【完結】「助けてノノえもん!」~ブルアカの世界でノノミとエッチしまくるダメ先生~ 作:春画屋@二次創作R18
その当時、俺には『エデン条約編』なるものの知識……というか、それに関する記憶はなかった。諸事情により、あると困るのだ。かと言って、トリニティと無縁でいるのはちょっとまずいという、難しい立場。そんなわけで、その日俺は、トリニティの広場をふらふら散歩していたのだった——
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「でっっっか」
その豊満な乳房は、彼女が(何故か)着ているスクール水着の、濃紺の生地をはち切れんばかりにしていた。スクール水着に入った白いラインは、脇から下乳の部分へと巨大な胸の輪郭をなぞり、その大きさを強調するかのようだった。
ヘイローもピンク、長いストレートヘアも同じくピンク、出るところは出ている、やたらとセクシーな身体をしているその美少女の名前は——後で思い出したのだが——、浦和ハナコ。トリニティでは有名人であった。そりゃ、これだけ目立ってりゃな。ぱっと見は美少女だし。
おっとりした表情に、背中にかかったロングヘア。サラサラのその髪を一房だけ三つ編みにして垂らすその姿は、いかにもトリニティのお嬢様然としている。しかし、全体的に肉付きが良く、肩も太ももも
明るく陽光の指す、天気の良いこのトリニティの広場では、彼女の背後には
——周りに誰もいなきゃな。
繰り返すが、ここは太陽の光が眩しい、真っ昼間のトリニティの広場だ。学校の中だ。プールじゃない。後ろに噴水があるったって、周りに水がありゃあ水着になっていいってもんじゃねえぞ。周りを歩いてるトリニティの生徒だって、当たり前だがみんな制服を着て、しゃなりしゃなりと歩いている。この娘だけが素肌を堂々と
きっとそのせいだろう。これだけ一生懸命「うわぁ、色っぽい」って思いたくなるような表現を使っても、何ら感じるものがない。何かヤベー奴がヤベーカッコしてるけど、どうしよう、ぐらいのものだ。同じ格好でも、両手で胸を隠して周りの視線を避けるように、顔を赤らめて恥ずかしがってる、とかだったら興奮するのに。別に興奮しなくていいんだけど。むしろ、困る。
実際、ノノミが正式に「彼女」となった以上、好みの女の子に誘惑なんかされても困るのだ。セリカみたいに、「似合うかな? えへへ……」などと無邪気に下着姿の写真を送ってこられても困るのだ。いや、そういうノリはそういうノリで可愛いけどさ。どう返事しろと。そして、「R-18版ブルーアーカイブ」と化したこの世界の『主人公』である俺は、ラッキースケベの
まあ、どんなラッキースケベが発動したにせよ、俺は
と思っていたら、目が合ってしまった。やだなあ。その美少女は、俺に用でもあるのか、スク水の胸を揺らしながら近付いてきた。怖い。誰だったっけなあ、あれ。ハ……ハナ……
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「……なるほど。ただ者ではないと思っていましたが、あなたがあの「シャーレの先生」でしたか」
「
改めて。浦和ハナコ、トリニティ総合学園二年生、所属部活なし、十六歳。そうだったそうだった、とハナコの事を思い出した。そういやブルアカには、トリニティのピンクのやべー奴がいたわ。
それはそうと、トリニティではもはや『シャーレ』はよく分からない、そしてどうでもいい扱いの組織という事らしい。つまり俺は、どっかの大学から何かのオールラウンド系サークルの勧誘に来た、なんかチャラいにーちゃん、って程度の存在だ。あながち間違いでもない。何しろ、『連邦生徒会長』が
「そして、トリニティにその「シャーレ」の勧誘に来たところ、この水着姿の美少女に目をつけたと!」
「目をつけて声をかけてきたの、そっちだよな?」
いや、確かに『メインストーリー』の内容をはっきり思い出さない程度にとどめつつ、「ああ、これハナコか。声かけといた方がいいか」ぐらいには思ってたけど。
「私のこの水着姿を見ても動じないとは、ただ者ではないと思って声をかけたのですが……」
「嫌な理由だなあ……」
「恥ずかしながら、私、異性と接する機会がなかったもので、
「偏見っていうと?」
「男性と言えば、今の私のような、年頃の少女の肌も露わな肢体を目にすれば、即座に獣のような劣情を抱き、本能のままに行動し、公衆の面前で押し倒し、水着を引き裂き、生まれたままの姿の私を陵辱するような、そんな生き物かと……」
「偏見と妄想が過ぎる上に、言葉とか表現を選びなさい」
女の子がなんつーことを言うんだ。
「普通は
「「和姦」……というと「合意の上」、という意味ですか?
