再会を果たしたブレーク達。
その中でなのはの為に彼女の家に向かっていた。
ちなみにフェイトとアルフもいる。
アルフは人の姿で耳と尻尾を消している。
なお、ブレーク達は服をデザイナーメモリの能力で今どきの恰好になっている。
ただ、その中でブレーク達はぶーたれていた。
なぜなら、自分は幼い姿になっているのにオリヴィエとクラウスだけがそのままだったからだ。
今もオリヴィエに抱き締められてお人形の様な扱いであった。
オリヴィエ「ん~♪良い抱き心地です」
ブレーク「こらぁ~放せよ~」
足をバタバタさせてるが身長差で全然届いていない。
オリヴィエ「足をバタバタさせるの可愛いですね~❤」
フェイト「(凄い嬉しそう)」
なのは「(顔がふにゃけてる)」
はうーとさらに抱き締めるオリヴィエにフェイトとなのはは気に入ってるんだなと思った。
クラウス「あー二人とも。なのはちゃんの両親の前では普通にするんだぞ」
なのは「うー、大丈夫かな…」
ユーノを抱き抱えながらなのはは不安そうに呟く。
アルフ「ちなみにどんな両親なんだ?」
ブレーク「怖いのか?」
そんななのはのに気になったのか聞くアルフにオリヴィエから解放されたブレークも続く。
なのは「怖いと言うか…その、普段は優しいけど、怒った時がきつくて…」
オリヴィエ「あーそれは…」
クラウス「確かにこんなに遅くに帰るとなると確実に怒られるな」
そう返されて誰もが納得する。
ユーノ「大変だね……巻き込んじゃったから本当に;」
ブレーク「どう誤魔化すか悩みどこだな…」
ふうむとブレークは唸る。
なのは「うう、本当に不安だな……」
クラウス「まあやれるだけのことはなんとかしてみよう。それで家まで後どれ位なんだ?」
それは……なのはが言おうとして……
???「帰って来たかなのは……どこに行ってたんだ?」
聞こえてきた声になのははビクッとした後に前を見る。
そこにはボーイッシュな女性がいて、ツリ目がさらにツリ上がってるのをブレーク達は感じた。
ブレーク「もしかしてなのはの姉か?」
なのは「う、うん……恭也お姉ちゃんなの」
ビクビクしながらクラウスの後ろに隠れながら言う。
恭也「……誰かは知りませんが妹が世話になったようですいません」
クラウス「いえいえ、こちらこそこんな遅い時間に妹さんを送る事になりまして…」
頭を下げる恭也にクラウスはそう返す。
恭也「それで、なんでこんな時間に外に出たんだ?」
なのは「え、えっとそれは…」
ブレーク「あー…それについて事情がある」
それにブレークが前に出る。
恭也「そうなのか?だったら中で話してくれないか?母さん達も心配していたからな」
オリヴィエ「わかりました。では失礼します」
その言葉に誰もがお邪魔しますと中に入る。
そこには3人の女性がいて、年長で恭也と同じボーイッシュな女性が近寄る。
女性「なのは…全く心配かけさせて…」
なのは「ごめんなさい……」
クラウス「えっともしかしてなのはちゃんの…」
そんな女性にクラウスは話しかける。
女性「失礼、なのはの母の1人、高町士郎と言います。座ってるのが妻でなのはのもう1人の母である桃子でもう1人は美由希と言います」
オリヴィエ「はじめまして士郎さん。私はオリヴィエと言います。こっちの可愛いのはブレークです」
可愛いは余計だとブレークはぶーたれる中でそれぞれ自己紹介しあう。
士郎「それでなのは…どうして外に出たのかな?」
なのは「え、ええっとそれはね……少し事情が……」
クラウス「私達も聞いたなんですが……」
そう言って2人は少し真実も紛れさせて話す。
なのははユーノもといフェレットの事が気になり、いてもたってもいられずに外に出た。
それで槙原動物病院に向かった所、槙原動物病院から抜け出して来たフェレットを見つけ、保護して帰ろうとした所を不審者に絡まれた。
そこに街に来たばかりで探索していたアルフやフェイト、ブレーク達と出会って、不審者を撃退して送り帰って来たと語り終える。
桃子「そうだったんですか……本当にありがとうございます!」
アルフ「い、いいよ別に…」
頭を下げる桃子に代表でアルフは困った様に笑う。
不審者扱いにしたあの生物は確かに見方変えれば不審者に見えるな……とフェイトはずれた事を考えていた。
オリヴィエ「えっとすみません。そろそろ時間も遅いので私たちはこれで…」
時間を見てそう言うオリヴィエにこれは失礼しましたと士郎は頭を下げる。
なのは「皆さん、今日はありがとうございました!」
ブレーク「なあに、気にするな」
お礼を言うなのはにブレークはそう返した後に外に出て、見送るなのは達が見えなくなるまでオリヴィエは手を振る。
ブレーク「さて、俺達これからどうする?住む場所なんてないよな」
クラウス&オリヴィエ「あっ……」
言われて2人は呆気に取られる。
実際に来たのは初めてだし、これからどうすれば良いかなどが抜け落ちていたのだ。
フェイト「……あ、あの…もし良かったらうちに来ますか?」
するとフェイトが恐る恐る提案する。
ブレーク「え?良いのか?」
フェイト「う、うん……助けて貰ったし」
思わず問うブレークにフェイトはそう返す。
ジュエルシードの事を言ってるのにブレークは成程なと納得する。
クラウス「それじゃあ泊めてくれるお礼に今日の晩御飯は自分が作ろう」
そう言ったクラウスのに2人はビクッとなる。
そんな2人のに3人はん?となる。
フェイト「え、えっと…」
アルフ「実は…」
指をモジモジさせる2人にまさか……と考えた後……
☆
クラウス「これは酷い……」
冷蔵庫と教えられた奴の中身を見てクラウスはそう呟く。
ほとんど飲み物しか入っておらず、お湯を入れて待てば出来るインスタント商品しかなかった。
オリヴィエ「話に聞いていたインスタント食品ばかりですね…子供がこんなのばかり食べていたら病気になりますよ?」
フェイト「ふぇぇ……」
現代の事を調べたブレークにインスタント商品がどんなのか教えて貰ったオリヴィエはフェイトにぷんすか怒って説教する。
アルフ「その、あたしとフェイトは料理上手くないんだけど…フェイトが頑張れば出来ると言ったけど…」
ブレーク「それでこんな食事になったのかよ…母親は何してんだ?」
指をちょんちょんさせて訳を言うアルフにブレークは問う。
その言葉にフェイトは目を逸らす。
フェイト「その、姉の方に付きっきりになってあげてとお願いした手前…」
クラウス「言えなかったという訳か…」
ありゃあ……とクラウスは困った顔をした後にブレークがまだ怒っているオリヴィエの肩を叩く。
ブレーク「まあ落ち着けオリヴィエ」
オリヴィエ「むぅ……仕方ありません」
不承不承で納得するオリヴィエにホント真面目だなと苦笑してからブレークは笑う。
その後はインスタントラーメンを食べて夜を過ごしたのであった。