あの時、望み通りの願いくらいは叶えてやろう、と思った。そもそもその手のレプリロイドを寄越して知らんぷりをしておけばいいものを、私は興味を持ってしまった。
そういうこと、というよりあそこまで自身の命にまるで執着のない人間というものが新鮮に見えた。
どうせあの男は私の不興を買わせて殺させようとさせたのだろうと思うと馬鹿にされた気分でもある。
腹は立ったのだけれども、同時に私だからいいと訴える真に迫った彼の表情に嘘は無かったとも考えている。
馬鹿じゃないの、ともう一度言ってやりたい。
けれども、どうしたものか。ただ彼を呼びつけるための手段をろくすっぽ持ち合わせていなかった。
ここで一般職員やらパンテオンに呼びつけさせてはこの頭のおかしい話を周囲に知れ渡らせることになる。
となれば何かしらの手段で直で呼びつけるしかない。手段はあの男の家に押し掛けるなどというのは論外だ。
であればメールしかないわけなのだけれども、ネオ・アルカディアの監視網の問題もある為、四天王の権限を使っての十重二十重に偽装をしたメールを送りつけることにする。
さて、どうしたものか。
決心はついても文言が思い浮かばなかった。人間の男が喜ぶ文言にしておけばいいか、とか馬鹿にし腐った文章を考える。
その手のデータは参照し放題だ。人間というものはピンからキリまで幅広い文章を考える。
一つ目についたものをそのまま見よう見まねで打ち込み、私は完成したメールの文言を一瞥した。
自然保護区の以下座標に来て欲しい。あなたに逢いたいの。
うわ気持ち悪っ。
見た瞬間私の頭が「これはない」と断じて即消した。
伝令こそ考えたことは腐るほどある。とは言ってもたかだか人間一人に送りつけるものに頭を悩ませることがあろうとはあの事件まで思いもしなかった。
動機というより目的さえまともであれば、別の者にとっくの昔に投げつけていたろうに。
結局出来上がったのは酷く無機質なメールだ。
私はただ、ため息をつくままにメールの送信をする。
ここで来なければそれでいい。それでおしまいなんだから。
と、投げやり気味に送った結果、指定した場所まで彼がやってきた。
はっきり言ってバカだ、と私は思った。事実あんな文言でノコノコやってくる奴がいるものかと思いもしたが同時に、あの事件の時より多少顔がマシになっているという事実に私は何故か安心を覚えていた。
けれどもこれはこれ。それはそれ。
ちゃんと守ってやれなかった負い目と、投げやりな態度に対する興味、そして私自身にあわよくば罪のない人間を殺させようとしたその考えに対する反感が同居したせいでこの男をどうしてやろうか、と考える。
ここではいそうですか、と従順にやるのもはっきり言えば性分ではない。
その時、考えても結論が思い付かない中、最初にやったのはいわゆる手コキというものだった。
最初はきっと雑なものだった。いい加減なやり方だったと思う。何せ又聞きのようなデータをテキトーに参照していたのだから。
流石に痛がっていたので手加減をしたら面白いように彼は表情を変えていく。最後に射精をさせたその時に見せた壊れかけの顔は、ただ彼の言う望みを果たしながら先日の侮辱と言ってもいい行為に対してのお返しとしては充分過ぎるものだった。
この男を壊してやろうという、黒々とした何かが胸の中で大きくなっていくと同時に下腹部がじわりと疼くような感覚がした。
あの頃の私は、その疼きにただ酔いしれ溺れたかったんだと思う。
ひどく、幸せだった。
◆◆◆◆◆
エックス様が死んだ。
いや、死んだというより破壊されたと言った方が正しいか。
