※この作品はR-18です。

エクスティア×FGO 異界魔導帝国ロギア・アース~堕ちた人理の希望~   作:王天君

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エクスティア×FGOシリーズの第12話です。
沢山いた妖精國組も残すところモルガン1人しか正気じゃない。
そんな彼女に引導を渡す回。
タイトル通りロリ化しますが、それは最後の調教まで取っておくのでのんびり読んでください。


第12節幕間 隷基再臨 淫魔魔術師モルガン・リリィ・オルタ

元騎士より憐れな元主へ

━━帝城 玉座の間━━

最近は邪魔で無能な臣下たちを入れる必要のなくなった玉座の間。今日も皇帝と彼のお気に入りだけが入った特別な部屋として機能している。

玉座に腰かけたナイオーロに奉仕する3人の美女と美少女。

娘の地位を与えられたバーヴァン・シーがラバーに覆われた舌を使い、何度もタマタマへ口づけ。恋人の唇にするような愛情のこもったキスを男の性器へ奉仕するためだけに行う。プルンと柔らかく瑞々しい唇が何度となく竿へキスマークを刻んでいく。

 

「ちゅっ♡ちゅぶっ♡むっちゅぅ♡ふっちゅ♡……あはっ♡パパのちんぽあっつい。タマタマ重くてずっしり中身詰まってて……強いオスって感じがして最高よ♡ウッドワスとかボガードみてえなハリボテカス野郎とは違うわ」

 

それに負けじと淫魔竜騎士のメリュジーヌも彼への奉仕に熱を込める。眷属怪人と化した影響で与えられたアナル攻め用の長い舌。それを惜しみなくちんぽに巻き付け、グルグル巻きにして唾液を擦り付けて扱きあげる。時折カリ首を擦ったり、亀頭を撫でてみたりと刺激を変えるのも忘れない。

 

「じゅりゅるる♡あぶじゅりゅりゅる♡むっじゅる♡……同感だね。僕の長い舌でも巻ききれない逞しいちんぽ様。鈴口をほじってもほじっても出てくる先走り……いくらでも体を満足させてくれる。ずっとこうしてくっついていたいよ」

 

そんな二人の奉仕に満足した笑みで褒めてやるのがナイオーロ。奴隷の献身に言葉で答える意義を知っているが故の行動。

 

「クク、いい奉仕だ。お前達も本当にいい女になったぜ……っと。そう不満そうな顔をするなよバーゲスト」

 

子どもっぽく頬を膨らませて頭を抱き続ける最後の1人にもフォローを忘れない。指摘されたバーゲストは素知らぬふりをしつつも、彼の頭へ鼻先を擦り付けて大型犬みたいに彼への慕情を示す。

 

「別に不満などありませんわ。ご主人様の幸福こそ我ら眷属の悦び……ええ、何も思っていませんとも。私もちんぽ、しゃぶりたいなんてこれっぽっちも」

「ちゅう♡……仕方ねえだろ。テメエと並んだら私とメリュジーヌはパパの膝の上じゃない。悔しかったらもっと小さくなれよ。デカイヌ」

「貴女はいつもそう口汚い言葉ではふぅううう!! ごしゅじ、さまっ! 私のおっぱい、敏感ですから引っ張ってはぁ!」

 

怒りを見せそうなバーゲストの豊満な胸を揉み、乳首をキュッと摘まんでやった。ビクンビクン震えてこれだけで絶頂しているのが何ともかわいい。

 

「クク、だからそう不満に感じるなって言ってるだろ。心配しなくても後でたっぷり啼かせてやるよ。オレの可愛いメス犬バーゲスト」

「はぁう……わんっ♡ご主人様ぁ♡」

「……っぷちゅる。今更ではあるけど本当に変わるものだね。あの規範と正義の塊だったバーゲストがご主人様の犬に堕ちるなん━━お”ぉ”ぅうう♡♡君、いきなりケツ穴に指入れるなんてっ♡」

「すまし顔がムカついたから入れちゃったわ。嬉しいんだろ、アナル狂いの変態メリュジーヌ♡……ってぁぅ♡て、テメエ♡尻尾でほじんなぁっ!」

 

お互いに指と尻尾で相手のアナルを犯すバーヴァン・シーとメリュジーヌ。挑発しあいながらもまだ入れられないチンポへの期待を高め、無様にイかせてやろうと苦心しあっている。

どちらも淫魔に恥じない技量と熱の籠った愛撫。しかしアナルも堕とされた後のメリュジーヌの方が動きはいい。指使いに試行錯誤が見える娘と違い、彼女の動きは豪快にして流麗。

突っ込む尻尾の角度や深さを自在に変え、引っ掛かりや抜け方で反応が変わる場所を見つけては修正を加えて犯す。あっという間にバーヴァン・シーの声から余裕が失われた。

 

「お”、お”ほっ”、や、やべッ! メリュ、止め、トぶ! 私トんじゃうからっ!」

「好きなだけイけばいいさ。そうすれば僕がこの素敵ちんぽは独り占めできる……ちゅっ♡ちゅるれろろ♡はぁぁあ……欲しい。欲しいんだご主人様。君のこのカリ高デカちんぽで僕のアナル、思いっきり抉って欲しいよぅ」

「っ、ぜったいイってやんねぇ……!」

 

お揃いのピンクの髪をした淫魔騎士達がご褒美をもらおうと競う饗宴。奴隷を従えた支配者だけに許された贅沢すぎる光景にさしものナイオーロでも肉棒の固さが増す。

主の射精が近いことを眷属の感覚で悟った2人も亀頭へ唇を寄せ、一口吸い付いてから口を大きく開いた。

 

「クク、まずは一発目だ。ほら顔で受け止めろ!!」

 

ドビュルルと音を立てて迸る精液。待っていた2人の顔へ向けて白濁の汚汁がいくつも注いで、黒っぽい肌になった彼らの体を扇情的に彩る。

れぇ~と口を開いた2人の口にも当然注ぎ、出終わったのを確認すると口を閉じてグチュグチュといやらしく攪拌。やがてナイオーロに媚びる視線を向けて笑うとごくんと音を立てながら飲み干して空っぽの口を見せつけてくる。

 

「「精液ごちそうさまでした(ご主人様だーい好き)♡」」

「クク、いい感じに媚び方も覚えたじゃねえか」

 

白濁塗れな顔で心底嬉しそうな笑みを浮かべる少女達。ナイオーロだけに向けられるその媚び媚びな笑顔に英霊さえ手に入れた満足感と興奮で射精したばかりの肉棒にも力が集まっていく。

そして今はその満足感をさらに高めてくれる極上の音楽が部屋に届けられる。

 

『ふぐぁああああ!! ぎ、ぃぁぅぐぅうう!!』

「ククク、あちらも楽しんでくれているようだ」

 

部屋の空中に映し出される立体映像。

そこでは銀髪をした女が機械に繋がれて調教される光景が映っていた。

玉座を模した椅子型の装置。わざわざ妖精國の彼女が座ってたデザインを模した彫刻も施されて彼女の尊厳まで傷つける仕様。

頭には太い管の繋がったバイザーが取り付けられ、口元にもマスク状の機械と管が付けられて呼吸の度に中に込められたガスが吸い込まれていく。分かりやすく体を震わせ、呼吸するだけでイってしまっているのが分かる。

胸には搾乳機が一房ずつ嵌められ、小さな針が乳首へ刺さりながら薬液を流し込む。

慎ましく整えられた銀の陰毛が映える美しい蜜壺には不釣り合いなディルドが突っ込まれ、連結したアナル用バイブが肛門も犯している。かつてバーゲストの肉体に仕込みを加える際に使われた特注品。

繋がれた彼女が受けている快楽の強烈さを裏付ける嬌声が色欲の信奉者たちにとっては何よりの福音。

 

「キャハハ!! 素敵な音色だわ! ママにも聞かせてあげたくなっちゃう」

「餌としては実に美しいね。早く白くて綺麗なアナル、僕のこの舌で犯したい」

「うふふ。聡明で眉目秀麗であったモルガンも今となっては死刑執行を待つ罪人と同じ……おまんこディルドで喘いでいる姿、とてもお似合いでしてよ」

 

元主に向けるとは思えない性欲と嘲笑の混じったエロい笑みで見下す眷属たち。

そして映像を流した張本人、ソラエルがニコニコと手を振りながら入室。

 

「やーやー! みんな元気~?」

「ソラエル、次の用意も出来たか」

「勿論ですよー。だから━━ってわぷっ!?」

「姉様ー!」

 

バーヴァン・シーがソラエルの腕に飛びつく。堕ちて以降、元の強気が嘘のように彼女に甘えるようになっている。堕とす手引きの多くが彼女の分身がやったおかげもあるようだ。

 

「姉様! 私にも早くあのメス豚で遊ばせてよ! 私見ているだけで退屈!! ねー早く早く!!」

「はいはい。分かってるって。調教第一号はバーちゃん。新しい餌も用意したから頑張ってもらうよ」

「ホント!? え、餌ってことはアレよね? また私の糸で細胞侵蝕、ヤっちゃっていいの?」

「うん。今度も思いっきりやっちゃって。それにね……ゴニョゴニョ」

「……っぷ! キャハハ!! さすがソラエルお姉様! 性格悪すぎ! そんな酷いことよく思いつくぜ!」

「褒められてるのかな?」

「当り前じゃん! 私、お姉様たちのこと大好きだもの」

「ふ~ん。ま、いいや。それじゃあご主人様。

今日はボクとお姉様もやることがあるので騎士達とお楽しみくださいね。計画通りなら何も問題ありませんから」

「ああ。元主従の宴、楽しませてもらおうか」

 

