【完結】「助けてノノえもん!」~ブルアカの世界でノノミとエッチしまくるダメ先生~ 作:春画屋@二次創作R18
怪文書みたいになってますので、苦手な方はご注意を。
最後の方で少しシリアスやってます。
さて、今の状況をまとめてみよう。
「いつか元の世界に帰っちゃうのに、あんまり先生(俺)と会える機会がないし!」ということで、ノノミに連れられて部屋に押しかけてきたセリカとアヤネ。俺のいた『現実世界』の話や、俺の前に「先生」をやっていた『前の先生』の話などをだらだらと話していたのだが、セリカが「そういえば、ノノミ先輩がやりたいって言ってたのって何なの?」と聞けば、ノノミが答えるには「みんなで、気持ち良くなっちゃいましょう!」との事。……って、えっ? 「気持ち良く」……って何するの? あっ、あっ、セリカ、服を脱ぐのは気が早い……! と、勘違いしちゃった俺たちに、ノノミは「エッチな事じゃありませんよ〜」。じゃあ、何をするんだ?
「——耳かきです☆」
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と、今の状況を一応まとめてみたが、「何かノノミが、俺とセリカとアヤネに耳かきをしたいって言い出した」ってな感じに、一行で済んだ気がする。そんな、状況をいちいち丁寧に説明するラノベの主人公じゃないんだから。
そんな事はどうでもいいんだ。耳かきだっけか? って言っても……
「まあ、ノノミが耳かき大好きなのは今更なんだけどな。突然やりたいって言い出しても、別に違和感とかはないし」
「先生、ノノミ先輩といる時はいっつも膝枕で耳かきされてたもんね。あれって、あんなにしょっちゅうやっていいもんなの?」
「さあ……あんまり耳掃除が目的って感じじゃなかったけど、とにかくノノミがやりたがってたから、まあいいか、って。もう、あれ趣味なんだろうし」
何しろ、口癖のように言っていた「耳かきしませんか?」がいつの間にか「耳かきしてもいいですか?」に変わり、さらに「耳かきしましょう、耳かき!」へ、最近では「耳かきしたいです! させてください!」などと、我がままを言うほどに……。どうも俺の記憶が戻って、「じゃあ、これからは「彼女」ね」ってなったあたりから、我がままを言ったり甘えてきたり、そういうのが増えた気がするが、そんなノノミも可愛いので、特に問題なし。
「また新しい耳かきを買って来たから、使ってみたくなったとか?」
「また新しい……って、ノノミ先輩、いくつも耳かき持ってるの?」
「持ってるよ。確か、高級な竹か何かで出来てるやつとか、ゴム製のやつだったり、先端の形が違ったり、LEDライトがついてて、中を照らせるやつとか。あと、ステンレス製だっけ? あの、それぞれ形が違うのが、五本セットになってるやつ。あれ、気持ち良かった」
「それは多分、ステンレスではなく、チタン製のやつですね☆ どちらも硬いので気持ち良いのですが、気をつけないと耳の中を傷つけてしまうんです」
「何この会話……。耳かきのプロ同士がしゃべってるみたいな……」
「俺はプロじゃないぞ」
セリカのこの反応、もしかして話が通じてる俺も、ちょっとおかしくなってるんだろうか。
「ふっふっふっ……ですが今日のは、ただの耳かきではありませんよ……? じゃ〜ん! 『究極☆耳かき(梵天つき)』です!」
「おっ、何か出てきた」
「何これ?」
ノノミの手の中にあるものを、三人で
「でも、耳かきにしては何かハイテクっぽくない? ランプとかボタンみたいなのもついてるし……」
「電動歯ブラシみたいだよな。このランプ、ゲージになってんのか? 先端は確かに耳かきの形をしてる……何だこれ? USB端子?」
「これはですね〜、ここにケーブルを
いるか? その機能。
いや確かに、何かあった時にスマホがバッテリー切れで困っていて、そんな時にたまたまこの耳かきをケーブル付きで持ってりゃあ、普通に便利だろうけど。何か、発想がエンジニア部みたいだな……。
「もしかして、BluetoothとかNFCとか内蔵してる?」
