※この作品はR-18です。

千歳 ~その後の千歳~   作:A.N.F

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第22話 分かっていた事…

◇◇◇ 

 

「おい、微妙に場所が違うぞ。」

 

リムジンの後部座席で桜花からキスの嵐攻撃を受けていた俺は、送ると言われてアパートまで送ると思っていた。

だが、停まった場所は俺のアパートの真ん前にある高級分譲マンションの車止めだった。

 

「ここで良いのよ。私が住んでるんだから。」

 

「ふぁ?」

 

「イヒヒ、可愛いんだから。じゃあ行きましょ。」

 

自動でドアが開き、二重ドアになった所で電子錠と部屋番号で奥のドアが開く。

石作りのエントランスホールがお目見えする。

シックな感じで壁際には受付のような所があり女性が立っていた。

 

「お帰りなさいませ、桜小路様。」

 

「ええ、ただいま。今日から時々彼が来るからよろしくね。」

 

「あ、堀です。」

 

「ふふっ堀様ですね。畏まりました。」

 

 

そのままエレベーターの所まで向かう桜花。

 

「誰?」

 

「コンシェルジュ。まあ簡単な物なら確実よ。難しい物はカード会社に直に電話するわ。」

 

「マジっすか。」

 

「慣れてね。」

 

「慣れるかなぁ。」

 

 

エレベーターは40階までボタンがあった。その40階を押した。

 

「うちの不動産部署が建てたの。その時から予約済よ。新築で120㎡以上の4LDK。2億は超えるわね。」

 

「さいですか。」

 

聞きがキーンと鳴りながら最上階へと辿り着く。

 

「同じフロアにあるもう一件もうちの部屋よ。ガードマンや運転手が泊ってるわ。普段は干渉しないようにしてるけど、遠くで見張ってたりするから、気にしないで。」

 

「はあ。」

 

部屋の中に入ると、見事な眺望。俺の二階建てのアパートが見えやしない。まあ、反対側なんだが。

 

「これが合鍵よ。いつでも好きな時に来て。静かで安全安心に勉強もエッチも出来る。

だから…取り敢えず…ねえ、分かるでしょ……」

 

「まだ明るいぞ。」

 

「圭君と私に時間は関係ないわ。」

 

「妙な汗を掻いてんだが、先に風呂良いか?」

 

「うん!一緒に入ろっ!」

 

 

久しぶりにエッチがしたかったようだ。

俺も最近は自家発電ばかりだったから、久しぶりのエッチと思うと、息子は俺の考えも空しくなる程に張り切っていた。

 

「ねえ…」

 

妙に広い脱衣所にくると、おねだりが始まった。

 

さっきもそうだが、これは服を脱がせと言う事か。

 

「うん。初めての所で少し落ち着かないんだ。」

 

「分かった。自分の家だと思ってリラックスして。」

 

「ああ」

 

ゆっくりスーツを脱がせ、ブラウスを脱がせていく。

ブルーの下着上下にベージュのストッキングだけになった桜花を見た。

相変わらずスゲー身体だ。胸の盛り上がりも何か前よりも大きく成ってる気が…

 

「サイズ大きくなった?」

 

「むふふ…IからJに上がったわ。流石私の彼ね。」

 

「って言うか前はIもあったんだ。」

 

「おっきいの好き?」

 

「好きかも。」

 

「じゃあ脱がせてぇ」

 

 

また甘えだす桜花。可愛い。

 

ブラを外し、大きく横や後ろに盛り上がったお尻を包むストッキングをどうにか無難に脱がして行く。

初めてのストッキング体験は無難に成功に終わり、サラサラな手触りから生足のツルツルへと変わる。

 

そしてフルバックのローライズショーツを脱がして行く。

一日穿いた小さな下着を脱がすと、暖かいメス臭が蒔き上がる。

そして夏には剃っていただろう恥丘はツルッとしてて、未だに無毛であった。

 

 

「お、剃った?パイパンなんだけど。」

 

「脱毛しちゃったぁ、こっちが良いと思って。イヤだった?」

 

「いや、似合ってるよ。後でたっぷり舐め舐めするから。」

 

「うん…ちょっと恥ずかしい……」

 

 

俺も桜花に服を脱がされ全裸にされる。

 

「何か恥ずかしいんだけど…」

 

全裸になった俺達は、お互いを見合っていた。

 

 

「俺も裸だし、同じだろ。あの時全部見ちゃってるし。」

 

