淫の実力者となってみた! 作:らぅめん せゝらぎ
〘名詞〙1:ミドガル王国とベガルタ帝国の境にある無法者が集う街。現在は妖狐ユキメが支配している。
ぱちぱちと火が弾ける音がする。
出処は集落の家屋。その全て。
愛しい母は地に伏せ息絶え、絶望と呼ぶにふさわしい状況。
追いやった元凶は悪びれもせず、むしろ死した住民たちに激怒し、女を守るためと言いながらその女の心を蔑ろにした。
無論、女は激怒し。恋していた瞳からは復讐の炎が点っていた……
が、相手はかなりの格上。背中を取られその凶刃が白絹のような背中に……届くことはなかった。
「女の口説き方がなってないなお兄さん」
素手で並の大人の何倍もの余力を誇る男の一撃は、小さな男の子の片腕で……いや、中指と薬指に挟まれ止められている。
「なにっ……!?」
それはここに部外者がいる意外性からか、自分の刃を止めた腕前にか、それとも……教団から与えられた薬を服用した上での事実を認められないのか。
男の目にはその男の子が恐怖の対象のように映る。
「……だれ」
しかし、男の子の背に守られた女には違う用に映る。
狂ってしまった英雄から、道を違えた元恋人から自分を守ってくれた人。黒い髪と黒いコート、目は赤くその力は正に神がかった現実離れしたもの。
恋の依存先を失ったばかりの女に、鮮烈に焼き付いていく。
もし、この場に村の生き残りが他に入れば間違いなく彼を村の後継に推しただろう。
「ああ、剣使わないのかって?今の
バキッ!!
大きな音が響き、男の得物が折れる。無惨にも利き腕ですらない手刀により。
どこまで練り上げたのだろう。どこまで人を捨てたのだろう……いや、残念なことに彼は人を捨ててはいない。
下心に塗れ、精通してから間もなく実の姉を犯し、売名行為と金策のために各地を巡り、とある時は王女をとある時はエルフを救い、そして今まさに新しく女を救った。
「あ、ああ…………あぁっっ!!」
無我夢中となり、拳を握った男を折れた刃で斬り伏せる。
息絶えた……かもしれない。
女の憧れであった存在は容易く倒された。
そして今……女を守るものはなにもない。
「あの…………あっ♡」
ギラついた瞳が女を射抜く。それは捕食者の目だ。
リキッドスーツと名付けたものを作り、鍛錬をし遠征を身一つで行う色好きの少年は久しく女を抱いていない。
それに加え、陥落した集落の生き残りである美女。
溜まってしまった性欲の矛先になるのも無理はない。
そして、女はそれを許した。
この先、後ろ盾も何もない女は地獄の道を歩む。
だが、鮮烈な恋の矛先となったこの出来事は
彼女の指針となるには十分すぎた。
「私の身体……命を救ってもらったには安い……けど……♡」
白の塔の支配者、妖狐族の最後のひとり。
かつて大英雄にのみ見られた特徴を持つ九尾に至った色街の支配者ユキメ。
その彼女の初体験は燃え尽きた曇天の集落の一角。
何度も、何度も胎に注がれ、口も胸も使われ。
貪られ陵辱めいた行為を受け入れ、その身に刻んだ。
「シド・カゲノーはん……♡」
清らかとは言えない身体。奴隷から這い上がり、惚れ込んでしまった男に探してもらうためにも支配する側になった美女。
そんな彼女はいまだに焼きつくような恋に溺れていた。
犯され、注がれ、何度も抱かれ。他の男に抱かれる度に比較してしまうほど。
もちろんそこには思い出という調味料が作用している。
それ故に、未だにシドはユキメの中で最高の男だった。
客を取ってない日には寝床で再会を妄想しながら自慰にふけり、その思い出は色褪せることはなく、むしろ鮮明さを増していた。
そんな時だった。
かの惚れた男がミドガル王国の王女を下し婚約者となったことを知った。
なるほど、と思うしかない。
幼い当時でも月丹を相手に蹂躙した武力と自分を一夜にして手篭めにしてしまった技術。
それに耐えれる女はこの世に1人たりとも存在しないだろう。
都合よく、シャドウガーデンを名乗る集団が赤の連中から何かを奪うべく協力を要請してきた。
トップを呼びつけ協力関係を結び、あわよくば黒の野蛮人を殲滅。白の塔の支配者である自分自身がこの無法地帯を統率し、シドの妾になれないかと本人と交渉する予定……
だった。
あくる日の白の塔。
ユキメの寝室にて彼は現れた。夜闇に紛れた幻想などではなく、ハッキリとそこに。
思わず声が上ずり媚メスのような音を出してしまうのも無理はない。
数年ぶりに恋の相手……しかも、自分の想像以上に名を上げたこの国一番の男。
「久しいなユキメ」
月夜に置いて妖しく光る赤の瞳。纏う匂いも放つ気配も、襲われた時より格段に上。メスとしての本能が勝手に交尾の準備を整えさせる。
火照り、胸の先端が尖り、割れ目からは愛液が滲み出す。
年下の男の子のはずのシドに呼び捨てにされたことは、自分を覚えていてくれた喜びが飲み込み、ユキメの中にあるケダモノめいた情欲が溢れ出そうとしている。
