※この作品はR-18です。

四天王のやべーやつと密会するだけの話   作:ヌオー来訪者

8 / 10
 シリアスなんだけど、イチャラブ回


ユメノオワリ

 ネオ・アルカディアの、世界の終焉の足音が近づいていく。それが決定的になったのはDr.バイルの帰還だった。

 その名を知る者にこの男が何者なのか問うてみれば、誰もが口を並べてこう言う。

 

 追放された罪人、と。

 許されざる者、と。

 

 詳細を記したデータは血塗られた歴史ごと悉く封じられ、詳細こそは表沙汰にはになってはいない。

 キザ坊や(ハルピュイア)の請け売りだけれども私たちの守るべきものとして人間たちに差し出されたものが、幻想と成り果てていた。

 

 

 

 全ての始まりは、かつての惨劇。

 人類とレプリロイドそれらを絶滅寸前にまで追い込んだ最悪の大戦、イレギュラー戦争と妖精戦争を終わらせた蒼き英雄(閃光)であるエックス様と肩を並べて戦ったという伝説のレプリロイド。

 

 ……ネオ・アルカディアによって意図的に存在を消された紅き英雄(衝撃)、ゼロが封印されていた所レジスタンスの手によって復活。

 その果てにコピーエックスを殺したことから始まった。

 

 

 当然、人間からすれば自らの生活を脅かす侵略者も同じだった。

 ここから反レプリロイドの感情が煽られ、更には1年後起きた居住区への直接攻撃、正義の一撃作戦が世論並びに人間サイドのの過激化を加速させた。

 

 その結果がバイルによる政権掌握だった。

 

 Dr.バイル、それはかつてのイレギュラー戦争の末期にオメガとダークエルフを用いて力技に等しい行為で戦争を終結させようと試みた科学者だ。

 結果として別の妖精戦争に発展。人類の6割、レプリロイドの9割を犠牲にした大罪人だ。

 

 オメガ共々宇宙に追放された妖精戦争の元凶というべき存在だった。

 

 

 

 そんなDr.バイルが、同様に宇宙に追放されていた最悪の存在、オメガを解放し地球へと帰還した。

 

 破壊されたエックス様……いや、今はその名前では呼ばないでおく。何故かコアごと破壊されたはずにも関わらず復活したコピーエックスが宇宙から呼んだのだという。

 

 

 それを知らされないまま、私たちはキザ坊や(ハルピュイア)と、戦闘バカ(ファーブニル)と共にオメガを破壊しようと試みた。

 

 彼の家に居座ってしばらくしてからの出来事だった。

 最初はどうせ3人の力でならすぐ壊れてしまうだろうとタカを括っていた。その結果何も歯が立たなかった。

 

 

 

 

 オメガとの戦いに敗れ生死の淵を彷徨った私は、ボディを喪い魂(サイバーエルフ)だけとなりながらも陰でヒトを支えていたオリジナルのエックス様と、先のゼロによるコピーエックス暗殺事件でこの世を去ったファントムの口から、手遅れに近い事実を突きつけられていた。

 

 そして暴走し始めた世論と、幹部の暴走もあり政府要人として参画し、トップまで掌握した結果、過去の大戦で宇宙に追放した人間やレプリロイドへの復讐としてネオ・アルカディアはおろか全世界のレプリロイドをダークエルフとオメガの力で洗脳。

 恐怖による支配、暴力、世界中で大混乱が始まった。

 

 

 バイルの凶行からヒトビトを守ること。それが、バイルの洗脳を受けない私たちへのエックス様からの頼みだった。

 

 

 けれどもその行為はネオ・アルカディアへの叛逆に等しいものだ。

 一度そうしてしまえば、これまでの日々にはもう戻れはしない。孤軍奮闘で圧倒的戦力差を相手にしなくてはならなくなる。

 私たちが生きて帰ることができる保証はない。

 

 