おっきくなったチンコを割れ目に沿って正面から滑り込ませる。

既に濡れていてヌルヌルが気持ち良かった。

 

「あっ あの時は暗かったしぃぃっ」

 

「だから今日ははっきり見られて嬉しいよ。素股も気持ちいよ。」

 

ぬちぬちと脱衣所に湿った音が響く。角度的に入る事は無いが、出て来る愛液を亀頭が塗り広げ、クリトリスへ良い感じに刺激していた。

 

「ちっ力が抜けるよぉ」

 

「じゃあ先に風呂に入ろうか。」

 

 

 ついでにメイクも落としちゃえと、長い髪を上にあげて、浴室でメイクを落とすのを見ながら身体を洗う。

少し大人っぽくなっていた顔付きが童顔に変わり、少し恥ずかしそうだ。お互いの背中を洗いっこして一緒に温めのお湯の浴槽に浸かる。

 背後から抱きしめリラックスしている時、大事な事を思い出す。

そう、避妊用のコンドームを買ってなかったのだ。

最近誰ともしてなかったのと、ピルを飲んでいた美香さんとは生でしていた為、買うのを忘れていた。

だが、元々生理がキツイ事もあった桜花は、あの夏終わりからピルを服用していたそうだ。

避妊リングも考えたそうだが、生理痛にはピルだろうと言う事で無事生理に悩まされる事も無くなったそうだ。

 

取り敢えず出したくなった俺は、お風呂を上がり身体をバスタオルで拭く。ホテルみたいな用意されていたふわふわの白いバスローブを着て、許可を得て冷蔵庫から水を二本出して飲む。

寝室らしき部屋に入った桜花を見ると、顔に乳液みたいなのを塗っていた。

 

「やだぁ、新婚みたい。」

 

笑って誤魔化す桜花。

そうか、同棲とか結婚をしたら毎日こんな様子を見る事になるんだ。

美香さんとは何度もエッチしたけど、泊まる事なんて無かったので、見る事も一切無かった。

何か新鮮な感じだった。

 

寝室には物も少なく、ベッドとドレッサー、サイドテーブルしか置いて無かった。

生活が始まったばかりなのでお金持ちでもこんな物かと少し安心した。

肌と髪を整えた桜花が俺の側に近寄る。

 

「お待たせ…」

 

 少し小さい桜花を抱きしめキスをした。

分厚いバスローブ越しでも分かる胸が凄い弾力を伝え、静かになっていたチンコが急激に復活していく。

 ベッドに押し倒すように寝かせ、腰紐を解いてはだけさせた。

 

「恥ずかしいから…」

 

恥ずかしがって横を向く桜花の首に唇を這わせるとため息が漏れ出た。

 

「はぁぁ」

 

横に少し流れている胸を巻き込むように揉んでいく。

既に硬くなっている乳首を指で揉みながら挟むと、ため息から喘ぎへと変わっていった。

 

「ぁぁんっ」

 

やっぱり、あの時よりも少し大きい気がする。

その内挟んでもらおう。

その胸に口を付け、舌で尖った先を舐め回す。

 

「ふぁあっ」

 

いつもより少し高い声が漏れ、胸に顔を埋める俺の後頭部に手が回ってきた。

 

柔らく弾力のある胸を揉み、舐め、摘まみ、コリコリと指で転がす。

乳輪が俺の唾液でベタベタになる頃には、息も荒く、目は快楽に染まり口は半開きで力も抜けていた。

 

「ああっ!」

 

両膝を曲げ、抱えるようにして大きく開脚させた。

やっぱりあの時と同じで股関節が柔らかく、180度の水平になる位に広がった。

 

「スゲー濡れてるよ。」

 

「いやぁ」

 

初めての時と比べて濡れ方が早い。メス臭を感じながら顔を背ける桜花のクリトリスに口を付け舌を回転させながら吸い込む。

 

「ああっ! あっ あっ だめッ!」

 

腰をビクンッとさせ、顔の横の枕を握りしめていた。

 

「あれ?イッちゃった?」

 

「はぁ はぁ はぁ」

 

息も絶え絶えな桜花は答える事もなく、お尻をピクンピクンとさせるだけだった。

 

 

 次は、マンコから出る汁を啜り、濃厚な味を堪能しながら舌を差し入れる。

むきゅっと舌が締め付けられ、ニュルっと押し出された。

相変わらずのキツさ、狭さだ。

負けじと舌をにゅぽっと入れうきゅっと締め出される。

 

