【完結】「助けてノノえもん!」~ブルアカの世界でノノミとエッチしまくるダメ先生~ 作:春画屋@二次創作R18
ユウカとのこれまでの話は、
第5・6・9・10・13回となります。
参考:
ユウカASMR
ノアASMR・絆ストーリー
懐かしい夢を見ていた。
——差し入れです、先輩。
懐かしい職場、懐かしい声。
——先輩のこと、好きです。だから……
キヴォトスに来る前の記憶。『現実世界』の記憶。
——ぱい。……つめ先輩。
「待て、
起きたら目の前にノノミがいた。何でまた、こんな夢を見た後に。
「あ、おはよー……ございます、ノノミさん……」
「お目覚めですかー? ふふっ、
ノノミさん、何かアクセントが怖いんですが。
「いや、別にいい夢ってわけでは……」
「
うお……誰かの夢だったことまでバレてる。もしかして、名前とか呼んでた……?
「特定の誰かの夢を見てたわけじゃないんだけど……」
「「後藤さん」の夢ですか?」
「全部バレてる」
別に、元カノの夢だからって全然いい夢じゃなかったし、どんな夢を見るのも俺のせいじゃないし……とは思ったが、よりによって、一番痛い失恋をした(しかも何故かノノミがそれを知っている)相手の夢だけに、怖くて何も言えない。そうだ、話を
「あっ! そういえば俺、夢の中で名前呼ばれてた! 本名!」
「え⁉︎ それって、『現実世界』でのお名前ですか⁉︎ 教えてください!」
「おう。確か、つめ……つめ?」
「つめ?」
「爪……? 詰……。つめなんとか……? 何だっけ」
結局、自分の名前は思い出せそうだったのだが、もう忘れてしまっていた。しかし話題を逸らすことは出来たし、そこは別にいいや。思い出す時は思い出すだろう。
ふと、両親も他界して『現実世界』に未練も
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——さて。今日もシャーレのオフィスで、ミレニアムでセミナーの作業をしているユウカと作業通話中。
『それで、連邦生徒会に要請した件なのですが……』
「了解。それで進めて」
連絡事項などを伝え合いつつ、たんたんとお仕事。無駄口もなく、仕事がはかどる。
『そういえば先生、ゲーム開発部の活動費の件なのですが、ユズと話してうまくいきました。ありがとうございます』
「いや、それぐらい」
『それとエンジニア部なのですが、例のものは開発中止にしたということで……』
「あ、そうなんだ」
『トレーニング部の器具についても、適正な金額に調整する事で話がつきました』
「そりゃ良かった」
『それで、先生、私のこと好きですか?』
「恋愛対象としてでなければ」
『…………』
「…………」
しばし無言。そしてユウカがキレた。
『そんな、わざわざ強調してまで、恋愛対象にしたくないって答えなくてもいいじゃないですかっ‼︎』
「
こういう事をされると非常に困る。せめて、そっちの仕事が終わってからにしろ。
「大体、俺に好きだと言わせて何をしようというんだ」
『え、それは……その、私と結婚、してもらおうかなって……』
「恥ずかしそうにめちゃくちゃな事を言うなっ!」
全く、頭が痛い。「先生、私のこと好きですか?」「そうだね」「じゃあ、結婚してくれますか?」「うん」なんて、うっかりにでも言ってたまるか。大体、特に理由もないのに、何でそういろいろすっ飛ばして、結婚に結びつけようとするんだ。……まあ、ノノミに対してそんな感じだった俺が言えたことではないが。
「好き合ってれば当然結婚する、なんてわけじゃないんだぞ? 世の中ってのは」
『あ、いえ、その……先生が、本命の付き合っている方に結婚を申し込もうとして断られてしまったのは、いろいろ事情があると思うのですが……あるんですよね?』