レプリロイド史最低最悪のイレギュラー、ゼロによって。
ゼロの行いはこのネオ・アルカディアの父を殺したに等しい。それは命を持っても償いきれない行いだと市民たちは憤慨する。
エックス様は死の寸前道連れとしてエリアXを自爆させたものの、ゼロは現在逃走中。
そう報じられたのは最後の逢引きからしばらく経ってからの事だった。
かつての史上最悪の戦争を食い止めた最強のイレギュラーハンターがポッと出のテロリストに壊された。その衝撃は市民たちを震撼させるには十分過ぎるものだった。
件のゼロの対応でレヴィアタンが忙しいのかこちらに連絡を寄越さなくなり、恐る恐るこっちからもメールを投げつけてみたものの反応は当然なし。
ネオ・アルカディアの終わりの始まり。
それを感じずにはいられないけれども、今日も居住区で生きている。
レヴィアタンがあなたの前に現れたのは半年後のことだった。
エリアXで待つ。
そんな旨が打ち込まれた無機質なメールが突然送り付けられた時には既にあなたは飛び出していた。
エリアX、数ヶ月前まではネオ・アルカディアの総本山たる本部がありエックスがいた場所である。
だが知っての通りゼロの襲撃により主を失い自爆。
安全のため全ての重要機密共々引き上げてしまった為今は物言わぬ廃墟だ。
現在はエリアX-2で立て直しを図っているとのこと。
辿り着いた先は、廃ビルだった。
5階まで上がると、爆心地が良く見渡せる。幸いここは爆風に晒されただけで崩れることはなかったようだ。
彼を失い景色を晒け出したビルに、腰をかけて惨劇の跡を見ていた小さな背中が一つ。
心なしかこれまで見てきたその背中よりひどく小さく見えた。
「もう来ないと思っていたのだけれども、来たのね」
背を向けたままポツリと零す彼女。今見ている風景と共に四天王としての敗北をまざまざと見せつけられていた。
ネオ・アルカディアは煽り語る、彼らは、かのイレギュラーたちは倒すべき敵である、と。
いつもの通りレヴィアタンはあなたを隣に座れと指差すこともなかった。これまでの余裕は何処へやら、重傷。それが今の彼女には相応しいものだった。
あなたは「自分で考えて」レヴィアタンの隣に腰掛ける。
それに彼女は何も言わなかった。
「件の報道はもう、見てるわよね」
あなたは頷く。
イレギュラーによってエックスが破壊された。資料によると絶対無敵、正しい判断を常にしてきたと言われる英雄が。
まるで天災か破壊神が降りてきたようだと煽る者も多い。
わざとらしい誇張だが、事実がどうであれ人間がどうこうできる話ではないのであなたは怒りもしなければ悲しみも、当然喜びもしなかった。
「……見ての通り、このザマよ」
奔放にも見える彼女にも忠誠心がある。
四天王はエックスの力を一部受け継いだ選りすぐりの戦士だという。
その王に等しい存在を失ったのだ。多くは語らず、ただ廃墟を見下ろしていた。
「今の私に漬け込んで何かしてこないのね」
失望か、それとも安堵か。多分両方だ。
そもそもそんな状態で、押し倒す押し倒されるなんてことを考えることなどあなたには出来なかった。
「肩、貸して」
拒否権? 何それ美味しいの? と言わんばかりにレヴィアタンが体重を預けてくる。
レプリロイドの体重は思いの外軽く、あなたはただ預けてきた体を受け止める。
細く引き締まった身体がすぐそばにある。
すべすべとした弾力のあるボディに触れ堪能したい本能にあなたは我慢をする。ここで理性を手放せば二度とレヴィアタンに逢えなくなる、そんな気がしていた。
「…………はぁ」
はぁってなんです?