にゅぽっ うきゅっ 「ああん」

にゅぽっ うきゅっ 「うあっ」

にゅぽっ うきゅっ 「はあんっ」

にゅぽっ うきゅっ 「あひぃっ」

 

舌を出し入れ、同時に胸を揉みしだき、舌を高速で上下にレロレロレロレロした。

 

「ひいいいいいいんッ!」

 

 

どろっと出て来る汁を舐め取り、指を中へと入れて行く。

 

「あっ あんっ」

 

声が止まらなくなっている桜花にキスをし、頭を押えられながら指で解していった。

 

「も、もういいからぁ」

 

俺も早く入れたかったので、渡りに船だった。

開けていたバスローブを脱ぎ捨て、手に滴る桜花の愛液をチンコに塗り付けた。

 

「入れるよ。」

 

口に握りしめた両手を置いた桜花がコクンと頷くのを見て、俺はうにゅにゅにゅと入れて行く。

 

「あっ あぁぁぁぁぁぁぁ おっきいぃぃ」

 

まあ平均よりは少し大きい位の俺のチンコで喜ぶ桜花。この1年半で鍛えたチンコは長さこそ変わらなかったが、亀頭は大きくなってカリの段差は大きくなっていた。

締め付けられる程のキツイ締まりで初めての事を思い出す。

 

「痛くないか?」

 

「…うん。でもゆっくり…」

 

ぞぞぞぞと引き抜き、ずちゅっと入れる。

 

「あぁぁ あんっ あぁぁぁ あうっん 何かおっきく感じるよお」

 

カリデカになった俺を感じているのか、嬉しい事を言ってくれる。

 

「男は毎日成長するのさ。」

 

「他の女で?」

 

「うっ…………」

 

何も言えねえ。

 

 

固まった俺を優しく抱きしめ俺に言ってきた。

 

「別に浮気は良いわ。セフレって言ってた美香さんとしても良いし、他の女子と寝ても良い。だけど、避妊だけはしっかりしてね。それと、泊まるとか返ってこないとかは連絡して。心配だから。」

 

「桜花…それって……」

 

「そう言う家で育ったの。父もお爺さんも外に愛人がいるわ。男は絶対なの。だから一人娘の私以外にも父の子供はいるわ。腹違いの兄妹がね。

でも家系的に女は家に入る者と言われ、育てられた私は、どれだけ勉強しても社長にはなれない。発言権の無い役員止まりなの。母はそれを分かってて私を産んだら家に入ったわ。現役時代は本社の父の側で優秀だったらしいけど。

だから私と…もし一緒になるのなら…少しでも会社に慣れて。給料は高いけど、派閥はややこしくて男だけのクラブもある。うちの会社は男で回っているのよ。」

 

 

 萎えそうになる話だった。

うきゅうきゅと締め付けが無かったら、ニュルっと外へ出されそうだった。

 

古い会社であれば男中心でやっている所も多くあるとは聞いた事があった。

だけどもこの現代で女性軽視な会社では海外で通用しなくなる。

デカい会社なんだろうが、それでよく今まで何ともなかったな。

 

俺が桜花と結婚するかどうかなんて、まだ分かるはずもないだろう。

すれ違いや行き違い、勘違いに性格や生活、価値観の不一致で別れる事の方が多いんだ。

バイトの俺の担当松永さんには悪いが、その会社。俺が変えさせてやる。

桜花が働ける自分の会社になれるように……

 

 

「取り敢えず分かった。でも今はこっちが先だろ。」

 

ずんっ!

 

「あんっ!」

 

 

俺は腰を動かし続け、脳内をセックスに戻して行く。

 

「ああっ いいッ! これぇ 待ってたのお!」

 

桜花の腰を掴み、腰を振りながら揺れる胸を見て楽しむ。

 

「だろっ! 俺も気持ちいいぞ!」

 

 

こんなに都合が良い事があるか?

浮気OKの可愛い子と付き合えて、更にお金持ちと来たもんだ!

これなら仁科とのチャンスもあるかもしれない!

就職先だって完全じゃないけども見つけやすい!

俺に運がまわっ――

 

「――イクッ!!」

 

気を抜いていたらあっと言う間に桜花が絶頂に達し、一気に締め付けられる!

抜けなくなる程の締まりに俺も一気に暴発した!

