「琥珀とどういう関係になってるんですか?車で一体何をしてるんですか?」
静かな車内で、エアコンの動く微かな音と、タイヤが放つロードノイズだけが響いている中、結衣の声だけが響いていた。
チラッと横を見ると、助手席から俺を見ている結衣の目と視線が合った。
そして隠しているがやはり胸が超デケエ!
俺は視線を隠そうともせず、赤信号で胸を見ながら話した。
「関係?中の良い友達だよ。圭介の彼女だし、冗談も言える仲だとは思うけどね。車の中の事は琥珀ちゃんから聞いてないの?」
「きっ! 聞ける訳ないでしょ。」
トーンが上がっていたのだが、尻すぼみになっていく。
本当に何も知らないようだった。
「どうして?友人でしょ。それも結構仲の良い」
「仲が良いから聞けれない事だってあります!」
「昨日も俺が車に入る所から出る時まで見張ってたよね」
「そんな……見張ってただなんて…………」
悪い事をしたと思っていたのか、急に歯切れが悪くなる。
ああ、早くこのデカ胸を揉みしだきたい。
俺が殆どを胸ばかり見ているが、それでも隠そうとしない所を見ると、俺ってそう嫌われてないな。
「俺達が車の中でセックスでもしてると思ってた?」
「そんな……私は……そんな事…………」
「ねえ、カーセックスってした事ある?」
「車の中だなんて…………普通しないです!」
俺をキッと睨むが、直ぐにその視線は下へと変わって行った。
「圭介はしないんだ。結構普通だと思うんだけどね、カーセックス」
「圭介さんはそんな事しません」
「そんな事って。じゃあ圭介は他の彼女としてるのかもね」
「え?他の人と?」
「ああ、男っていつでもどこでもやりたい彼女ならやりたいもんさ。そこが自分の部屋でも、ホテルに行く前でも、大学にいる時でも。彼女とやりたいと思ったら止まらない生き物なんだよ」
「…………」
「圭介もやりたい時に半ば強引にするときだってあるだろ。キャアキャア言いながら下着だけ脱がせて、お互いアソコだけ出した感じでパパっとしちゃったり、フェラだけで抜いてって言いだしたり。まあ、男にとってそれも愛情の一つなんだけどな」
何となく圭介はそんな事はしていないと確信していた。
お風呂に入って、綺麗な身体でベッドでイチャコラしてからセックス。
そんな当たり前の感じが目に浮かぶ。
それを証明するように結衣は返す言葉も無く、黙ったまま考えていた。
「俺だったら結衣に色々してもらいたいけどなぁ。この柔らかそうな胸も使って」
人差し指をデカい胸に突き刺して見た。
ふみゅ
何処までも沈む指。
そこまでやって結衣は慌てて俺の腕を押しも出してきた。
「ちょ!何してんで――」
「着いたよ~ねえねえ、何食べる?
俺はチーズバーガーと照り焼きチキンバーガーとバニラシェイクのMサイズ!
ねえ結衣は何食べる?」
ドライブスルーに入ってマイクに注文をしだすと、触っていた胸の事も忘れて結衣の注文を聞いてみた。
「あたしは……要らないって」
「俺だけ食べてバカみたいじゃん。奢るから。ねえ何食べる?」
「…………じゃあ同じので良いです」
「じゃあお姉さん、チーズバーガーは二つで、照り焼きチキンも二つね!シェイクは?ねえねえシェイク!結衣は可愛いからストロベリーシェイクで良い?うんとシェイクはストロベリーも追加で、後はポテトのMサイズも!」
結衣が頷いたので、シェイクは味を変えて頼んでみた。
「すみません。お金は後で返しますから」
注文を終えると直ぐに結衣が謝って来た。
俺は車を前に移動しながらそれを断る。
「良いってこれ位。奢ると言った男の変なプライドだからさ。此処は奢らせて。どうしてもというならおっぱい触らせて」
視線を前から変えずに片手を感覚だけで、ゆっくりと結衣の胸がありそうな所に伸ばしていく。
「またする。ダメです」
やんわりと手を押し返された。
「残念っ!可愛い結衣の顔が見られると思ったんだけどな」
「そんな…………」
可愛いと言われて腹が立つ女性なんかいない。
そしてそれが美人であっても可愛いと言う。
言われそうでないブスは例外だが、大学デビューを果たしたと思われる結衣は、この言葉は効くはずだ。
今まで桜花ちゃんを狙ってばかりで、少し前から琥珀を触ろうとする所を見せて来た。
それが本命は結衣だと思わせると、好きな相手じゃなくても、嫌いでは無ければ心は揺れるはずだ。
