ないし、期末は面白い結果になりそうだな。

 

そう思いながら俺は白波の悪口を口にするクラスメイトに笑みを浮かべ、1時間目の準備をするのだった。




いつの間にか50話に到達しました。今後も頑張ります。

今回の冤罪事件編ですが、審議とその後は読者に予想出来ない展開になるように頑張りたいです。

今後もよろしくお願いします。

オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?

  • アリだ。雌犬にしてやれ
  • アリだけど程々に
  • 無しで
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