──周と離れ離れになるか、それとも少しの間自分達のオモチャになるか。どちらか好きな方を選べ。
それが真昼が八木から与えられた選択肢だった。そして、彼女が選んだのは後者だった。
「…………っ」
自分がいつも寝ているベッド。そこに腰掛けた真昼は隣に座る八木に秘所を弄られていた。いつもの制服姿だがタイツは膝の辺りまで下げられ、スカートは捲り上げられている。白い脚と、その付け根にある水色の下着を隠す物は何もない。
八木は露出した下着越しに割れ目を撫で回し、真昼に嫌悪感を与え続けていた。
室内にいるのは八木だけではない。他に3人の男達がいて、真昼の姿をカメラで撮影したり、チェストの中の下着を物色している。今は八木の指示で真昼本人には触れようとして来ないが、それがなくなった瞬間4人もの男達に乱暴されるかもしれないという恐怖を真昼は感じていた。
「真昼ちゃんはオナニーとかしてる?」
「……そんな事、しません」
「え〜、勿体ない。あの時上手にイけてたし才能あると思うよ」
八木は下半身を撫でながら話し掛けてくる。彼の言葉に周りの男達は「──何の才能だよ!」と笑うが、真昼はそれどころではなかった。
「オナニーしてないならしっかりと馴らさないとな」
「っ……」
「ああ、そんな身構えなくていいから。真昼ちゃんを気持ち良くさせてあげるだけだからさ」
そう言って八木は身体を密着させてくる。
最初に感じたのは耳にかかる八木の吐息だった。それにくすぐったさを覚えた直後、右耳の外側を何かが這う感覚がして真昼は顔を顰める。八木が舌で自分の耳を舐めていると気付いた真昼は、顔を背けて逃げようとしたがすぐに捕まってしまった。
次に感じたのは胸を触られる感触だった。制服の上から真昼の乳房を掴んだ八木は、厭やらしい手つきで揉み始める。二年前にはなかった膨らみを確認するように左右に揺さぶり、下から上へと優しく揉み上げる。
それらを気持ち良いと感じる事はなく、憎い男に触られる嫌悪感と苦痛が真昼の中に膨らむばかりだった。しかし、自分が性的に襲われているのだと認識するには十分過ぎるものでもあった。
不快感の中に与えられる快感はより強く感じてしまう。耳と胸が愛撫される感覚から逃れようとした真昼は無意識に下半身へと意識を向けてしまった。八木はそれを見逃す事はない。
「…………ぁ……」
下着のやや上部。ちょうど陰核のある辺りを指で触れた八木は、小さく円を描くようにして刺激を送り始める。まるで真昼を気遣うように優しく優しく動くその指に、真昼は今日初めて快感を得てしまった。
(うそ…………っ)
自分の身体の変化に不安を抱く。
次第に敏感になっていく身体は、不快感しかなかった耳を舐める行為や、胸への愛撫さえ気持ちいいと感じてしまっていた。その証拠にカメラに映る彼女の頬は微かに赤く色付いている。
八木が下着越しに擦る陰核が固さを持ち始める頃には、真昼は下着に1円玉ほどの丸い染みを作ってしまっていた。
「パンツ濡らしてどうしたんだ?天使ちゃん」
「まんこの準備が整いましたって教えてくれてんだろ」
「はははっ、可愛いなそれ」
可憐な少女の恥ずかしい染みに周りの男達は下衆な視線を向け、口々に囃し立てる。真昼はただ黙ってその言葉を聞くしかなかった。
八木は濡れて色が変わった部分に指を移動させ愛撫を続けた。一度愛液を
「聞こえるかい?真昼ちゃん。君のマンコ、さっきからクチュクチュいってるよ」
「…………ッ」
「正直に言ってくれよ。俺に触られて気持ちいいんだろ?」
「……そんなこと、ないです」
「違う違う。伝わらないかな〜。そこは『気持ちいいです』って言うんだよ真昼ちゃん。ほら言ってみな? おまんこ気持ちいいですって」