 それくらいなら望むところだ、と昔の私ならそう言っていたのかもしれない。

 今の私もそうだ。

 

 

 

 

 

 でも少しだけ気がかりなことがある。

 そう、反逆すればもう二度と逢えなくなるヒトがいる。

 

 幾度となく体を重ね合わせた。唯一私のカラダを預けられるヒトを。

 ネオ・アルカディアに決別する前に。

 その前に一度逢いたいヒトがいた。

 

 

 せめて今生の別れくらいはしておきたかった。

 新しい仕事も、友達も得た今の彼ならきっと、私がいなくたって生きていけるからもう大丈夫だろうけれども。

 

 だからこれはきっと。

 私のエゴだ。

 

 

 耐えられていないのはきっと私自身なんだ。

 

 ムカつく。

 

 どうして少し前まで死にかけてる人間にこうまでおかしくならなくちゃならないのか。

 でも、逢いたい。

 あなたに逢いたかった。

 

 それがただの恋だったなんて自覚をしたのは最後の最後だった。

 

 

 レプリロイドが人間に恋をする。

 その逆も然り、人間がレプリロイドに一種の気の迷いとしてそういった感情を抱く話は珍しい訳ではない。

 昔ならそんな話を聞くたびに馬鹿じゃないのって鼻で笑ってきたけれどももう笑えやしない。

 

 

 でも見て見ぬ振りをして最期まで彼のそばで生きていけるかと言われたそれは違う。

 バイルなんぞに彼の生殺与奪を握られるなんて我慢ならないし、オメガやバイルの好き勝手にネオ・アルカディアを滅茶苦茶にされるのも我慢ならなかった。

 

 

 だから私は──

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 レヴィアタンがいなくなってからもあなたは必死に生きていた。

 何ヶ月も経っても音沙汰もなく、その間にいつのまにかエックス様が復活したと思えば即、ゼロにまた暗殺され。

 エックス様の後継としてDr.バイルという科学者が何故かネオ・アルカディアの頂点に立っている。

 

 これまでの理想郷は何処へやら。

 混迷を極める中でもあなたのいる街が蜃気楼の見せる幻のように見える。

 バイルのせいで突如変貌したレプリロイドが、不穏分子(イレギュラー)と認定されたレプリロイドはおろか人間までも殺害し始めている。

 

 だがしかし理想郷。その言葉が戯言や幻だとしても、ヒトはこの蜃気楼を現実として生きていく。

 ネオ・アルカディアの外をヒトは知らないから。

 

 

 

 バイルが現れるタイミングで消えたレヴィアタンも同じようにバイルの不興でも買って処分されてしまったのだろうか、など。

 途方に暮れるあなたは自宅でふと縁起でもないことを思った矢先あなたの頬を横からつねられた。

 

 いたい。

 あなたはその遠慮のないつねり方に不快感を覚えて即その手の方を向く。

 すると──

 

「まったく。私がいなくなって随分と腑抜けになったわね……先が思いやられるわ」

 

 逢いたい顔が目の前にいた。呆れた顔のレヴィアタンがあなたの頬をつねっていた。

 おかえり。そう、あなたは言っても彼女は何も言わず。少し何かを訴えたいのか何か口籠もっていた。

 

 

 

 

 あなたがベッドに腰掛けると、レヴィアタンは同じようにすぐ横に腰をかける。つかず離れずの距離。

 この距離感が心地良い。静かなあなたの部屋の中、すぐそばからレヴィアタンの息遣いが聞こえてくる。

 静寂がとても心地がいい。

 どちらから言葉を紡ぐか、もしくは身を動かすか。我慢勝負のようなもどかしさがあなたにはとても心地よかった。

 

 でも──

 

「単刀直入に言うわ。飽きたわ」

 

 先に口を開いたのはレヴィアタンだった。

 開口一番に投げつけられた言葉がそれだった。唐突な切り出しにあなたは目を丸くし、レヴィアタンの方を見る。

 

