なのはとの出会いから翌日、ブレークたちはフェイトのマンションで寝転がっていた。
ブレーク「んあ…もう朝か…」
オリヴィエ「おはようございますブレーク」
目をこするブレークにオリヴィエは抱き着きながら挨拶する。
ブレーク「…おはようオリヴィエ。んでいつの間に抱き着いていたんだ?」
オリヴィエ「ふふっ、良いじゃないですか。抱き心地良いんですし」
うっとりしながら抱きしめるオリヴィエの胸がブレークの頭の後ろに当たる。
ブレーク「…胸当たってるんだがオリヴィエ」
オリヴィエ「えへへ、吸います?」
微笑んで言うオリヴィエの頭にブレークは振り向きざまにチョップを入れて抜け出す。
ブレーク「そう言うのはいいから。朝飯食べに行くぞ」
オリヴィエ「ふはーい」
痛い頭を抑えながら続くオリヴィエを後目にブレークは向かう。
クラウス「おはよう。ブレーク、オリヴィエ」
アルフ「お、二人ともおはよ」
ダイビングではクラウスとおにぎりなどを食べてるアルフの姿があった。
隣でフェイトがハムハムとおにぎりを食べている。
ブレーク「凄く美味しそうに食ってるなフェイト」
クラウス「コンビニ?という所で買って来た奴なんだが、なかなかいけるぞ」
買っておいたから食べておいてくれと並べられたオニギリにブレークとオリヴィエも手に取って食べる。
ブレーク「ツナマヨ…ってのか。美味しいなこれ」
オリヴィエ「こっちのおかかも美味しいですよ!」
各々に食べながらブレークは今日の予定について言う。
ブレーク「今日はジュエルシードと行方不明のガイアメモリを探しとかしようと思ってんだが、お前らはどうする?」
フェイト「私はジュエルシードを探したい」
フェイトのにあたしも~とアルフは手を上げる。
オリヴィエ「私も行きたいんですけど実はなのはちゃんに魔法を教えてほしいと頼まれてまして」
クラウス「私は買い物だ。色々と買わないといけないものが山ほどあるからな」
自分を除いて丁度半々になったなと呟いた後にブレークはうしと立ち上がる。
ブレーク「んじゃ早速行動開始といくか」
???『すいません。皆さん聞こえますか?』
その言葉で二手に別れた方が良いかねと思った所に声が頭に響く。
その声がユーノだと気づいてアルフが早速出る。
アルフ『ユーノか。なんのようだい?』
ユーノ『ああ、アルフ?なのはの事で、彼女は今は学校だから放課後に合流する事になると言うのを伝えようと思ってさ』
返答のに念話のでオリヴィエとクラウスも加わる。
オリヴィエ『放課後ですか…だいたい何時くらいですか?』
クラウス『分かればこちらも動きやすいのだが』
ユーノ『時間は大体…………時位で、終わったのを確認したらこっちで念話で伝えます』
頼むよと言うクラウスの後にユーノは念話を終えたのか聞こえなくなる。
ブレーク「…で時間までどうするオリヴィエ」
そうですね……とオリヴィエはんーと唸った後……
オリヴィエ「じゃあ私も一人で街でメモリを探してみますね」
そう言ったオリヴィエに大丈夫かとブレークは聞く。
オリヴィエ「大丈夫ですよ。もし何か見つけたらすぐ連絡しますので」
ブレーク「そうか…気をつけろよ」
はいと答えてからオリヴィエは準備をして出て行く。
クラウス「それじゃあブレークは私と一緒に買い物に行くか」
ブレーク「ああ、そうだな」
4人も準備をして外に出る。
途中でフェイトとアルフと別れ、2人は地図を片手に歩く。
クラウス「でまずはこの商店街に行こうと思っているのだが…」
ブレーク「此処か。よし、行くか」
早速行く場所を決めた2人はそのまま商店街に足を踏み入れ、何が売られてるかを確認しながら買い物して行く。
ブレーク「今の時代って色んなものが売られているんだな」
クラウス「確かに。色々あって買うのが迷うな」
改めて自分達の時代との違いを感じながら2人は値段を確かめたり、良い感じのを選びながら買って行く。
クラウス「それにしてもこのタピオカってのはなかなか不思議な触感だな」
ブレーク「今の時代、こういうのが人気なのか?」
途中で買ったタピオカドリンクを飲みながら感想を述べるクラウスにブレークは疑問を感じながら飲む。
アルフ『おーい、お2人さん。そっちはどうだい?』
クラウス『アルフか。順調に買い物できてるよ』
そこに飛んで来たアルフの念話にクラウスが歩きながらそう返す。
クラウス『そっちの方はどうだ?』