ソラエルに導かれる形で新主従は玉座の間から歩き出す。

最後の妖精國の女王を堕とす為。

かつては忠誠や恩を抱いた相手を踏み躙るために。

 

◇

 

調教師バーヴァン・シー 細胞侵蝕ふたなり調教

全身を人肌に温めたシーツで包まれたような暑苦しさが沈んでいた意識を引きずり起こす。

どうやら椅子に固定されているらしかった。全身の感触からして手すりと背もたれが付いた金属製で玉座みたいな大型だ。

体に吹き付ける風の感覚から裸に剥かれ、足や背中がひんやり冷たい台座に触れているのが感じられる。

逆に体は少し熱くて、統治の間に銀へ染まった長い髪も汗ばんで頬にぴっちりと張り付くのが鬱陶しい。

頭にはバイザー型の機械がはめられて視界が著しく制限された状態で周りを見るにもフィルターがかかったみたいだった。

 

(私は……っ)

 

思考が鈍い。まるで泥の中を泳いでいるような気分。それでも機械のつけられた頭を振りながら重い思考のヴェールを一枚ずつ剥がして大体の事を思い出す。

北海道で敵に操られた娘に負けたこと。

娘を敵に奪われたこと。

そして娘にもういらないと拒絶されたこと。

 

(それでも私はお前を……)

「おっせえ。何様のつもりだクソアマ」

「がっ!?」

 

乱暴な衝撃が襲って意識が急速に覚醒。ズキンと刺すような痛みに続いて瞼を貫く光。目が眩むのに耐えながらどうにか視力を取り戻す。

顔を覆う薄紫色をしたバイザーグラスの向こう。そこには一番見たくて……そしてもう見たくなかった顔があった。

 

「バーヴァン……シー……」

 

かつての最愛の娘。

黒褐色に染まった顔と顔以外を覆った黒いラバーの布に扇情的な衣装。ダンサーとも踊り子とも嗜虐の姫とも呼べるようなその出で立ち。ピンク色に染まった毒々しい髪。

かつては戸惑いながらも笑みを向けてくれたその顔に浮かぶのは混じりけのない侮蔑と嘲笑。

 

「ようやく目ぇ覚ましやがった。捕虜の癖に私を待たせんじゃねえよ」

「っ……」

 

敵に向けるその言葉一つ一つが心へ突き刺さる。お母様と親しみを込めて呼んでくれたその口が自分を非難する事実が胸を裂くようだった。

思わず口を開き、何か言おうとして、でも何も言えずに閉ざすのを1,2度繰り返す。

言えない。

言えることなど何もない。この子を取り返せる機会をわざとでも与えられ、何もできなかった。

 

(足元に縋って請えばあるいは……元に戻ってくれ、私の娘に戻ってくれと?)

 

出来るわけがない。誇りなんて安い問題じゃない。

そんなことは手遅れだ。

黙って項垂れた反応をどう思ったのか、唇の片方を釣り上げる嗤いは私の苦悩を見透かしたようだった。

 

「いいザマね。パパに逆らった雑魚にはお似合いの格好よ」

 

彼女が嗤う通り自分の置かれた状況は酷いものだった。全裸で金属製の椅子に腰かけさせられ、手首足首にも台座から伸びた輪が拘束して動くことを許さない。

杖もドレスも取り上げられては妖精でなくともその力を信じないだろう。

辺りは白く清潔な金属板が何枚も敷き詰められた部屋で、周りにはいくつもの機械や管が置かれている。最初は目を焼くようだった光も絞られて今は薄暗い感じの部屋になっていた。

窓が一つもないのは防音性を高める為だろう。だんだんと体が受けていた刺激を思い出して体温が上がる。呼吸は早く、脈拍も短いものに。呼吸をしているだけで火照りが加速していた。

わざとらしく意識がない間、体を犯していたらしいバイブや注射器が揺れる姿を見せつけてきた。濡らしている液の正体はすり合わせた内腿を濡らす愛液だろうか。

まだ何かしらろくでもないことを考えているのは間違いない。それこそ、娘を傀儡へ堕としたような。

 

「そろそろ始めてもらおうか。待ちくたびれたぜ」

「はぁいパパ♡」

「っ、貴様!」

 

傲然と言い放つのは椅子に腰かけてこちらを眺めていたナイオーロ。両隣にはバーゲストとメリュジーヌを侍らせ、ワインを片手に頬杖。

もはや敵とさえ見ていない態度に改めて腸が煮えくり返る。

だが今はコイツが何かするわけではないらしい。一番可能性として在りそうなのはそばで嗤うバーヴァン・シー。

 

「私に、何をする気だ……」

「説明されなきゃ分かんねえ? 

反逆者の最後なんて処刑一択だろ」

「……そうか。そして貴様が執行役だと」

 

驚きはない。自分も妖精國では同じように何人も反逆者を処刑し、統治を続けてきた。敵対者を始末するのも為政者なら当然だろう。

そして辱めの数々も見世物にして楽しむためだったと考えるなら特に不思議でもない。もうその価値もなくなったと判断したわけだ。

だとしても大切だった娘に命を奪わせようというのは性格が悪いと言いたくもなる。もちろん、もうそんな泣き言も通じないと分かっているから言わないが。

だがここで彼女の表情はより酷薄に見下した笑みで頬を釣り上げた。

 

「あら思ったより頭回ってるわね。その通りよ。でもね、ただ処刑なんてつまんないことしないわ。もっとも~っとザンコクでサイアクなお前にお似合いの処刑♪」

「……なんだと?」

 

笑みの質が既に知っている娘のではない。悪逆に生きろと教えてもまだ手探りで不器用だったあの子とは。

真にモルガンの境遇を嘲笑い、これから堕ちていくのを楽しむ外道のそれだった。

 

「これからオマエを犯して堕として……キャハハ! やっぱ教えてあげない! 

一息に殺して終わらせないとかソラエル姉様ってマジでワルよね!! よくこんなこと思いつくぜ!」

「っなにをされようと━━」

「テメエがどう思おうが知らない。さ、もう始めましょ。一番手をくれた姉様を楽しませるんだからいい声で鳴けよな!」

 

バーヴァン・シーが両手を御椀形に合わせるとほどなくコポコポと水が湧くような音。何が起きると警戒しながら見ていると、掌の中に黒い泥のような水が少しずつ出現。最初は水滴程度だった量があっという間に手の中一杯に溜まる。

それを見た瞬間反射的に体が強張る。生物として存在から拒絶すべきだと肌が言っているみたいだった。

 

「これが何かわかる? 

姉様が私を染めてくれたロギア細胞。眷属怪人にして頂いた私は体からロギア細胞を作り出せるようになったの。生体プラントだってユリエル姉様は言ってたわ」

 

よく覚えている。北海道で娘に注がれ、つい少し前には彼女を完全に作り変えてしまった魔の細胞。あの時は体を性感帯にされる不快さと困惑しかなかったが、彼女という実例を見た後でしかも抵抗も出来ない今では感じる恐怖が比ではない。

思わず息をのむ音を隠しきれず、内心の怯えを見透かしたバーヴァン・シーの笑みが深まる。

 

「キャハハ! クールぶってても怖いんだ。今のビビってる顔の方が好みだわ」

「まさか私まで侵蝕して……!!」

「だからそう言ってんじゃねえか。安心しろよ、頭まで染まり切ったら一緒に叫んでやるから。ヒャイイイ、ヒャイイイイイって! 頭イカれちまう気持ちよさなんだから期待しなさいよね!」

 

濃紺のラバーに包まれて堕ちていった娘の叫び声が耳にリフレイン。あんな恥も何もない表情で叫ぶケダモノに堕とされる自分……あまりにも恐ろしい。既に大切な仲間の3騎士が全員堕とされているからこそ、自分は屈したりしないという根拠のない自信も湧かない。

絶望的な気分で腕や足を動かすが固定具はビクともしなかった。

そしてピッタリ閉じ合わさっていた娘の両手がパッと広げられ、溜められた泥のようなロギア細胞粘液が体へ降りかかった。

 

「っ━━あ……くっ!」

 

パシャっと音がして体にかかる細胞。足と足の間へ落とされた細胞はたちまちに近くの太ももやクリトリスへ触腕を伸ばしその闇のような黒色をモルガンの白磁の肌へ広げ始める。

べちゃべちゃ、ぴちゃぴちゃと子供が水遊びをするような軽い音で広がっていく黒い染み。しかし実態は人格を塗り潰すおぞましい侵蝕細胞。

 

「ひっ、うぁ……!」

(っ、声を押さえるのさえ……これほど難しいとは……!)

 

必至に噛みしめた唇の間から嬌声が漏れそうになる。

細胞に汚されたところから認めたくない性感が広がっていた。太もも、鼠径部、へそ、脇腹、膝、ふくらはぎと徐々に体の上と下へ侵蝕していく黒色。

肌の感覚が研ぎ澄まされていくのもそうだが、得体のしれない何かが細胞の膜を扉にして体内へ根を張っていくような気分。体内へ入り込まれるなんて気持ちが悪いだけ。なのに侵蝕された部分からは細胞が肌へ染み込む快感と黒く肌が染まることへの快楽しか感じない。

なまじ快楽である分、異様な気持ちよさが浮き彫りになった。

さらに細胞の侵蝕に合わせてブィイインとバイザーから音がして頭に何かの力が流れ込んでくる。

 

(これは……頭の中を……探られてっ!?)