「あなたの体に飽きたの。だから、もう今日で金輪際終わりよ」

 

 奔放なレヴィアタンなら言うかもしれない。

 いずれ来るかもしれないのはあなたも多少覚悟はしていた。あんな気の迷いから出たお願いから始まった関係が長続きするはずなんてなかった。

 ……それにしたって急過ぎるが。

 

 あの突然の失踪から彼女の身に何があったのか。あなたには知る由もない。

 唐突にしても程がある彼女の物言いに不思議と冷静だったあなたはただ、彼女の言に耳を傾け続ける。

 

「まぁ……可哀想だからその前に最後の思い出としてヤッてあげる」

 

 この上から目線に安心を覚えながらもあなたは首を縦に振る。

 するとレヴィアタンの方から体を動かして距離を詰めてくる。そしてあなたの目線と彼女の目線が合ったその時、レヴィアタンの方からなぜか逸らした。

 

 ベッドに横たわったあなたにレヴィアタンは、いつものようにあなたの肉の竿をいじめ始める。

 最初はズボン越しに手のひらですりすり優しく撫で、徐々に血が集まっていくのを感じたあなたの顔を見てか、彼女はその肉の竿を閉じ込めたズボンのチャックに手をかけた。

 

「ふふっ、相も変わらずここは正直ね。……分かりやすくて、お馬鹿さんで。私の言うこと無視して滅茶苦茶してきたりしたけど……嫌いじゃなかったわ」

 

 一頻りなでなでされたあなたの雄は、ふにゃふにゃの軟体生物から、立派な肉の竿へと変わっていた。

 

 ズボンもろとも下着を下げると、ぶるんとその怒張をレヴィアタンに見せつけるように姿を現す。

 これまで何度も蜜壺をかき混ぜ、妖艶な女戦士を乱し女の顔にしてきたそれは今日も意気込みをその身で示していた。

 

 それを見るや否や、レヴィアタンはあらかじめ持ってきたボトルのキャップを開ける。

 透明のボトルから見えるのはとろりとした粘性のある、いわゆるローションだった。

 

「あーん……んむんむ……」

 

 口を開いて、溢れ落ちる液体を流し込む。

 流し込み終えると口の中全体に行き渡るように舌で自らの口の中を舐め回していた。

 それが終わるとおもむろに出来上がったそれを開いた。

 

 ぬちゃ、と音を立てて開かれたそれは。

 上から下まで白い糸を引き、桜色の唇がぷるんと揺れるその様は最早あなたから精を搾り取る為だけに作られた専用オナホのよう。

 

「口で出来た膣。あなたに耐えられるかしら?」

 

 あーん、と口を開けてあなたの肉の竿を頬張ろうと近づいていく。

 そして大きく開かれたそれがあなたのそれの半分を飲み込んだ時優しくとじられた。

 

「はぷっ」

 

 ローションの生暖かさと、レヴィアタンの舌の柔らかさが入り混じり下手なオナホを凌駕するそれにあなたは思わず目を閉じる。

 それを上目遣いで見ていたレヴィアタンはちょっと嬉しそうだ。

 

「はぷ……んむ、んっんっ、んぐっ、ちゅる、ぢゅっ」

 

『どう? 私の口淫の味は。舌でぐるんぐるんされるのが好きなんでしょ? ふふっ……』

 

 スピーカーを使って話しながらもにゅるにゅるに程よく出来上がった口オナホはヒルのように柔らかい舌があなたの亀頭の周りを這い回る。

 そして思わずあなたの肉の竿がびくん、と跳ねると次は上下に動かし始める。

 

「えるえるえるえる……んっんっんっ、ほぅむ……んんっ」

 

 ぐぽっぐぽっ、ぐぽっ、と泡立つ音を立てながら繰り返されるピストン運動があなたの肉の竿を責め立てる。

 近くで当たる荒めの鼻息があなたの下腹部に当たりちょっとくすぐったい。

 

