※この作品はR-18です。

お隣の天使様が寝取られる話   作:黒糖バス

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「ハァハァ……っ」

 

 2つ目の動画を見終わった周はバクバクと煩い心臓の音を必死に沈めていた。胸が締め付けられるような痛みに、顔は苦悶の表情を浮かべている。

 

 動画の中で八木と唇を重ね、大切な場所を触られて悶えていた真昼の姿が頭から離れなかった。

 

 なぜあれ程八木を嫌悪していた彼女が、大人しく奴の行為を受け入れていたのかは正確には分からない。だが、送られて来たメッセージの内容と動画内でのやり取りから推測する事は簡単だった。

 

「────俺の所為、だよな……」

 

 周は後悔に塗れた声でそう呟いた。

 彼が犯した"八木を殴る"という愚行を真昼が代わりに償っているのだろう。そうでなければ、八木が周を許した理由に説明が付かなかった。

 

 周の怒りを煽り、手を出させたあの時から八木はこれを計画していたに違いない。初対面時に周と真昼の親密さを見て、周を盾に取れば真昼が逆らえなくなると確信したのだろう。

 

 こうならない為には周が暴力を抑えるしかなかった。彼女にトラウマを植え付けた男を前に、冷静に自分を落ち着かせる必要があったのだ。

 

「ちくしょう……っ」  

 

 真昼を護るつもりが、逆に護らせてしまった。

 その結果、大切な彼女が他の男の手で穢されてしまう。悔しさと情けなさでどうにかなりそうだった。涙が溢れて頬を流れていく。

 

 今すぐにでも真昼の部屋へと足を運びたかった。傷付いた彼女を抱きしめて自分の愚かさを謝りたかった。しかし、それをした所で一体何になるというのか。

 

 真昼が味わった苦痛は消えて無くなりはしないし、その屈辱的な姿を恋人に見られたと知った彼女は更にショックを受ける筈だ。謝罪は周の自己満足にしかならない。

 

 八木を殴ってしまった瞬間から周にはもうどうする事も出来ない状況に陥っていたのだ。彼に出来るのは八木から真昼への関心が失せているのを信じ、何も知らないフリをして彼女とこれまで通り過ごす。それだけだった。

 

「…………っ」

 

 周は残る2つの動画ファイルを開いた。

 自分の愚かな行為が招いた結果を見届ける義務があると思ったのだ。加えて、大切な人が傷付けられる姿を見る事で自分への罰にしたいという思いもあった。それが異常な感情だと自覚する心の余裕は、今の周にはなかった。

 

 

 

 

 3つ目の動画では八木以外の男達が真昼に群がる様子が映っていた。

 

 真昼のタイツと下着を完全に脱がし、秘所に顔をうずめて舐め回したり、制服のボタンを外して胸を揉む男達の行為を真昼は唇を固く結んで堪えていた。

 

 撮影役がもう1人いるのだろう。映像は真昼の全身をしばらく映した後、男達に弄ばれる身体をアップで撮り始める。

 

 胸を揉む男は制服のブレザーを脱がし、シャツの上から真昼の乳房を鷲掴みにしていた。華奢な身体付きながら凹凸のある彼女の胸は見た目以上に膨らんでおり、男の手の中で形を変えている。

 

 少しするとシャツのボタンも外されていき、花柄のブラジャーに包まれた真昼の白い胸がカメラに映された。男の手はブラジャーの中に潜り込み、直接乳房を揉みしだく。その動作で少しずつ上へとズレていったブラジャーはあっという間にその役割を放棄し、真昼の双丘の全貌を晒してしまった。

 

『乳輪ちいせぇーな。マジで俺好みじゃん、君』

 

 男はそう言って真昼の胸の中心を指で撫でる。彼女の桜色の乳首は既にある程度の固さを有しているようだった。男は乳輪の周りをくるくると指でなぞり、乳首を刺激した。

 

 映像では真昼の表情を窺い知る事は出来ないが、次第に尖りを増していく乳首を見れば彼女が快感を覚えている事は明白だった。それが周には受け入れ難かった。

 