心底ため息を吐かれたような気がしたあなたは声を上げると、レヴィアタンがあなたの肩から身を離すや否や
「八つ当たりに付き合って貰うわ」
などと宣った。
唐突な暴君宣言にあなたは何故か安心感を覚えていた。これで多少彼女がいつもの奔放さを取り戻してくれるのならあなたには本望だ。
レヴィアタンに連れて行かれた場所は、エリアX廃墟で辛うじて自爆の巻き添えを免れた人間向けのシャワー室だった。
だが今エリアX引き上げの影響でこの場所には誰もいない、もぬけの殻だ。
埃臭いのが嫌だと言ってにわかにシャワーを出しっぱなしにし、衣服を引っ剥がされたあなたは床に押し倒されいつものようにレヴィアタンに跨られる。
そしてあなたの分身のいる、下半身の上に彼女はぐにぐにと股を押しつけるのだ。
「ん……体は正直ね……そうじゃなきゃ八つ当たりする気にはなれないわ」
けれどもふと、あなたは不思議に思う。
押し付けられている股が妙に柔らかい気がしたのだ。まるで人間のそれのように。
「ん……んっ、んっ」
それに気付いたあなたはレヴィアタン、と名前を呼ぶ。すると彼女はクスッと笑った。
「試しに替えてみたのよ。随分とあなたが私にその肉の竿をねじ込みたがっていたみたいだから。じゃあ後悔して貰おうかしら、って」
そんなことをされてもうんざりも後悔もしないのに、とあなたは首を傾げる。
「まぁ、あるだけ用意して挿れてあげないけれど」
一度あなたから離れたレヴィアタンは一度股のアーマーのゴム質のようなカバーを外す。すると、顔以外の全身を覆う白いアンダースーツの隠れていた一部が剥き出しになり、足と足の付け根には一本の縦筋が伸びていた。
本来なら存在しないはずのそれは、人ならざるものの証として人間の肉にあたる部分は白いまま。
レヴィアタンが指で押し開くと、水音と共に横に開かれた。
押し開かれた女陰は色以外、つまり形だけ人間の雌のそれに限りなく近く、押し開かれた膣肉と膣肉の間からは、てらてらと光を反射する夥しい数の白い橋がとろりと伸びている。
顔以外の肌にあたるパーツが全てアンダーウェアのようなもので出来ており、そのアンダーウェアから女陰が出来上がっているという人間では決してあり得ない光景はあなたの目を惹きつける。
「こういうものをつけるのは正直気が進まなかったけど、まぁあなたのその必死そうな顔を見ればやった甲斐はあったというものね」
レヴィアタンの得意げな物言いをよそにあなたは彼女の恥部をじっくりと観察する。
まるで未開通の生娘のような筋に、ひだの少ないパーツ。押し開けば前戯なしでとろりとしたものが出てくるのだ。
不思議と、柑橘系の匂いもする。作り物故の心地よさがそこにあった。
気付けば手が伸びている。
掻き出してしまえば、きっと沢山この心地よさを得られるのだと、火に飛び込む蛾のように指先がレヴィアタンの縦筋に……
「誰が触っていいって言ったかしら?」
案の定触れるより先に彼女の手があなたの腕を掴んだ。
触れられなかったあなたの反応で気をよくしたのだろう、レヴィアタンはあなたを再び押し倒し──顔の上に跨る。
目と鼻の先にレヴィアタンのそれがあることにあなたの呼吸が早くなる。小振りで引き締まった尻、肉に隠れた蜜壺。
平常、隠すべき部位をあなたに見せつけている。
そんなあなたに追い討ちと言わんばかりに彼女の青い手がくぱぁ、とその造られた蜜壺を押し開く。すると、粘性を持った透明の液体があなたの口の中に落ちた。
甘い。
あなたがそう思った矢先、ぎゅむ。とレヴィアタンの体重と肉があなたの口元を覆った。すると柑橘系の匂いが鼻の中にふわりと広がる。
おそらくローション由来の愛液もどきを、掻き出して全て飲み込んでしまいたいと思いたくなるほどに。
「舐めて? 気持ち良かったら挿入するの許してあげるわ」
顔騎状態のレヴィアタンはわざとらしくふりふりと腰を振る。