「うるさい。そんなの俺が聞きたい」
ノノミは何で、今すぐ何かしようってわけでもないのに、そこだけ
『だ、大丈夫だと思いますよ? 一般的に言っても、異性として好き、というのと、
「変にフォローしようとするのやめてくんない? 何か凹むから」
そもそも、その話題をやめてくれないかな。その話以外はノノミと全てうまくいってるのに、俺がかわいそうな奴みたいじゃないか。
『いえ、そういうことではなく。例えばお見合いでも、価値観や人柄、異性としての魅力などももちろん考慮に入れるとは思いますが、やはり結婚の相手と考えれば、年収や生活能力、社会的地位などは重視すると思いますし、冷静に条件を見るのは大事だと考えます』
何か、お見合いのこと語り出した。
『家庭を守ってくれる相手に求める資質、というのは恋人に対するものとは違うと思いますし、そういう意味では私は、本命ではなくても二番手の女として、一歩引いたところで先生の生活を支えたり、心のよりどころにするには向いているんじゃないか……なんて。えへへ、自分で言うことではないのかも知れませんが』
「どんな理屈をこねたって、しないぞ、ユウカと結婚なんて。そもそもする理由が何もないだろ」
『そんなに私が嫌ですか⁉︎ こう言ってはなんですが、私、結婚の相手としては、めちゃくちゃお買い得な物件ですよ⁉︎ 自分の立場に文句も言いませんし、先生の女性関係にも何も言うつもりはありません。好きなだけ
「その認識で結婚されて、お前は満足なのか……?」
俺に買うつもりがないと見て、ユウカがどんどん自分を大安売りしてきてヤバい。せめて自分のことも、お買い得とかじゃなくて優良物件って言えよ。三十路直前の知り合いで、こんな感じになってる人いたけど。あの人、結婚出来たかな。
『何なんですか! そんなに私と結婚したくないんですか⁉︎ 大体、私以外に先生のことをハッキリ好きだって言ったり、結婚したいって言っている子が他にいるとでも言うんですか⁉︎』
「そんなの、お前だけだ——あっ」
『ほら、やっぱり! だったら、妻の座は私に下さってもいいですよね!』
しまった。事実とはいえ、無駄に自信をつけさせるような発言をしてしまった。ていうか、ここまでガチで好きだ好きだと言いながらグイグイ来るのなんて、他にいないに決まってるんだが。当たり前だよ。それに、ノノミが結婚してくれないんだったら、俺は一生独身で遊んでやる。
「仮に誰かと結婚しなきゃいけないとしても、ユウカとは絶対に嫌です」
『そこまで言います⁉︎』
「言うよ。理由は自分の胸に聞いてみろ。ていうか、もう切るぞ」
『逃げる気ですか⁉︎ 卑怯も——』
元の世界で散々言われたような
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そんなことがあってから、当番で来ているノアとシャーレで世間話。ノアが当番だと仕事もすぐ終わるし、助かった。
「……と、まあ、そんな感じのやり取りはしたんだけどね。やっぱり
「そうですねー。大抵の場合、先生と作業通話をした日はご機嫌なのですが。先生は仕事が速いとか、優しい言葉をかけてもらったとか、やっぱり頼りになるだとか♪」
「俺、そんなことしてるか? いや、普通に仕事終わりにねぎらったり、面倒な
「ふふっ、やっぱりしてあげてるじゃないですか。それとも、私にしてくださっているのもピンときてなかったりします?」
「うっそぉ。俺、ノアにも特別何かしてる事になってるの?」
「あらあら。女の子に好感を持たれるような行動をとっているの、本当に意識していないんですね。やはり、そこが魅力、ということなのでしょうか?」
俺は下心なく、女の子相手だったら当然するようなことをしているだけなのに。……こういう事を