 

記憶や感情が入った入れ物に手を突っ込まれて漁られているとでも言えばいいだろうか。とても乱雑に頭の本棚を掴まれて引っ張り出されようとしているみたい。抵抗しようとしても装置の方が力が強くてどうにもならない。

 

(なんだ、何を……いや何でもいい……奴らの思い通りには━━はぅっ!?)

「チンタラ犯すだけで終わるわけないじゃない。ほら私もやってやるよ♡」

「ふっひぅ!?」

 

新たな刺激が襲う。バーヴァン・シーがニヤァと笑って座ったこちらの体へ触れてきた。

装飾や衣装を消し、ロギア細胞で包まれた黒のラバースーツのみの姿。尖った乳首もぷくっと膨らんだクリトリスも丸見えでいやらしく、均整の取れたモデルのような体型をあられもなく晒す。

 

(細胞が、擦れる……はぁん♡……うっ、なんてこと考えて……)

 

既に細胞に覆われた場所もそうでない場所もツヤツヤした娘の肌が触れると、まるでクリトリスを撫でられたように甘く堕落へ誘う痺れが伝う。

ゆっくりとした手つきで体中へ細胞が塗られていく。乳房を持ち上げてその下に塗られたり、座っていて開かない脇へ指を差し込んだりと体を洗われているような扱い。

黒く汚れていく肌からぞわわっと走る怖気。そんな不快感を簡単に消し飛ばしてくる圧倒的な肉の悦び。

細胞が肌の上を蠢く感触に身悶えしつつ唇を固く結んでも、娘が我慢なんて許さないと体をまさぐる。

 

「それにしてもぉ……オマエって本当にエロくていい体してるわ。雪みたいな色白の肌に吸っちゃいたいデカ乳……ケツも安産型って奴? 私までちんぽぶち込みたくなっちゃう」

(なんて言葉を……おぅ!? お尻、ッ揉まれっ! 胸も!)

 

まだ女王になる前、何度も看取る為に繋いだ思い出深い娘の指。それが胸を、お尻を遠慮なく揉んで、擦れるだけでも気持ちいい肉体に強烈な刺激。

逃れようと体を動かしても無駄。動いた分だけ微弱な快楽となって娘の指が与える刺激をより鮮明にするだけ。

やがて首から下が全て細胞に覆われ尽くすと椅子の固定が外れ、両腕の台座が内部へ収納。腕が下ろせるようになったことでスペースができると、娘が対面座位の姿勢で体に乗ってきた。

 

「あっう……」

 

肉のつまった太もも、たゆんたゆん揺れる大きく形のいい胸、肌に触れる娘の体の刺激が快感。例の細胞による影響と分かっていても、内に生まれる気持ちいい感覚からは目を逸らせない。

ラバースーツとなった服の生地が肌に染み込む。たわみを無くし、本物の皮膚と一体になったラバーがピチィッと張ると乳首やクリトリスまで隙間なく締め付けられて否応なく感じさせられる。

油断して口を開けばモルガンでも甘い吐息が漏れる……そのレベルの快楽だった。

 

「ふふっ、ラバーボディ完成♡体にぴったり張り付いてスケベなメスボディが丸わかりなの素敵! ああ楽しみ♪ この体ももうすぐパパのもの。もっとエロさの際立ったメスに堕ちちゃうんだから」

「だ、れが……」

「テメエだよ。さ、外は終わったら中だぜ」

 

頬を両側から手で掴まれてがっちり固定。逃げ場を無くして身じろぎするしかない中で上を向かされた自分の唇に娘の唇が重ねられる。

 

「!!?」

「んれろ……れらぁ……れるりゅ……ふふっ、体内もぜぇんぶ性感帯にしてアゲル♡」

(これも北海道の……中にまで注がれては……)

 

乱暴に押し付けられた唇はスライムと錯覚するように柔らかかった。異物なんて認めないと固く閉じあわせたこちらの唇をくすぐり、ちゅっちゅれろれろと啄まれ舌で舐められて簡単にこじ開けられてしまう。

唇も細胞を塗られると同じように気持ちよさが生まれた。まるでクンニされているように感じてしまうその快感はキスに驚いていた頭を容易く揺らし、舌を口の中まで入れられることも止められない。

 

「れろろぉ……むちゅぅ……れちゅっ、ちゅぅ……ほら唾液と一緒に私の特濃ロギア細胞流しちゃう。すぐ美味しくなるから味わえ……ほ~らお口でくちゅくちゅ、れ~ろれろ」

(顎を掴まれて無理矢理……!)

 

親鳥に餌を与えられる雛に似た構図で細胞が流し込まれる。

流れ込む唾液は彼女の言う通り細胞と全く同じだった。なぜかって、歯も舌も頬の内側も少しでも触れた所から快感が弾け、口まで膣のような性感を生んできたから。

顎を咀嚼するように動かされ、歯でぷちゅぷちゅ嚙み潰して口全体に味を覚えさせられる。酷い味と思えたのも少しの間。味覚がすぐ書き換えられ、細胞唾液がとても美味しいものに変わった。

ゼリーの食感をして蜂蜜の甘さに花の香りを混ぜたものというのが近い。飲むと食道と口に擦りつけられた分は揮発して鼻へ逆流し、突き抜ける匂いの良さが心を誘う。気道を犯して肺にも浸透すると血液にも伝播。次々にじゅわぁっと滲むように侵蝕する確かな感覚も耐えるしかない。

胃に落ちた細胞は快感を弾けさせ、凄まじい多幸感を生んだ。ぽかぽかふわふわと細胞に包まれている体が熱さより温かさを覚え、今の状態が至高だって思える。

思わされるのだ。

 

(正気を……こんなもので……)

 

わずかに自由になる魔力を行使して理性を防御するも、頬に添えられた掌からも細胞は侵蝕してくる。

溺れてしまいそうな量で流れ込む細胞。いっそ溺れてしまえばまだ楽だったかもしれない。娘を救わなくてはという使命感と下腹部から燃え上がる情欲の熱が意識を手放させてくれない。

 

「キャハハ。レズキスで感じちゃって、とんだ淫乱ね。

姉様は私とオマエが元母娘って言ってたけどぉ……本当はこういうことしたかったんじゃねえの?」

「っそんなこと━━ひゃぁあああ!?」

「あはっ♡可愛い悲鳴ね。ほら耳の中にもたっぷり流してあげる。脳味噌プチプチ弾けてくぜ♪ ん、ちゅぅ、ちゅろろ……」

 

娘からその絆を揶揄する言葉に生まれる動揺。その隙を突いて耳へ舌が差し込まれた。

肌に塗られ、喉を下った時とはまた違う。ズルズル這いまわる異物の体内を進もうとする音が耳を聴覚と触覚の両面から犯す。

 

「あ……がっ!」

 

鼓膜に触れるねっとりした粘液。音しか感じない器官に触れられ、クチュクチュと蠢く感触が響く。明らかな異常さもすぐに湧き上がった快感の波に消されていく。

キュルキュルと変な音が聞こえる。一体何と思ったが答えは頭の中で細胞に脳がかき混ぜられる感覚だった。

 

「乳首勃起してんのに声我慢するとかマジウケる! 抓ってくれって言ってんのかよ! この淫乱!」

「ふぎぃいいい!!」

 

硬く張りつめていた乳首に遠慮なく摘まむ娘の指。痛みしか感じないような力加減も全て快楽に変わって頭を焼く。

更に嗜虐的に目を細めた娘の口が胸へ近づき、かぷっと吸い付かれる。引っ張られて敏感になった乳首への遠慮ない吸いつき。舌先で転がし、細胞を塗られ、乳腺へ侵入し始めた細胞が吸われて逆流する感覚もたまらなく気持ちいい。

 

「やっ、はぁぁああ!!!」

(胸、出てしまう! こんな、ことで気持ちよくなんて!)

「はむっ! ちゅっ! ちゅっぱぁ……じゅりゅる! じゅるるる!!! 細胞が染み込んでいい味ね! パパも気に入りそう。母乳吸ってるみたいでとっても面白いわ♡」

「吸うな……吸うのを止めなさい!!」

「い・や♡ちゅううぅうう♡はぶっ♡ちゅるりゅ♡ロギアミルク出せ! 乳搾られて気持ちよくなっちまえよな!」

 

火照り始めた体を油とすれば日を注ぐような刺激だった。包まれ、与えられるばかりだった快楽が一転して吸い出される逆ベクトルの快楽。

声を出すことも鳴かされることも止まらない。

 

「くっひぃいいい!!!」

 

胸に溜まった熱さが一気に破裂。黒く暗いドロドロとした粘液が乳房から放出。圧倒的な開放感と一緒に背筋をゾクゾクした快感が駆け抜けた。

 

「ちゅぱっ! あーいい味。体の中まで侵蝕されてきてるわ。

そろそろ頭の中もいい感じにエロいこと考えるだけになってきたかしら」

 

彼女の言う通りだった。

細胞に犯されただけではない。細胞に包まれること自体が気持ちよく、もっともっと包まれたい欲求が生まれては頭を占めようとする。思わず止めようと考えれば意識してしまって渇望が生まれる悪循環。

気を抜けばこの異常に耐えることが異常と塗り替えられる偽りの幸福感がおまんこを熱く濡らす。

 

(バーヴァン・シーの掌で撫でられるのが気持ちいい……細胞デ……この肌……とても……イヒィ……どうして耐えなきゃ……でも……マダ……耐えなくては……)

「あーあ、だらしねえ顔。冬の女王だ何だって御大層な名前が泣いてんじゃねえ? 