アルフ『こっちは全然見つからなくてね』
そっちはどんなの買った?と聞かれる。
クラウス『料理の材料や服とかかな?』
アルフ『どんな料理かは楽しみにしてるよ♪』
そんなに期待されても困るがなと返す。
オリヴィエ『皆さん、聞こえますか?』
するとそこにオリヴィエから念話が来る。
アルフ『オリヴィエ!』
クラウス『連絡したって事は何か見つけたのか?』
フェイト『もしかしてジュエルシード!?』
それぞれ返す中でオリヴィエはいえと返してから……
オリヴィエ『こちらもまだ見つからなく…』
そうか……と呟いてからクラウスは言う。
クラウス『まぁ、まだ始まったばかりさ、お昼になったら戻って来るんだぞ』
オリヴィエ『はい。その後は神社周辺を探してみたいと思います』
フェイト『分かった。気を付けてね』
そう会話した後に念話が終わる。
話に参加せずに聞くだけだったブレークはうーむと唸る。
ブレーク「まだ見つからないか…ジュエルシードもだがメモリも早く見つけないとな」
クラウス「確かにメモリも厄介なのがあるからな」
ぼやくブレークにクラウスも同意する。
くぅ~
ブレーク「…腹減ったな」
クラウス「じゃあ何か食べるか?」
お腹を摩るブレークにクラウスは苦笑して提案する。
ブレーク「そうだな。何を食べるか…」
うう~むと唸るとタコ焼きが目に入る。
ブレーク「…たこ焼き?」
クラウス「タコを入れてるのだろうか?」
どうせだしと言う事で他の3人のも合わせて5人分買い、早速食べてみる。
クラウス「アチッ…あつあつだねこれ」
ブレーク「中、アチアチでトロトロだな」
ハフハフしながら2人は美味しさに口元を緩くする。
ブレーク「昔は海の怪物って言われたのに今じゃ庶民の食べ物か」
クラウス「そうだな。しかも味のバリエーションもあるみたいだから今度は別のを頼んでも良いな」
モグモグしながら帰路に付いた2人を先に戻っていたフェイトとオリヴィエがお帰りと言う。
アルフ「お、何買ったんだそれ?」
オリヴィエ「良い匂いがしますね」
クラウスとブレークが持つのに2人は興味津々で後ろでフェイトも見ている。
ブレーク「たこ焼きっていう食べ物だ。うまいぞ」
クラウス「ちゃんと皆の分を買ってるからな」
そう言って見せた2人にアルフはクンクンして気づく。
アルフ「おお、良い匂いがするな」
オリヴィエ「早速食べましょうか」
賛成とアルフのにフェイトも頷いてブレークとクラウスは別の料理を作ってる間に3人はタコ焼きを食べる。
フェイト「…美味しい…!」
オリヴィエ「これがたこ焼き…!」
同じ様にその美味さに顔をほころばせるのを見てブレークはふふっと笑う。
クラウス「今度、作ってみるのも面白そうだなこれ」
手を動かしながらそう言うクラウスにそうだなと同意してる間にチャーハンと野菜炒めが出来上がる。
クラウス「手作りのチャーハンと野菜炒めだ。召し上がれ」
ブレーク「お、美味そうだな。いただきます」
早速並べられたのをブレークはレンゲですくったチャーハンを食べる。
口の中に広がったのにブレークは頬を緩める。
ブレーク「うめぇ…」
オリヴィエ「美味しいですねぇ…」
ほにゃりとしながら食べるオリヴィエにフェイトも楽し気に食べている。
クラウス「ちなみにアルフに配慮してチャーハンの方にはネギを入れてないぞ」
アルフ「お、助かるぜ」
さっきもネギ抜きのタコ焼きだったので食べれたから配慮してくれて嬉しいアルフは尻尾を振る。
ブレーク「やっぱりネギは駄目なのか」
フェイト「アルフはイヌ科だから…」
アルフ「フェイト~そこは狼と言っておくれよ~」
そう言ったフェイトにアルフが嘆く。
オリヴィエ「大変ですね。種族が違うと」
ブレーク「人間に害がないのでも他の動物には有害って言うのもあるからな」
しみじみ述べるブレークに確かにクラウスは頷く。
クラウス「これからも気をつけて料理しないとね」
そう言ってから……
クラウス「夕飯は何にする?ある程度作れるが」
アルフ「あたしは肉料理がいいな。フェイトは何がいい?」
フェイト「えっと…じゃあカレーライスってのをお願いします」
リクエストを聞いてアルフが真っ先に言い、フェイトは恐る恐る言う。
クラウス「カレーライス…そう言えば買うとき見かけたな」
オリヴィエ「楽しみです!」
それならアルフは言った奴にして……とクラウスは夕飯の献立を考える。