「人によっては、それ以外に道具を使ったり、特殊な場所でする場合はあるかも知れないけど」
「「特殊な場所」……というと、このように太陽の光の下、トリニティの清純な生徒たちが見守る中、背徳感に打ち震えながら裸身を絡ませあい、愛の営みを……などというのも、あり、ということですか?」
「ないない。せいぜい校舎裏とか体育館倉庫とか、誰か来そうな場所なのにしちゃうぐらいで。人によってはそれも、誰かに見つかるんじゃないかって、興奮するのかも知れんけど」
「「
「それ、本当にやる人いるらしいけどさあ。見られるかも、とかじゃなくて、普通に誰かに見つかるだろ。そんな、夜中の公園で喘ぎ声とか出してたらさあ。あーでも、夜中の浜辺とかも含むのか? ああいうのは旅行に行った時のテンションで、結構ノリでやっちゃうもんらしいけど」
「なるほど、高まったテンションで……。やはり先生はただ者ではありませんね。私との会話で、たじろぐことなく、むしろ応じてくるとは」
「ごめん。どう見えてるのか知らないけど、ドン引きはしてるから」
まあドン引きしてると言っても、縛るプレイがどうとか、内容自体はアコと似たような会話をしてるから、そこまででもないけど。俺もあんまり、ハナコのことを言える方ではない。
「それに、自制心も。先生は先ほどから、私のこの水着姿から目を
「イチモツ言うな。ていうか、俺のそんなところ観察してたの? んなもん、そんなホイホイ大きくなったりは——」
「はっ! もしかして先生は、不の……」
「違います。ちゃんと
本当に何てこと言うんだよ。あんまり興味ないだけだっての。
「では、私の身体に全く魅力がないと⁉︎ これだけ肌を露出した姿を見ても、ピクリともしないと⁉︎」
「いや、そんなことは……。ちょっ、近い、近い」
「まさか、全裸にならないと反応しない⁉︎」
「間違っても全裸になんてならないで下さい。お願いだから。いやマジで、脱ごうとしないで」
大きな胸を見せつけるようにしながら、スク水の肩ひもに手をかけたハナコを手で制する。あくまで触れようとはしない。何言われるか分かんないから。ていうか、たまたま俺は、こういうハナコみたいな羞恥心があるんだかないんだか本気で分からないような相手は全く好みじゃないんだが、そうじゃなかったらどうなるんだよ、これ。止めなかったら、本当にこの場で脱ぐのか。
「……ところで、そろそろ移動しましょうか。このままでは、私はともかく先生まで捕まってしまいます」
「そこで気を回せるんなら、一人の時もTPOとか考えないもんかな?」
「ふふっ♡ 私は捕まるのは、意外と慣れていますので♡」
「直すつもりはないんだな……」
「そのせいで、正義実現委員会にいるお友達には怒られてしまうのですが……」
「「正実」とか、よりによってまたそんな……。友達かわいそう」
しょっちゅうこんな理由で捕まってる友人がいるとか、絶対肩身狭いだろ。
「そういや、「正実」の子なら一人、シャーレにも居るな」
「あら、そうなのですか?」
「知ってる?
