※この作品はR-18です。

守銭奴、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

52 / 141
第52話

 

 

 

「……と、いう訳だから2人ともこの契約書にサインをしてくれ」

 

Aクラス担任の真嶋が俺と佐倉に2枚の紙を突きつける。要約すると「賠償金の用意とストーカー に対する厳罰を約束するからストーカー事件については卒業してからも他言しないようにしてくれ」って内容の契約書だ。

 

で、賠償金についてだが俺が要求した楠田ゆきおの所有ポイント全てが通り、奴が所有していた584万3412ポイントを佐倉と割り勘して、それぞれに292万1706ポイント入るのだ。

 

実に美味しい取引だ。佐倉から好感度を得れたし、ポイントも入るなんて一石二鳥だ。

 

俺が意気揚々と、佐倉が恐る恐るサインをすると電子音が鳴るので端末を確認すれば確かに振り込まれている。

 

「話は終わりだ。もう帰っても構わない」

 

「了解」

 

「は、はい」

 

真嶋にそう言われたので俺達は職員室を後にする。

 

「んじゃ俺はクラスの勉強会の指導があるからまた明日。審議ではお前が負担がかからないように努力する」

 

「う、うん。ごめんね……」

 

「そこはごめんねじゃなくてありがとうだ。今後変わりたいなら言葉についても少しずつ前向きにしな」

 

「わかった……ありがとう」

 

「それで良い。素材は良いんだから、日常生活でも花を開け」

 

俺がそう口にすると佐倉は恥ずかしそうにしながらも小さく笑みを浮かべて頷く。今のところは順調だな。

 

とはいえ佐倉がまだまだコミュ障なのは事実、今日無理に詰めようとしないで明日以降にしよう。

 

「なら良し。じゃあまたな」

 

俺は軽く手を挙げてからその場を後にして視聴覚室に向かう。

 

視聴覚室に入ると30人弱の人がいて、成績優秀な人が既に教えていた。やる気が充分で何よりだ。

 

「待たせて悪かったな。15分後にテスト前の復習をやるから、それまでに今やってる事を済ませてくれ。最初に英語な」

 

「なぁちょっと良いか?」

 

ここで渡辺が手を挙げる。

 

「何だ渡辺」

 

「俺の勘違いかもしれないけど……や、別に不満があるわけじゃないんだけど、鳳橋の指導って英語が多いような気がするんだけど」

 

そりゃそうだ。白波を赤点で退学させるなら白波の苦手科目の英語を伸ばすのが1番だからな。

 

まあ馬鹿正直に言うつもりはない。この場には一之瀬がいるが、話したら白波に話すかもしれないし。

 

「英語は社会人になっても使える武器だから力を入れてるぞ。昔と比べて英語を使う機会が増えてるしな。俺の知り合いでメーカーに勤めてる奴がいるが、英語を碌に使えなくて外国の会社向けの取扱説明書を作る際に苦労したらしいからな」

 

まあ実際昔に比べて仕事で英語を使う機会が増えてるし、間違ったことは言ってない。

 

「とはいえお前らが他の科目を重視したいと言うなら、意見を聞くが?」

 

ここでゴリ押ししたら疑いの目を向けられるので、発言力をクラスメイトに与える。

 

「あ、いや。俺は英語が苦手だからありがたいけど、得意な人はどうなんだって思ってな」

 

「なるほど……今の英語重視のやり方に反対な奴はいるか?」

 

俺がそう尋ねると5人が手を挙げる。

 

「5人か。何の科目を重視して欲しいんだ?」

 

「「「「「数学」」」」」

 

「なんだ全員数学か。わかった、残りの勉強会では数学の時間も増やすようにしてやる」

 

1科目くらいなら全く問題ない。反対派が全員同じ科目で良かった良かった。

 

「んじゃ今日の授業の復習からやるぞ。最初に……」

 

内心満足しながら今日の勉強会を始めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後……

 

「へっへっへっ、まさか佐倉が俺に気があるとはなぁ」

 

夜、山内春樹は自室でニヤニヤ笑いを浮かべている。自身の冤罪を晴らす為の審議が明日行われるが、その際に佐倉が目撃者として参加を表明したのだ。

 

佐倉からしたら拒否してその後に山内に喚かれるのが嫌だから仕方なく参加する事にしたのだが、山内は自分に気があるから助ける為に参加を表明したと思っていた。実におめでたい思考回路である。

 

「冤罪だって証明出来たなら礼としてキスでもしてやろう……いや、佐倉から告白を受けてからだな」

 

言いながら山内は雫の姿の佐倉の水着の画像をスマホで開き、右手でズボンとパンツを下ろし、ミニマムな息子を露わにする。

 

「はぁ……愛里、愛里……」

 

そして自慰行為を始める。冤罪事件が起こってから山内のストレスは積み重なって自慰行為でストレスを発散させている。

 