今どんな顔してるか見てみなさいよ」

 

呼び出された糸で出来た鏡に映る姿は想像の数倍酷かった。

既に首から下は残らず細胞のラバースーツに包まれ、頭も耳から注がれる細胞に犯されて気持ちよさに震えるしかできない。口は半開き、端から涎がタラっと垂れてしまう。もう言葉を発する器官の面影はない。パクパク動かすと引っ張られたラバーに顔全体を覆われた。

何も言い返せない。押し寄せる快楽の波に正気はどんどん削られていた。

耳の中を蠢く舌もまるでクンニされているような心地。粘っこい熱が下腹部に堕ちては体を火照らせ、得も言われぬ快楽で心を潰されそうだ。

そこで頭部のバイザーが光を放ち始め、頭の中をかき混ぜる細胞とは別の動きが強くなる。

 

(あ……が……あたま……キュィイイ……ッテ……なに……バーヴァン……シー……? 

はっ!!)

 

妖精國の日々。娘と過ごした時間。守れなかった最期の記憶が唐突に強く脳裏へ。

あの時の無念、悲しみ、痛み、生前の中でもとびっきりの幸福と絶望をまぜこぜにしたような感情が胸へと昇ってきた。

膝に乗って耳をしゃぶるバーヴァン・シーへ何とか視線だけでも抵抗を見せると、また嗤いが返ってきた。

 

「キャハハ! 無駄な抵抗するのね」

「……!」

(そうだ、私は……今度こそ……この子が笑って生きられるようッんひぃいい!!)

 

僅かな抵抗の視線はへそを指でかき混ぜられるだけで霧散。侵蝕され尽くして後は顔を残すのみの体はあまりに快楽へ対して脆かった。

ヘソもクリトリスと同等の感度で指の動き一つで強烈な快感。フニフニ穴をほじったり、くぱあと拡げられたりと変化に富んだ刺激が全身を跳ねさせる。

 

「くぅっあ! ぎっ! やべっ……ろ……!」

「ヘソ穴クリっただけでのけぞるザコが粋がんなよ。惨めったらしいわね。

つーかオマエの頑張りとかじゃねえし。本当ならこの量を飲ませたらイキまくりで壊れちゃうのよ。前の私みたいに。私が優しくしてやってるのに勘違いしちゃって、無駄な頑張りご苦労様~。

━━おいプロフェッサー! 例の奴ら入れなさい!」

『了解しましたー』

 

部屋に取り付けられたスピーカーから声がしたかと思うと奥にあった大きな扉が開閉。

ぞろぞろと話し声がしたかと思うと何人もの男達が中へと入ってきた。誰もが見覚えのある顔と服装だった。当然だ。ストーム・ボーダーに乗り込んでいたカルデアの男性スタッフ達だったのだから。

自分に跨ったまま後ろを向いた娘が彼らを嗤って出迎える。

 

「いらっしゃい。不運で負け犬な雑魚共♡」

「バーヴァン・シーさん……俺達に何をするんだ……」

「女性たちは誰も帰ってこなかったが……」

 

見知った顔にあられもない姿を見られると悟って急に蘇る羞恥心。幸い腕は自由になっていたので胸だけでもと考えてだ。

しかし何かをする前に顔へとせりあがった細胞たちがマスクになって目の周り以外すべて覆い隠す。口もラバーで完全に包まれ、声を吸収したように音が出なくなってしまう。

 

「ま、待て! 見ては……んぶぅ!!」

「安心しなさい、顔は隠してあげる♡

オマエって気づかれないまま恥ずかしい姿見せつけなさい」

 

封じられたのは声だけではなかった。既に拘束が解かれている腕も足も言うことを聞いてくれない。丸ごとラバーに包まれた影響なのか、一体の人形になってしまったように微動だに出来ない。

そして体の上からバーヴァン・シーが退いたことでヘソや乳首への刺激は止まるものの、ラバースーツで全身を隠した一匹のロギア兵に見えるモルガンへ男達の視線が突き刺さる。

ぴっちりと体に張り付く素材のせいで全身のラインが浮き彫りになった。

ラバーの締め付けをものともしないハリの巨乳。

対照的にキュッと絞られた細いウエスト。

光沢で男を魅了する曲線が強調されたヒップ。

ずっと艦の中で激務に挑み、女とは無縁だった職員たちにすれば断食中に出会ったご馳走のようなもの。最低限の自制で遠慮がちにしているものの、見られている側には丸わかりな目から涎が迸りそうな欲に満ちた視線が次々胸や尻に突き刺さる。

 

(なんだ……彼らに見られている部分が……あ、熱い!?)

 

細胞が肌から体内へ染み込んでくる。それに呼応して男の視線一つ一つが質量を持ったみたいに体を這いまわり、撫でまわす。しかも細胞はそんな欲望も快感と認識させ、全身を無数の男達に弄ばれている映像が頭に浮かんでしまう。

 

(う、う……こんな、妄想で感じるなんて……)

「男どもに見られて興奮してんの? 

やっぱり淫乱。でも仕方ねえか、だってこんなにエッロイ体してちゃぁね」

「んんぅ!! ~~!!」

「キャハハ! 何言ってるかわかんな~い。そ・れ・に!」

 

娘がぱちんと指を一鳴らし。それを合図に全身を包んだロギア細胞が一気に股間へ内部で集中。陰核に細胞が次々まとわりついては強烈に気持ちいい締め付けと注入が再び頭を襲う。

 

「━━!?」

(クリトリスに細胞がぎゅぅううっと!! な、何か、こ、これは、生える!? 生えるというの! ふわぁあああ━━!!!?)

 

思わず椅子の上で背骨が折れそうなほどのけぞらせると同時に股間から天を衝く勢いで陰核が肥大化。

清々しいほどの開放感と一緒に股間への収束が止まり、代わりに新たなドクドクと脈打つ熱さと胸を揉まれた時のナニカが溜まる感覚が下腹部へ。

 

(なにが起きて━━な!?)

「立派なロギア細胞ふたなりちんぽの完成~♡

いい魔力持ってるおかげ? 美味そうな形してるじゃない♪」

「ほう。オレのほどじゃないが確かにそこそこだな」

 

娘と敵の評価の正体。思わず見つめると股間に黒々としたロギア細胞ふたなりペニスが出現していた。

ヘソに張り付くほどガチガチフル勃起して反り返ったチンポ。当然細胞で覆われて、何もしていなくても空気に触れただけで気持ちいい。プルプル震えて、自分の欲望を形にされたような気恥しさだ。細胞によって肥大化させられたクリトリスが形になったものだが、今そんな原因究明は何の役にも立たない。

脳が細胞とバイザーの同時攻めで弄られ、あっという間に娘の視線さえ敏感に感じる興奮へ変化。これまでよりさらに深まった快感が魔力を巡らせる余裕も奪い、頭の中が快楽中心の思考に歪みだす。

 

「ふふっ、早く食べちゃいたい。パパに負けない極太凶悪ちんぽ♡

……英霊卒業射精するにはピッタリね」

(発情した獣のような目で……私の男性器、そんなにいいのか……? 

熱い……胸と同じように……もし……もし……触られたら……)

「キャハハ! 触って欲しいんだ? 顔に書いてるぜ! 

それじゃあ期待通りにっと♡」

「お”っぎゅぃいい!?」

 

肉棒を握られた途端ラバーの抑制すら超えて思わず獣のような声が出た。貞淑さも威厳もかなぐり捨てた下品で低いケダモノの声。

だが口を開かない選択肢はなかった。

 

「ほらシコシコ! シコシコ~♡ちんぽの具合はどうでちゅかぁ? キャッハハハ!!」

「ふぎぅ! あっ! あぅっ!」

 

薄明りでもよく光るラバーに包まれた娘の手。それがふたなりちんぽをいやらしく愉快そうに扱く。エロチックな光も相まって五感全てが攻めたてる。

ただでさえ細胞によって感度は増している。元から敏感な胸はさらに感度が増していたからクリトリスだって同様だと思っていた。だが体を襲う肉棒━━ちんぽをくぃくぃと握ってリズミカルに扱かれる刺激は未知数。耐える以前に不慣れな刺激に動揺し、体が自由になっていれば床を転げまわってしまいそうなほどの快感に襲われていた。

それでも体は動かない以上、ただ口から叫び声をあげて少しでも快感の逃げ口を作り出さないと狂ってしまいそうだった。

 

「あーあ、腰震わせちゃって。そんなにちんぽいい? いいのよねぇ。私も同じだったからよくわかるわ」

(あ、頭おかしくなる! 手、気持ち、よすぎぃ!?)

 

母としての思い、女王としての責任感、国へかけてきた思い、そんなモルガンの中身を正面から叩き壊そうとする絶望的快楽。

 

「私はちゃんとママから手コキ教わったから気持ちいい所、知り尽くしてるのよね。オマエの下手くそ手コキと全然違うでしょ? 

カリ首の裏をくすぐられると力抜けちゃいそうになるのとか、鈴口をほじほじされると一気に射精したくなっちゃうのとか……キャハハ! 聞こえてねえか!」

(これっ、本当に危険……! バーヴァン・シーの手が……扱かれること以外考えられない!!)