「まあ、先生のお話で興味深かったのは、先生が以前お付き合いされていた女性が、ユウカちゃんと似たタイプの方だった、ということでしょうか」
「やっぱ、そう思う? なーんか、似てるんだよなあ……。これ、本人に言わないでよ? 言わないと思うけど」
「ふふっ、ユウカちゃんの喜ぶ顔が目に浮かぶのですが……やめておきますね」
「そうして下さい」
あくまで似てるだけであって同じではないから、喜ばれても困る。……いや、似てはいるのだ。夢に出てきた、あの元カノ。会社の後輩で、いつも一緒に仕事して、真面目でやたら人
「それに、あんなに口やかましくないから、印象は全然違うから。ユウカのあれ、何とかならないのかな」
「でも、今お付き合いされている方のことがなければ、ユウカちゃんのこと、まんざらでもないのではありませんか? エッチしたことはあるわけですし」
ギクッ。
「優しくって、普通の恋人以上の愛情を感じた、なんて言っていましたよ。先生はご存知ないようですが、あの頃はもうユウカちゃんってば、のろけちゃって大変で」
「でもそれ、相当前の話でしょ? 何か本人、勝手に確固たる地位を築いたつもりになってたらしいけど、俺の中ではユウカの地位なんてその時に崩れて、そのまま修復されたことなんかないんだけど? よくまあ、そこまで真逆に解釈してたというか……」
「もしかしてユウカちゃん、そこで安心……というより油断してしまった後、先生と
「うん? ないよ。(太もも触りたいなあとかは思ったが)全く何もないよ。何かおかしいなと思ってこっちが指摘するまで、好きだとかも全く言わなくなってたし、じゃあ飽きられたのかなーと」
好きだとか直接言わなくても通じ合う仲になったと思ってたって、どんだけ自分に自信があったんだろう。確かに、何だかよく分からない余裕に
「うーん。私も、ユウカちゃんもアピールするのであれば、結婚結婚と迫るよりそちらの方が先なのでは……? なんて思って聞いていたのですが……」
「そう思うの?」
「夫婦間のセックスレスがかなり深刻な問題だというのは、文学などでもよく取り上げられますから」
「そうなの?」
そうか? 夫婦間のセックスレス……そこから思いつく展開が、寝取りとか寝取らればっかりなのは、俺の心が汚れているからだろうか。いや、確かに割と高尚な作品でも、息子が父親の女を寝取ったりとか、えげつない展開は多いか。こわ。
「自分が恋人というわけでもなく、相手にはちゃんと恋人がいて、今は特にエッチする仲でもないのに、いきなり結婚の話題というのは……」
「ね。まあ、向こうからは、好きだ好きだとは言われてるけどさ」
「やはり結婚を迫る前に、もう一度
「ちょっと、けしかけないでよ?」
「……ふむ、既成事実……」
「今、何かボソッと怖いこと言わなかった?」
「いえいえ〜。軽い冗談ですよ?」
ノアとかユウカが言うと、何だか笑えないんだってば。
んっ、と伸びをして体をほぐす。
「それより、仕事ももうないし、そろそろ帰るだろ? 早く終わったのもノアのおかげだし、駅に送るついでに飲み物ぐらいなら
これか。
「ふふっ、そういうところですよ」
「やっぱり? でも、別に女の子相手だからやってるわけでは……いや、男にはしないか? 何か気持ち悪がられそうだし」
「それぐらいの気持ちなのは分かります。とはいえ、せっかく褒めてくださるなら、ちょっとした食事くらい誘って頂きたいところですが」
「ああ、別にそれぐらいなら……って、いやいやいや」
「ふふっ」