「………………」
「────あんまシラけさせんなよ。藤宮くんがどうなってもいいのかい?」
「っ…………お、おまんこ気持ちいいです……」
「はい良く言えました〜。それくらい素直な方が可愛げがあるよ」
八木は笑顔で真昼の頭を撫でる。周以外の人に頭を触られても嬉しくはなかったが、それ以上に八木が一瞬見せた怒気が真昼を身体を固くした。
屈辱的なセリフを言わされた真昼は自分の立場を改めて認識する。自分は無理やり襲われているのではなく、恋人の為に同意の上で身体を差し出しているのだと。だから八木を拒絶する権利なんて当然なく、むしろ彼を楽しませなければならないのだ。
──男達は真昼に哀れな被害者である事すら許さなかった。
「うん。いい感じにびしょびしょになってきたな」
いつの間にかパンツの中に手を入れて直接女性器を弄っていた八木は、そう言って膣穴の入口を指で掻き混ぜた。
手の形に膨らんだ下着の中で八木の指が小刻みに揺れる。それに合わせて発せられる厭やらしい水音は周りで見ている男達を喜ばせていた。直接見えないからこそ下着の中で何をされているのか想像を掻き立てられるのだろう。
しばらく愛撫を続け、真昼の女性器がすっかり
「うひょー! 美少女のマン汁美味そう」
「俺も後でマンコから直接舐めさせてもらおうかな」
周りからそんな声が聞こえ、真昼は気分が悪くなる。彼らの行為・言動は厳格に育てられてきた彼女には理解出来ないものだった。だが、それを顔に出した事で八木の嗜虐心を煽ってしまう。
「真昼ちゃんも舐めなよ」
そう口にした八木は、彼女の口元に自分の指を近づける。当然そこには愛液が付着していた。真昼は目を見開いて八木の顔を見る。そしてそれが冗談ではない事を理解すると、不安そうな顔で目の前の指をじっと見つめた。
真昼が決断するのに掛かった時間は5秒。良家のお嬢様が自分の愛液を舐める覚悟を整える時間としては早い方だろう。
「ん……っ」
小さな口を開き、八木の指にキスをするようにしてそれを舐める。直後、口の中に少し酸っぱい味が広がり、真昼は顔をしかめた。それを八木や男達は楽しそうに眺めている。
「美味しかったかい?」
「……いえ、酸っぱいです」
「だよね。まあ、良かったじゃないか。自分のまんこの味を知るなんて良い経験だよ、きっと」
そう言うと八木はまた真昼の下着の中に手を入れ、割れ目を刺激した。油断し「ぁ……」と声を漏らした真昼は下の口から愛液を吐き出してしまう。八木はそれを掬い取って再び真昼の目の前に掲げた。
「今度は舌を出して舐めてごらん。ソフトクリームを舐める感じでさ」
「……分かりました」
2回目ともなると葛藤も短かった。真昼は言われた通り舌を伸ばして指を舐める。チロチロと小さな舌を動かす姿はまるで猫のようだった。八木も指を動かし、真昼の舌の感触を楽しみ始める。
しばらくそうやって遊ぶと指で真昼の舌を摘み「もっと舌を出してごらん」と指示を出した。
「………………っ!」
真昼がそれに従って舌を伸ばした直後、八木は顔を近付け、自分の舌を彼女の舌に絡めた。キスをされた事に気付いた真昼は咄嗟に舌を引っ込め、顔を離そうとしたが、八木はそれを許さなかった。
「抵抗するな」と低い声で告げた八木は無理やり真昼と唇を重ねると、自分の舌を彼女の口内に侵入させる。そしてお互いの舌を絡め合い始めた。最初は抵抗していた真昼も、八木の低い声を聞いてからは大人しくなり、されるがままになる。
真昼の上下の唇や舌を、まるで味を確かめるように舐め回す八木。その嫌悪感はそれまでの比ではなく、真昼は静かに涙を溢していた。
初めてのキスも八木に奪われる事になり、こんな事なら周としておけば良かったと真昼は後悔する。