 

言葉通りに彼女の指はまるで生き物のように肉棒を自在に飛び跳ねた。竿も亀頭も全て彼女の掌の上、下腹部に集まっていた絶頂への熱が肉棒に集められる。

手コキが続く内に頭部のバイザーも再び稼働。先ほど不意に思い出した娘との絆や思いがまた明確に思い起こされる。さらには叫び声も少しずつ変化。獣のそれから、娘が訣別しながら叫んだあの声に近いものへ。

 

「だめっ……止めろっ……! いひぃ……ひゃぃ……ひゃぃい……ち、違う!」

(射精る! 何か熱いもの……ザーメンがぶぴゅぷぴゅう射精る!! イってしまう!!)

 

後数回手が上下すれば射精する。それが理由は分からなくても決定的に不味いことになる。分かっていてももうちんぽへ溜まる熱い熱い昂りは止められない。

射精したい。

射精したくない。

気持ちいい。

気持ちよくなりたくない。

理性と欲望が際限なく膨らみ、ラバー質の掌と肉棒が織りなすダンスに心が奪われる。

もうイク、イッてしまう。

そんなギリギリの所で薄笑いと一緒に手が止められた。

 

「あっ!?」

「あらどうかした? 

止めてって言ったのオマエじゃない」

(っ!)

 

意地の悪い笑み。

つまりそう言うことだろう。この子が堕ちた時と同じで射精前で焦らそうという算段らしい。

手を止めたが人差し指1本を突き出して亀頭をクリクリ撫でられつつ耳元に囁かれる。

 

「オマエの射精はここでお預け。その前にやってもらうことがあるから。終わったら━━ふふっ、たぁっぷり射精させてあげる。でも射精したら……大変なことになっちゃうかもね」

(な、に……? あぅっ!?)

 

肉棒へ糸が絡みついて勃起したそれをグルグルと締め付け。射精寸前で張り詰めていた所に無慈悲なそれで、またイキそうなギリギリを強制キープ。

さらに体はやはり動かない。もちろん動いても自ら扱くなんて真似はしないが、発散直前の色々なものを溜めたロギア細胞ペニスだけがダラダラ黒い先走りを垂れ流す。

イキそうでイケない。寸前ギリギリの葛藤をするこちらを放って娘は男たちに向き直る。

 

「さて待たせたわねクソ雑魚共。これからテメエらもパパの兵隊に改造するわ」

「改造?」

「女性スタッフ達もまさか!?」

「そういうこと。私の隣にいるこいつみたいになるの」

 

くいッと親指でラバーに包まれ悶える私を示すバーヴァン・シー。

おっぱいを揺らし、射精寸前のふたなりちんぽで悶えるしかない私に向けられる男達の視線がまた熱を盛った針のように刺さった。

 

(うっ、くっ! この糸……刺激が止まったのに……ちんぽの勃起、収まらない! そのための魔術も仕込み済みか! くぅあっ!? し、視線が熱くて……胸、体が燃えるようだ……!)

「いいでしょこの子。ちんぽもおっぱいも大きくてとっても素敵。この服に包まれると皆、パパに仕えるのが射精みたいに気持ちいい兵隊になれるのよ」

「くっ! 私達もその人のように!」

「ええ……ただテメエらは少し違うぜ」

 

パチンと指を弾く音がすると男達の体へ糸が何本も出現して巻き付き、服に触れるとたちまちロギア細胞へと戻って彼らの体を犯し始める。

 

「ぎぃ、あ……」

「うげっ……肌に染み……」

「モルガン(この子)みたいになるって言ったでしょ。オマエらは女になるんだよ!!」

「なっ!」

「はっ!?」

 

驚きの声が上がる間も細胞侵蝕は止まらない。部屋に入ってきていた20名弱の男達も次々同じ黒いラバー服に衣服が覆われ、真っ黒な装束へ強制的に着替えさせられる。

 

「これは罰よ。パパに逆らった罰としてお前らから男の喜びを取り上げる。それでも女にして可愛がってやるって言うんだからパパって本当に優しいわ」

「くそっ! そんなこと!」

「なんとか脱がし━━あぅっ!」

「脱げるわけねえだろバァァアカ!! 必死になるのがおせえんだよ。

本当にバカ!」

 

動揺と絶望を伴いながら男達の体がラバーに包まれていく。触手のような先端を作って塗り付け、侵蝕した肌を起点にまた触手を伸ばす繰り返し。

項垂れ、苦しみにもがき、思わず手をついたり、仲間に寄りかかった者達は細胞による感覚鋭敏化で身悶えしだす。

その気持ちは分かる。さっきまで自分も味わっていた苦しみだから。

 

「だ、誰かぁ……」

「う……ぁあ……ィィ……」

「あっはぁ♡やっぱりいいわ、人間が細胞に包まれてドロドロに汚されていくの。理性のないケダモノに堕ちる寸前の絶望の表情、とってもそそられる♡まんこ疼いちゃうわ。

……っといけないいけない。姉様の指示は……そうだそうだ、ここでギルツシードを投入!」

「ひげぁっ!?」

 

眼のついた肉豆のようなものが男達に投げつけられる。豆はそれぞれ彼らの体へ張り付き、触手を生み出して旗否に潜り込み始める。

そして胸元へ同化して3つ目のようになると男たちの体が新たな変化を起こす。女とは違ったがっしりした筋肉質な男達の体が丸みを帯びた女性のものへ。

胸はプクンと膨らみ、お尻も程よい肉が乗って突き出し、腰は持ちやすいようにくびれが生まれる。野太い悲鳴も声帯が呑まれた後には綺麗な高音のものへ変化。

全員がラバードールとして目元以外隠されるともう男かなんてわからず、女の体に肉棒だけそそり立たせた今の自分と変わらない姿へ近づいていく。

 

「クスクス、い~い光景。優しかった奴も努力家だった奴も皆細胞に包まれちゃえば同じ。パパに仕えるのが喜びのメスになっちゃうんだから笑えるわ。

これがお前らの旅の結末。何もかも奪われて無様に終わるのが似合いなのよ」

「い、やだっ……こんな終わり」

「女になんて……」

 

思わず漏れた彼らの終わりを前にした絶望の声。それを待っていたとばかりに娘の笑みが深まり、視線が自分へ。

 

「嫌よね。せっかく男に生まれたのにちんぽも使わないまま意識もない怪人にされちゃうんだから。そんな可哀想なお前らの最後にご褒美よ」

 

娘が弓を召喚して引くと見えない糸で縛られたみたいに体は動き出し、娘の隣に立つと直立不動で待機。もちろん自分の意思では一切ない。

 

「人生最後のオス射精させてやるよ。モルガン(コイツ)がこれからお前らを一人ずつ射精させる。射精したらそれでお前らは終わり。細胞に呑み込まれてロギア兵になる。最後の晩餐みてぇな? キャハハ! センスあるだろ! 

耐えれば耐えるほど気持ちいいし、長く味わえるぜ」

(っ……私をまた辱める気か……くっ、また体が! あぅ……歩かされて……ぺ、ペニス、ふるふる震えて……ううっ)

 

細胞塗れの体が男達へ近づく。勃起状態が解除されない肉棒は未だに糸で締めあげられ、一歩踏み出すごとに空気が擦れてはち切れてしまいそう。時折亀頭や竿をシュルシュルと包んで蠢くせいで感覚は衰えず、常に射精寸前の気持ちいい状態をキープされて魔術を汲んで抵抗することもできない。

やがて男達の前に跪く。もう体は完全に自分と同じふたなりラバー女になってしまった男たちに。

 

「ほらやりなさい。そいつらを堕とす最後の一歩はお前がやるの」

「やめ……まって……」

(……すまない)

 

顔の高さに突き出された肉棒に指を絡みつかせる。娘の時以来に握る他人のそれは熱された棒のように掌を焦がし、同時に自分の肉棒に触れたような気持ちよさが掌から頭へ流れてきた。

にちゃにちゃとした細胞で汚れた先走りが手に纏わりつき、肉棒が奏でる汚らしい水音が耳を犯す。ずちゅずちゅ、ぐちゃぐちょ……娘にされた時の壊れそうなあの快感が頭に戻ってくる。

 

(な、うっ! て、手が勝手に動くと……いい……ちんぽ擦るのが……まるで私のものを扱いているように……はっ! な、何を考えているのです私は! こん━━!?)