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移動しながらいろいろ聞いたところ、ハナコは既に、間接的にシャーレとはいろいろ縁があるようだった。後から考えるとハナコの友達ってのは、要するに『補習授業部』として集まるはずのメンバーだったわけだが、コハルは既にシャーレにいたハスミの後輩だし、ヒフミも『前の先生*2』の時にアビドスのメンツと一緒に面識があったはずなんで、シャーレのことはヒフミから聞いたんだろう。
『アリウス分校』ってところの出身だっていうアズサだけが例外で、俺ともシャーレとも一切縁がなかった。何でもトリニティとアリウスの『和解の象徴』だとかで、いろいろ難しい立場だそうだ。その辺は今も変わらないから、多分『メインストーリー』でも大変なんだろう。『補習授業部』って名前とハナコ達の雰囲気を見てると、いまだにいまいちピンとこないのだが。
ハナコとしてはアズサに普通に平和な学園生活を送ってほしいそうで、以前からトリニティの各方面にいろいろ働きかけをしていたらしい。それを聞いた当時も、トリニティ内部でのアリウスへの反発はかなり強かったらしく、調印されたばかりのエデン条約の時も……何だっけ、じ、GTO……じゃなくて……ああ、確かETOだっけか。いや、EOTか? とにかく、その辺をアリウスに任せるとか何とか、細かい話は知らないが、その辺で揉めたとか。今も揉めてるっちゃ、揉めてる。
しかし、んな小難しい問題は俺が首を突っ込むことでもないだろうし、アズサって子の話にしても、アリウスの話にしても、ハナコとかヒフミとか、そういういい友達がいるかどうかの方が問題じゃん、いなかったら和解も何もないじゃん、ぐらいのもんで、
「よく分かんないけど、みんな仲良くすりゃいいんじゃないの?」
と言ったところ、ハナコは目をぱちくりさせた。またみんな、俺のことをそういう能天気なアホを見るみたいな目で……と思ったが、別に否定はしないし、今考えても能天気なアホで正解だったんじゃないかと思う。現実問題として単純な理想論はそうそう通用するものじゃないし、どこでも組織同士の
しかし、到達できなくともまずは理想の着地点をイメージできなけりゃ、まとまるもんだってまとまらないだろう……なんて、小難しい話は後から考えた事で、それこそどーでもいい。理想と現実のすり合わせとか、そーゆーのは悪いけど偉い人にやってもらえばいいんで、多少特別な立場であっても、普通の学校で普通に暮らしてれば、そのアズサって子も普通の楽しい日常を送れるだろう。「普通」って意外と大事だよ、うんうん。仲良しサークルの「シャーレ」の先生としては、そこが問題なんだよな。
そんなノリで何も考えずに言ったのだが、
「ミカさんみたいなことを
「ミカ?」
ミカ……? ミカ……。ああ、よく知らないけど、俺の周りではブルアカでは一番人気だったっけ。トリニティだっけか、あの子。
と、当時はミカに関してもこんな認識だった。その辺も覚えてなくて正解だったと思う。
「『ティーパーティー』の
「名前だけ聞いたことあった。俺と似たようなこと言ってた? いいこと言うねえ」
「はい。「よく分かんないけど」まで一緒でした」
「……もしかして俺、今バカにされてた?」
「いえ、物事はなまじ分からない方が真実を見抜ける、最近そう考えるようになりました。ヒフミちゃんやコハルちゃんのような、いいお友達と知り合う事が出来たからでしょうか」
「ああ……」
確かにヒマリなんかもよく言っているが、なまじ知識なんかあると、偏見とか先入観のせいで見えるはずのものも見えなくなる。そしてそれが分かっていても、一度知識として入れてしまえば、そういう余計なものを捨てるのはなかなか難しく、ヒマリやハナコのように頭のいい人間には特に難しい。
何しろその為には、俺のように頭を空っぽにして、「はー……ノノミのおっぱい触りたいなあ……触りに行こうかな……」などといつも考えていなければいけないので、人間としての尊厳を多少捨てる覚悟でないと……何か
「先生に関しても、「シャーレ」という超法規的機関の顧問、というよりは、各派閥ともトリニティそのものとも、他学園からも中立の立場の「大人」ということで、いずれお会いしたいと思っていました。アズサちゃんやミカさんのような難しい立場の方の側に、そういう人がいれば、と……」
「へー。意外と
「あ、えっと、それはその……」
素質はあっても、やっぱりなかなか難しい。別に悪いことしてるわけじゃないんだけど。
「ま、その様子なら「シャーレ」の「超法規的権限」なんてどんどん無くなってんのも知ってるだろうから、俺も気が楽だけど。そういうのを期待してるわけじゃないみたいだし」
「あはは……すみません。実は、色仕掛けに乗ってこないか、試しているようなところもあったのですが、人格に期待しておいてそれはまずいですよね……反省します。そういう意味では、助かったといいますか……」
「いや、別にいいけど、俺はそんな立派じゃないし、そこは一番期待しちゃいけないところ……ん? 助かった?」
「はい。それはそれでやはり心配なのですが、先生が不の——」
「おい、ちょっと待て」
何かまた、聞き捨てならんことを言いそうになったぞ、このピンク!
