※この作品はR-18です。

千歳 ~その後の千歳~   作:A.N.F

77 / 88
第76話 約束最後の日、そして

 

 

ゴツ

 

 

俺のチンポは硬いモノに遮られ、狙っていた所へ入っていなかった!

 

手だ!

桜花の手が咄嗟にアソコを隠し、入ってこないように遮っていた!

 

 

「どうして! こんなに好きなのに!」

 

俺の想いが通じなかった事が自然に声に出ていた!

 

 

「私は貴方の彼女じゃないの。他の人を探して……」

 

寂しそうで、悲しそうで、哀れみのような視線で俺を見ていた。

 

 

「頼む!一回だけ!一回すれば満足できるからあ!こんな思いは初めてなんだ!本気で好きになった初めての人なんだ!俺には桜花しか見えないんだ!」

 

 

視界がぼやける。

いつの間にか泣いていた。

 

ボロボロと涙が零れていた。

 

前向きにさせてソファーで抱きしめ声を張り上げた!

 

 

「好きなんだ! アイツ以上に好きなんだ!戻って欲しくない!俺と付き合ってくれよ!!」

 

「それは出来ないわ」

 

「だったらせめて一回!もう一度だけ!お願いだ!!」

 

 

 

「…………………………だったらゴムを…………付けてくれれば」

 

 

堕ちた!!

 

 

 

「ごめんゴムは置いて無い。外で出すから!絶対外で出すから!」

 

そのまま俺は桜花に迫った!

 

「いやっ!いっぱい付いてるから!そんなのは嫌ああ!」

 

 

俺は自然に足を開かせ、下着の真ん中に突き刺していた。

嫌がるのも当然だろう。

さっきサックの中で出してそのままだった。

白っぽい精液が渇き、カピカピに乾いていた。

それを見ての桜花の反応だった!

 

 

 

「だったら口で!口で綺麗にしてくれよおお!」

 

 

アソコから口元へと勃ったチンポを持って行く!

 

 

「最後……最後だからね」

 

舌を伸ばし、根本から先端の裏側へと舌を滑らせる。

乾いた精液を擦り落とすように唾液でぬたぬたにし、口に咥えていく。

 

締め付けるようなフェラチオ。

ゆっくりと喉まで入れて唾液と共に汚れが擦り取られていく。

何度も、何度も往復していく桜花の唇。

 

血色の良い唇がエロティックに見え、よし一層チンポが硬くなっていった。

 

 

しかし、お掃除フェラが終わると、その口からは涎と一緒にそぎ落とされた精液がだらーっと吐き出された。

自分の衣服に付いても気にしない桜花。

俺の精液はゴミ以下かよ。

 

 

ショックを隠し切れない俺を退かし、桜花はソファーの背もたれに手を着き、スカートを自分で捲り上げた。

 

 

「うしろから…………」

 

 

こいつ!やっぱり後ろが好きなんかよ!

 

ヌラヌラ濡れ光るマンコに感動しながらチンポを沈めていく。

 

「あああ、イヤあああ入って来る 入って来るううう」

 

 

自分で良いと言っておきながらイヤだと?

 

俺もイヤな気分になっていたが、それよりも生で入れた桜花のマンコの感触に感動していた。

 

分厚いゴム越しでは分からないうねった内部、締め付ける感触、ざらざらと粒粒でもあるのか、全部を桜花のモノが俺を刺激してくる!

 

「あああ!桜花!桜花!おうかああああ!」

 

「イヤッイヤッ早く終わってえええ!」

 

 

後ろからバスバスと激しく突く!

頭を左右に振りながらイヤだと連呼する桜花。

 

俺だけが盛り上がっているのかと思ったが、冷静になって見ると、桜花はイヤだと言っている間にもブツブツと何かを言っていた。

 

「圭君ごめんごめん圭くーん」

 

 

ひょっとしてバックでしたがるのは、俺の顔を見なくてもいいから?!

小声で言っても分からないから?!