口約束ほど信用出来ないものはないのに、けれども今あなたの口と鼻を覆う香りがあなたを暴走させる。
舌で膣肉を掻き分けて、あなたは差し込むのだ。
「ぁ……っ」
まるで作り物とは思えないほどに暖かく、柔らかかった。舌が差し込まれたと同時にレヴィアタンの喉奥から高い声が漏れ出た。
「……っ、なんでもないわ。続けて」
甘いものを掻き出すようにあなたは舌を動かす、するととめどなく愛液はとろとろと溢れ出し、味覚が多幸感に飲み込まれていく。
蜜壺を舌で愛撫されて嬌声こそ出さないが、レヴィアタンの腰の動きは徐々に艶めかしくなっていく。
「はぁ……はぁ……っ、まるで犬みたい。あハ……そう、もっと。もっとよ」
レプリロイドにあるまじき恍惚とした、蕩け切った笑みを浮かべてあなたの愛撫を煽る。
無意識にか己の下腹部を手でさすり、押し寄せる快楽を宥めているその姿は余計にあなたの舌の動きを激しくさせた。
時に膣肉を撫で、湧き出る甘い愛液を掻き出し、ぷっくりとしたクリトリスを甘噛みする。けれども感覚の問題か、彼女の反応は期待したものを見せない。
けれども……
「はぁっ……はぁっ……いいわ……もっと、もっとしてちょうだい?」
最初は気のせいだと流していた。
レヴィアタンの声色が徐々に変わっていくのを。少しずつ高くなっていく。その違和感が形を持ったのは、レヴィアタン自身が違和感に気付いてからだった。
「ぁ……ん? れ? あっ、ちょっと……舌を止め……ッ!」
樹木から蜜を吸う虫のように、彼女の蜜壺を吸うことをいまのあなたには止められない。
もう一度舌で一突き、ピストンしたその時だった。
ぱしゃっ
水の塊があなたの顔にかかる。
透明のそれはオイルとも、愛液とも違う。さらりとした水にあなたは思わず飲み込んでしまう。
「きゃっ!?」
ぷしゅっ、ぷしゅっ、とリズミカルに吐き出されるそれが潮だと気付いた時にはあなたの舌は激しく動いていた。
舌を動かせば動かすほど面白いように潮が湧き出てはあなたの口を潤す。
「やめ……やめな……さい! あぅっ……なんなのよ。これ。ボディ内の水分を放出するなんて、どういうアタッチメントなのよ、これ! ひゃぁん!?」
半ギレ気味に喚くものの、所々これまでに聞いたことのないような嬌声がシャワー室の壁に反響する。
まるでお漏らしをしたかのように撒き散らすこれまで見たことのない乱れぶりにあなたは文字通り水を得たなんとやらのごとく、舌をピストンさせた。
「シャワーの水を吸ってる……せいで……! とま……らない!」
口にしなくても水を取り入れるレプリロイドならではの性質が完全に裏目に出てしまっている。流石に可哀想だと思ったあなたは一度舌を抜き、くぐり抜けるように彼女の股から離れる。
「な……に……よ……そんな顔を……して……」
ぺたりと床の上でへたり込み、シャワーの水が彼女のボディの上で弾ける。
思いもしなかった感覚に何か切なさをもったような表情で抜け出したあなたをただ見つめていた。
これまで散々やられてきた。
その事実と、これまで奔放かつ好き放題してきたレヴィアタンがあなたに屈しかけている。
敵なし(のはずの)四天王の一人がアタッチメントの副作用のせいかトロ顔で、無防備になっている。その事実はあなたの分身を激らせる。
ここで尻込みすればきっと口約束ではぐらかしてこれまで通り一方的に終わらせられるのは目に見えている。
隙だらけの雌に子種を注ぎ込みたい、そんな雄なら誰でも持つような獣欲が機械仕掛けの女に向けられていた。
「ぁ……こら、……やめっ!」
とはいえ、レヴィアタン当人も即座にあなたを殴り飛ばしもしなければ蹴りもせず。弱々しい抵抗のようなそぶりを見せてからあっさりと床に倒れ込んだ。
シャワーの水が流れ落ちる。
なだらかな白いアンダーウェア状の四肢、お椀のように形も大きさも程よい乳房を覆う青いベストのようなアーマー。