「俺はもともと女好きだし、スケベだし、彼女持ちだから自制してるってぐらいのもんで、していいならバンバンやりたいと思ってるぞ⁉︎ 彼女持ちだからしないけど! 基本的におっぱいだって
「ならば、なぜ私の水着姿で反応しないのですか⁉︎ それ程までに私の身体が貧相だとでも⁉︎」
「いやっ、そんなことはないが! ていうか、反応して欲しいのかよ⁉︎」
「触りますか⁉︎ 脱ぎますか⁉︎」
「いや、触らないし……水着に手をかけるの、やめろよ! 着替えてこい!」
酷い会話であった。
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そんなわけで、その日はあやうくハナコに不能疑惑をかけられたまま帰ることになりそうだったのだが、疑惑はすぐに晴れる事になった。まあ、ハナコの水着姿だって、ハナコがあまりに堂々としているとか、口を開けばあんなんだとか、どんだけ品のないことを言っても逆に食いついてきそうとか、個人的にマイナスだらけでなければ、俺だって何とは言わんがナニが反応ぐらいはしただろう。不能じゃないっつの、全く。まあ、仮に好みだったとしても、水着姿ってだけでそこまで興奮するかって言うと微妙だったけど……。
しかし、だからと言って、何故あんな事に。
「……え?」
「あれ?」
目の前には、ピンクを基調にしつつも、複雑で神秘的な輝きを見せるヘイロー、そして同じくピンク色の……ハナコのようなストレートではなく、ふわっとしたいい匂いのしそうな長い髪をポニーテールにまとめて、背中に垂らした少女が居た。見覚えはないが、見たことあるような気がする。切れ長の目、端正な顔。そんなトリニティ生らしい品の良さを漂わせつつも、活発そうなその表情が、さらに魅力を加えている。ブルアカのキャラで実装されたら人気出そうなその子は……見たことあるんだけど……誰だっけ……って、
「ミカだ」
「…………」
そう、髪型こそ違えど、そこに居たのは聖園ミカその人だった。やっと目の前の少女と、ブルアカでの知識が一致した。いや、違うのは髪型どころじゃないから分からなかったんだが。何しろ、
驚いて硬直していたミカの顔がどんどん赤くなり、それこそ羞恥でプルプル震え始め……水着に着替えるところだったのだろう。ここ、更衣室だからな。ミカはハナコと同じトリニティのスクール水着を、
上半身裸ってことは、当然ミカの綺麗なバストは丸見えだ。水着を着る直前だったんだから、当たり前だ。ミカはイメージより少し小柄だったが、出るところはちゃんと出ていて、ちゃんと恥じらいがある分も含めて申し分ない。ブラで押さえつけているわけではないので、その柔らかそうな膨らみが標準以上の大きさなのがよく分かる。形も綺麗で、胸の
「は……わ……」
あっ、やばい。声出される。不可抗力とはいえ、これはまずい。しかし、ミカの綺麗な裸の上半身から、目が離せない。ぷるぷる震える瑞々しい生乳もさることながら、なまめかしい肩までもむき出しのミカの上半身は、なまじ全裸になるより色っぽい。おそらく誰かに肌も胸も見せたことなどないのだろう、顔を真っ赤にして身体を震わせ、「あ……あ……」と可愛らしい唇から小さく漏らしながら、両手で胸を隠してしまう。しかし、完全に隠しきれてはいない。丸みのある白い乳房が腕からはみ出ているだけでなく、色素の薄い乳輪もチラチラ見えている。もったいなくて、逃げられない。