俺はお金を支払い、頼んだ商品を結衣に持ってもらい、近くの大学の駐車場へとやってきた。
正に、昨日琥珀とフェラの勉強としてやらせた場所だった。
「さあ、食べよう。結衣と一緒に食べるの初めてだよね。ジェイク!ジェイク!溶け出してるよ~!」
何気ない話題で話をして、テイクアウトしたハンバーガーを食べる。
「ちょっと一口飲ませて」
「あっ」
返事を聞く前にストロベリーシェイクを奪い、ズズっと飲む。微かに付いたリップを自分の唇で上書きし、呆然と見ている結衣に言う。
「甘い! あまいなあ。結衣とチューしたみたいに甘いぞ~」
「もうっ!変な事言わないで!」
シェイクを奪い返された。
だが、本気で嫌だったとは思ってなかった事を確信した。
時間を空けて、結衣が俺の飲んだシェイクを飲んだからだ。
嫌な相手だったら飲むはずがない。
おめでとう結衣。
君はもう逃げられない。
速めの昼食を終え、肝心な部分へと話を変えていく。
「ねえ、本当は此処で俺と琥珀が何をしていたか教えようか?」
「エッチ……じゃないんでしょ」
確信をさせないように今まで話をはぐらかせていた。
話をしていただけ。
テストの振り返りをしていた。
相談に乗っていただけ。
カーセックスはこんな所じゃ出来ない。
「ああ、実はフェラチオが上手く出来ないから、教えてたんだよ」
「え?」
戸惑い、混乱する結衣。
更に追い打ちを掛けていく。
「圭介から捨てられたくないから、俺にフェラの仕方を教えてと言ってきたんだよ。友達だったらフェラ位はしても浮気じゃないよね」
「浮気……じゃないの?」
「だって、セックスしてる訳じゃないし、このままだと大学を卒業するまでに桜花ちゃんに全てを持っていかれるからね。一つでも圭介を繋ぎ止められる武器が欲しいのさ、結衣は大きな胸があってよかったね。圭介も喜んでるだろ」
そう言いながら結衣の胸にゆくりと手を近づけ、そのまま頂きに手を乗せた。
「ちょっとぉ」
手を払おうとする結衣の腕を反対の腕で押さえ、そのまま胸を揉んで見た
「いやっ」
「なあ、このまま圭介と付き合うより、俺と付き合った方が良くないか?圭介は俺の彼女になっている千歳の事が好きだし、その内にも千歳が圭介の彼女に追加されるかもしれないよ」
「えっ?!」
聞いた事が無かったのか、目をまん丸にして驚いていた。
その驚いている瞬間。俺は顔を近づけて、呆然としている結衣の唇を一瞬で奪った。
「あっ むッ!」
舌を入れるなんてゲスな真似はしない。
あくまでもデリケートに、そして優しく唇を合わせるだけ。
我慢が出来ずに胸をモミモミするが、デカい胸を支える為か、ゴッツイワイヤーが硬てえ。
テカテカのグロスが唇に張り付き、唇がプルンッと離れた。
「何で……どうしてですか」
「結衣が気になるから。俺のモノにしたいから……じゃあダメか?」
「もう良いです。この事は誰にも言わないで下さい。何も無かった事ですから」
「ああ、圭介にも琥珀にも言わないよ」
「琥珀ちゃんにも近づかないで」
「だって、それは琥珀の望みだよ。自分から進んで咥えて来るんだぜ。結衣が代わりにするんなら良いけど。俺だって性欲は溜まるし、愛情の無い琥珀にされるよりも気になる結衣にしてもらった方が俺も良いんだけどなぁ」
力の抜けて軽く開いていた太ももをサッと手で撫でてみた。
「んッ! ダメですって」
お尻から足をビクンとさせて感じている結衣。
すぐさま、手を持って離されてしまった。
「それに琥珀がそんな事を自分から進んでするなんて信じられません」
ああ、もう少しだったのに。
強引にすると引くか?
じゃあ逃げられない状況を作るか。
「じゃあ来週の月曜日。テストが終わって直ぐにサークルの入っている旧校舎の一階にある奥のトイレがあるだろ。そこの男子便所の個室に来て。良い?個室が三つ並んでるから一番奥に入ってドアを開けたままドアに隠れてジッとしてるんだよ。
そこで琥珀の全部が。琥珀の隠れた性癖がさらけ出されるから。フェラの勉強の声を聴かせてあげるよ」
何も言わない結衣に言い聞かせ。俺は結衣に住んでいるマンションの場所を聞いて送ってあげた。
さあ種は仕込んだ。
後は興味津々の結衣がどう出るかだ。
親友の琥珀の隠された行動を聞いてどうする結衣。