唯一人肌と同じ色を持つ、顔は蕩けた雌の色に染まりきっている。
芸術のように整えられた肉体とは裏腹に、雌の顔とかぱっと開かれた引き締まった足。そして付け根から開かれた蜜の壺が淫靡に誘う。
あなたは抗いきれない。
下腹部の熱をねじ込みたい。作り物でもいい、彼女の孕み肉を肉の竿で擦り、子種をぶち撒けたい。雄の欲求にあなたは屈さずにはいられないのだ。
あなたはゆっくりと彼女の蜜壺に分身を充てがう。するとレヴィアタンの下半身がぴくりと跳ねた。
「……く。もう、勝手にしなさい」
副作用をどうすることもできなかったレヴィアタンの事実上の白旗にあなたの欲望ははじけた。
ずるり。
力いっぱいに捩じ込もうと腰を前に振ると縦筋をなぞるように滑る。もう一度膣肉を押し開きねじ込み直そうとしても再び沸き始めた愛液が滑りそれが叶わない。
「あーあ。焦っちゃって……ドーテー坊やには無理みたいね……んっ」
そんな彼女の煽りも、今となっては負け惜しみのようにも、虫を誘う甘い蜜のようにも思えた。
一擦り、二擦り、三擦り。
繰り返すごとにレヴィアタンの身体が仄かに震える。
そして──
ずぶり、と粘性を持った水音がしたその時。レヴィアタンの背中が沿った。
「ぁ゛っ゛! ゛? ゛」
貫いた瞬間、あなたが一番最初に見たのは耐え凌ぐような彼女の表情だ。
折れしまいそうなぐらいに頼りなく捩らせる四肢は、今この瞬間レヴィアタンの身体を犯している側に回っていることを自覚させた。
どうしてこんなふうになっているのか。
少し前まで生きる気力も死んでいたのに。あなたは疑問に思いながらも、レヴィアタンの蜜壺の強い締め付けにあなたは意識を向ける。
シャワーか、それともレプリロイドの処理による加熱か。人肌ぐらいに暖められた蜜が包み込みその上に、とろとろに人間の肉の竿をただ気持ちよくするためだけに作られたとろとろの粘膜、そして人工筋肉の力の締め付けがあなたの分身全体を愛撫する。
ずるり、と少しだけ動かしたら「ぁ……」とか細い声を出す弱々しい彼女は、先の戦いで敗北により一人小さくなっていた彼女とはまた違うものだ。
雌が雄に子種を注いでもらう為の求愛だ。
それがあなたの眠っていた嗜虐心をくすぐらせた。
「ひゃぁん!?」
一つ腰を動かせばにゅるりと動き、抜けた分だけ膣肉が締まり先端を搾るように締まる。
次に押し込めば締まった膣肉を滑り込むように押し開き、奥を強く突く。
奥まで行った瞬間、レヴィアタンの肩が跳ね上がった。
「あ゛う゛っ゛! ゛? ゛」
動かせば動かすほど面白いようにレヴィアタンはその引き締まった肢体を求愛のダンスのように捩らせる。
どんなイレギュラーも寄せ付けないその肉体を思うように好き勝手やっているという事実があなたを煽る。
レヴィアタンを、目の前の雌を乱せと。犯し尽くせと。煽るのだ。
「はぁっ……はぁっ……副作用なんか無ければ、予定通り八つ当たり出来たのに……」
憎まれ口を叩いても抵抗はほぼない。
これまで味わったことのない快楽を味わい。そしてこれまであなたで遊んできたことの、疼きを埋めようと無意識で彼女はやっている。
「はぁっ……はぁっ……そう、全部あなたのせい。あなたがいたせいでこうして訳の分からない感覚と下腹部の疼きに悩まされて。あっ!? んっ……全部あなたが……んぅっ!? あ゛っ! ぐぅっ!?」
力強く奥を突けば突くほど、レヴィアタンは跳ね上がる。
「やめ……っ!」
けれども、言葉とは裏腹に膣肉があなたの分身を離さない。
「ひぃん!? もう……あとで……覚えて……あん! なさい! こんな……好き勝手……して! 私の体を……滅茶苦茶にして!」
ふと手を見ると小魚のように細い彼女の指があなたの指を巻きつくような絡み方をしていた。逃げようなら力付くでも引き寄せてやると言わんばかりのそれにあなたには逃げる術も選択肢もない。
