◆◆◆ 第13話 暑い夏休み ◆◆◆
次の日、正式に小島の退部届が美香に提出された。
俺のスマホには何度か今から小室とセックスするよとメッセージが送られてきたが、一切無視した。
これも俺が優柔不断だったからだ。
しかし、仁科は小室と付き合うと言うかセフレになったと言っていた。
曖昧な言い方だったが、小室と小島がやるのには一切何も言わなかった。
隆之の時にはあのカラオケでのフェラとキス以外は一切そう言う事をしなかった仁科がだ。
取り敢えず付き合うと言ってたが、実は隆之の事が好きだったんじゃないかと思っていた。
それか、身体を許したせいで、心までも好きになったかだ。
兎に角、正式に付き合っていない感じだったので、今の俺と美香さんの様な関係なのかと想像していた。
これで一応三人が残った美術部だが、確実に来年には無くなっているだろう。
と言うか、夏休みには誰も来ないと思われる為、自分で買った画材道具などは大学へ入ってから使うとしよう。
折角、絵を書く事が好きになったというのに…
相変わらず小室君はクールに部室へは来ていた。
付き合っているかどうかも言わなくて、年齢よりも大人に見えた。
セフレ状態の仁科とも部室では全くと言ってイチャイチャする様子も無く、取り敢えずは夏休みまでは来ますよと言っていた。
無難に勉強も行い、セックスも週に二度は最低でもしていた。
勉強を頑張ったからと金曜土曜の連続でする事も多くなっていた。
そして全員の目指す大学が判明したのだった。
「あら、私も同じ大学よ。英文科と出来れば中国語も勉強したいし、一応教員の免許も取るつもりよ。」
と美香さんが言えば、
「私はやっぱり教員一本で行きたいな。教えられるって凄い事だと思うし。」
と、仁科さん。
「俺は経済関連だな。経済学部で色々勉強したい。」
本当は仁科さんがイク大学だったから。その大学で一番興味を持てれるのが経済学部だったからと言うオチはあったが、今の所は合格ラインに入っていた。
大都会の中心でも無く、住んでいる家に近い。家賃もそう髙うは無くて、仕送りとアルバイトで生活出来る算段は付いていた。
一時は勉強が手に着かなかった仁科も、最近は盛り返していて、俺より下だった成績もあっと言う間に抜き去ってしまった。
そして高校生活最後の夏休みが来た。
「じゃあ行ってくる。」
両親に許可を貰っていた。
大学の合格ラインだったらキャンプに行っても良いと。
金曜日の終業式後に皆で集まりキャンプで海へ行く事は決まっていた。
多くのモノは持って行かれないが、お小遣いを出し合い海側のコテージを一棟借りて、夏休み初めに美術部の解散とお疲れ会、そしてこれからの受験が上手く行くように話し合った。
去年は海へは遊びに行かなかったが、高校最後の海だからと興奮して話し合いの後に美香さんの家でチンコが擦り切れる位やりまくった。こんな関係になってもう一年。
美香さんの身体で俺の手が、舌が、チンコが触っていない所は無いくらいになっていた。
前戯でも必ずイク美香さんが可愛く、最近特に美人になって来たと思う。
美香さん曰く、「ホルモンのバランスが良いのよ。心も体も女にされてるから。」と恥ずかしい事をおっしゃっている。
胸もお尻も少しお肉が付いてグッとイ色っぽくなっていたし、俺もこの一年のセックスライフで筋肉が付いていた。持ち上げる腕や、支える足、そして腰を振る腹筋は薄っすらとフォーパックが出来ていた。
セックスって全身運動なのね。
セックスで綺麗になるって、強ち間違いじゃ無かったと実感した。
しかしその恩恵を受けているのは美香さんだけじゃなかった。
一段と大きく感じる仁科の胸。そして後ろへと張り出したお尻。
顔も子供ポイ感じから少し大人へ変わっているようだった。
「あら、圭介君久しぶりね。千歳~圭介君来たわよ~」
「お久振りです。」
「そう言えばやっとあの身体の大きな男の子と別れたのよ。圭介君、今がチャンスよ。どうせ大学も一緒だから今のうちに付き合っちゃいなさい。私も応援してるから。」