「お……おひさしゅうございます……わっちの名を覚えてくださり、恐悦至極に存じまする……♡」
床に丁寧な所作で正座をし頭を会釈。染み付いた礼儀を元にそつなくこなす……が、その顔を。ミドガル王国有数の美女の顔をシドは手を付ける。
顎に手を添え、その方向を身を屈めた自分に向かわせる。
シドには見慣れた魅惑的なオスを与えられキャパシティの限界になっているメスの顔をユキメは晒してしまう。
口と口を重ねられ、ユキメは溺れ始める。
甘い陶酔の渦に自分から身を沈め、心奪った英雄の接吻を受け入れ、口を少し開く。
いい子だ。
そんなふうに言われた気がしてユキメの口内に舌が入っていく。
舌先で触れ合い、誘われ、一度差し出してしまえば……
「んぅっ♡ちゅ、ちゅるるぅっ♡じゅぷ……れりゅぅっ♡♡」
淫らな白狐は目の前に轢かれた破滅的な愛に没頭していく。
これまで多くの存在を虜にした閨の技が、惚れた相手に直面し貪られているという夢のような現実により、使い物にならなくなってしまった。
愛という毒に浸され、今宵もまた一人、シドの女が増えてしまうのだ。
唾液を啜らされ、舌が舌に絡み付き、送り込まれるこの世界において最上の雄のフェロモンが人間やエルフよりも感覚器が優れている獣人の発情を引き起こす。
どの程度続いたのだろう。
一瞬だったのか永遠だったのか。それすらも曖昧になるほどユキメは絆され発情させられている。
「俺の女になりたいか?」
その言葉に狐耳がピクリと動く。
待ち望んでいた言葉。引き返せなくなる魅惑の提案。
心臓はうるさいほど高鳴り、汗によりベタついた布が邪魔だと思うほど身体は熱い。
そして何より、下腹部が子宮が疼き続けている。
優秀すぎる雄を前に、数年前以来となる心に決めた相手との逢瀬に
必ず妊娠するために疼き続けているのだ。
「くくっ、目は口ほどに物を言うってな」
「はっ、ハッハッハッ―――♡」
気高い白狐の女は屈服し飼い慣らされる。
それはまるで家畜の犬が興奮して息を荒らげる様に酷似しており、人としての理性すらも溶かされつつある。
齢15にして、数多の雌を犯し、従え統率し、うち何名かは孕ませている男。
匂いを嗅げば嗅ぐほど、声を聞けば聞くほど。
有望な将来しか考えられない心を蝕み続ける男にユキメが溺れていくのは仕方のないことだった。
そんな女の目の前で、シドはベルトの留め金を外し始める。
正座をし、興奮と発情で目を見開いたユキメの目にそれをわざと見せつつ、今から犯されるという自覚を、今まさにユキメという存在の全てを奪うためにシドが現れたのだという事実を知らしめる。
姉を犯してから数々の女たちを手篭めにしたソレを。
ユキメを凌辱した時より大きく育ってなお余地のある魔性の肉槍。
(さすがはわっちの知る限り一番のお人、ミドガルの姫さんたちもコレで躾けられたんやろなぁ……)
奴隷から成り上がるために何十人も客を取った。
娼婦を潰してしまうような性豪の客でさえ、シドには……いや、ユキメの思い出の中にいたシドに敵わなかった。
だが、今度はその思い出のシドが現実のシドに掻き消される。
600を超える女を抱き、その心を虜にした実績を持つ存在はシド以外にいるはずもない。
前例なき支配者の器。それこそが今ユキメを手篭めにするために現れた男なのだ。
「犯すには……衣が邪魔だな?」
「……っ!申し訳ありんせん、シド様がご所望なのは……ただのユキメでありんしたか♡」
金糸かあしらわれた特注の服をユキメは帯を解き脱いでいく。
布擦れの音がユキメにとっては興奮を高める予兆になっていく。
今までも男の前でストリップを行うことは何度もあった。
が、冷めやらぬ恋という脚色は百戦錬磨の彼女に羞恥を与えていた。
1枚、また1枚と脱ぎ丁寧に畳む。
客を取った後にシドを思ってした自慰により発情期の度に大きくなり続けた乳房。
陵辱されたことで芽生えた魔力の理解により老化や劣化が起きてないのか桃色のままの突起。
なにより、彼女の象徴である九つの尾は日頃の手入れを欠かさずに見るもの触れるものを魅了してしまうもの。
いよいよ割れ目を隠す布一枚になり、ユキメはそれに手をかける。
素人目から見てもわかるほどずぶ濡れの愛液を吸い色が変わり重くなってしまっている下着はユキメの割れ目にくっきりと分かるほどに密着しており、そうなれば当然、脱ごうとすれば犯され待ち女のフェロモンが漂い出す。
衣服は並べられこれからのユキメの生を暗示するかのように一番外側にあった着物の上にその台無しとなった下着が載せられる。
再び正座をし、三指を揃え告げる。
「無法都市、白の塔が主ユキメ」
頭を床に擦り付けるように下げる。
それは雄に平伏する雌の姿勢。とある国や風習において最上位の懇願を示す姿勢。
綺麗な背中を見せつけ頭を下げ、後ろから見れば犯されたがりの女狐が愛液を割れ目から溢れさせ続け、雌の匂いを匂い立たせ続けていた。