「え? その機能、耳かきにいります?」
「……あんまり」
訂正。エンジニア部の設計思想とは違うっぽい。あそこならその二つは絶対つけようとする。特に意味もなくつけようとする。
「この耳かきはすごいんですよ〜。何しろ、「究極」の「気持ちよさ」を追求してるんですから☆」
「あ、そこで「気持ちいい」に繋がるのか」
「それでは、先生はいつもやってますし、セリカちゃんからやってみましょうか」
「私⁉︎」
「はい☆ ささ、セリカちゃん。私のお膝にどーぞ☆」
「う、うん。何か恥ずかしいな……みんな見てるし。えと……こ、こう?」
寝そべったセリカが、ノノミの膝の上に頭を乗っける。ノノミの白い指がセリカの前髪と、猫耳(本物)のすぐ下で結ってあるツインテールの部分をかき分ける。プラスチック製と思われる耳かきの先端部分が、セリカの耳の穴の中に入っていく。カリ……カリ……穴の入り口部分をかく音が聞こえてきそうだ。ノノミは、慎重に耳かきを動かす。
「…………」
「……んっ……」
「……セリカちゃん、気持ちいいですか……?」
「う、うん。ノノミ先輩、上手だし……」
「それでは……一段階上げますね」
「へ? 一段階って……? ……っっっ♡」
「セリカ、何つー声を出すんだ」
セリカが、違うところに挿入でもされたかのような、気持ちよさそうな声を上げた。耳の穴に耳かきが入ってるだけなんだから、あんまり色っぽい声を出さないで欲しい。変な気分になる。
「セリカちゃん、気持ちいいからって動いちゃダメですよー……」
「そ、そんなこと言ったって、くふ、ン♡ んく、ンっ♡ ゃ、やぁ……ダメ、そこ……くふっ♡」
「だから、変な声出すなって……おい、セリカ?」
「せ、セリカちゃん? どうしたの?」
「ん、んく、く……ぁう……♡ んくっ♡」
口を押さえて、必死に甘い声を出さないようにしているが、表情から何から、普通に耳かきされているようには見えない。というか、エッチなことをされているように見える。ノノミは静かに耳かきを続けている。
「……この耳かきはですね……「究極」の気持ちよさを追求した耳かきですから……気持ち良さを五段階で調節できて……最高にすると、エッチするより気持ちいいんですよ☆」
「本当に、そっちの方向に気持ち良くなるやつか、これ!」
「はい☆」
「んっ……♡ んく、くふ、ンっ♡ んぁ、く、ンン、ンっ、んぁ……♡」
言われてみれば、顔はだんだん赤くなってきたし、たまに細かくピクピクと震えている。あれ、動いたら危ないんじゃないのか。
「……動いちゃダメですよ〜……。危ない時は、先端部が柔らかくなる特殊加工がされているので、絶対安心ですが……」
あ、そうなんだ。
「そっ、そんなことっ……ンくっ♡ 言ったって……気持ち良す……ンっくっ♡ ぁン♡ ちょ、そこ、ダメ、ぁンっ♡ ゃ、やぁ……♡ そ、そんな、かき回すみたいに……くふ♡」
「……気持ちいいですか? それでは、もう一段階……」
「ふむっ♡♡♡ は、はふ、それダメ……っ♡ はぅ、ンぁ、ぁ……ンンッ♡♡♡ はぁ、はぁ……」
セリカは甘い声を上げながら、小さく身体をくねらせている。危ないので、あれでもかなり我慢してるんだろう。その姿はいやらしく、そして色っぽく……何だ、この状況。耳かきじゃなかったのか、ただの耳かき。
「セ、セリカちゃん、大丈夫⁉︎」
「ノノミ! これ、そろそろやめてやった方が良くないか?」
「ふぁ、はぁ、んっ♡ んぁぁ……♡ あっ♡ ふぁぁ……♡」
セリカの目はとろんとして、息も荒くなってきた。耳かきかどうかとか以前に、さっきから色っぽく喘ぎ続けているセリカの姿を、ずっと見ていていいもんだろうか。
「だ、ダメ……ゃめないで、ノノミせんぱ……は、はンっ♡ はぁ、はぁ、ンぁ♡ そ、そこ、もうちょっと奥……♡ ぁふ、か、身体が熱ぃ……ん、ンふっ♡」
上着を脱いだままでノノミに膝枕されたせいで、セリカの上半身はワイシャツのみだ。それをぷちぷちと、ボタンを上から二つほど外していく。待て待て待て、ちょっと待て。そのままだと、見えちゃうから!