「え、あの…」
「お母さん!変な事言わないでよ!」
「はいはい! 圭介君、千歳って少し強引に来られるとコロッと傾いちゃうから。良い?圭介君の事は嫌ってないから一気にキスまで行っちゃいなさい。いっちゃえキスまで!」
そんな車のCMみたいに言われても、仁科は小室とチョコチョコやってるんだけど。
まあキスまでならいいかもな。
「頑張ります!」
「もう!お母さん何か変な事言ってないでしょうね!」
階段を下りて来る仁科。
暑い夏に合わせてデニムのホットパンツに、白いへそが微かに見える短い丈で胸元が大きく開いたノースリーブにレースで出来た長袖のサマーカーディガンを着ていた。
切りっぱなしのダメージ加工したホットパンツの裾と言うか、太ももの付け根が妙にエロい。
「あら、お母さんはいつでも千歳の味方よ。ねー圭介君。今度からうちに髪を切りに来て頂戴ね。」
「はい!必ず!じゃあ行ってきます!」
二ヒヒヒと笑いながらサンダルを履きトテテテと俺の手を握り行ってきますと言いながら出て行く仁科。
暑い日差しを避けるように鍔の少し広いリボンの付いた麦藁帽を頭に被る。
「日焼け止め塗ってたら遅くなっちゃった!ごめんね! お母さん変な事言ってなかった?」
「うん、頑張ってって。」
「何を?」
「さあ、なんだろうね。」
「あやしい…おしえなさーい!」
背中を押されワイワイ言いながら駅へと向かった。
ああ、なんかすごく良い。
エッチはもちろん大切だけど、こんな関係がとても楽しい。
大き目のトートバックをブンブン振り回しながら俺達はまるで恋人のように電車に乗った。
時間を指定してある電車の中に学校最寄り駅で美香さんと小室が乗って来た。
「あら可愛いわね千歳。」
「美香ちゃんも、いつもながら良いわよ。」
「本当?堀君。」
「うん、少し露出目の服が珍しくてグッとくるよ。」
「ふふ、ありがと。」
美香さんは白いデニムのピタッとしたホットパンツに黒い網々紐で胸を寄せて強調したクロックトップで肩に服が少し掛かるようにして胸がバイ―ンと出ていた。
暑さ対策か、長い黒髪を珍しくポニーテールにして首元が涼しそうである。
服のセンスが無い俺と小室君は言わずもがなである。
似たような短パンにタンクトップにシャツを羽織る感じで兄弟か!と言わんばかりだった。
余り人気が無い地元の海へと着いた。
此処は直ぐ近くにある海水浴場は人気なのだが、こっちはコテージがあるキャンプ場に近い為、キャンプをする人専用の海に近いのだ。
砂浜も狭く、大人数に向かない為に余り人気が無いと言う訳だった。
管理棟で鍵を借り、オプションの確認をする。
BBQセット、お肉に野菜、飲み物、浮き輪から海で休憩出来る簡易テントなども借りていた。
美香さんの家がお金持ちなのは分かっていたが、小室君もお金持ちだとは知らなかった。平気な顔で肉と追加したり浮き輪なども追加で頼み、平気な顔をしている。
少し馴染めなかった小室君も、次第に俺達に慣れていき、たまには一緒にカラオケやご飯も食べれるようになっていた。
カラオケは知らないアニメばかりだったが。
「おっそいわねーモタモタしないの!」
コテージへ行く時、大きな声で罵る一人の女性…いや、女子…女の子がいた。
何を持ち込んだのか、大きなバッグを何個も男子高校生らしき男が三人で運んでおり、その女の子はデニムの食い込みローライズのホットパンツに完全へそ出しキャミソールにサマーロングカーディガンを羽織って腕を組んで見ていた。
ひょっとすると中学生と間違われそうな童顔、ベビーフェイスで小さく通った鼻筋にプクッと小さく膨らんでいる可愛い口、その反対で大きくクリクリとした可愛いパッチリ二重のお目目。黒いロン毛を左右に分けたツインテールもばっちり決まった、誰がどう見ても絶対的な可愛い子ちゃんだった。
しかもその顔には似合わず、バインッ!と大きく出た胸に大き目だけども形の良い仁科を上回る尻肉!そして何か特別な事をしているんじゃないかと思わされる細く壊れそうな腰!そして細い腕と足!