 徐々にあなたの玉袋から熱が竿まで昇っていく。同時に硬さが限界まで来たしたことに気付いたレヴィアタンはその動きを速めていく。

 

『くすっ……フェラ程度でこんなに速くイキかけてるなんて、私じゃなかったら即見放されてるわね。ほら、イきなさい。イッて白いの私の口の中に注ぎ込みなさい?』

 

「じゅっ、じゅっ、じゅるるっ、ぐぽっ、ぐぽっ、じゅぞぞっ」

 

 ローションと我慢汁が混ざり合い、白い泡ができる音がした。

 フェラをしている当人の表情から不思議と下品さはなく不思議と綺麗だ、とあなたは思ってしまった。

 その時だった。フェラに興じるレヴィアタンの顔に見惚れていたからか肉の竿にこめていた力が抜け勢いよくその欲望を吐き散らした。

 

「んっ!? ん! んんんんんんんっ!」

 

 レヴィアタンの舌に、喉に、歯に。

 雌を孕ませるための白い雄の欲望をぶち撒ける。白濁が彼女の一部にかかるたびに、レヴィアタンの腰がぴくん、と動く。

 フェラをしているだけで電子頭脳が甘イキを起こしているのだ。フェラをしながらあなたの顔を見て余程えっちな想像をしていたに違いない。

 とろん、とした目であなたを見上げながら、粘液でどろどろになった口から肉の竿を離す。

 

「ぷはっ……」

 

 ちゅぽん、と抜けたところであなたの先端から少しだけ残り汁が湧き上がる。

 それを見たレヴィアタンがあなたの肉の竿を掴み、ストローで飲み物を吸うかのように、ちゅぅ、と残り汁を吸い上げる。

 

「ちゅぅぅ……っはぁ」

 

 そして打ち止めまで吸い切った所で、喉を鳴らす。必死に飲み込もうとしていることに気づいたあなたが止めにかかろうとしても彼女はやめたりはしない。

 そして。

 

 こくん、と呑(・)み(・)込(・)ん(・)で(・)し(・)ま(・)っ(・)た(・)。

 

「ドロドロしてて飲みにくいわね……もうちょっとさらさらに出来ないのかしら?」

 

 あわあわと慌てるあなたにレヴィアタンはちょっと攻撃的な笑みを見せながら「何? 吐いて欲しかったの?」と返す。

 

「じゃあ呑み込んで正解ね。あなたをいじめるの、好きだもの」

 

 それにあなたは何も言い返せず。

 ただ、想いを寄せる女の子に精液を呑み込んで貰えるという雄としてはこれ以上にないであろう征服感と四天王の紅一点を自分色に染め上げる背徳感による喜びを味わされていた。

 

「まだ勃ってるわね……早いけど何度も出来るからプラマイゼロってトコかしら?」

 

 早いとは言ってもレヴィアタンがあなたの弱点を知り尽くしているからだ。それでいてかつあなたから精液を搾り取る為だけに最適化された動きと環境から抗う術はない。

 

 挙句精液を飲み込んだときた。

 あんな光景を見せられてはあなたの玉袋は次に吐き出すための白濁を作り始め、肉の竿は『もっと彼女を汚したい』『彼女を白濁でぽっこりお腹にして孕ませたい』と主張を始める。

 

「ほら、気持ちいいようにして準備してあげるから、見てなさい」

 

 そんなあなたの肉の竿の主張を、雄としての本音を目の当たりにしたレヴィアタンの表情はあなたの全てを赦し包み込む聖母のようにも、精を限界まで奪い取る悪魔のようにも見える。

 

 パンツ状のカバーを外すと、ぴったりと淫肉に閉じられた縦筋が露になる。

 股を開き、レヴィアタンは再びボトルから少量ローションを指に乗せるように垂らしてそのまま片手で縦筋をくぱぁ、と開いて中にローション塗れの指を差し込んだ。

 

