俺らの行動は早かった。
食料品、日用品は全てSPが購入してくれる。
学校とマンションを行き来するだけで、嵐が過ぎるのを待つ作戦だった。
当然、桜花の実家へも連絡は行っているだろう。
あの飛行機の中でもう過ぐ解決すると言っていたパパさん。
既に何かが動いているんだろう。
が身の喧嘩なら良いが、今度は何をするか分からない二人とレイプ魔がいる。
動くのならば早い方が良いと言うのは俺にでも分かっていた。
その場に残った俺と桜花は少しの間話をした。
「明日から俺の乗ってるGクラスで移動しよう。こっちの方が丈夫なはずだ。学校へは琥珀と心愛も乗せていく。その方がSPも守りやすいだろう」
「そうね、帰ったら明日からの事を話しましょう」
その時、桜花のスマホがけたたましく鳴り出した!
直ぐに電話をしだす桜花。
「うん、うん、分かったわ。住所を送って」
電話を切った桜花に何だったのかと聞いてみると、転居先の部屋が確保できたとの事だった。
一度今のマンションへ戻って必要な物がるから取ってから向かうと言う。
俺はそれを了解し、桜花の先導する911の後に付いていく。
その後ろや前はもちろんSPの乗っているSクラスが挟んで走っていた。
ここまで厳重な護衛は見た事が無かった。
さっきから心がモヤモヤする!
俺は動いていた。間に合え!
だが、裏では既に皆動きだしていた。
◆俊介◆
「へへへ、早く帰って来いよ、もう一度やったら俺の事を分かってくれるはずだ!」
暗くなった中。桜花のマンションの平置きのお客様駐車場に一台の黒いアウディが止まっていた。
俊介の車だった。
俊介は仁科をレイプしていた男達を囲っていた。
この町や他の町にも土地やテナントを持っていた俊介の親、長野家は、息子の俊介に言われて腕の良いシェフと言われて他の町で料理を作っていた。
強姦容疑をもみ消し、いつかは俺の元で店をやらせると言う条件で働かせていた男達を呼び戻していた。
狙いは俺をバカにしていた瑠璃川心愛だった!
『いいか、やり方は何でもいい。拉致って二人でやりまくれ。動画と画像を忘れるな死なない程度でな』
金と女が大好きな二人。小遣いと一人10万を渡され、上手く行けばこの町で新しい店舗を出してやると言われて喜んで来ていた。
そして俺は一度桜花を拉致して強引にセックスすれば分かってもらえると思っていた。
1ヶ月間毎日触りまくり、揉みまくり、フェラをさせてオモチャでイカせ、最後は桜花から上に跨り、バックでもハメた!
昨日は気が強い桜花の事だ。みんなの前で言われてプライドが傷ついたんだろう。
それにアイツ! 圭介がいたから恥ずかしがっただけだと考えていた。
そして結衣から言われた脅しはウソだと思っていた。
夜の店をしていると必ず出て来る脅す奴。
そんな一人と同じだと思い、余り気にする事も無く、忘れかけている様な状態だった。
そろそろ帰って来る頃だと思い車から外へと出て、桜花を拉致出来る算段を確認する。
その時、突然声を掛けられた!
「やっぱりここにいたんだ」
静かな駐車場に冷たい声が響いた。
誰だと思い、声のする方へと視線を移す。
そこには結衣が立っていた。
「何だおまえか。何の用だ」
結衣は妊婦が切る様なブラウンの足首くらいまである長いワンピースの上にロングダウンを着ていた。
妊娠していると言っていたが、腹は大きくなっていないはず。
妄想か?
「もう一度聞きたかったの。ねえ、私と結婚してくれないの?」
結衣の声は冷たかった。
ニコニコと不気味に笑みを浮かべているが、所詮女。幾らでもやりようがある。
金でもみ消す事もできるし、暴漢に襲われた事にしてアイツらにやらせる事も出来る。
「ああ、付き合いも無しなら結婚も当然無い」
昨日は泣き喚いたので、今日も同じようになると思っていた。
これkら桜花と大事な事がある為、それだけは止めて欲しかった。
だが、予想に反して結衣の言葉は全然違っていた。
「そうなのね。 ねえ、赤ちゃんは産んでも良いわよね」
俺はウソかもしれないが責任を取らないのなら好きにすれば良いと思った。
「好きにしろよ、だが、認知はしねえぞ」
「ああ、よかった!…………ねえ最後に赤ちゃんがいるお腹を擦ってくれる? これで終わりだから」
「ああ、それくらいなら良いぜ。俺はようがあるんだ。直ぐに何処かへ行けよ」
俺は結衣の所に歩きながらペッタンコのお腹を見ていた。
結衣は寒いのか、ポケットに両手を入れている。
そんな事にも気が付かず、俺はお腹に両手を伸ばしていた…………
◆心愛◆
元々気は強く、男勝りだと良く言われた。
だけども、年齢を重ねていく毎に離れていく男との力の差!