童顔巨乳を地でいっている美少女だった。
「うわッ地雷や。」
思わず声に出してしまったが、それを収音マイクでも使っているかのように聞きつけた女が俺をキッ!っと睨んできた!
「何よ!文句あるの!?」
うわぁ、マジモンの地雷や。男をはべらかせて天狗になってるヤリサーの女みたいだ。
1対3で泊まりにきたのか?このヤリマンが!
「いいえ別に?勝手にしちゃってください。俺らは関係ないんで。」
「ふん!馬糞でも踏んで海に転がれ!」
捨てセリフを吐いてスタスタと男達を置いて先へと行ってしまった。
「スゲーキャラ。」
小室君が真っ先に声を出さなかったらずっと立っていたと思う程に強烈な女だった。
「桜小路さん!今すぐ!」
音を追って行くナイスルッキングガイ。
「うわぁ 女王様と
「確かあの子って北センチネル高校の桜小路さんよ。私達と同じ歳。」
美香さんが強烈な女を知っていた!
「あッ!私も聞いた事がある!凄く可愛い小悪魔がいるって。」
「ありゃ小悪魔じゃなくて悪魔だな。」
「俺みたいな小心者は近づかないに限る。」
その瞬間みんなの目が小室君へと集まった!
「え?俺何もしてないだろ。」
「あ…あんな事をわ、私に教え込んどいて……」
「アレは千歳が興味があって――」
「言わなくてもいいの!もうっ行こう!」
「あッ」
千歳は小室君が言おうとするのを言葉を被せて黙らせ、俺の腕を組んで俺達のコテージへと向かった。
「仁科っ胸ッ!」
「このくらい何とでも無いわよッ! 小室君のに比べればッ!」
「へ?じ、じゃあ触っても?」
一か八かで勝負に掛けた!
おばさんも頑張ってと言ってたし!
「そ、そのくらい何でもないわよ!触りたければ触ったら?」
さっきの勢いが急にしおらしくなってきた。
「よ、よしッ!触るぞっ!」
フリーになっている右手を仁科の胸元に持って行く。
ああスゲー良い香りがする。
そして近づけていた手が胸元へ…………
ぴとっ ふにゃ
「うおっ」
スゲー柔らかい!
おっぱい星人じゃないと思っていたが、この大きさ!弾力!マジすげー!
「そ、そんな上の方だけで良いの?もっと服の中まで入れても良いのよ。」
上目使いで俺を見て来る仁科。
ごくりっ
そして俺はこの幸せな手を仁科の服の中へ……………
「こんなとこで発情すんなや!このサルが!!」
「ひゃっ!」
「ぬおっ!」
先に行ったと思っていた小悪魔が防風林の影から俺達を見ていた。
サッと離れる俺達。
それを見た小悪魔は
「フン!見せつけておってからに!牛糞踏んで溺れろ!!」
と、捨て台詞を言って先へと行ってしまった。
「自分だって三人も男連れてるじゃねえかよ。」
「そ、そうね。三人もど、どうやってするのかしら…」
立ち止まって小悪魔の行く先を見ていた。
コテージはログハウス風の一階建てであり、中は結構広めに作ってあった。
「キャー広ーい!」
「結構ステキね。」
「リビング広っ!」
「寝る所は布団と。」
一応6名まで泊まれると言う事になっているが、部屋は広いキッチンリビング寝室と、一つの大きな空間に全て詰め込まれていた。
布団が窓際の寝室に畳んで置いてある。
それ以外の部屋は無く、トイレと脱衣所と風呂があるだけだった。
「さて、着替えは……………」
俺が言うと皆が俺を見て来た。
「一緒に…………って訳には。」
「行かないわよね。」
「そうよね。」
美香さんと仁科が同意する。
「じゃあ俺達は脱衣所で着替えて―」
「じゃあお願いね堀君。」
「後で水着見せてあげるから。」
「はい!」
俺達は自分達の水着とタオルを持って脱衣所へと向かった……
小室君とコソコソ着替え、お互いのチンコをこっそり見たり見られたりした。
まあ似たようなモノでビックリはしなかったが、これで仁科とやっているのかと思ったくらいだった。
直ぐに着替え終わり、少し期待しながらリビングに行くと、女子達二人はまだ着替えてもいなかった。
「堀君達は先に海でテントを張ってて。」
「お願いね。」
女子は準備に時間が掛かる…
俺達はコテージから50m程先にある砂浜へと向かった。
眩しい日差し、100m程だがそれなりに綺麗な砂浜、青い海!