「ぁっ……んっ!」

 

 歯を食いしばるように自慰に等しい行為から生まれる快楽に耐える姿はいじらしい。

 気持ちいいの? とあなたが問いかけると必死に首を横に振るって否定して見せるのだ。

 

「ちが……うっ! ん……んぅっ、はぁっ……んっ、んっ。あんっっっ! きもち、よくなんか……ふぅぅぅ……っ、ふぅぅぅ……っ!」

 

 甘イキを繰り返した電子頭脳は最早、自慰の快楽に耐えられないぐらいに緩くなりあらゆる快楽を享受する雌と成り果てている。

 気を許した相手だからこそ、レヴィアタンは抵抗をしないのだ。

 

 ローションが愛液の代わりとなり、レヴィアタンの元々持っている水分と混じって蕩け切ったおまんこへと変わっていく。

 指を動かすたびにぐちゅぐちゅと音を立て、もう完全に男根を受け入れて白濁を吸い上げる準備ができているにもかかわらずレヴィアタンは指を止めない。

 止められないのだ。あなたに見られていると言う事実が、そしてあなたを焦らしているという事実が。いじめいじめられの両方の感覚がレヴィアタンの電子頭脳をおかしくさせる。

 そして多幸感で満たし、膣肉を嬲り、皮に隠れていたクリトリスを外気に晒し愛液で濡らして指で弾く。

 

 陸に打ち上げられた魚のようにその身を捩らせ、跳ね上げる。股を開いたままあなたに見せつけるように自慰を続けることであなたの肉の竿が血走り、あなたの中の雄が叫ぶ。

 

 この淫らに狂う女を犯したい。

 滅茶苦茶に壊して、自分の色に染め上げてしまいたい。

 あなたは気づかない。

 相手と同じ思考に陥りかけていることに。

 

 

「あっ……ぐぅ! きゅぅっ……だ、め……く、……るっ、きちゃうっ……イッ、ぅぅぅぅぅっ!」

 

 レヴィアタンの喉奥から出るものは最早、伶俐なものではなく淫蕩に耽る女の啼き声だった。

 達した彼女の体がびくん、びくん、と痙攣し、目が白黒させながら座っていたところを、あまりの快楽に耐えきれずこてんと横になる。

 

 そんな彼女に見惚れていたあなたを現実に引き戻したのは、ちょろろ、と水が流れる音だった。

 よく見れば淫裂から壊れた水道のように水が溢れ出ている。

 レプリロイドならしないはずのお漏らしか、それとも潮吹きか。

 

「はぁっ……はぁっ……見、ないでよ……」

 

 そんな彼女らしからぬ懇願にあなたの嗜虐心は煽られるばかり。

 水が出なくなった後も、ひくひく、と物欲しそうに愛液を垂らしながらレヴィアタンの下の口は開いたりぴったり閉じたりしている。

 

 こんなものを見せられて何も思わない男がどこにいるだろうか。

 いつもなら高飛車、強気、クールビューティーそれらを絵に描いたような女が淫蕩に負けて自らの恥部を無防備にも晒している。

 あなたは誘われるようにその限界までそそり立った股間の分身をゆっくりと近づける。

 

 先端が触れると後は流れだ。

 沈み込むようにあなたのそれが淫裂に先端から根本まで沈み込んでいく。

 

「ぁ……はいって……」

 

 水音を立てながら、にゅるると入っていくのはイくまで入念にローション漬けにした彼女の頑張りの賜物だろうか。

 根本まで入り込むと、とんと先端が柔らかい肉に当たるような感覚と同時にレヴィアタンの体がしなる。

 

「っ……ぐぅ」

 

 ひと突きするだけでこれだ。

 もう一度突くために引けば、にゅるると簡単に滑り柔肉が先端を締め付ける。

 そして勢いをつけて突く、突く、突く。徐々にリズミカルに突き始めるとレヴィアタンの喉奥から嬌声が湧き水のように漏れ出る。

 