「あ……あああぁぁぁあああ!!!」

 

数回ほど勝手に動く手にされるがまま、1人目のちんぽを扱いた時だった。

ひときわ大きく腰が震え、ペニスが跳ね上がって大量の白濁……いや黒濁の液が先端から発射。パックにでも使えそうな大量の汚汁がぶちまけられて顔を汚しあげた。

 

「なんだよもう射精? 一番手が早漏とかつまんねえな。まぁでもこっちには効果覿面みたいね」

(あ、う……精子……ロギア、細胞の……ザーメンが……)

 

顔にかかった精子の熱が子宮に伝わる。

鼻を通る香りが股を濡らす。

口に流れた酷い味わいが頭を痺れさせる。

ザーメンのから得られるすべての感覚が快感となり、ビキビキと血管を浮き立たせる自らの肉棒が猛りを吐き出させろと叫んでいる。

 

(射精……したい……だめだ、これ以上見ていては……)

 

まだ残滓を名残惜しくちょろちょろと流すペニスに目が惹きつけられる。腰を震わせてまで射精の快感を堪能した男の姿に。

体中の細胞が色めき立ち、触れたくて、受け止めたくて、出したくて……肉棒と口が促すまま、亀頭へチュぷっと口づけ。

 

「はぶっ、ぶちゅっ、れろぉ……」

(ザーメン舐めると、心が落ち着く……でも、足りない……まだ舐めないと……)

 

体が勝手に動く。また操られているんだろう。ラバーの密着した口でザーメンを吐き出す鈴口を吸い、飲ませられるがそれも不快感が生まれない。

細胞がまたキュゥウウと頭を弄り、何もかもを性的に興奮する存在へ置き替えてきていると分かっても、操られた体は吠え続ける男のちんぽへキスし続けた。

やがて挙げられていた絶叫の音色が変化する。

娘もあげていたあの歓喜の咆哮に。

 

「あぁぁあ━━ヒャイイイ!!!」

 

元男の胸元についていた眼球が白い仮面へ変化。ラバースーツからひとりでに浮かび上がって彼━━彼女の顔に取りつくと、もう意識ある言語は帰ってこなくなった。

その叫び声を聞くと頭の中身まで揺さぶられる。

魂が震えるというのか、叫ぶ彼女の気持ちよさそうな顔しか目がいかない。意思を振り絞って顔を背けても、そこにあるのは美味しそうなふたなりちんぽ。

思わず舐めれば股間で張り詰めた肉棒が疼き、溜まりに溜まった肉欲が脳を麻痺させてしまう。

 

(ひゃいぃぃいい……声が……頭に反響する……聞いてはいけない……でも……頭が)

「キャハハ!! 融合ロギア兵(ロギリアン)の完成~♡これで使えない男の改造シークエンスもばっちり。またソラエル姉様に褒めてもらえるわ。

……オラ、まだ終わってねえだろ。残りも全員射精させるんだよ。オマエらも最後くらい、1人目みたいに気持ちよく終わりたいだろ?」

「あ……ああ……」

「射精……したい……俺も……」

「細胞を……射精で……」

(ヒャィイイ……声が耳から離れない……)

 

1人目の欲望をぶちまけた姿に当てられた亡者たちが近づいてくる。

そんな自分も彼らを笑えないし、気遣う余裕もない。自分の手で射精させた彼のくれたロギア細胞ザーメンが欲しい。自分も射精シタイ。

自分が攻められるだけならまだいい。我慢する意義を見出せる。

しかし実際に射精し、どれほど気持ちいいかを見せつけられると心が揺れる。

細胞同士で気持ちよくなれるだけに、相手と同じ快感を自分も得たいと本能で思ってしまう。

触れて舐めてしゃぶって汚されて包まれて……ロギア細胞で満たされたい思いに頭の中まで犯され、ちんぽを握らされるうちに意識がどんどん黒く塗りつぶされていった。

 

◇

 

「ヒャィイイイイイイ!!!」

「ヒャィイイ……はっ!?」

 

ぴゅるるッと顔に降りかかった何度目かのザーメンの感触にやっと意識を取り戻す。

辺りには仮面に覆われてイキ狂った顔で悶える何人ものロギア兵。

そして今、最後の1人が自分の手でイキ果てて仰向けに倒れこむ。

口に残る甘くて芳醇な細胞液が舌の上で踊る。息をすればザーメン臭さがするくらいに胃までタプタプと満たされた満腹感。体はラバーの上にかけられたザーメンで一段黒く染め抜かれ、光沢と無光沢のコントラスがスーツを際立たせる。

周囲を満たす黒色の汚濁とヒャイイと脳を震わせる嬌声の大合唱。

その惨状に自分が我を失うほど快楽に溺れ、仲間達を毒牙にかけたと悟る。

 

「あ……そ、んな……私が……」

「ええそうよご苦労様。とっても美味しそうにちんぽ舐めてザーメン味わってたじゃない。ねえパパ?」

「ああ。お前の働きのおかげで男達もみな兵へ作り替えられた。よくやったな」

「キャハハ! これで姉様たちにも褒めていただけるわ」

 

醜態を嗤う声に反論できない。

快楽に耽って仲間を救うことも忘れた自分の浅ましさが心を軋ませる。

 

「ご褒美よ。限界ちんぽ(こ・れ)、射精させてあげるわ」

 

それはある種、救いだった。何種類ものザーメンに汚された自分の肉棒はもう決壊寸前に震えていた。

感じさせるばかりで絶頂を止めていた糸が解ける。その途端、取り戻しかけていた正気を再び麻痺させる悪魔的渇望が股間から広がって動けない。

そしてまたしなやかな娘の指が先走りといくつものザーメンに汚れたペニスへ絡みつき……次の瞬間には彼女の口の中へと誘われていた。

 

(っぁ、あああ”あ”あぁあ!?)

 

自分が何度もやってきた行為、熱くて水分に満ちた肉があらゆる方面から肉棒に吸い付いては精を搾りだすために纏わりつく。

分泌された黒濁の粘っこさも細胞で出来たちんぽには甘美な刺激。楽し気な笑い声を添えて濃密なフェラが射精寸前のちんぽを高みへと連れていく。

 

「ちゅっぽ! ちゅっぱ! ちゅっ! ちゅうっ! ぶちゅる! むにゅうっ! 

ふふっ! ちんぽ美味ひ~♡細胞がいい感じに染みてて舐めるとドロドロのチョコみたい! 舌が蕩けちゃうわ。

ほらお前らもやってやれって!」

「ひっ!?」

「ヒャイイ」

「ヒャィイイ!!」

 

倒れた仲間達が起き上がり、体に腕を絡ませてきた。

手も足も腹も尻も首も体中の全てに元男の女達の手が触れ、細胞の接触が肉悦となって駆け巡る。

耳元にはまた例の嬌声がリフレイン。

叫びたい衝動を抑えながらも耳や尻穴にも差し込まれる指や舌の数々には呼吸を忘れそう。

悶えていると不満そうに笑った娘の舌が先端をべっろぉと勢いよく舐め飛ばす。

 

「ひゃぎぃいいい!!」

「もっちゅっ! っちゅっぱぁ! 私を忘れんなよザコザコちんぽ♡」

 

腰が震える。求めるままに動いただけの自分の舌とは段違い。ちんぽの弱点を探っては感じさせることに特化した攻め手としての動き。

亀頭を舐め回し、竿をぞりぞりと舐め上げ、口一杯に頬張って舌を巻きつけながらディープスロート。

 

「おぉお”ぉ”ぉ”ぉ”!?」

(また、ペニス、爆発……破ける! 止めないと……でも体が……!)

「キャッハハハ! なっさけねえ声! ちんぽしゃぶられただけでザマねえぜ! オライケ! イッちまえ! 

……それでオマエは壊れる。オマエの中で大切なものが消えちゃうの! ああ楽しみ!」

 

舌の細胞がちんぽとも犯し合う。互いの細胞を塗り付ける感触が性感に繋がり、気持ちよくて気持ちよくて拒絶することができない。

射精感が近づくにつれ、頭の機械が動き出す。

頭にイメージされるのはまたバーヴァン・シーと過ごした記憶。

 

(ああ……頭、ぎゅるぎゅるって……細胞もまた……体中に……)

 

全身を包むロギリアンが細胞を擦り付け、体表から溶けて血管や神経にも潜ってくる。

快感の中で一層、尊い記憶達と過去への思いが装置によって強調されて輝いた。

何よりも大切な想い出たち。

それが射精の近づく勢いと一緒に下腹部へ魔力となって集められる。

このまま射精してはいけない。止めないといけない。

でも想いと裏腹に体は快感とラバーに包まれて動けず、破滅の訪れを待つだけ。

 

「クスッ、そろそろ射精そう? 

いいわよ射精しなさい! ほら喉奥にぶちまけろよ! ━━ぶっちゅううぅううう!!!」

「あ”ぁ”っ”……あぁぁああああ!!!」

 

喉に突き当たる程のみこまれて吸い上げられ、それが最後の刺激となって腰がビクゥっと跳ね上がる。

射精してはまずいことも、仲間達を手にかけた罪悪感もこの時は頭から消えていた。

ただ気持ちいいことがしたいって欲望だけが頭を占める。

そしてその欲望を形にした最たるものがちんぽから迸った。

 

「ふひゃぁああああ!!」

(で、出るぅ! 射精、ロギア細胞ザーメン! ずっと飲まされてたのが出る! いい……すごくいい……気持ちよくて射精が……止まらないぃいい!!!)

 

あとからあとからずっと飲んできた黒濁が飛び出ては娘の口に飲まれていく。粘っこくて熱い、ずっと出したくてたまらなかったちんぽ汁。

あの時娘が堕ちることを選んだ理由も理解できてしまえるほどに凄まじく、また心奪われるような快感。

そして、

 

「う、あ……?」

(なに……バーヴァン・シーへの思いが……心が……)

 

目の前の娘に抱いていた思いの数々。

罪悪感、至らなさ、後悔、愛情、親心……たくさんの心が射精と一緒に消えていく。

記憶は変わっていない。

過ごしたいくつもの日々だって覚えている。

なのにあれほど救わなくてはと胸にあった思いが薄れて幻みたいになってしまう。

 

「そろそろ感じてる? 

オマエの心が壊されていくの。いまぶちまけたこのザーメンに大切なものが溶けちゃってるの」

(あぅ……や、めろ……そんな……私と……バーヴァン・シーの……)

 

胸に生まれるぽっかり巨大な空洞。

必死に様々な記憶を思い出しては心を取り戻そうとしても意味がない。元から存在しなかったように拾い上げることが出来ない。

手から零れ落ちていく宝物に、滅多に抱くことの無かった感情が僅かに心へ覗く。

 

(いやだ……やめろ……やめて……奪わないで……もう私から……)

「クク」

(っ!?)

