風呂場で中野姉妹が入ってくるのが、それ程珍しくなったこの頃。
その日、入って来たのは三玖だった。
その格好は世に言うメイド水着だ。
黒を基調とした布地の面積が少ないメイド服風ビキニタイプのスクール水着である。
そして彼女はその手に泡立てたスポンジを持っていた。
「それじゃ背中流すよ」
「えっ、あっ、頼む」
俺は椅子に座り、後ろを向いてタオルを渡す。
すると三玖はその背後から俺の首筋に手を当てた。
ひんやりとした感触と共に首筋を撫でられるようなくすぐったさを感じた直後、肩甲骨の間辺りに柔らかいものが押し当てられた。
「あ、あれ? ちょっと待って」
俺の肩に手を置き、身体を支えるようにして密着した三玖は耳元で囁いた。
「どう、おっぱい触りたい?」
そう言いつつ、三玖の両手は俺の腰あたりを撫で回している。
泡立ったスポンジが俺の肌をなぞる度に、その摩擦と体温によって背中全体がゾクゾクする。
それは決して不快感ではなく、心地良い感覚だった。
「どっち?」
答えないでいると、三玖は指先で俺の脇腹をなぞるように触れてきた。
そのまま、腕を通って肩を撫でると、また同じように肩へと戻ってくる。
三玖の吐息とスポンジの動きによってもたらされる快感で思わず声を上げそうになるが、何とか我慢をする。
だが、それがいけなかった。
俺の反応を見て調子に乗ったのか、三玖の手つきは次第にエスカレートしていったのだ。
二の腕を通り過ぎ、肘に触れてから腋の下をなぞっていく。
その動きに合わせるようにスポンジの角度も変わり、俺は声を漏らさないように必死に耐える。
しかし、そんなことで耐え切れるわけもなく──
「あっ!」
三玖の指先がついに乳首を捉えた。
泡立つボディソープのせいでいつもよりも強い刺激が襲ってくる。
さらに──
「気持ちいい?」
耳元で甘く囁かれ、全身が震える。
同時に身体の奥底から熱くドロっとしたものがこみ上げてくるのを感じ、慌てて抑え込もうとするも──
「だめっ! 今出したらお湯汚れちゃう」
そう言われ、下半身を見ると確かに先ほどまでの白い液体に加え、透明な粘液までもが混ざっていた。
「ごめん、三玖」
「いいよ。気にしないで」
そう言って微笑む三玖。
「ねえ、まだまだ元気だよね? 次は私も洗って?」
「ああ、分かった」
それから俺たちは互いの体を洗い合った。
泡まみれになりながらキスをしたり、舌を絡めたり、胸を弄んでいく。
そして十分に濡れたところで──
「行くぞ」
俺はゆっくりと腰を前に突き出した。
すっかり解れた秘所は難なく俺を受け入れていく。
「あっ♡ 入ってきたぁ♡」
奥深くまで貫かれる快楽に甘い声を上げる三玖。
それに負けじと、今度は腰を引いてみる。
カリ首が膣内を引っ掻き、快感を生むと同時に大量の愛液が流れ出してきた。
そのままゆっくりと引いていき、再び奥まで突いて引き抜く。
その度に膣内のヒダが絡みついてくるような感覚を覚え、あまりの心地良さに意識が飛びそうになった。
パンッパンッという肉同士がぶつかり合う音と共に浴室内に反響する喘ぎ声が鼓膜を刺激する。
俺と三玖はその音の虜となり、ひたすら獣のように腰を振り続けた。
「好きっ♡ らいふゅきぃ♡」
呂律の回らない声で愛の言葉を紡ぐ三玖。
その姿はとても可愛らしく、思わず頬に手を当てて口づけをする。
舌を入れられ、三玖の方からも絡ませてきた。
息継ぎのために口を離すと、銀糸のような唾液が伸びて切れる。
そんな様子すら愛しく思え、今度はこちらから舌を入れてみた。
一瞬驚いた顔をしたが、すぐに受け入れてくれた。
それからしばらく、お互いの存在を確かめ合うように唇を重ねていた。
しばらくして、ゆっくりと離れる。
見つめ合い、どちらともなく笑顔を浮かべた。
すると、唐突に三玖の体から力が抜け、前のめりになって倒れ込んでくる。
どうやら限界を迎えたらしい。
「あー、気持ちよかった」
満足そうな顔で三玖は俺に抱きついてきた。