「あっ、アっ、あッ、アッ、あんっ」

 

 体を動かして正常位になると、しがみつくようにあなたはレヴィアタンの指を絡めにいく。

 すると応えるようにあなたの指に絡め返して恋人繋ぎになった状態であなたはピストンを始める。

 

 たん、たん、たん、たん。

 腰がぶつかり、粘り気のある水音も聞こえてくる。とろとろにとろけきったレヴィアタンの雌穴はあなたから子種汁を搾りあげようときゅ、きゅ、と別の生き物のようにうねる。

 

「くすっ、必死に腰振って……まるでお猿さんみたい……」

 

 彼女の罵倒にあなたは返事と言わんばかりに勢いよくひと突きする。どちゅっと音を立て膣奥と先端がキスをすると

 

「きゃう!?」

 

 レヴィアタンの可愛らしい嬌声が部屋中にこだました。

 

「あぁもう悪かったわよ……ほら、動かしなさい。あなたのその竿滅茶苦茶にしてあげるから」

 

 流石にあなたの報復に本当に反省しているのか分からないようなことを言いながら膣をうねらせ始める。

 

「ほーら、ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ。いっぱいミルクを出しましょうねー」

 

 牛の乳搾りを始めるレヴィアタンのあやすような物言いに耐えきれずあなたは腰を打ち付ける。

 そんなあなたを見て「アは」と壊れたような笑みを浮かべた。

 あなたのそれでお腹の中が満たされている幸福に浸っているようだ。

 

「んっ、おク、当たって……下手なディルド突っ込んでヤるより気持ちが……イいわ」

 

 え? 

 これまでレヴィアタンと体を重ね合わせてきた上でディルドは使った覚えはない。まさか独りでしていたのか、それともまた違う誰かなのか。

 あなたが腰の動きを止めたことで、自分が言ったことに気づいた彼女はばつの悪そうに語る。

 

「私もひとりエッチして気持ち良くなりたい時ぐらいあるわよ……」

 

 羞恥心で声が尻すぼみになるレヴィアタン。その可愛らしさに耐えきれずぐっ、と力を入れながら力強く腰を突き入れる。

 

「あっ、こら……また大きくして……ぇっ」

 

 咎めるようでいて恋人繋ぎの手は万力のように絞められその気はないがあなたがいくら力を入れたとしても梃子でも離れない。

 

「あぁんっ、ひっ、ぃっ、ぁ……ぁっ」

 

 そして再びレヴィアタンの膣を肉の竿でかき混ぜる。

 ケーキを作る時だったら充分なくらいに白く泡立ちきっている。中はとろとろに温かくあなたのそれを淫蕩に浸す。

 時々肉ひだが震え甘イキを繰り返してあなたに甘えるように絡めた指と指をすりすりと擦り付けるように動かすのだ。動物のマーキングのように。

 

 四天王とテロリストに恐れられる最強のレプリロイドの独りがこんな風にただの一般市民に女の顔をして甘えた恋人繋ぎをしている。

 冷静に考えなくても狂っている光景にあなたもレヴィアタンも何にも違和感を覚えはしない。

 

 ただ、目の前の肉を貪るだけ。

 あなたの肉の竿に白濁が限界まで伸び始めると、「ねぇ」とレヴィアタンがあなたを呼ぶ。

 あなたはそれに応えて顔を寄せると、レヴィアタンが耳元で囁きかける。

 

「一生分、全部出しなさい。一生残るくらいに。私のあそこに、あなたの種で刻みつけて」

 

 雌として全てを受け入れる。

 そう暗に伝えてくるような女が飽きたの一言でいなくなろうとしている。見え透いた嘘にあなたは念入りにどちゅ、どちゅっ、と力いっぱいにあなたの肉の竿を蜜壺に突き入れ続ける。

 

 そして、

 