「セリカっ! ブラ見えちゃう! ボタン外すの、そこまで!」
「ぇ……ぇあ……せんせ……なら、べつに見えても……はふ♡ ふぁ♡」
三つ目まで外したところで、ブラは見えないまでも、セリカの控えめな膨らみが作る、胸の谷間は見えてしまっていた。そしてよく見ると、おそらく黒なのだろう、白のワイシャツにうっすらと、ブラが透けて見えているようだ。
どうしたものだろう、と横にいるアヤネを見ると、
「…………」
アヤネは俺が見ているのにも気付かず、顔を赤らめ、食い入るようにエッチに喘ぐセリカを見ている。
「それではセリカちゃん……いきますよ〜……♪」
「んぁっ♡♡♡♡♡」
五つ目のランプが光った。ということは、これが最高の段階か。セリカの口は半開きになり、よだれが垂れそうになっている。身体を何度もよじらせているせいで、シャツもスカートも乱れ、素肌も
「ふっ……ンッ♡ くぁ……♡ ぁ、ぁふ♡ ふぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡ あっ、あっ、あっ、あっ……♡ ん、くぅ……♡ ふぁっ、ぁっ、あぅ〜〜〜♡♡♡」
ピクっ、ピクっと震えると、セリカの身体からぐったりと力が抜けたのが分かる。
「はぁ〜〜〜い! 終わりですよ、セリカちゃん♡ あとは……」
「ふぁっ♡♡♡」
息を吹きかけられ、一瞬セリカの身体が跳ねた。イっちゃったか……。いや、一応耳かきだよな? 耳かきでイッちゃったのか?
「ノノミせんぱぁい……反対、右側も……」
「はいはい、それじゃセリカちゃん、ごろーんしましょうねー☆」
言われるままに、セリカがごろんと身体の向きを変える。そして……
「——ぁっ♡ ぁふっ♡ あっ、あっ、あっ、ダメっ、きちゃう、きちゃ……ぁ〜〜〜っ♡♡♡」
「はい! 気持ち良かったですか? セリカちゃん♡ 終わりですよ☆」
反対側の耳ではろくに抵抗もせず、セリカはあっという間に快楽に
「それじゃ、今度はあなたの番ね♡ はい、こっちにおいで〜♪」
「嫌だよ、この二人が見てんのに! あと、そういう喋り方は二人っきりの時だけって……いや、アヤネ、違うんだ。ノノミと二人っきりの時でも、別に」
アヤネが、「二人っきりの時って、こんな感じなんですか……?」と言わんばかりの顔で、恥ずかしそうにこっちを見ている。やめてくれ、恥ずかしくて死にそうなのはこっちだよ。くっ、以前は、ノノミにどれだけ甘えようが周りにドン引きされようが、全く気にならなかったというのに。
「せ、先生……。この耳かき、すごいよぉ……♡ 先生とアヤネちゃんも……♡」
「セリカは前がはだけてるから、隠せって!」
セリカの白い胸元が、開いた前の部分からチラチラと見えている。無防備すぎる。
それにしても、そもそもノノミの耳かき自体がかなり気持ちいいのだが、あの耳かき、相当ヤバいぞ。セリカの姿を見ている限り、誰かに見られているかどうかとか関係ないレベルの、人としてかなりアウトな領域までいってしまうようだ。どうやら、あれが感度を切り替えるボタンなのだろう、ノノミはそれをカチカチさせながら、ニコニコしている。怖っ。
「で、では、私にお願いします!」
「アヤネ⁉︎」
アヤネが挙手した。そんな、これから真面目な意見を言います、みたいな姿で、こんなヤバいことに志願しなくても。
「いや……アヤネ、大丈夫か? 今の見てただろ? 多分、結構……いや、かなり恥ずかしいぞ、あれ。確かに気持ちいいんだろうけど、俺が見てる前で、いいのか?」
「さっ、さっき、先生に、何事も積極的な方がいいと言われたばかりですからっ!」
「こんなところで積極性を発揮しろとは言ってないから!」
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まあ、アヤネ本人がやりたいと言っているのだから、しょうがない。というわけで、
「えっと……メガネは外した方が良いですよね」
「そりゃそうだ」
メガネキャラのメガネを取っていいかどうかの問題は、時として戦争に発展することもあるが、どう考えてもここは安全優先なので。…………おお?