「鳳橋みたいなクソ野郎より俺のテクの方が凄いからな、愛理……」

 

佐倉がストーカーに襲われて狂夜が助けたことはちょっとしたニュースになっているが、山内は佐倉は自分にゾッコンで狂夜は眼中にないと確信していた。

 

山内はニヤニヤ笑いを消す事なく、ベッドので佐倉の名前を呼びながら自慰行為をするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻……

 

「あぁぁぁぁんっ!もうダメっ!イくっ!んあぁぁぁぁっ!」

 

「私もっ!限界であぁんっ!ダメェェェェェッ!」

 

狂夜の部屋では有栖と真澄が嬌声をあげて絶頂する。狂夜の顔面に乗っている坂柳に至ってはお得意の潮吹きで狂夜の顔とベッドをビショビショにしている。

 

狂夜は自身の上に乗っている2人に対して、真澄には中出しをして、坂柳にはクンニで攻めまくったのだ。

 

2人が狂夜の上から退くと狂夜は身体を起こす。

 

「相変わらず臭いと勢いの潮吹きだな。淫乱め」

 

「だってぇ……鳳橋くんの攻め方が凄くてぇ……」

 

息を荒くする有栖だが半分アヘ顔になっている。狂夜に屈しないと毎回決意しているが、今日も完全敗北を経験して今では快楽一色の考えを抱いている。

 

「真澄も良い締め付け具合だったぞ。やっぱ中出しは最高だな。ピルは飲んどけよ」

 

「うん……子供が出来たら責任を取ってもらうから」

 

「……セックスはそんな気持ち良いのですか?」

 

有栖は興味深そうに聞いてくる。

 

「前戯より数倍は」

 

真澄の返答に有栖は息を呑む。前戯だけでも快楽の海に呑まれてしまっているのに、その数倍気持ち良いとなれば手を出したくなる。

 

「抱かれたくなったなら、医者に相談して身体の調整はしろよ」

 

「……考えておきます」

 

絶頂の余韻が残っている有栖は無意識のうちに、肯定に近い返事をしてしまう。

 

「わかった……じゃあ最後にお掃除フェラを頼む」

 

狂夜はそう言って2人の顔面にギンギンになっている肉棒を突きつける。山内の爪楊枝の3倍以上の太さである。

 

「「ええ(はい)、わかった(わかりました)」」

 

ちゅっ ちゅっ

 

2人は情欲の満ちた表情を浮かべながら、狂夜の肉棒の先端にキスを落とすのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「んっ……んむっ……狂夜のチンポ、好きぃ……」

 

「んっ、はっ……凄い熱いおちんちん……舐めるだけで気分が良くなってきます……」

 

真澄と坂柳のダブルお掃除フェラは凄く気持ちが良い。2人とも幸せそうに奉仕してこちらの性欲も増大している。

 

(しかも坂柳はセックスに興味津々みだいだし)

 

さっき軽い冗談でセックスをするなら身体の調整をしろって言ったら、考えておくと返してきた。それはつまり坂柳にも俺とセックスをしたい気持ちが少なからずあるって事だ。

 

早く食いたいが身体のこともあるし、焦る必要はない。セックスをする前に完全に快楽堕ちにさせておく必要がある。

 

2人の頭を撫でると2人は嬉しそうにしながら口の速さを早めてくる。

 

それに伴い射精感が高まり……

 

どぴゅっ!どぴゅぴゅっ!

 

射精して2人の顔を精液で汚す。2人は一瞬だけ目を瞑るが指で精液を取って口に含み始める。

 

「んっ……狂夜のザーメン……苦い」

 

「飲むだけで支配される気分です……」

 

「気に入ったようで満足。さて明日に備えてシャワーを浴びてもう寝るか……まあベッドは潮でビショビショだし床でだけど」

 

「煩いですよ、バカ……」

 

坂柳は恥ずかしそうに睨んでくるが、坂柳に潮を吹かせまくってるのは事実。今後坂柳に潮吹きさせるなら風呂場に絞る方が良いだろうな。

 

そう思いながら俺は掃除を済ませてから2人とシャワーを浴びて、床に毛布を敷いて眠りにつくのだった。




次回予告

遂に始まる山内春樹のセクハラに関する審議

生徒会室には原告の真鍋に被告の山内、両クラスの担任や弁護人、生徒会役員や目撃者などが集まっている。

圧倒的不利な状況の中、山内は気圧される事なく、いつも通りの自分を惜しげもなく晒しながら審議に臨む。

最後まで自分を真っ直ぐ貫き通す山内に勝利の女神は微笑むのか?!


次回 審議開始 デュエルスタンバイ!

オリ主と真逆の考え方を持つ一之瀬、徹底的に貶めてから逆らえない奴隷にするのはアリか?

  • アリだ。雌犬にしてやれ
  • アリだけど程々に
  • 無しで
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。