 

 カメラは次に真昼の股の間を映し始めた。

 そこではさっきとは別の男が彼女の割れ目に舌を這わせている。指で広げられた陰唇はすっかり濡れそぼっており、溢れた愛液を男が味わっていた。

 

 舌先で膣口や尿道を刺激された真昼は腰をガクガクと震えさせている。男は楽しむように時々彼女の太ももに口を付けたり陰毛を撫でたりして反応を引き出していた。

 

 しばらくそうして真昼の女性器を堪能した男は、敢えて触れないようにしていた陰核に指を伸ばした。彼は皮の中に隠れていたクリトリスをくりくりと弄って優しく剥き上げると、勃起したそれに吸い付いたのだった。

 

 その瞬間、映像の外から『ああっ……!』という嬌声が聞こえてくる。それが真昼が出した声だと理解した周は信じられない思いで画面を凝視した。彼が一度も聞いたことのない真昼の艶かしい声。それを彼女はどんな表情で発したのか気になった。

 

 しかし、映像は真昼の顔を映すことなく彼女の秘所を映し続けた。

 

『おい、真昼ちゃんのクリトリス、チンコみたいに勃ってんだけど』

 

 男はピンと尖った陰核を摘みながらカメラを持つ男に声を掛ける。すると映像はその場所を至近距離で映し始めた。

 

 小指の先くらいの大きさのクリトリスは、赤く充血して膨らんでいた。その表面は愛液と唾液でコーティングされ淫らに濡れている。これだけを見て、それが真昼の身体の一部であると信じられる者は果たしているのだろうか。

 

 そう周が思った直後、画面は一瞬大きく揺れてから真昼の全身を再び映し出した。

 

 彼女の顔はまるで熱でもあるかのように紅潮し、瞳も潤んでいた。ピンク色の唇からは小さな吐息が何度も漏れている。そのままベッドに横になっていれば病人にでも見えたかも知れない。

 

 しかし、そんな弱々しい表情に反して身体の方は扇情的だった。男の手の中で揺れる乳房と、その中心で膨らむ乳首。下半身では涎を垂らす性器の上で陰核が痛々しいくらいに勃起している。この姿を見て彼女を"天使"と評する人間は恐らくいないだろう。

 

 

 

 

 

 3つ目の動画を見終えた周は、自分の中の真昼のイメージが塗りつぶされていく感覚に陥っていた。

 

 彼の知っている真昼はもっと清らかで貞淑な人物だった。決して、複数の男に身体を触られて善がるような性格ではない。それは周の願望ではなく、間違いのない事実だった筈だ。

 

 そんな彼女が僅かな時間で堕とされてしまうほど、男達が手慣れているということなのだろう。彼らからすれば性的な事に疎い真昼は簡単に翻弄出来てしまう存在だったのかも知れない。

 

 それが周には悔しかった。

 彼は筋違いにも真昼への不満を抱きそうになる自分に気付き、自己嫌悪する。彼女がどういう理由で男達に身体を捧げているのか忘れてはならない。悪いのは全て自分なのだから。

 

「これで最後か…………」

 

 深呼吸をして気持ちを落ち着かせた周は4つ目の動画を開くことにした。

 これまで以上の覚悟を持って、再生ボタンを押す。

 

 

 

 

 

 

 ────映し出されたのは八木に犯され、嬌声を響かせる真昼の姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 ★

 

 

『はあぁぁっ、んあっ、んんんあぁ……っ!』

『はははっ、真昼ちゃん良い声出すじゃん!』

 

 映像の中で真昼を抱え上げた八木は、下から激しく突き上げて彼女を犯していた。

 

 白いお尻を掴まれて何度も腰を叩きつけられる真昼。その度に八木の太い男根が彼女の女性器に飲み込まれていく。あまりの激しさにパンパンという肉がぶつかる音が響いていた。

 