「メガネを外したアヤネ、可愛いな」
「へぁ⁉︎」
アヤネのメガネは取ってもいいに一票。可愛い。
「もうっ、そういうところだってば! 彼女持ちの男の人が、あんまり女の子を褒めちゃダメ! さっきも言ったけど、勘違いされちゃ……あっ、でも、アヤネちゃんはもうちょっと褒めてあげて!」
「どっちだよ!」
どっちでもいいなら、思ったままに褒める男だぞ、俺は。……なるほど、それがダメなのか。
「せ、先生! 上着は脱いだ方がいいですよね⁉︎」
「いや、耳かきするのに上着とか別に……」
「ですが、セリカちゃんは脱いでいたので!」
「うん。じゃあ、まあ……」
別にセリカの真似をする必要なんて全くないと思うけど、本人が言うならまあ……
「中に着ているセーターも!」
「うん」
「ネクタイ!」
「うん」
「わ、ワイシャ……」
「止まれ! そこで止まれ!」
どこまで脱ぐ気だ。下着姿にでもなるつもりか。
「す、すみません、これ以上は……」
「十分! もう十分だから! それ以上、脱がなくていいから!」
「アヤネちゃん、いいよ! もっと大胆に!」
「セリカ、
アヤネは顔を
しかし……この間、ここに覆面水着団が押しかけた時に、アヤネの胸が結構……いや、かなり大きいのが分かったせいか、ついそこを意識して見てしまう。服の上からだとやっぱりよく分からないが、キツめのブラでもしてるんだろうか。いや、ワイシャツをふっくらと押し上げているあの膨らみは、こうして見ると十分大きい……いかんいかん。
「そ、それでは、よろしくお願いします!」
「はーい、優しくしてあげますからね〜☆」
それにしても、あのとがったエルフ耳は普通に耳かき出来るもんなんだろうかと、ノノミの膝に頭を乗っけたアヤネを見ながら疑問に思う。そして、見るからにガチガチに緊張してるんだが、大丈夫なんだろうか。動いちゃったとしても危険はないとか言っていたが。
「アヤネちゃん、少しリラックスしましょうか」
「は、はい」
「それでは……ぷにっ♪」
「っっっ!?!?!?」
ノノミが、耳の先のとがった部分をつまんだ途端、アヤネの身体が大きく跳ねた。そしてノノミが、ぷにぷに、とこねくり回すたびに、ぁっ♡ ぁっ♡ と声を上げる。
「アヤネ⁉︎ まだ耳かき、始まってすらいないぞ⁉︎」
「アヤネちゃん、耳弱いんですね☆ ……ふっ」
「ん〜〜〜っっっ!」
耳に息を吹きかけられたアヤネが
「アヤネちゃんて、そんなに耳が弱かったの?」
「いや、その……そうなんだけど、先生が見ているかと思うと余計……」
「あ、俺か」
どうやら、俺が見ているので、それで余計に興奮していたらしい。しかし、それにしたって。
「それでは……いきますよ〜……。…………」
「…………っ」
ノノミの指が、アヤネの長い耳をつまむ。そして、例の耳かきをそっと耳の穴の近くに持っていき、そして……カリ……カリ……優しく動かす。
「ぁ……は……んっ……んぁ……」
まだ普通に耳かきしているだけだと思うのだが、既に色っぽい声が出ている。
「んぁ……はぁ……ふぁ……」
……普通に耳かきしてるだけだよな?