しまった、本当に無意識にこういうこと言ってる。誰にでも言ってるわけではないんだが、特にセミナーとか連邦生徒会の子はみんなOL感が強いし、つい以前の職場のノリそのままで相手をする事が多いんだよな。アコなんかそれこそ、こっちが何も気を利かせなかったら、「仕事で疲れてる相手にはそのぐらいの配慮があってもいいんじゃないですか⁉︎ そのぐらいの!」とか何とか言って、怒りそうだし……。まあ、「向こう」でも相手を選ばないとセクハラとか言われかねないご時世だし、気をつけよう。
「あまりにお誘いも何もないと、私だって自分に魅力がないのかと思ってしまいます。そうだ、先生。帰る前に、私と「エッチな遊び」して、み・ま・す?」
「はい?」
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こっちがガードが固くなったせいか、女の子たちのおもちゃにされる事が多くなった気がする。
「少し待ってくださいね。今、服を脱ぐ準備をしてますので」
「マジで脱ぐんだ」
俺のすぐ後ろで、ノアがこれから服を脱ぐらしい。見ないままで、どこまで脱いだか当てるんだそうだ。それはいいんだが(いいのか?)、ちょっと振り向いただけで見えてしまうんだが、いいんだろうか。というか俺の場合、あんまり誘惑されると何かしらのラッキースケベイベントが起きかねないので、絶対見ないとは保証出来ないんだが。
と、その事を「俺は『シャーレの先生』でこの世界の「主人公」で、ここはもはやエロゲーの世界だから」と説明したところ、「ふふっ、そんな言い訳は通用しませんよ」と、全く信じてもらえなかった。ノアは『前の先生』とは面識もないし、俺に関する特殊な事情は話したことがないので、確かにそこだけ説明したらそりゃ分かんねーわ、とは思ったが、悲しい。
「それにしても、目かくしぐらいはした方がいいんじゃないの? 何かあった時のために」
「あらあら。それはもしかして、先ほどのお話は何かエッチなイベントを起こした上で、先生が私にそういうアクシデントを強く望んでいた、と思わせるための伏線だった、ということでしょうか? ふふっ」
「そんなややこしいこと考えないって」
そうじゃなくて、実際に強く望んでそういうことが起きちゃいそうだから、期待……じゃなかった、心配してるんで。
「それでは、まずパーカーを脱いでしまいますね」
背後で、バサバサ、バサッと派手な音がする。ノアがパーカーを脱ぐ音だ。そして、おそらくブレザーを脱ぐ音、シュシュッ……と
「というわけで、クイズです。今、私はどんな姿でしょうか?」
いや、ブラだけだよな? とは思うが、いきなりそう言うのも何だかためらわれる。
「脱いでる音がもろに聞こえるんだけど……とりあえず、上着は脱いでるよな? それで……」
「ブッブー。不正解です」
「あら?」
「ブレザーは一度脱ぎましたが、その後もう一度着たので、まだパーカーを脱いだだけの制服姿です。あ、ネクタイは外してしまいましたが」
「ええ……? もう一度着たとかあり?」
「もちろんです。これはクイズですから。それとも先生、ガッカリしましたか? 上着を脱いで、それから……シャツも脱いだ、私の下着姿を想像してしまった、とか?」
想像した。しました。思いっきり想像したし、見たいと思いました。などと言えるはずもなく。ノアの下着姿なんて見たら歯止めがかからなさそうなので、
それにしても、ノアはいちいち楽しそうな声だな。もちろん顔は見えないが、ものすごくニコニコしてそう。
「それでは……、ん、しょ……。はい、これでどうでしょう? 今度は当然、分かりますよね?」
そりゃ、服を脱ぐ音は聞こえたけど、何枚も脱ぐ時間はなかったし、これは分かるだろ。
「今度こそブレザーは脱いだよな? だから、制服のシャツ姿」
「残念、不正解です」
「あれっ?」
「ふふっ、もう上半身は、ブラジャーだけ、で・す・よ♪」
「⁉︎」
えっ……ブラジャー……だけ? 上半身、ほぼ裸?