 その音に負けないくらいの大きさで悩ましい声を出す真昼は長い髪を振り乱して快感に堪えている。泣き声とも悲鳴とも言えないその叫び声はいっそう八木を喜ばせてしまっていた。

 

 八木が真昼の身体に欲望を吐き出すと別の男が彼女を犯し始めた。

 

 今度は四つん這いになり、背後から男根を挿入された彼女は、男の腰の動きに合わせてまた嬌声を漏らし始める。

 

 正面に移動したカメラには激しく揺れる真昼の乳房とその顔がしっかりと映っていた。彼女は悲痛な表情をしていたが口元は無意識に弛み、抑えきれない甘い鳴き声を漏らしていた。

 

 3人目の男はセックスはせず真昼に自分の肉棒を咥えさせた。

 

 仰向けになった真昼の上に跨った彼は嫌がる彼女の口に男根を挿入すると、何度か腰を動かして口内を犯す。そして自分もまた真昼の女性器に顔を近付け、音を立てて啜り始めた。

 

 小さな口を必死に開けて男の肉棒を咥える真昼の姿は健気に見えたが、一方で下半身の方では股を大きく広げて男の舌を受け入れていた。真昼が変態的な行為を強制される様子は周に少なくないショックを与えた。

 

 最後の男は一転して優しく真昼を抱いた。

 彼の上に跨った彼女は指示されるままに自ら腰を振り、快感を得ていた。男は下から真昼の乳首を摘み、引っ張るなどして真昼の腰振りをコントロールする。

 

 時間を掛けて自ら絶頂を迎えた彼女は、男の腰の上でピクピクと可愛らしく震えていた。

 

 動画が終わるまでに真昼は10回以上イかされ、最後には膣内に精液を吐き出されていた。そうして力尽きて倒れ込んだ彼女を映して動画は停止した。

 

 

 ★

 

 

 動画を見終わった周は真昼の部屋の前に来ていた。鍵は掛かっておらずノブを捻ると抵抗もなくドアが開く。

 

 薄暗い室内に足を踏み入れた周は目的の部屋へと向かった。

 

 真昼のベッドのある寝室。そこには仰向けで脚を開いて眠る彼女の姿があった。

 

 スゥスゥと寝息を立てる彼女は生まれたままの姿を晒しており、開かれた股の間から白い液体が漏れ出ている。

 

「………………」

 

 彼女の頬に涙のあとを見つけた周は力が抜けたようにその場に膝を着いた。

 

「真昼……」

 

 罪悪感が周の胸を押し潰す。

 

 最愛の彼女は男達に穢されてもなお美しかった。たとえ身体中を様々な体液で汚していたとしてもその輝きは失っていなかった。

 

 

 

 

 ★

 

 

 

「すみません、周くん。今日もしたい事がありますのでそろそろ帰りますね」

 

 夕食を食べ終えて一服していた時、真昼は申し訳なさそうにそう言った。以前はもう少し一緒の時間を過ごす事が多かったが、一週間前から真昼は早い時間に自室に戻るようになった。

 

 彼女の"したい事"を知っている周は何も聞かず玄関まで見送る。座って靴を履く真昼。その後ろ姿を周は優しい表情で見つめた。

 

「いつも言ってるがご飯美味かった。ありがとな」

「はい。そう言って頂けるだけで作った甲斐があります。寝る前にしっかりと歯磨きをするのですよ」

「お前は俺のおかんか」

「ふふっ、ではお休みなさい」

「おやすみ、真昼」

 

 手を振って外に出る真昼。少しして、隣の部屋のドアが開く音が聞こえてくる。ほんの数メートルの距離だが、彼女が無事に部屋に戻った事を確認し周はリビングに戻る事にした。

 

 

 ────周が動画を見た日から一週間が経った。

 

 

 これまでの全てが破壊されるほどの衝撃を受けたあの日。周は真昼と以前のように穏やかな時間を過ごす事はもう出来ないだろうと絶望した。八木という悪魔のような男に逆らえなくなった周達は、彼の気まぐれで生活を左右される状態に陥ったのだから。

 