 

「許さない!俺の女だから!!」

 

 

「イヤあ!イヤ!激しい激しい!イヤ!イヤ!イヤああああああダメええイク、イク!イッちゃうのおおお!」

 

パパパパパパパパパンと今までで一番早く腰を打ち付け一気にイカせていく!

降りて来た子宮を突き、グラインドさせて背中を跳ね上げさせる!

 

イクと言った拍子にマンコの中がうねりだす!

あちこちが痙攣するように蠢き、ゾワゾワした快感が俺にも一気に襲ってきた!

 

 

「うおおおおお!俺もイク!イクぞおおお!」

「イヤあああ!外!イク!外!イクイッちゃうのおおお!」

 

 

ドビュッ!と出す寸前で桜花がしゃがみ込んだ!!

 

ぬぼお!と弾かれるように出てきたチンポが宙で脈動し、桜花の背中に精液が降り注ぐ!

 

二度、三度、四度、五度と誰にも触られる事無く宙に白濁した最後の精液が飛び散った。

 

背中や髪に降り注ぐ俺の精液。

 

温かい温もりに当たる事無く俺の最後のセックスは失敗に終わった。

 

 

その反面、強烈な快感をもたらした射精で、俺はその場にへたり込んでいた。

 

 

二人して床に座り込む。

 

 

目がチカチカしていた。

もう出ないチンポがビクビクと空打ちしていた。

 

 

さっきまでの温もりが欲しかった。

戻れるのならばすぐにでも戻りたかった。

 

 

どれくらい時間が経ったのだろうか。

 

桜花はスクッと立ち上がると、上着を脱いで背中やスカートに掛かった跡を隠すように上着を腰に巻いた。

長い髪にもついていたが、それらは無視されていた。

 

まるで俺の存在が無視されるように…………

 

 

 

「これで本当に終わりね。それじゃあ」

 

 

バックを拾い玄関に向かっていく桜花。

 

バタンとドアが閉まる音が聞こえた。

 

温かい部屋の中が急に寒く感じてしまった。

 

 

俺の想いが全て終わったと感じていた。

 

 

寂しい気持ちで一杯だったが、我ながら此処までよくやったと思った。

 

 

時計を見ると22時を5分だった。

あっと言う間の出来事であり、こんなに早くイッたのも初めてだった。

 

 

 

 

 

 

 

これで桜花も安心なんだろう。

 

 

だが裏では別の作戦が動いているとも思わずに…………

 

 

 

 

 

 

 

◇桜花◇

 

 

『ねえ、これって桜花さんの彼氏だよね。今仁科さんと一緒にジュエリーショップに入って行ったんだけど』

 

 

それは俊介との約束の期間が終わった次の日。

12月23日のお昼だった。

 

 

 

昨日は圭君は琥珀ちゃんの所に行くと連絡があったので、一人罪悪感に押しつぶされそうになりながら寂しく泣きながら寝ていた。

 

 

快楽に呑まれ最後だからと分厚いサックを付けてオマンコに入れてしまった。

感度が上がったオマンコは、柔らかい粒粒やヒダヒダ、内壁をこれでもかと擦り付けて私を何度もイキ狂わせていた。

 

誤算だったのは、分厚いサックだけに俊介は余り気持ち良くならず、私だけがイキ狂っていた。

 

そして最後だからと涙す俊介が可哀想で生でする事を許してしまった。

 

毎日一ヶ月間していたので、心も身体もどうかしていたんだと思った。

 

これこそ本当にお墓まで持っていなねばと決心していた。

 

あんなに派手にイキ続け、疲れ果てた身体は余り調子が良く無く、身体も精神的にも疲れ果て、アソコやお腹も調子が悪かった。

 

 

そんな矢先のメッセージだった。

 

 

結衣ちゃんから送られてきた画像付きのメッセージには確かに圭君が仁科さんと一緒にジュエリーショップに入って行く所が映っていた。

 

横顔だけど、間違えようが無い!

 

私の心は真っ暗になっていた。

 

 

あの人だけはイヤだと何度も言った!