顔もスタイルも良かった。
それなりにモテていた。
だけども男勝りだった言葉使いは簡単に治らなかった。
自分を誤魔化し大好きだと言われた男と高校の時に付き合った。
身体を許し、仲が深まっていくと同時に出て来る荒い言葉使い。
何度も何度も注意され、イライラが堪って別れてしまった。
『見かけは良いんだから少し我慢すれば良いじゃん!』
何で私が我慢しないといけないの?
付き合うってそう言う事?
告白は全てぶっちぎってやった!
大学へと入り、新展開を目指した。
こんな私でも気に入る人がいるはずだと。
元々陽キャにも陰キャにも入れない半端者。
皆と一緒に仲良く美術サークルと言う本当は興味も無いモノに入った。
そこそこカッコイイ男は既にハーレムを作り出していた。
やっぱり無理だと近づいていた距離を離していく。
所がバイトでお金を貯めてから念願のバイクを買おうと教習所へと行った時、そのハーレム男が一緒だった。
時々地を出して話をしたが、あっちも隠していた地が出て来る。
地元の昔っからのダチみたいな感じだった。
一気に気が楽になる。隠さなくても済む相手がいた!
いつの間にか身体の関係が出来た。
お尻も奪われた。
でも上手で新しい世界が広がった。
言って見れば圭介はアナルフェチ。
うほほ、うひひと変な声を出して喜んでいる。
セックスが楽しいだなんて思っても見なかった。
本命の彼女も居るが、こっちも口が悪かった。
そして有数のお嬢様と知って就職をお願いしようかとおもった頃。
圭介からやらないか?と言われた。
私はホモじゃない。
だとすればウリかヤクか。
だけどもそんな物は一切無かった。
割と得意な情報管理の仕事で時給も信じられない程高く、ボーナスまで出ると言われたアルバイト。
私は必死に働いた。
直ぐに担当から認められた。
あまり覇気のない松永さんと言うおじさんだが、時々ムッチャ張り切る時がある。
話を聞いているとその相手は圭介!
よし!貰った!
私はこのビックウェーブに乗るんだ!
将来安泰!二号でも三号でも良い!
金や金や!世の中金や!
そう思った時もありました。
ほんまもんのお嬢様に、良いとこ育ちの愛人。
私はなんで?
捨てられないように必死にエッチを頑張るが、この男……一晩に4回も5回もしたがる。
身体が持ちませんて!
訳あって身体を弄ばれていた本物に文句を言ってしまったが、流石は本物、何事も無く流してくれた。
そして一晩に9回も出来るこいつら…………私如きでは敵わないと実感する。
エロエロのお嬢様も一晩で何回もするらしい。って言うかこいつはお尻にいつも何かを入れているアナルマニア。
圭介と良い勝負。
だが私は乗っている!
このビックウェーブに!
イエーイ!今日から本物の住むマンションでお泊り会だ!
ドカーン!
自分のアパートに向かっていた時、もう過ぐという所で横から出てきた人からホイールに何かを入れられブッとんだ!
ガラガラガッシャーン!
転がり回る私のニンジャ!
ああ!ローンじゃなくて良かった!じゃないし!
痛い身体を起こそうとした時、目の前にニヤケた男達が立っていた。
え?え?私ピンチ?
これってさっき言ってたレイプ魔?
白馬の王子様はいないの?
この際黒馬のゴリラでも良い!誰か!誰か!
ああ!衝撃で声も出ない!
私はどうなってしまうのか!?
乱交かはたまたレイプか!
次回、心愛ちゃん大ピンチ!ゴリラの英雄は現れるのか?
お楽しみに~