 しかし、そんな予想に反して周達は以前と殆ど変わらずに交際を続ける事が出来ていた。そこに多少のぎこちなさはあるものの、表面上は何の問題もなく過ごせている。

 

 真昼は八木達に抱かれた事実を周に隠し、周はそれを知らないフリをする。それが周が選んだ"最善"だった。

 

 

 

 

 しばらくソファに座って考え事をしていた周はチラッと時計に目をやる。ちょうど真昼が帰ってから10分が経とうとしていた。恐らくそろそろだろうと予想し、スマホを手に取るとタイミングよくメッセージを受信する。

 

 ──差出人の名前は八木涼平とあった。

 

 周はバクバクと心臓を鳴らしながらトーク画面を開く。そこには三枚の画像が送られて来ていた。一枚はスクリーンショット。残る二枚は写真。いつもと同じ組み合わせだ。

 

 周はそのスクリーンショットの方を拡大して表示させた。

 

 それはSNSのトーク画面を写した物で、真昼の名前と『オナニーしました』という短い文章が表示されていた。時間は3分前を示しており、ほんの少し前に真昼が八木にこのメッセージを送信したという事を意味していた。

 

 これが真昼の"したい事"だった。

 あの日以降、彼女は八木の言いなりになっている。予想出来た事だが八木は一度抱いたくらいでは真昼を解放してはくれなかったのだ。彼は今も様々な指示を真昼に与えて楽しんでいる。

 

 このオナニー報告もその一つだ。毎晩決まった時間に自慰をするよう彼女に命令し、証拠と共にその報告をさせている。性格の悪い事に、八木は毎回そのスクショを周に送って来ていた。当然、真昼はその事を知らない。

 

 これから自慰をするのだと知っていながら真昼を見送るのは変な気分だった。初日は自慰に慣れておらず時間を要していた真昼だが、今日は数分で達する事が出来たらしい。

 

 周は残る二枚の画像を表示させた。

 一枚はクロッチ部分に小さな染みが出来たピンク色の下着の写真。もう一枚は割れ目を濡らした女性器の写真だ。それらが真昼がオナニーをした証拠だった。

 

 さっきまで周の部屋で家事をこなしていた彼女が、数分後には性器を濡らして他の男に写真を送っている事実はなかなか受け入れられない。

 

 ──ピロンッ。

 

 周が複雑な感情で写真を見ていると、八木から新たなメッセージが送られて来る。『こんな写真も送らせてみた』という文章と共に表示された画像を見た瞬間、周の視線は画面に釘付けになった。

 

 そこに写っていたのは全裸の真昼の姿だった。

 

 姿見で自撮りをしたらしい彼女は、部屋の照明の下に白い身体を晒している。その為、動画で見るよりもはっきりと、胸の膨らみや亜麻色の陰毛、小さな女性器を確認する事が出来た。

 

 脚を少し開いて立ち、その下半身に片手を伸ばした彼女は、人差し指で割れ目を横に広げている。その仕草が恥ずかしいのか目を瞑って顔を背ける姿が可愛らしかった。

 

 周はいつの間にか固くなっていた股間の棒をズボンから取り出すと、口を広げた真昼の割れ目を見ながらシゴき始めた。

 

 そこに肉棒を突っ込んでやりたい。

 自分の形に押し広げてやりたい。

 その欲求が強くなっていく。

 

 スマホが新たなメッセージを受信しても周は手を止めなかった。最近する事が多くなった真昼を犯す妄想。嫌がる彼女を襲い、乱暴に腰を振る妄想は驚くほど周の心を高揚させた。

 

 

 

 

 数分後、プシュッと射精した彼はティッシュで後処理をしながら届いたメッセージを確認する。

 

 八木の『ムラムラしたから明日真昼ちゃんのマンコ使わせてもらうな』というメッセージの後、真昼から『明日は用事があるので帰るのが遅くなるかもしれません』というメッセージが届いていた。

 

 それを見た周は表情を歪ませ真昼に『分かった』とだけ返信し、何も知らないフリをするのだった。

 

 

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