「ぁ……んっ……。あ……あ、せんせ……んぁぁ……」
俺を見ていたアヤネの頬が赤く染まり、視線が宙をさまよう。これもやっぱり、俺に見られているからか。しかし、すごい
「では、いきますよ〜……。…………えい♪」
「ふくっっっ! んぁ♡ あっ♡ ふぁ、ぁう、んぁぁぁっ♡」
「アヤネちゃんたら……まだ一段階上げただけですよ……☆」
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ んっ、んぁっ♡ ぁぁぁ……♡ んっ、ぁっ♡」
「あ、アヤネちゃんの表情、めちゃくちゃエッチ……」
セリカの言う通り、アヤネは、はぁはぁと激しく喘ぎ、目はとろんとして、口は半開きになり、もう理性が溶けかけているような、ものすごくエッチな顔になっていた。
「せ、せんせぇ……見なぃで……恥ずかしぃ……」
「おっ、おう!」
「んぁ……ぁン……や……ゃあ……あぁ……」
セリカとは一回ヤッちゃってるので、その時に乱れた顔は見てしまっているのだが、こんなエッチな顔のアヤネは見たことがない。見られたら恥ずかしいに決まっているので、顔を背ける。
「ゃ、やっぱり、見て、くださぃ……」
「どっちだ⁉︎」
「見られちゃぅほ……が……興奮……んぁぁ……はンッッッ♡」
どうやら、見られて興奮する方がいいらしい。これ、普段のアヤネはもう、どっかいっちゃってるな。
「せ、セリカちゃんも、先生も、こんな私を見てるよぉ……んぁ……あぁ……」
「う、うん。見てるよ」
ぁふ♡ ぁふっ♡ と、身体のラインがはっきり出てしまっている制服姿を、俺たちに見せつけるように、いやらしくくねらせる。完全に理性が飛んでしまっているアヤネに、流石にセリカも圧倒されているようだ。
「は……ぁ……もぅダメ……」
アヤネの右手が胸の膨らみに伸び、左手はスカート越しに太ももの閉じた部分に……待て待て待て! それはまずい!
「それではアヤネちゃん、いきますよ〜……♪」
「ンあっ! ぁふっ♡ ンぁっ! ぁ、くっ♡ ンあっ! あっ! んあっっっ♡」
アヤネが、柔らかそうな自身の胸の膨らみを揉みしだき、白い服の布地が乱れて、くしゃくしゃになる。両足をもじもじとすり合わせると、少し短めのスカートがめくれ、太ももの付け根まで生足が露わになってしまい……とうとう白いショーツが見えてしまった。
「うわ、アヤネちゃんの下着、めちゃくちゃエッチ……」
白というより純白の、おそらくシルクか何かの高級な生地の下着が、悶えるアヤネの動きに合わせて、スカートからチラチラと見え隠れする。
「せ、セリカちゃ……ぁあ♡ んっ♡ ンぁ♡ あっ♡ ンッ♡ はっ♡ あっ♡」
「……それでは♪ …………」
「ノノミ⁉︎ ノノミ! そこまで! そこまで!」
俺が止めるのも聞かず、ノノミは耳かきのレベルを最高にしたらしい。ぁぁぁっ♡ っと高い声を上げるアヤネの耳の穴に、絶妙な動きでゆっくりと、耳かきを出したり入れたりする。
「はっ、はっ、んぁっ! んぁぁぁっ♡♡♡ ゃ、あぁっ♡ ふぁ♡ ンくっ! ンあっ! ンンンっっっ♡♡♡ ふぁっ、あっ、ンッ、ンぁぁぁ〜〜〜〜〜っっっ♡♡♡」
「す、すいません……積極的すぎました……」
五分後、アヤネが俺の前で土下座して謝っていた。そんな、謝られても。
「俺はまあ別に、アヤネがいいなら……」
「いえ……私も恥ずかしかったです。……というか、今も恥ずかしい……」
なら、やるな。
「アヤネちゃん、すごかった……。あのエッチな下着って、どこで買ったの?」
「えっと……セリカちゃんが便利屋の人とよく行くショッピングモールの……」
「え、あそこ? どこの店?」
「一階の奥の方の……」
「俺の前で、どこで下着買ってるとか、そんな会話しないで」
とりあえずアヤネは土下座の姿勢を崩して、普通に座ってもらえないだろうか。どんな状況だよ。
「エッチなアヤネちゃん、可愛かったです〜☆」
「ノノミはちょっと反省しなさい」
「あ、痛いです!」