「ほら、いっぱい出しなさい。ぜんぶ私に寄越しなさい。人間の子供を人間の雌に孕ませるもの全部私に注ぎ込んで。私の胎内に、ぜぇーんぶ。もう他の人のぶんなんて捨てなさい。ほら、ほらっ、ほら……ぁん!」

 

 レヴィアタンの細い両脚が動き、あなたの腰に絡みつくようにがっちりホールドをかける。引き抜こうとしてもレプリロイドの力を前にあなたは何もできない。ただ、中出しするために腰を動かすことしかできないのだ。

 

 いわゆるだいしゅきホールド。

 中出し以外は絶対に許さない。そんな気迫にあなたは押し負け、肉竿の先端まで白濁を登らせようとレヴィアタンの膣肉を嬲り貪る。

 限界まで行き着くと、同時にレヴィアタンも既に限界だった。

 

「あぁん! また……イく……あなたもイきそう……なのね……ほら、射精(だ)して? イく、イク……あ゛ッ゛!? イ……く……ぅっ!? ……ぅっ! ぅっ!」

 

 ほぼ同時だった。

 あなたの肉竿から白濁が吐き出されると共にレヴィアタンの膣肉が力いっぱいにあなたのそれを締め付け、レヴィアタンの細い肉体がしなった。

 

 口は開きっぱなしで、一定間隔でか細いイキ声を漏らす。

 

「アは、き、たぁ……」

 

 待ってましたと、レヴィアタンの膣は歓迎するかのようにあなたの精液を飲み込んでいく。

 

 落ち着いた所で、射精で絶頂しているあなたの顔を見ればまた腰をくねらせ、精液をねだる。

 あなたのイク時の顔だけでご飯が何杯もいける女だ、面構えが違う。

 

 膣内があなたの白濁に満たされていく。

 その事を満足に思ったのか、嬌声混じりの艶めかしい声色で白濁まみれになっていく膣内の事を言葉にしていく。

 

「はぁっ……はぁ……はいってく……私の膣内いっぱいにあなたの剥き出しの欲望で満たされてるわ……子供なんて生まれないのに……そんなに好きなの?」

 

 そんな彼女の問いかけにあなたは迷いなく首を縦に振って応える。

 するとくしゃっとしたような笑みを浮かべてレヴィアタンの指があなたの頬を撫でた。

 

 愛おしさが抑えきれなかった。

 あなたは最後の力を振り絞って、レヴィアタンのぷるんとした桜色の唇にあなたは口づけをする。

 

「んっ!? んんっ……ちゅっ……んんっ」

 

 啄むようなキスと共に繋がりっぱなしのレヴィアタンの膣が痙攣する。

 キスイキする彼女に追い討ちをかけるように舌を滑り込ませると最初は歯で堰き止めて抵抗をする。けれども抵抗はすぐにやめてしまった。

 歯で堰き止めるのをやめて、舌で迎えて絡み合わせる。

 

「れろ……舌ぁ……きもち……い……」

 

 ローションのせいか、柑橘類の甘さが口の中に広がる。

 幸福感と快楽でどろどろになるまでとろけきった舌と舌はお互い溶けて水になって消えてしまいそうなぐらいに力のないものだった。

 

 永遠とも思えるようなキスを終え、口を離した所でレヴィアタンは凄く不服そうに口を開いた。

 

「ぷはっ……ぁ。どうして……キスなんてしたのよ。もう終わりって言ったでしょ?」

 

 どう見ても終わらせるヒトのやる事じゃない。

 もっと繋がりを求めている者のやることだ。飽きたなんて理由で終わるならこんな熱の入った絡み合いなんてしないはずだ。

 あなたの指摘にレヴィアタンは折れたと言わんばかりにため息をつく。

 

「……理由が雑過ぎたわね。この後、私はネオ・アルカディアを裏切る。イレギュラーの仲間入りってワケ。だからもうあなたに逢うことはないの」

 

