※この作品はR-18です。

淫の実力者となってみた!   作:らぅめん せゝらぎ

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1話:憧れのクラスメイト

いん‐らん【淫乱】

読み方:いんらん

 

[名・形動]色欲をほしいままにしてみだらなこと。また、そのさま。「―な性向」

 

 

 

俺はいわゆる変態だ。

授業中の暇な時間にスケベなことを考え過ごし、クラス一の美女を盗み見し、オナネタの具現化に精を出す。

趣味は無論オナニー。

他には読書や映像鑑賞、そして鍛錬だ。

いつかえっちをすることになった場合、血流やらが悪くて勃起不全になるのは本末転倒。

ふしだらな精神だがスコやかな肉体をもってよがらせることを考え肉体を鍛え上げる。

未だ童貞の俺はいつかクラス一の美女【西野アカネ】に捧げれるような未来を夢想し日課の走り込みをしている。

そんな折だった。

その美女アカネが誘拐されそうになっていた。

えっちが行動指針な俺は怪我をしたくない。

だが、あの子は憧れでもあってクラスメイト……

いやそれでも……

 

「ダメだろ……それは!」

 

気がついたら走り出し、アカネを車に押し込もうとしていた男にタックルをする。

 

「んだこのガキ!」

「人体の急所は中心の軸に13個……」

 

 

そのまま持ちあげ人中と曲骨を左の拳で殴りつけその意識を闇へと葬る。

 

「君……荒川くん!?」

「逃げろニシノアカネ!二度の誘拐なんてごめんだろ!!」

「ガキがいきがるなよ……逃がすと思うのか?」

「はっ!違ぇよ。逃がすんじゃなくてお前は取り逃すんだよ!」

 

誘拐犯は二人いた。ひょろい方はすぐに無力化できたが筋肉質な方はまだ健在だ。

クラウチングスタートのように重心を大きく地面によせ、加速させた肘打ちで鳩尾を狙う……が

 

「この感触……防弾ジャケット……?」

「ご明察。なあ、ガキ……お前は俺を満たしてくれんのか?」

 

取り出された黒い鉛の塊を見て飛び退く。

L時で穴があり、握り手とスライドする部位……恐らく今まで人を殺した数ティア1

 

拳銃

 

狙いを無力化から一時的に暴力的な方にシフトする。

銃ということについて知っていることは少ない。

撃たれて当たればまず面倒なこと。

痛いことを避けてくらすイッパンピーポーたる俺は当たれば怯み、その装弾数からみて連射され蜂の巣デッドエンド。

死なないとしてもそのまま殴り倒されてしまうのは想像に難く無い。

つまるところ

そもそも撃たせなきゃいい。

狙いをつけるという行為はかなり難しい。

漫画の安売りだが筋肉は停止しない。常に痙攣している。

当たり前だ。彼らは体組織である以上、常に何かを消費して反応を起こしている。

そのため、鍛えれば多少はマシになるとは言えども、1つ苦労するはずだ。

足払いをしかける。

転けながら狙いを定めることは実に面倒だ。

落下しながら移ろう視界はそもそも情報処理が平時より難しい。

さらに面倒を加えるなら骨折を目指すのがいい。

 

「足払いをかけられた足は転げなくとも伸び切る」

 

伸び切った物は折る無いし切りやすい。

へにゃへにゃな糸よりピンと張った糸の方が鋏で切りやすい。

人体もそうだ。

伸び切ったものは力が加わればボキンと折れる。

足払いをかけたままで手を巧みに使いブレイクダンスの要領で反対の伸び切った45°で蹴り折りやすくなったそれを一気に蹴る。

ゴキン!

と軽快で聞き慣れたくはない音を響かせる。

 

「ぐぁぁぁ!」

「何とかなるものだな……」

 

ひとまずは安心し、立つ。

拳銃を蹴り飛ばし屈む誘拐犯を……

 

「携帯携帯……あ゙」

 

さっきのブレイクダンスで明後日の方にすっ飛んでいき壁に激突。

我が秘蔵のデータたちと共に粉砕。

人に暴力は振るってはいけないという戒めだろう。

 

「ニシノアカネは……まあ、逃げ……てない!?」

「……いやだって、あまりの光景にポカンと」

「まあ、気持ちはわかる。あんな動き人生で初めてだし……もう二度としたくは無い……電話で緊急通報お願いしてもいい?」

 

〜翌日〜

 

「自宅前にパパラッチ……やだなぁ……」

 

誘拐犯撃退を成した英雄の朝はザワザワとしたものだった。

スマホが壊れたことによるデータ紛失のショックから立ち直るために型落ちpcで夜な夜なえちちな画像を漁ってた朝抜けにきくにはやかましい朝だ。

ので、面倒なことはいやな俺は裏口などない我が家からこっそりと二階にある自室の窓から猫を意識し出ていった。

その甲斐あってとくダネに盲目なマスコミをかいくぐり学校に辿り着いた。

苦労のかいもあり、教室は昨日のお姫様だけだった。

 

「……おはよ、ニシノアカネ」

「おはよう、荒川くん……その、昨日はありがとう。アカネでいいよ?」

 

その笑顔だけで報われた気がした。

女の子はやはり笑顔がいい。

このままゆくゆくは昨晩の吊り橋効果で…………!!

 

と思っていた浅ましい俺に対する罰だろうか。

 

その日のうちに俺は命を落とした。

トラックに引かれたとかではない。

階段から落下とかでは無い。

雷に打たれた即死である。

 

 

……ああ、なんと人の命の儚きことか

童貞で終わるとかふっざけんな!!!!

正妻ポジのヒロイン決定アンケート

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