 

「あうっ!」

 

腰を上げ、軽くブリッジしながら受け止める桜花。

ドクンドクンと自分の中に脈動が響いていた。

 

「あぁスゲーいい。出ちゃった。」

 

ブリッジが解けてベッドに背中を降ろす桜花の胸を揉みしだく。桜花は目の視点が合わず、荒い呼吸をしているだけだった。

 

それからは、バック、騎乗位と体位を変え、上に乗せたまま抱きしめながら二度目の射精をした。

 

 

まだ勃起していたが、軽い倦怠感と安堵感、そして桜花に上に乗られての多幸感に包まれ、そのまま軽く寝てしまった。

 

 

 

 

ピロンッ

 

 

「ん?あれ? 寝てた?」

 

「ふぇ?」

 

俺の声に気が付いたのか、桜花も寝ていた目を開ける。

 

「あ、寝ちゃってた…重く無かった?」

 

「密着してて気持ちいいよ。」

 

「あ!…………まだ中に入ってるよぉ」

 

短い時間だったのか、桜花の中で出したチンコはまだ硬度を保っており、中から抜け落ちてもいなかった。

 

「あんっ また大きくなってくるぅ」

 

俺の上でもぞもぞ動く桜花。

 

 

ピロンッ ピロンッ ピロンッ!

 

連続してLINEのメッセージが届く音がした。

 

「折角だけど一旦中止な。お腹も減ったし。」

 

「う…うん。」

 

 

返事をするが、動こうとしない桜花。

 

「ご飯食べてからまたしようか。」

 

「うん……」

 

 

桜花は名残惜しそうにチンコを抜き、何も言わないのにお掃除フェラを始める。

 

「何か上手になってんだけど。練習した?」

 

「男の人じゃないわよ。」

 

 

って事はバイブかディルドか。

 

「可愛いな桜花って。エッチな自己修練を欠かさないなんて。」

 

「ばか 終わりっ!」

 

乳白色の濃い精液を飲み込み、バスローブを着て持って来ていた水をゴクゴク飲んでいく。

俺もバスローブを着てリビングに置いていたバックを開けスマホを取り出す。

 

メッセージを確認すると、そこには写真が何枚か送られていた。

 

誰かのチンコにフェラをしている女。

目を手で隠しているが、完全に仁科の姿だった。

そして送られてきた相手は俊介!

他にも正常位で繋がっている所や洗面台の鏡前で立ちバックで繋がっている二人の姿だった!

 

 

「へー手が早いんだ俊介って。」

 

横からスマホを覗いて来た桜花が言ってきた。

 

「ああ、付き合うって言ってたもんな。」

 

「……友達としてなら…一度するとかだったらいいけど、付き合うのは止めた方が良いよ。」

 

「なんで?」

 

「その人…断れない人だよ。多分何人もの男と付き合うような人だよ。その場限りとかならいいけど、あの時も男二人とずっとやってたし。多分止めた方が良いと思う。」

 

 

「……………だよな……そう言うと思ってたけど……何となく分かってはいるんだ。そう言う感じだって。」

 

「したいんだったらしてみて、それで考えれば良いと思う。付き合った後が大変だと思うけど……」

 

「うん……まだ今は……少し考えるわ。桜花も俺以外にしたい人が居れば…してもいいんだぞ。」

 

「今の所いないから。心配しないで。あ、お肉焼こうか!私もお腹が減ってた!」

 

 

「うん、じゃあ終えも一緒に焼こうかな。」

 

「私サラダ作るね。これでも料理は上手なんだ。昔から女は家庭に入るものだって言われてたから。」

 

 

俺らは二人でキッチンに並び、手分けして夕ご飯を作りだす。俺は簡単な焼き係だったが、料理上手と言ってた桜花の言葉に嘘は無く、手際よくサラダの盛り合わせとみそ汁を作り、初めに焚いていたご飯と一緒に夕ご飯を食べた。

 

俺が洗い物をしている間にフルーツ盛りを作り、シャンパンでまったりした後、ほろ酔いで深夜までエッチした。

 

 健気で可愛くて顔も身体も言う事が無い存在だった。

こんなにも献身的で俺を好いてくれる桜花。俺の他にも良い男なんて沢山いるだろうに…

疲れ果てて俺の横で眠る桜花を見ながら、心のどこかで仁科の事が引っ掛かっている自分にイラついていた。

 

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