黙々と大きなテントを張る奴隷のようなグッドルッキングガイ達……
「俺達もあんな風に見えるのかな。」
「逆ハーレムに見えますけど、アレって奴隷ですよね。」
「うん…」
俺達は二人は要れる程度のテントを張りながら話を続けていた。
「だったら大丈夫じゃないですか。先輩は美香先輩とやりまくってるじゃないですか。知った時はビックリしましたよ。」
「まあ…な。そっちもだろ。」
「そうですね。思ってたよりもやってますね。良いネタになってますよ。」
「同人誌?」
「はい。見た目は可愛いですけど、中身はドエロですよ。まったく…今夜見せあいますか?スワップでも良いですよ。」
「俺は…な。美香さんがそう言うの興味無いって言うか、したがらないと思うな。」
小室君に抱かせるとか、あの仁科とやってるチンコで、美香さんがフェラしている所を見たくないってのもあった。
付き合ってもないのに独占欲があるなんて。
仁科に惹かれながらも美香さんを独占したいだなんて…
「ぱっと見、少し怖いですもんね。クールビューティーの綽名って1年まで聞こえてますよ。」
「思ってたよりも可愛いんだけどな。」
「それは先輩だからじゃないですか?千歳も先輩の知らない性癖がありますからね。今夜3Pでもします?」
一度3Pに似た事をしてはいたが、俺の知らない性癖って…
「仁科が嫌がらなかったらな。」
「大丈夫ですよ。言ったでしょ、中身はドエロだって。まあ今夜は任せて下さい。千歳のひみつの――」
「「お待たせ~」」
丁度良い所で仁科と美香さんがやってきた!
「お、おおっ!」
前に立っている美香さんは、黒いモノキニ?前から見るとワンピースなのだが、クルッと腕を上げて回って見せると、後ろはビキニになっていた。
しかもおへその部分が大きく穴が開いていて妙にエロっぽいし腰の細さも前から見えている。大きな胸が盛り上がって良い形の胸もはっきり分かる。ハイレグの股間にお尻も半分近くがはみ出ていて大人っぽい!
そしてその陰に隠れるように立っている仁科は、白いビキニだった。
上はホルターネックのブラで大きな胸を首で吊るタイプで、上に引っ張り上げる効果か、思いっきり胸が盛り上がっていた。
下はというと、ローライズな感じなのだが、黒い紐が腰骨の上に掛かっていた。
クルッと美香さんに身体を回されると、後ろは大きなお尻をギリ隠している感じなのだが、その下には黒いTバックが見えている!
下にTバックを重ね着したレイヤードビキニとでも言ったか。紐にしか見えないTバックが俺の欲情を誘っていた。
「似合ってるよ。スゲー良い。」
「千歳は俺が選んだ通り似合ってるよ。エロさでは一番だね。」
「え?小室君が選んだの?」
「うん、この前水着をネットで買ってたんだ。鍛えた尻にはTバックが似合うよ。」
「鍛えてんだ。」
「毎回ギュンギュンさ。」
「ギュンギュン?」
「武史!変な事言わなくて良いから。」
細い目付きで小室を睨む仁科。
まあ、そう言う関係になってるんだよな。駅弁とか赤ちゃんプレーとか、そう言う性癖なのかもな。
その後俺達は空いている海で思いっきり遊んだ!
昼までの間だったがこの高校生活で青春らしい楽しさだった。
昼になると売店や軽い食堂も兼ねている管理棟で焼きそばなどの軽食とジュースを買って日陰で食事を摂り、また冷たい海へとダイブする!
「ねえ、ケイちゃん。テントで日焼け止め塗って。」
俺と二人っきりになった美香さんが甘えて来た。
クールな美香さんもいいけど、この変わった美香さんも可愛くて好みだ。
俺達はテントに入ると美香さんは潔く上を脱ぎお尻の割れ目が見えるまで水着を下げてうつ伏せになる。
出入り口とテント上に開いた通風孔からの灯りが、薄暗いテント内で白い肌の美香さんを浮かびあがらせる。
「お願いね。」
日焼け止めの容器を渡された俺は、スベスベの背中へ液体を付けた手で触りだした。