アルフ「さて、たらふく食ったし、またジュエルシード探すか!」
ブレーク「うし、んじゃあ頑張って行きますか」
気合を入れるアルフにブレークも続いて探索に出かける。
☆
ブレーク「見つからねぇなあ」
クラウス「確かに……グラシス。サーチの方はどうだ?」
ぼやくブレークの後にクラウスがそう聞く。
グラシス《どちらの反応も探知できてない状況だ》
エンシェント《もしかして起動しないと見つからないんでしょうかねぇ?》
うわめんどくせぇとブレークはぼやく。
ブレーク「運よく起動してくれねぇかな」
クラウス「流石に何もない状態が良いがな」
うーぬと唸るクラウスにそうは言ってもな……とブレークは腕を組む。
フェイト『そう言えばそろそろ放課後になる時間だね』
クラウス『確かにそろそろユーノから念話が来るかな?』
そこにフェイトの念話が来て、クラウスも時間を確認して呟く。
ユーノ『あ、皆さん。学校が終わったのでなのはも加われます』
オリヴィエ『では神社で待ってますね』
分かりましたと言葉を交わした後にユーノは念話をなのはにしてるのか聞こえなくなる。
ブレーク「俺達は捜索を続けるか」
クラウス「じゃあ次はあっちに行ってみよう」
そうだなと2人は歩く。
☆
しばらくして……
フェイト「そっちはどうでしたか?」
ブレーク「全然反応なしだ。何処に隠れているんだか…」
合流して聞くフェイトにブレークは肩を竦める。
アルフ「この町の周辺にあるはずなんだよなぁ…」
クラウス「危険性を考えると起動していない状態で確保したいんだがな……」
うーむと唸るクラウスにブレークも同意する。
ブレーク「……そう言えばオリヴィエは?」
フェイト「あれ?そう言えば連絡ないね」
同意してからオリヴィエがいないのに気づいて聞くブレークにフェイトも気づいて呟く。
グラシス《カイゼル。そっちはどうだ?カイゼル?》
エンシェント《おっかしいですね。一緒にいるであろうなのはさんの方のレイジングハートにも応答しませんね》
ならばと相方を呼び掛けるが返事がないのをグラシスとエンシェントが告げる。
その報告に4人は顔を見合わせる。
ブレーク「まさか…ジュエルシードかメモリが…」
アルフ「あったうえに起動したのか?」
慌ててフェイトはバルディシュに確認する。
バルディッシュ《サー、こちらは感知出来てません》
エンシェント《とりあえず神社行ってみます?》
それしかないなと提案にブレークは了承して、4人は向かう。
クラウス「神社はどっちだ?」
アルフ「確かあっち!」
確認するクラウスにアルフがそう言う。
段々と神社に近づいて来ると階段の所でエンシェントが言う。
エンシェント《あ、微弱ですがジュエルシードの反応を感知ですよ》
ブレーク「なに!?」
フェイト「早く神社に入ろう!」
急いで登るとグラシスが言う。
グラシス《結界だ!神社の周囲に結界が張られてやがる!》
アルフ「なんだって!?」
クラウス「突入するぞ!」
その言葉と共に戦闘服を纏ったアルフがグラシスが指示した方向に力強くパンチを繰り出すと鏡が割れる様な音がしてからそこから飛び込むと雰囲気が変わる。
アルフ「な、なんだこの雰囲気…」
ブレーク「オリヴィエ!大丈夫か!?」
肌に突き刺さる感じにアルフは身構える中でブレークが呼びかける。
フェイト「なのは!」
クラウス「ユーノ…!?」
目に入った光景に4人は驚愕する。
なのは「主様…♥」
ユーノ「もっと犯して…ください♥」
裸の状態で1人の女性にご奉仕しているなのはと人間の姿となったユーノの姿があった。
女性「可愛い子たち。これからたっぷり働いてくれるならご褒美にしてあげるわ」
そんな2人に女性はくすくす笑う。
よく見ると2人の頭にバイザーが付けられている。
ブレーク「あいつ、もしかして…!」
アルフ「おい、二人に何しやがった!」
そう言って近づこうとしたアルフだったがすぐさま後ろに飛び退る。
するとアルフが通ろうとした所に何かが降りたつ。
ブレーク「なんだ!?」
誰もが身構えると現れたのは二首の戦車の上部分が合体した大型の狼でその股にオリヴィエが縛り付けられていた。
オリヴィエ「あ、あ……」
クラウス「オリヴィエ!」
フェイト「酷い…!」
体をビクンビクンさせるオリヴィエを見て呻く4人に女性は笑う。
女性「良い姿でしょ?貴女たちも同じようにしてあげるわ」