 肉竿と蜜壺が繋がりあったまま布団の中に入っていきながら自らがイレギュラーになることを告げる。

 ネオ・アルカディアからは正義が失われつつある。いや、元からなかったのかもしれない。

 それに付き合う義理なんてもうきっとない。あなたはこれまでよく頑張ったね、と労うように背中を撫でる。

 

「……んっ、私、もしかして慰められてる? まったく……生意気なんだから」

 

 背中を撫でてあげると、レヴィアタンが頭を寄せてくる。そして嗜めるように彼女は言葉を口にする。

 

「これから先会えば最悪あなたもイレギュラーよ。だからもう金輪際あなたには逢うことはないだろうし、もう私の事は忘れて」

 

 今更忘れろというのも都合のいい話だった。

 こんなインパクトの塊のような女がいてたまるか。2度と出会えるものか。きみに壊されたんだから責任は死ぬまで取ってほしい。

 あなたの抗弁に、レヴィアタンは諦めたような笑みを浮かべた。

 

「あーもう。あなたのそう言う所、だいっきらい」

 

 と言いつつも、あなたの上着の裾を摘む意図は探らない方がいいかも知れない。

 あなたは吸い付くように再び彼女と唇を重ね合わせる。今度は最初から舌を入れると、一旦唇をなぞるように舐め上げ、次は歯。最後に相手の舌を吸い合う。

 

「んっ……れる……ぇぅ……ちゅるるっ、ぷはっ……舌入れないでよ……この色情魔。んっ」

 

 布団の暖かさと、膣内の暖かさ。そして舌の暖かさに包まれてこれまでにない心の穏やかさがあった。思いを寄せる相手とこうして繋がりあって。

 もし今この瞬間、バイルが世界を滅ぼすスイッチを押したとしても後悔はしないような気がした。

 

 けれども、それをレヴィアタンは許さない。

 そしてあなた自身も、生きていたいと。思う。

 

 キスをやめて額と額(片方はヘルメットだけれども)をかるくこっつんとぶつける。

 そして至近距離で切り出す。

 

「もし、全てが終わってお互い生きてたら……ね」

 

 優しい声色だった。

 どこにでもいる女の子が、想いを寄せる相手に語りかけるように。

 

「めいっぱいあなたの事壊してあげる。ぐちゃぐちゃにして私以外のレプリロイドや人間の女なんかと2度と交われないぐらいに調教してそして……絶対に離さないから」

 

 愛の告白に等しいその言葉にあなたはぎゅ、とレヴィアタンを抱きしめる。すると無言で彼女は抱き返す。

 

「……ま、都合の良いことなんて起こるわけないだろうけど、ね」

 

 その声は心なしか。

 うわずっていたような。そんな気がした。

 

 

 

 

 繋がりっぱなしで微睡に沈むまで互いに見つめ合い、耐えきれなくなったら唇を重ね合う。

 それをどれだけ繰り返したことだろう。

 

 寝落ちの間際、「ばいばい」という一言が、あなたの最後に聞いたレヴィアタンの言葉だった。

 

 

 あなたが目を覚ました時には。

 まるでこれまでの出来事が夢だったかのように、レヴィアタンがいた形跡は最初からまるでなかったかのように、綺麗に片付けられた部屋の中であなただけがいた。

 

 




 次回、一応最終回。
 元四天王のやべーやつと共に生きていくだけの話


 ぶっちゃけ本筋が終わってもエロのネタが思いつき次第投下すると思います。
 まだレヴィアタンでやり残したことは沢山あるので

 お祭りの中で隠れて青姦浴衣えっちとか、ふたなりレヴィアタンとか、首絞めとか、チキチキして全身性感帯になったレヴィアタンにいたずらしたり、人間の女に嫉妬した結果擬似ボテ腹ックスとか、産卵プレイとか、授乳手コキとか。

 作者のモチベーションとなるので是非オシコり報こ……感想お待ちしてます(´ω`)


 
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