軽くチョップしておいた。やりすぎ。
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セリカとアヤネは、何やら二人できゃいきゃい騒いでいる。そこから離れたところで、俺はノノミと少し真面目な話をしていた。シロコやおじさんが居ないのが、ちょっと気になったのだ。
「——といった感じでして」
「そうか、シロコもな……。あいつ、昔の記憶がないことは以前から気にしてたみたいだし」
「ですから私とホシノ先輩も、シロコちゃんのことは気にかけてきたのですが……でも、大丈夫だと思います。『シャーレの先生』という「器」や、「主人公」という「役割」にとらわれることなく、「あなた」は「あなた」で変わらない。そんなあなたが身近にいれば、シロコちゃんだけじゃなく、みんな「自分」は「自分」でいいんだって分かります。どんな人生だって望んでいいんだ、って。だから、アリスちゃんだって……ね?」
「そんなに俺がいい影響を与えてるか、いまいちピンとこないんだけどな。「先生」である事も、一応意識してるし……まあ、そういう話とは違うか」
アリスや、「主人公」である「俺」のように、他の生徒とは違ってシロコには、「ブルーアーカイブ」の「はじまり」という特別な「役割」がある。そして、『色彩』が
「——とはいえ、『前の先生』が『現実世界』から俺をこっちに呼んだ一番の理由は、ノノミに俺を会わせるためであって、別にそんな立派な話のためじゃないんだけどなあ。結果的に平和になったり、いろんな事が起きるにしたって。第一、今ここにいるのだって、ノノミのために無茶して残った結果でしかないし……って、こういう考え方がお手本になるって話か」
「そうですよ☆ ふふっ、あなたって本当に、私が「こっちの世界」から見ていた『現実世界』にいた頃の「あなた」と、まるっきり同じなんですよね。お引っ越しして、前にいた会社からシャーレに転職しただけ、みたいな感じで」
「だって来てみたら、キヴォトスって治安が悪いこと以外は大して日本と変わんないし、職もあったし。それより、ホシノのことはどうしような? また悩んでるんだろ?」
「うーん……ホシノ先輩に関しては、実は意外と簡単な問題ではないかと私は思っているのですが……でもきっと大丈夫ですよ。あなたがいますから……」
「そんなことないだろ。あの話だけは、俺じゃどうにもならないから困ってるんで……お?」
「……あなたがいてくれて、良かったです。あなたに会えて、良かった……」
ノノミが、とん、と俺に身体を預けてきた。それを受け止めて、軽く抱き寄せる。目を
「んっ……」
「ん、む……ぁ……」
一度、ぎゅっときつく抱きしめてから、力を抜いて、重ねた唇をそっと離す。至近距離で、ノノミと目が合う。そして、無言——
「……あの二人、見てないよな?」
「ふふっ、こういう恋人っぽいのを見られるの、恥ずかしいです?」
「それもそうだけど、絶対キャラが違うとか言われる」
「いつもとのギャップで、二人もあなたのこと、本気で好きになっちゃうかもですね☆」
「んなバカな。そんな簡単に……。でも、
「さっき、セリカちゃんも言ってたでしょう? 女の子には、年上で「男の人」って意識するような相手には、
「ああ、そりゃ「男」は俺しかいないもんな? なるほど」
「あ、いえ、もちろん男の人なら誰でもいいという意味ではなくて……あはは」
「言われてみれば、確かにセリカにもアルにもそんな扱いされてるな」
種付けに来たわけではなくても、種馬みたいな扱いをされてるのは事実。「初体験をご希望の方は、シャーレの先生まで」みたいな感じで。
「しかし、ノノミはすっかり恋愛の達人みたいな感じだな」
「伊達にあなたみたいな大人の男の人と付き合ってませんから☆ 年齢的にはまだでも、中身はもう立派な大人ですよ?」
「なら結婚してよ」
「ダメです☆」
即答された。