八木はキスを楽しみながら右手を真昼の下半身へと移動させていた。そして下着のクロッチの端を掴むと、一気に横にずらした。足ぐりの部分も大きくずれ、真昼の女性器がカメラの前に公開される。
下半身に外気を感じた真昼は自分の状況を理解し、脚を閉じようとしたが、逆に秘所を突き出すような体勢を取らされてしまった。
露わになったのは新品同然の白い花弁だった。真昼のそこは八木の愛撫を受けて左右に花開き、内側のヒダまで見えてしまっている。吐き出した愛液で全体的に濡れ、てらてらと光を反射するサマはとても肉欲的だった。
女性器の上には二年前と比べてしっかりと生え揃った亜麻色の茂みがあった。年齢的に少し薄い方なのだろうが、下着の横からふわりと姿を覗かせる光景は男の情欲を刺激する。
その陰毛の下に少し隠れているのが天使様のクリトリスだ。包皮を押し上げて屹立する肉の芽は、彼女の得た快感を見る者に伝えるように固く尖っていた。
「真昼ちゃん。一回イかせてあげようか」
八木は右手の指で陰核を弄り真昼の反応を楽しんだ後、膣の方へ狙いを定めた。以前は指一本入れただけで苦しそうに震えていたその場所へ八木は二本目の指を挿入する。しっかりと濡れていた真昼のヴァギナはそれらを問題なく受け入れた。
八木は挿入した二本の指を何度か出し入れし、真昼のGスポットを探り当てる。その瞬間、真昼は自分の身体の主導権を八木に奪われるような錯覚を覚えた。──そしてそれは、あながち間違いではなかった。
「ぁ……くっ…」
真昼のナカで指を曲げてある一点を擦り始めた八木。それに反応するように腰は小刻みに動き、陰核はいっそう尖っていく。割れ目からはクチュクチュと淫らな音が響いていたが、それに負けないくらい真昼の口から甘い声が漏れ出していた。
「んあ……ぁ……んっ……あぁ……」
次第に真昼の脚がガクガクと震え始める。
完全に
何度も首を振って、やめて欲しいと訴える真昼。その顔は必死そのもので近付いてくる何かに怯えているようにも見えた。
「真昼ちゃんマン汁飛ばし過ぎだろ」
「てか、マジでビビってんじゃん。ウケるんだけど」
男達はそんな真昼を嘲笑する。傍目から見れば余裕のない彼女の様子は滑稽に見えたのだろう。超の付く美少女がそんな姿を晒したとあって男達は暗い喜びを覚えていた。
「──そろそろかな」
いよいよ真昼の脚の震えが激しくなってきた頃、八木は再び彼女の唇を奪った。
──その直後、真昼の腰はビクンと跳ね上がり、割れ目からプシュッと潮を吹いた。
その未知の快感に、口を塞がれた真昼は声にならない悲鳴をあげた。目を固く瞑り、必死に快感に堪えようとするが身体は小さく痙攣を繰り返し、真昼に不安を抱かせる。その絶頂は数秒間にも及んだ。
八木が秘所から手を退ければ、そこにはパクパクと閉口する膣の穴があった。栓が抜けたように蜜を垂れ流すその穴を見下ろした後、彼は勃起したクリトリスを指で弾く。すると真昼はもう一度小さく潮を吹いてしまった。
「イキ方も可愛いじゃん真昼ちゃん。お気に入り決定だわ」
「これで非処女じゃなければなぁ〜」
「マジでそれな。涼平くんなんで前回の時呼んでくれなかったんだよ」
放心したようにボウっと宙を見つめる真昼。屈辱や恐怖、そして認めたくはないが確かな幸福感が彼女の心を満たしていた。
男達はそんな彼女に近付くとその肢体を舐め回すように見下ろし、ニヤニヤと笑う。そして、真昼が聞きたくなかった言葉を口にした。
「涼平くん。そろそろ俺たちも混ざっていい?」
「ん? ああ、撮影だけローテでやってくれるなら構わないよ」
その会話が聞こえた真昼は、心の中で周に助けを求めた。