あまりに刺激的な言葉に、即座にノアの肌も
「シャツまで脱ぐほどの時間なかったろ⁉︎」
「先ほどボタンは外してしまったので、二枚一気に脱いでしまいました。それでは、次のクイズです。私が今つけているブラの色は、何色でしょう?」
「そんな問題⁉︎」
「ヒントです。私は最近、ユウカちゃんに感化されて、ちょっと大人っぽい、エッチな下着をつけるようになりました」
「いやいやいや、そんなヒント出されても。エッチで大人っぽい……?」
不意打ちからノアのエッチな情報が次々に入ってきて、思考が追いつかない。えーと、ノアのイメージだと白とか? いや、白で大人っぽいって割と難しい……じゃあ、赤? それはない。流石にない。いや、色白のノアが赤の下着で誘惑してくるとか、それはそれで見てみたいが……えーと、えーと。
「く……黒、とか?」
「残念! 正解は……薄い
「そこかぁ!」
言われてみたら、なまじ過激な方にいくよりエッチだった。そして、俺好みだった。見たい。見せて欲しい。無理だと知っているが、見せ——
「うーん……もし正解だったら、お見せしても良いと思ったのですが……」
「うそぉ!」
「あら? そんなに残念でした? 私の下着姿を見られなくて」
「……まあ、見たいんじゃないですかね。普通の男なら。ノアは美人だし、ねえ?」
いいようにからかわれている。期待させられたりかわされたりで、疲れてきた。
「先生がこちらを向くことはないとはいえ、ブラを外す、というのは少し抵抗がありますので、あとは下だけなのですが……」
「あ、まだ脱ぐの」
「いえ、どうしようかと。下も、あとはショーツとタイツしか履いていませんし」
「あー……あとは……え、スカートは?」
「スカートはもう、脱いでしまいましたから」
「そうなの⁉︎」
「はい」
スカートを脱いで、ショーツとタイツのみ……。黒いタイツに包まれた、ノアの綺麗な足を思い浮かべていたら、また
「ちなみに、上下おそろいの下着なのでショーツもエッチなやつですよ」
「そんな情報、もういらない!」
「ふふっ、あまりに素直な反応をなさるので、少しかわいそうな気がしてきましたね。では、そろそろ終わりにして服を着てしまいましょうか」
「そうしてくれる?」
「それでは」
ノアの動く音、布がこすれる音がする。服を着ているんだろう……
「ぁ♡」
「⁉︎」
ノアの、少しかすれたような、甘い声が聞こえた。
「あ、変な声を出してしまって、申し訳ありません。服がちょっと引っかかってしまっ……ぁ♡ んっ……♡ んしょ、す、すみません。上手く着れなくて……ん、ぁ♡」
「あ、そーなんだ。へー、大変だなー」
……って、嘘つけっ! 服が引っかかったぐらいで、そんな色っぽい声出すかっ!
「はぅ……んっ♡ ふふっ、先生のリアクションを見ていると、可愛らしくてついからかっちゃいたくなりますねー」
「そうかー?」
って、既に現在進行形でからかってるだろ。明らかに。
「んー……。ちょっとブラがきつくなってきたかも知れませんね。ここをこうして……」
どうもブラを直しているらしい。これ、絶対わざとやってるだろ。実況しなくていいって……。
そんなわけで、ノアの着替えが終わるまで、最後まで悶々とし続けたのだった。
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「何も起きなかったな……。ミカみたいに割とシャレにならない相手の時は、それっぽいことが結構起きるのに……」
疲れ果てたので、もう少し片付けでもしようかとシャーレに残っている。今回はちょっと何かラッキースケベ的なハプニングが起きてもいいんじゃないの、という時に限って何も起きない。その上、調教でもされてんのか? というぐらいに見事に生殺しにされ、何も触っていない、何も見ていない、不完全燃焼のままだ。
——と、ノアからメッセージが入った。何かシャーレに忘れ物をしたらしい。というわけで探して、こっち……ここか? いや、向こう……?
…………。
「これは……」
そこには紛れもなく、さっきノアが言っていた、エッチなブラジャーが置いてあった。レースの薄紫の、色気は感じるがほどほどに
と、またノアからメッセージが入った。
『どうでしたか、先生? エッチな下着でした?』
『すごくエッチでした!』
思わず反射的に、ノリノリで返してしまったのだが、
——あれ?
『え、もしかしてこれ、わざと置いてった?』
『はい。先生がお喜びになるかと思いまして。ふふっ、楽しかったですね。今日のことは思い出として、最後のその言葉まで、しっかり記録させていただきます♪』
罠だった。
その後、ノアにはその記録のことで、さらにからかわれることになるのだった。
ちなみに、後藤さんはその後別の方と結婚しました。
シーズン3のラストで、元カレにわざわざそんな報告するってどういうことなの?何なの?と主人公たちが騒いでた女性です。
このままユウカの話を全く書かないまま終わってしまうのは流石にかわいそう、ということで書いたので、今後ももう少し書こうと思います。