 

心に声がしたかと思うと、生まれた心の穴が急速に埋まっていく。

娘への思い以上に強くなり描かれるその存在は……

 

「どうしたこっちを見て。そんなにオレが恋しいか?」

(……皇帝! ……え、なに、何だ……この胸の弾むような心地は……)

 

玉座の間で噛みついた時と娘を奪われた時の2回、顔を合わせた記憶がフラッシュバック。

ほんのわずかの縁がどんどん胸の中で大きなものに変わる。娘から奪われた縁と思いが存在しなかったように思えるくらい。

道具のように自分のものと公言されたことに喜びを感じている自分がいた。

 

「これが姉様の計画。娘、國、思い出……そうやって全部大事なもの全部無くした穴をパパが埋める。後にはパパが好きで好きでたまんない眷属に生まれ変わる! 

それがテメエの運命。与えられた最上級の罰! どうよ、敵の事が大好きになっていく気持ちって!」

「ぁ……そんな、こと……」

 

強く拒絶する言葉が出ない。玉座の間では吐き捨てるほど簡単に否定できたのに。

視線が勝手にスライドして見つめ続けるナイオーロの下へ。

見つめる彼の面立ちが愛おしい。

犯され堕とされた娘への羨み。

何よりちんぽをまんこに咥えたいと女の部分が叫んでいる。熱く愛液で湿りだす女陰がキュンと疼いて子宮が恋したような反応。

それが最高の喜びで、与えてくれる彼は主人だと。大切な思いを踏み躙られたのに怒りが湧いてくれない。

入場したばかりの男たちの視線で感じた時よりずっと強い快楽熱が視線だけでもたらされる。

 

(はぁう! ……そんな、見られただけで……気持ち、よくっ!)

「侵蝕も上々ね。オマエは楽に正気を失ってこいつ等みたいな兵隊にもなれない。まだまだ失くす苦しみを味わって深い所へ堕ちるの!」

 

目の前で笑うバーヴァン・シーにもこれまでもっていた沢山の気持ちが湧いてこない。

あるのは皇帝の眷属である彼女への憧れやもっとちんぽを弄って欲しいって焦がれ。

少し気を抜くとその魅力的な思いに従ってしまいそうな強制力。

 

(……違う! 奴は……ナイオーロ様……ナイオーロは敵だ! 堕ちるわけには……奴のものになんて……)

「ふーん、やっぱり一回じゃ堕ちねえか。ま、そこまでソラエル姉様の計算通りね。

でも効果は出てる。その証拠に……」

「あっふぅううう……」

 

汚れた下腹部へ触れられる。そこにはラバー越しでも見えていた、へその下に刻まれる青白い独鈷のような形をした魔術紋。

それが今、僅かに光ったかと思うと魔力を発してやがてピンク色に染まった。

変化を満足気に見届けたバーヴァン・シーがもう一度ちんぽをなぞりながら耳元へ顔を近づける。

 

「あっひぃ!」

「私の番はこれで終わり。後はバーゲストとメリュジーヌがやってくれるわ。あと2回、私達の調教で射精したらオマエの心はパパの色に染まる。どれだけ気持ちいい思いが出来るか、今から楽しみにしておきなさい」

「私は……負け、ない……」

「クク、その意気だ」

 

彼女と敵の言葉を否定しながらもちんぽはまるでこちらが本心というようにピクンと一回持ち上がった。

 

◇

 

さらに幕間 真面目な仕事をする姉二人

━━帝城 リズエル執務室━━

 

「姉さん」

「なんだ?」

「どうして天気もいいのに私達は部屋に閉じこもって書類と向き合ってるのかしら」

「戦後処理だ。無能な大臣共もクリスマスイブであらかた始末できたが、しわ寄せが来るのは仕方ないだろう」

「それは分かるけどさぁ」

「黙って手を動かせ。モルガンを堕とせば効率も上がるからそれまでの辛抱だ」

「……ここだけ聞いたら仕事押し付ける為に堕とそうとしてるみたいね」

「間違いでもない。奴の統治能力は魅力的だ。陛下の威光も支配領域全てには届かない以上、間接統治のできるアイツは今後重宝するだろうからな」

「そんなに重要なら私達でいいんじゃないの? 

よっと! ユリはダ・ヴィンチの洗脳にかかっててお姉様とソラは後はよろしく~ってモンスターの調整に出かけたし」

「こら机に座るな!! 

全く……適材適所ということだ。モルガンはソラエルが特に脅威として睨んだ相手。報告書は読んだだろう」

「ソラエルが異聞帯巡って調べたやつ? 

私座学って苦手なのよね。皇女だった時も逃げてたし」

「はぁ……数千年生きた上に一つの国を治め続けた女王だぞ。上手く罠にハメたから捕らえられたが正面切って戦えばお姉様以外に勝ち目はないんだ。当然、その精神力も並大抵のものではない」

「バーゲストより?」

「ソラエルはそう見ていた。だからこそ関門海峡でお前とヴェステギルを使い、バーヴァン・シーを手駒に堕として切り札にして対策を打っておいた」

「しかも体の中身を少しずつすり減らされるなんてね。私だったら絶対受けたくない調教だわ」

「生き地獄だろう。己の内側を削られる心地、私達が生まれ変わる直前に味わったあの喪失感を3度も経験させられるんだ」

「アハハ! 無くすものが多いならその分ナイオーロ様の愛を受けとめる量もきっと大きいわ。さぞかしいい奴隷になるでしょうね」

「だろうな。それこそお姉様に匹敵するような存在になるだろう」

 

◇

 

調教師メリュジーヌ アナル屈服変態性感調教

バーヴァン・シーは射精を確認し、ロギリアン化させた男達に私の身なりを整えさせてザーメンを回収させると皇帝の側へ。仕事以外で関わる価値なんてないと明確な拒絶を感じられた。

全身を包むロギア細胞のラバースーツは首まで解除され、バイザーも外されたことで顔が露出している。洗脳機能も停止させてあるとのことで、今は頭に例の声が響くことはない。

それでも乳首にふたなりちんぽがしっかり見えているラバースーツなんて変態的な格好に羞恥を感じないわけではない。おまけに洗脳で脳の思考力が止められていなくても、感度は相変わらず触るだけで感じてしまう状態だし体も自由は効かない。

出来るのは平静を装って、次に訪れた調教役を待ち構えるくらいだった。

 

「素敵なラバースーツだね。美しい君の体を引き立たせる最高のドレスさ。そんな君を次は僕とガヌスギル(旦那様)が躾けてあげる」

 

1人は褐色の肌にピンクの長髪を優雅になびかせ、北海道で遭遇した淫らさを強調した鎧を着たメリュジーヌ。竜の要素を持っていた彼女の装いは布がかなり切り詰められ、乳首やワレメが動けば見えてしまいそうに際どいハイレグバニーのような服。

そしてもう一人は合わせて扉より入ってきた男……男? 

およそ生物かと問いたくなるような外見をした男。ピンク色の体色に無数の節が重なってできたような奇妙な肉体。顔に付けた緑のゴーグルやツンツンと逆立った髪にれろれろ~と股間まで届く長い舌。

そんな不気味な外見に違わず、いやらしい笑みを浮かべて怪人は笑った。

 

「んんん~。これはまた気の強そうな美人ですな~。

いいですぞ、気の強い美人ほどアナルが弱いと相場が決まっていますからな」

「なんだコイツは……いやそれ以前に旦那様だと?」

「言葉通りの意味さ。彼はガヌスギル、私の旦那様。堕とす手伝いをした功績にアナルだけは彼にも使用が許されてる。それに私もケツ穴セックスの虜でね。今じゃすっかり彼のアナル妻……ふふっ、ケツハメセフレなんだ。

ほら見て。旦那様と沢山ハメてして開発してもらったメスアナルを」

 

嬉しそうに語りながら背を向けるとお尻に手を当てて広げてみせるメリュジーヌ。露出高めのハイレグスーツでも最低限の秘所は隠していたのにお尻はショーツごと♡型に切り抜かれて肛門が丸見えだった。

添えた手の動きに合わせるようにくぱぁ、くぱぁと伸縮を繰り返すケツ穴。とろとろと中に仕込まれていたローションが垂れ始め、まるで涎をこぼしたような糸の引き方が情欲を書き立てる。

思わずゴクッと喉が鳴って、生やされたままのふたなりちんぽも水を得た魚のように持ち上がる。

口よりキツそうでキュウキュウしまりそうなアナル。そこにちんぽが入ればどれほどの快感か。フェラで射精の快感を頭に焼き付くほど教えられた後では、魅力的な穴にちんぽを入れることに期待と興奮を無条件に覚えてしまう。

 

「ふふっ、釘付けだね。そんなにさっきの射精は良かったのかい?」

「なっ……違う。私は射精したくなど……ない」

「語尾が弱いね。意地を張らずに正直になりなよ。ケツハメしたい、アナルにどぷどぷぅってザーメン吐き散らしたいって。ゴミみたいな君の過去なんて捨ててしまえばいい。気持ちよくなることだけ考えればいいじゃないか━━あんっ♡も、もう! 勝手に指を入れて。今日はモルガンがメインなんだから焦らないで」

「ククク、これは失礼。ですが誘うケツ穴を放ってはアナル好きの名折れですからな。それにメインディッシュの前に妻を食べるのもオツというものですぞ」

「お”……っくぅ♡旦那様の指ぃ……ずぷぷぷって……ああ入ってきたぁ♡」

 