「やっぱりノノミも、俺がいつかは帰る前提で考えてんの? 一応言っとくけど、先のことなんて完全には確定しないもんなんだから、どこの世界にいたって一緒だよ? 俺は本気で帰らないつもりで言ってるし」
「でもあなたって、頭もいいし、可能性がある限りはこっちに居られるよう考えてくれますけど、その分「絶対のルール」なんかには敏感でしょう? 何かそういうのがあったら、私がわがまま言っても意外とあっさり帰っちゃいますよ? 自分から身を引いて」
「んじゃ、ずっと一緒にいられるって確信したら、してくれる?」
「はい! 善処します☆」
「善処かい」
全く、受け答えまでこんなに上手くなっちゃって。
それにしても、「絶対のルール」なんてものがあったって、いくらでもひっくり返す手段があるのは、今までの俺を見ていれば分かるだろうに、知ってて言ってるのか、信用がないんだか。そりゃあ俺だって、死人を生き返らせるような奇跡は起こせないけど。
「あ、セリカちゃんが呼んでるみたいですよ。行きましょうか☆」
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困ってしまった。
「たまにでいいんだけど、無理? 別に「先生」としてじゃなくてもいいし。ね、アヤネちゃん?」
「私も、一度帰ってしまった後も、いずれまた先生に会えたら嬉しいんですが、無理なんでしょうか?」
「海外に行っちゃって、同窓会に呼ばれても来られない教師の気持ちが分かった気がする……。ていうか、そういうのは帰るのが決まってからでいいじゃん……。まだ帰る予定ないし」
『現実世界』に戻ってから、また「こっち」に来る。それが出来たら苦労しない。俺にそんな事が可能だったら、『前の先生』だって何かしらの方法で、こっちに帰ってきてるだろう。おじさんがあれだけ
ふと見ると、ノノミがニコニコ笑っている。
「大丈夫ですよ? もし、たまにでも会いに来てくれたら、私もそれで満足ですし〜」
「俺が困ってるの分かってて、そういう意地悪なことを言うかな……」
「あなたならきっと、何とかして来てくれるって信じてますから☆」
どこまで本気で言ってるんだか。それとも、もしそれが可能ならたまには会えるからいいや、なんて、もう妥協した上で考えているから、結婚はしません、なんて言ってるんだろうか。何にしたって——
「何言ってんのよ! ノノミ先輩はそれじゃダメでしょ!」
「え? セリカちゃん?」
「絶対に帰らないで欲しいって言っていいのは、ノノミ先輩だけなんだから、そういうこと言っちゃダメ!」
「あ、いえ、その、それはいろいろ難しくてですね……」
「気持ちの問題なの! ノノミ先輩がそんなだったら、先生のことを好きな他の子だって、気持ちが揺らいじゃうでしょ⁉︎」
「あ、あら? もしかしてセリカちゃん、割とそういう感じなんです?」
セリカに関しては、ちょっとそんな気はしてた。
「ほらほら、ノノミ〜。何でも分かってるような気がしても、意外とその通りじゃないかもよ〜?」
「ううっ、あなたまで、そんな意地悪……」
「そうです! 私だって、ノノミ先輩がちゃんとしてくれなかったら、先生と、エ、エッチしちゃいますよ!」
えっ、とアヤネ以外の全員がそちらを見た。
「ア、アヤネちゃん! 発言が具体的すぎるっていうか、今からそれは流石にまずいでしょ……!」
「だって、セリカちゃんはしたことあるよね⁉︎ 私だって!」
「それ、ずっと前だよね⁉︎ いや、昔ならいいってわけじゃないけど!」
「アヤネはさっきから、積極的になるタイミングがおかしい! あと、俺の意思も尊重して⁉︎」
服を脱ごうとするアヤネをみんなで止めながら、やっぱり他人の気持ちと先の事は分からんなあ……などと思うのだった。
第48回を読んでいたらおわかりだと思いますが、ノノミは既にあの「絶対のルール」を念頭に置いて考えています。そのルールを変えられない以上は、結婚は絶対にしないという事です。主人公を絶対に元の世界に帰すという話についても同じです。