ただ、レヴィアタンの存在しない子宮に孕ませ中出しをするだけだ。
「ぁ……だ……めっ! 私のお腹の中……がどうして……きゅぅん……ってきゃぁん!? さっさと……出しな……さぃぃん!?」
限界まで膨張していくあなたのそれは、長らく溜め込んできた白い欲望が数ヶ月分込められている。
駄目押しと言わんばかりにあなたは目についたあるものに手を伸ばす。
それは……ベスト状のアーマーから僅かに覗かせる下乳だ。
あなたは手を潜り込ませてその形のいい胸を包み込むように触れ、掌ですりすりと撫でると。
「この……へん……ぁん!? たい! 飾りの胸すら興奮……してぇ!!」
またまた罵り声が飛んでくる。
その声すらも今のあなたにとっては可愛らしくも愛おしい。壊し返してあげたくなる。
ピストンが徐々に早まるとレヴィアタンの嬌声が大きく響く。
「これが……人間の女が感じているもの……んっ! あぁん! このアタッチメント考えた……イっ! やつどういう趣味して……くっ! あうっ! ぁん!」
レヴィアタンの膣肉の痙攣は激しくなり、再びぴちゃぴちゃと水音を出しながら潮を撒き散らす。
「イ……キ……なさい……んっ……ふぅぅぅぅ! ぅううううん!」
この痴態を独り占めしたくなる。他のレプリロイドはおろか人間一人にも見せたくはない。
壊されて壊して、最後にどろどろに溶け合えたら。そう夢想していたあなたの分身は愛液と潮に漬けられ膣肉にほぐされきってついに限界を迎えた。
「白いの……をぶち撒け……なさ、イ! あっ……あっぁん! イッ…………くぅぅぅぅぅ……」
まるで白いキャンパスに絵の具をぶちまけるように、レヴィアタンの美しい肢体の中にどろどろとした熱い子種を流し込む。
どくん、どくんと、流れ込む中応えるようにレヴィアタンの膣肉もぎゅっ、ぎゅっ、と締め付けを繰り返し、あなたの指に絡みついた彼女の指に力がこもる。
まるで永遠にも感じられるほどの痙攣が続いてから、あなたもレヴィアタンも限界を来してそのまま床に垂れ込んだ。
上から降り注ぐシャワーの水を浴びながら、気だるい感覚に身を任せる。
「はぁぁぁぁっ……はぁぁぁぁっ」
思い出したかのように絡めた指をさっと離したレヴィアタンはぷいっ、とそっぽを向く。
やってしまった。散々無害を装っていたのに最終的に獣欲に身を任せて襲ってしまったことを少し後悔しながらあなたは疲れが取れるまでずっとレヴィアタンの隣で倒れ込んでいた。
「はぁっ……んくっ、覚えてなさい。次はあなたを滅茶苦茶に壊してあげるから」
恨めしげな声があなたの耳朶を打つ。それでも次があると言ってくれるのは彼女なりの優しさか。
立ち上がって、蜜壺からあなたの精液をとろぉっと太腿を伝って溢している。その様がひどく背徳的で、逆やな美しく見えた。
去り際。レヴィアタンは少し切なげに、申し訳程度に振り向いた彼女がシャワーにかき消されそうなぐらいに小さな声で呟く。
「だから……また……会いましょう?」
基本的にレヴィアタンに煽られ搾り取られて、時々わからせしつつ、イチャラブもする
「両方」やらなくっちゃあならないのが「スケベ文字書きマン」の辛い所だって誰かが言っていた
レヴィアタン視点だとコピー(いつから気づいていたのかは知らないけど)とはいえエックスを失い、それなりに言う事は素直に聞く程度には評価していたファントムも自爆してしまったので多少は思うところはあったのかなと思いつつ、こんな話になりました。
合法ロリメスガキ打たれ弱い系サドツンヤンデレ戦闘狂予備軍メカ娘と化したレヴィアタン。あーもうめちゃくちゃだよ。
次は時系列飛んでエルピスがトチ狂っておっ始めた正義の一撃作戦(ゼロ2中盤)後。
多分本筋自体はそんなに長くない。
作者のモチベーションとなるので是非オシコり報こ……感想お待ちしてます_(:3 」∠)_