ブレーク「テメェ…!」
くすくす笑う女性にブレークは怒る。
エンシェント《マスター、あの女性からはパペティアーメモリとコマンダーメモリを、巨大な狼からはオルトロスメモリとタンクメモリを感知しました》
グラシス《狼の方はさらにジュエルシードもあるようだ》
暴走かとめんどくさそうにブレークはぼやいた後に肩を回す。
ブレーク「めんどうだが早く片付けて三人を助けないとな」
フェイト「うん。早く助けよう」
構える4人に女性は笑う。
女性「可愛い子たちね。四人とも私のペットにたっぷり犯させてから洗脳してあげるわ」
その言葉と共に犯されていたオリヴィエにもバイザーが付けられ、解放された後にゆらりとなのはとユーノと並ぶ。
クラウス「あのバイザーで操っているようだな」
アルフ「ならアレをぶっ壊せば…!」
そうと分かればとフェイトが二頭狼を相手にし、後の3人が操られてる3人へと向かう。
女性「オルトロスタンク、砲撃を始めなさい」
その言葉に二頭狼、オルトロスタンクと呼ばれたのは背中の砲台でフェイトを攻撃する。
フェイト「っ!」
飛んで来る砲弾をフェイトはギリギリ避けて行く。
それにオルトロスタンクは砲撃を続ける。
フェイト「っ、はっ、やあッ!」
かいくぐってバルディッシュを振るうフェイトにオルトロスタンクは自分の足や砲台で応戦する。
砲台は固いのか両断できずに弾かれる。
そのまま砲台は別の方向に砲撃する。
フェイト「! アルフ、危ない!」
アルフ「なにッ!?」
飛んで行く方向にオリヴィエを相手にしていたアルフがいるのに気づいてフェイトが声をかけるが遅く、弾がアルフに命中する。
瞬間、アルフはオルトロスタンクの股の下にいた。
女性「犯しなさい」
その言葉とオルトロスタンクは自分の肉棒をアルフの秘部へと差し込む。
ズブリ!!
アルフ「んがぁあああ!?」
自分の中に入り込んだのに絶叫するアルフをオルトロスタンクは砲撃しながら腰を振る。
フェイト「ッ!アルフをいじめるなッ!」
それにフェイトは激昂して雷撃を放つ。
女性「そんなのオルトロスタンクに効くはずが…」
それに女性が笑うがオルトロスタンクの砲口に電撃が入り……
ぼかーん!!
オルトロスタンク「ぎゃん!?」
女性「お、オルトロスタンク!?」
砲身が爆発し、驚いた女性に爆発と同時に砲弾が飛んで行き、命中する。
女性「んっ…あっ、これはまさか…!」
自分の胸や秘部を弄りだす女性にフェイトは当たってたら自分もああなってた可能性があるのかと冷や汗を掻く。
クラウス「! 今のうちに!」
ブレーク「おう!」
チャンスと動きが鈍った3人を通り抜けてクラウスとブレークは女性へと接近し……
ブレーク「はぁッ!」
クラウス「ふッ!」
同時にパンチを女性のどてっぱらに炸裂させる。
女性「ごふっ!?」
防御も出来てなかったのでマトモに受けた女性はそのまま木に激突して、地面に倒れる。
それと共にオルトロスタンクに向けてフェイトはバルディッシュを構える。
フェイト「ジュエルシード、シリアル16封印!」
封印魔法が悶えていたオルトロスタンクに命中するとオルトロスタンクは光りに包まれ、光りが収まると封印されたジュエルシードと元になっただろう犬とガイアメモリ2本が落ちていた。
フェイト「封印完了…」
ブレーク「こっちも回収完了だ」
ジュエルシードをバルディッシュに収納して息を吐くフェイトに女性から出た2つのメモリと犬から出たメモリを拾い上げてブレークはふうと息を吐く。
クラウス「三人も元に戻ったみたいだぞ」
ブレーク「大丈夫かお前等」
3人の様子を見ていたクラウスのにブレークはオリヴィエに声をかける。
オリヴィエ「た、助かりましたブレーク」
なのは「ふにゃあ……」
被りを振るオリヴィエの隣でなのはは疲れた顔をする。
ユーノ「た、助かりましたホント」
アルフ「うぅ、スゴくヤバかった…」
まだ違和感あるよとお尻を摩りながらぼやくアルフにフェイトはよしよしと頭を撫でる。
クラウス「これでジュエルシードは三つ目。メモリは六本か」
ブレーク「まだまだ先は長そうだな」
ふうと息を吐くブレークに大丈夫ですよとオリヴィエが抱き着く。
オリヴィエ「みんなでやれば必ず集めきることができますよ」
ブレーク「そうだな」
頑張ってやりますかと呟きながら空を見上げながらそう思うブレークであった。