「伏して願い申し上げまする」
ユキメは頭の中で組み立てる。
白の塔に君臨するまでに至った経験、シドのプロフィールから察せれること。その聡明ともいえる商会すら率いている頭脳を無駄に使い、目の前の想い人に気持ちよく自分を捧げれる文言。
「あの日、主様に犯され、胎を満たされた日からこの日を待ち望んでおりした。わっちのもっと全てのものは主様のモノ。数多の男に不貞を働いた浅ましい元遊女の身ではありんすが……許してくださるのであればほぎゅぅっ♡♡」
言葉が途絶えたのはシドがユキメの頭を踏んだから。
本来なら侮辱と不敬により決裂とされる行為。だが、既にケダモノの習性として屈服していた。
頭を踏まれ、上下関係を刻みつけるのにこれ以上わかりやすいものは無いだろう。
「いい女になったなユキメ」
「は、はいぃっ♡」
白の塔を支配する女狐の化けの皮が剥がれる。
恋に溺れ、底なしの支配欲を持つシドの沼に堕ちてしまったただの女。
「許すも何も、今日俺はお前を獲りにきた。それがたまたま白の塔に君臨していただけのこと。だがまあ……」
その代価は払ってやる。
そう声が響き、ユキメの背に何かが焼け付いていく。
「ぃぃっっ!?♡♡」
(わっちの身体に主様の魔力がっ♡)
痛みはない。
ニューやシェリーに刻んだアーティファクトの紋様。それを試しに自分の魔力と技術のみで再現しユキメの白く傷一つない背をキャンパスに描いている。
真ん中にハート。そのハートを基部に大小一対ずつの天使の翼。
その描かれた面積は淫紋の比ではなく、完成した頃には
「お゛っ゛♡♡お゛ぉ゛っ゛───♡♡」
その整った顔を破顔させ、目が上擦り、舌をダラしたく垂らし床に突っ伏した上で体液溜りに身を投じているメスが完成していた。
刻みつけるだけで快感を与えてしまうそれは
(退魔チックなヒロインはやっぱりアクメレーザーで焼かれないとな?)
と前世の満足を果たし、ユキメを抱き抱えベッドに放り投げる。
犯されていないはずなのに事後のようにノックアウトされた雌肉を前にシドはやはりと言うべきか。
「次は腹に、だな」
と宣う。その声が聞こえたのか、それとも心から屈服したのか。
「おかひて…♡ぬしひゃまぁ……♡♡」
シドは止まる。今日の予定はユキメに刻印を刻みつけ、その後に明日いっぱい久々に
だが、シドは舐めていた。
色街を奴隷から駆け上がり支配者となった女の色香を。
生娘たちばかり相手にしていた男では抗えない誘いを。
「ぬしさまぁ♡♡わっちのどっろどろになった
大股を開き、発情仕切った瞳で見ながら、指であそこを開く美女。
「ぬしさまは……こんな据え膳、食えぬ腰抜けではありんせん♡」
この小説における〇〇
ユキメ編
シドの到着が原作より早かったことで背中の傷がなく、その勇姿?を目の当たりにし一目惚れに近い状態に(吊り橋効果+白馬の王子様現象)。
売名行為のため、魔力や身体能力鍛錬のため、身一つで遠征をし、禁欲めいた生活を続けていたシドに。
白銀狐娘の着物美人はあまりにも魅力的なオタクホイホイ。
それ故に襲われ、ユキメは根幹で身も心も捧げる主人と認め、再びシドと出会い、仕え、尽くすこと(と生きてたら月丹滅殺)のために生きるように。
背中と下腹部にばっちり淫紋を刻まれてしまった。
時系列が結構陰実世界があやふやなところあるので各ヒロインの出会った順は曖昧だが
この小説ではクレアの次にシド少年に犯された女。
実はまだこの小説だと元の世界で存命な影野くん。扱いどうしよう
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連れ帰り影武者に
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女体化させ連れ帰る。影武者兼オナホ穴
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連れ帰り指導係に。オリ主強化(くそほど)
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女体化させ連れ帰る。指導係兼オナホ穴
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触らぬヒャッハーに祟りなし
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勝手についてきて勝手に過ごす
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勝手についてきて勝手に陥落
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勝手についてきて勝手に夜這い