 

初恋だと聞かされていた。

中学からの付き合いで同じ高校へ行き、同じ部活で楽しかったと聞いていた。

 

始めての相手は美香さんだったが、もう少し告白が早かったらと何度も悔やんだと言っていた。

 

『昔の事だから』

 

でも、大事なはずの琥珀ちゃんと夏休みの間スワップをしていた。

 

用は恋人交換だった

 

 

こんなの敵う訳ないじゃん!

 

絶対に圭君を離したくない!

始めての男性だからと言うモノもあったが、心のどこかでこの人じゃないと駄目だと言っていた。

 

私の血が離すなと叫んでいた!

 

 

でも、もう過ぐクリスマス。

 

二人でジュエリーショップに行く。それはプレゼントを買う為だと誰もが思うように確実だと思っていた。

 

 

どうして?

何であの子なの?

あの人は絶対に嫌だと言ったよね

それは私じゃ敵わないから?

あの子の代わりに私じゃダメだった?

 

腕時計に隠して入れていたGPSを確認した。

 

まだ繁華街を動いている。

 

これはどう見てもデート。

 

こんな事になったのも私があんな事をしていたから。

 

最後には同情してやらせてしまったから?

 

 

私は夕方までパソコンの位置情報をずっと更新し続けていた。

 

 

圭君が戻ってきたのは夕方、もう日が落ちてからだった。

 

戻って来るのを私は外で待ち受けていた。

 

二度とあの人と会わないって言ったのに!

裏切られた気持ちだった!

 

 

圭君は自分で買った古い中古のバイクで戻ってきた。

私が買ってあげたモノよりも自分で買ったのモノ方が良いとでも言うの?

古いバイクに乗っていた事で私の心はボロボロだった!

 

キキ――

 

バイクが古いアパートに止まり私が待っていた事に気が付きビックリしていた。

 

直ぐにバイクを降り、私の下へと近寄って来る圭君。

 

 

「どうしたんだ?寒かっただろう電話すればいいのに」

 

 

その軽い心配も白々しく思えてしまう!

 

「何か言う事あるでしょ」

 

「え?…………今日は23日だから…………今は特にないけど」

 

 

そのニコニコした可愛い顔も、今ではとても憎たらしく思えてしまう!

 

「親切な人から連絡が入ったのよ、貴方と仁科さんが町でデートしてるって!」

 

「え?ちがっ!それはっ」

「違わないでしょ!証拠の写真もあるんだから!」

 

私は送られてきた二人並んで微笑みながらジュエリーショップに入って行く写真を見せつけた!

 

 

「ええ!それは違っ!誰がそんな写真を!?」

 

「結衣ちゃんよ! 町で偶然見つけたって!暫く宝石か何かを一緒に楽しそうに見てたってあったわ!何であの人なのよ!あの人だけは嫌だって言ったじゃない!!」

 

「結衣っ! 結衣から送って来たのか!それは違っ!」

「写真もあるのに違うとでも言うの!?よりを戻そうって魂胆なの? 私がいつも見ていなかったから!何でこんなになるまで分からなかったのよ!」

 

 

自分のしていた事は頭には無かった。

唯々、圭君のしていた事が裏切りに思えて仕方が無かった!

 

その時黒い車が近くに停まった。

 

 

 

 

 

◇圭介◇

 

 

突然桜花に罵られるように怒られた。

 

まるで意味が分からなかった。

 

 

怪しいのは桜花の方だとは言えなかった。

言えば喧嘩になる事や、決定的に何かが壊れると思って言えないでいた。

 

学校終わりにいつも一人でどこかへと行く。

 

『家の用が出来たから』

『親に呼ばれたから』

『調べたい事があったから』

 

休みの日も朝から夜までどこかへと行く桜花。

大体は同じ予定の事が多かった。

 

そして夜に帰って来ると桜花は疲れ果てていた。

だが、微かに見える色っぽい表情や、妙に柔らかいマンコにアナル。

一度は精液の様なモノがお尻から出てきた事もあった。

 