すると、恥ずかしさのあまりだろうか、ミカが表情を隠すようにうつむいてしまった。……ていうか、あれ? 悲鳴とか出さないな? と、どうすればいいのか分からず、立ち尽くしていると、ミカは無言で水着を引っ張り上げて着てしまった。ううっ、正直なところ、もうちょっと見ていたかったが……さて、
「えっと……」
「死んどく? 誰だか知らないけど☆」
「ひっ」
ミカの片手が、壁にめり込んだ。パラパラと、砕けた壁が落ちてくる。あっ、ヤバい。これ、死ぬ。死ぬ死ぬ。
キヴォトスに来て以来、初めて感じるガチの死の恐怖だった。いやだって、たまーに起きる戦闘では、ノノミのくれた『即席☆ヘイロー』とか、身を守るためのいろんなアイテムで守られてたもん。あっ、そうか。その『即席☆ヘイロー』を出せばいいんじゃん。三十分だけなら、俺もヘイロー持ちになれるし。でも、あれって殴られても平気か? 骨とか普通に折れないか? ていうか逃げよ——
「もしかして、逃げられるとか思ってる?」
「うわぁぁぁ!」
デカい壁の破片を軽々と持って、笑顔で近寄ってくるミカを見て、俺は死を覚悟し、絶叫した————
結局、ノノミが緊急用に靴に仕掛けておいてくれた、『トムキャット・レッド・マキシマム号Mk2』のおかげでミカに追いつかれる事なく3時間逃げおおせて、俺は命を取り止めたのだった。
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その後、校内を水着姿で破壊の限りを尽くして回ったミカと共に、俺はナギサの前に引っ立てられて正座させられたわけだが、「これほどの騒ぎを起こすほどの何があったのです」とナギサに問いただされたミカが、「言いたくない」と、ぷいっと横を向いて黙ってしまったのと、俺の口から出た「浦和ハナコ」という名前(何か納得された)と、同席してくれたハスミの
「彼女がいるとか、そういう事聞いてるんじゃないんだけどな☆」
「ひっ」
ミカに「責任を取れ」と詰め寄られ、「じゃあ、どうしろと⁉︎」「そ……それは、け、け、け、結婚……? いや、何で、はだ——を見られたぐらいで結婚しなきゃいけないのかなぁ!?」「しないし、俺が言ったんじゃない!」などと理不尽なことを言われ、その後トリニティに行くたびに追いかけ回されることになるのだった。だったというか、まだ現在進行中なんだけど。
「——と、そんなのがミカとの最悪の出会いだったわけだが、ハナコはあれはどこまで計算してたんだ」
その後、「みんな仲良くした方がいいのなんて、当たり前じゃん?」「やっぱ、そう思う? だよね!」などと(そこに関してだけは)ミカと意気投合した俺は、何かにつけてトリニティに行くようになり、ハナコ達に支えられた、ミカやアズサを中心としたトリニティの内部改革のことも、「シャーレ」としてそれとなく後押しする事になるのだが……
「あの時は、先生の逸物が飾りではないのを確かめたい一心で……安心しました♡」
「だから、イチモツとか飾りとか言うな」
口で言うほど簡単ではない、トリニティを救った内部改革の全ては、このラッキースケベ(?)による出会いから始まったという事実を知るものは少ない。……みんな知りたくないと思う。
ともあれ、その後もトリニティは平和である。