それをふとした瞬間言ってしまった。

 

お尻にローションを入れてオナニーしてたからと言う言い訳だった。

 

だが、俺は男。

アレがローションだなんて少しも思っていなかった。

それは匂いだ。

自分の匂いを何百、何千と嗅いできていて間違える訳が無かった。

 

何処の誰かとお尻でしている。

それは確実な事だった。

 

前でしているかもしれないが、痕跡は一切無かった。

中出しをしていないだけで誰かにやらせているのかもしれなかった。

 

自分では分からないのだろうか?

やりまくったマンコとアナルは初めから柔らかくなっている事に。

 

始めは俊介とやっているかと思った。

 

だが、俊介は特に変化が無かった。

じゃあ誰と?

 

俺の知らない誰かとやっている。

 

それだけで精神的にまいっていた。

 

 

御飯を作ってくれる桜花だが、美味しいご飯のはずが味が分からなくなった。

 

桜花とやれば四回なんて簡単に出せれたのがやっとの思いで出すように変わった。

 

 

ほんの一ヶ月の間に俺は桜花の何を見落としていたんだろうか?

 

何か合図は無かったのか?

 

助けてほしいなら素直に言って欲しかった。

鈍感にも程があるんだろうが、俺が出来る事はしてあげたい。

 

 

だけど、単なる浮気ならば俺も受け止めようと考えていた。

 

誰だって隣の芝生は青く見えるモノだ。

俺が桜花や心愛が良く見えるのと同じで、桜花も誰かを良く見えるのがあってもおかしくない。

 

一度はバカンスの解放感で俊介からやられそうになった事があった。

 

刺激が欲しかった。

皆がそういう話をしてて、経験したかった。

 

そう言う事を思う桜花だ。

 

喉元過ぎれば何とやらで、再び刺激が欲しくなったのかもしれない。

 

それか俺には与えられないセックスや安定した収入、顔などの何かを求めていたのかもしれない。

 

 

俺の浮気を許している桜花だ。

桜花も浮気がしたいのなら正直に言って欲しかった。

琥珀のように3Pがしたい。

複数プレーがしたい、したかったと言って欲しかった。

 

 

 

だが、現実は違った。

 

結衣が偶然見てメッセージを送ったと言っていたが、アレはウソだ。

 

だって、仁科と結衣が一緒にいた所に合流したからだ。

 

 

仁科と美香さんには大学で少し相談していた。

速効でいなくなる桜花がいない時に。

 

 

もう直ぐクリスマス。

バイトで稼いだお金で何か貴金属、出来れば以前買ってあげたやっすいリングじゃないもっと見栄えの良いリングをプレゼントしたかった。

 

 

相談をしたが、結局はモノを見てみないと分からないと言う事で、美香さんは用事があると言い現地には来れず、結衣を連れて行くとの事で決定していた。

 

 

琥珀と心愛のもプレゼントするので、二人は除外。

なので仁科しか連れて行く人がいなかったのだ。

誰か一緒に行けば大丈夫だと考えていた。

 

それがこの結果か!

 

 

俺が結衣に何をした!?

俺の元を離れて俊介と付き合って上手く行っていたんじゃないのかよ!

 

双方合意の元で綺麗に分かれたよな!

 

それがこの仕打ちかよ!

 

 

桜花も俺が仁科と浮気をしていると決めつけている!

 

そもそも仁科とだけは嫌だってのが良く分からない。

他の人だったら誰でも浮気して良いからと言ったよな。

 

俺は皆がいる時にしか話さないし、今回だって誰かほかの人がいるから頼んだだけだ!

 

桜花も少しは俺の話を聞いて欲しい!

 

 

桜花の話がヒートアップし、俺の話も聞いてもらえないまま文句を言われている時だった。

 

 

俺のアパートの前に見慣れない黒い車が止まった。

 

 

そこから出てきたのは結衣!

そして結衣と付き合っている俊介だった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。