それは異様な光景だった。数千年を生きるモルガンでさえ理解が及ばない、排泄器官を用いた性行為。

気持ちいいなんてあるわけがないのにメリュジーヌの肛門へガヌスギルの指が差し込まれると、人形のような美少女のあられもない歓喜の声が上がる。

 

「お”お”♡指でアナルズポズポいい♡旦那様の指が出たり入ったりするの気持ちいい♡」

「クク、感じてばかりいるんじゃない。そこのお嬢さんにちゃんと実況してあげるのですぞ」

「ああ……うん♡見えるかいモルガン。

私の後ろの穴に旦那様の指が入っているだろう?」

 

生前の彼女が絶対に口にしないような下品な言葉。しかしそんなことは少しも気にならない様子で語り続ける。

 

「ふぅ♡あんっ♡旦那様の指は、んっ、コブがたくさんついてて、んひぃ♡少しずつ、太いのと細いのが交互にお尻、出入りっ、あっはぁっ♡入れられると苦しいし、抜ける時はすごくスッキリする……はぁぅ♡繰り返すともう頭が痺れちゃいそうによくって━━あぁぁあん♡」

 

最後の嬌声は一際深く指差しこまれたことによるもの。

彼女の言葉通りに球体がいくつも連なって段々状になった指がそのアナルへと出ては入りを繰り返す。目の前とはいえこちらにもきゅぽん、ちゅっぽん! と水と空気の入り混じった演奏が耳に響く。

 

「お尻めくれるぅ♡抜けてくのたまんない! ケツ、ケツ穴、旦那様もっとたくさんじゅぽじゅぽしてぇ♡」

「くくく、はしたないですな。元主に見られて恥じらわないなんてとんだ変態だ」

「だって! だってしょうがない! 君にケツの良さを教えられたから弄ってもらうの……幸せっ!」

 

恍惚としか言えない表情で舌を突き出してガヌスギルに向けて尻を突き出すメリュジーヌ。

いまや指は3本目を呑み込んでいる。一本ずつが太いため、普通の人間相手なら拳が丸ごと入るくらいに太いはず。痛みさえ覚えそうなのに、彼女の口からは悦び以外何も感じられない。

 

「ああイク! イキそ……もうちょっとでイケる……奥……グリグリって……あぅん♡お尻の中……お肉でミチミチっていっぱいになるのしゅきぃ……絶対やめられない! 止めたくないぃいい♡」

「ほらイキなさい。元主の前で情けなくケツイキアクメ、キメるのですぞ」

 

そしてとうとう、なんと指が5本ともメリュジーヌの尻へ突っ込まれた。

裂けるんじゃないかって不安と裏腹に、入れられた当人は両目が白目をむくほど目を裏返らせ、舌を突き出した姿勢で痙攣。

 

「はひぃいいい♡イキましゅ……イっくぅううう♡」

 

宣言通りに愛液をプシャァアアと足元へ撒き散らしながら絶頂。四つん這いの姿勢で始まる痴態も彼女は一切恥じた様子がない。

 

「へぇ……ひぃ……あにゃるいきぃ……しちゃったぁ……♡もりゅがんも……絶対好きになるからさぁ……」

 

余韻を味わうみたいにガヌスギルの手が抜かれた後の肛門がまたパクパクと開閉。腸液と愛液で汚れたお尻は売れて果汁の滴った果物みたいに美味しそう。

全く胸にも膣にも触れることなく絶頂にまで至ってしまったその姿に、またしても肉欲が別の形で頭に浮かびだす。自分もケツ穴でイかせてもらいたい。凛々しかった彼女の尊厳をぶち壊すほどの激しくて濃密な快感を与えてほしい。

 

(……違う! 思っていないそんなこと!)

 

元部下のイキ姿に思わず抱いた感想を何とか頭から捨てる。思うはずがない。ただ気持ちよくなるだけでもありえないのに、性器でさえない器官で感じるなんて論外だ。

なのに細胞で全身性感帯へ改造された体は熱く火照り、意識しないまま尻穴が思わずキュッと締まる。

 

「さぁて、それではメインディッシュを味わわせていただきますぞ」

「……ふ、ふぅ。あー、すごく良かった。すまないね旦那様」

「あっぅい!」

 

最初の調教はまだ娘が相手だったからマシな部分があった。

しかし今は下劣な見た目をした怪人相手。触られる前から嫌悪感を抱かずにいられない。

だがやっぱりスーツに縛られた体は自由にならず、四つん這いの姿勢を取らされてメリュジーヌに尻肉をグッと広げられる。準備でしかないそれも体には小さな指が触れて快感となり、甘い声がついつい口から出てしまう。

 

(……先ほどまでより声、我慢しにくくなっている?)

 

僅かだがそう感じる。心の中にもっと声を出したい。はしたなく快楽を訴えたい衝動が生まれ始めている。

それもただ叫ぶのではなくて……

 

「クク、どうした? こちらを見て」

「くっ……なにも、ない!」

 

視線が勝手に悠然と腰かけながらこちらを見守るナイオーロへ向いてしまう。

退屈しのぎとばかりにそれぞれ侍らせたバーゲストの乳首をクリクリと弄り、バーヴァン・シーは騎乗位の体勢で肉棒をハメさせている。

その態度、声、姿……どれもが一度目にするとしばらく外せない。それどころか回数を重ねるごとに頭まで別におかしくないことだと思い始めている。

敵の力によるものと分かっていても体は言うことを聞かず、心も誘導されるとあってはどうしようもない。

そんな葛藤に揺れているといきなり生温かくてぬめぬめした触手のようなものが肛門へピトッと当たる。

 

「ひっ!?」

「うーむ、この味わいにメスを隠しきれない匂い……サーヴァントとやらはうんこをしないと聞きましたが綺麗なケツ穴の臭いも慣れるといいものですなぁ。

穢れを知らぬケツ……真の意味でアナル処女を私のものにできるなんて最高ではありませんか」

「ふふっ、まったくだよ。入れるのも出すのも最高に気持ちよかったなぁ。召喚されてから……ううん、生前を含めても一番の幸せって言ってもいいくらいの初体験。君も捕まえてもらったことを喜びなよ」

 

勝手に尻を舐められ、更には評価まで下される。あまりの羞恥で動けないことも忘れて殴ってやろうかと思う位。

しかし行動へ移す前に肛門を舐め解していた舌がズプンと勢いよく入り込む。馴らしていない状態でもヌルヌルする先端は抵抗をほとんど生まない。

 

「あ”っ、お”ぉ”ぉ”おおおお!?」

 

強烈な異物感が腹部に生まれる。粘性の高い唾液で包まれた舌は入り口の締め付けを掻い潜り、ズニュニュゥっと奥へ奥へ進んでくる。

普通の人間サイズと思っていた舌はずっと太く、肛内の肉を拡げて進んでくる。そして舌の侵攻は想像よりもずっと快感で、腸を掘り進めるられるのも背筋から脳へと響く甘い震え。

 

「くくく、クール美女がアナルで悶える姿も美しいですぞ。ほらもっと感じろ」

「んっ……うっ……はぁっ!」

(これも、ロギア細胞の影響か……アナルまでまんこのような感度……ぬめぬめの舌……き、気持ちよくなど)

 

原因の一つは内部も侵蝕しているロギア細胞。ラバー物質で覆われた尻と肛内は感度も高くて一突きされる度にフェラとはまた別の快感になって心を奪い去ろうとする。

尻を舐められる羞恥心も行為を深く意識することに繋がり、結果舐められるのが悦楽としてモルガンの精神をすり減らす。

拷問よりよほど厄介。心を殺せば耐えられるそれと違い、体に害でないものをずっと無視するのは至難の業。

幸運……といっていいのか分からないが、細胞に包まれた体は強度も増していて太い舌を差し込まれても裂けることもなく耐えられている。

 

「ふふふ。旦那様の舌にも慣れてきたかい? 

だったら私も……れぇろぉ~」

「なっ! に、二、本目!? はひぃいいい!!」

 

ガヌスギルを真似てメリュジーヌも舌を伸ばしてケツ穴へ差し込む。旦那様に寄り添う妻らしく、先端へ向けて巻き付きながら彼の舌をドリルの様に磨き上げる。

ぐちょぐちょ、ぬぽぬぽって体内を好き放題に掻き回して壁を削る感触はそのまま正気まで削るみたいだ。

 

「んちゅうっ、ちゅっぱ♡ちゅぅ♡ぷっちゅ♡……ははっ! 元主のケツ穴で旦那様とディープキスなんてとんだ変態プレイだよ。腸液と唾液塗れ……でもこの味……とっても好きだ」

「私もですぞ。ここまでアナルに理解を示す女は実に稀! その身体も! 

さあもっと深くキスしあいましょうぞ!」

「うん♡はぶっ♡ちゅ、ちゅう♡」

 

尻穴へ舌を差し込んで仲良く性を貪る2人……2匹だが、こちらにそんな余裕はない。

 

「あがっ! う”ぉぅっ! ふぐぃいいいい!」

 

1本でも細胞のおかげで裂けなかっただけで尻穴も肛内もパンパンにされていた。それが単純に2倍になったとくれば当然圧迫感も快感も倍。

腸内でグルグル絡まり合って貫く二槍の舌。薄い肉のついた下腹部にもぽっかりその形が浮き上がってどれほど深く突かれているか、信じられない気持ちで見つめる。

感度も与えられた肛内はピクピク突かれる度に電撃の如き快感で食いしばった口から涎が零れないようにするので必死。

 

「ほらほら、もっと楽しんでよ。アナルは抜ける時もイイって教えたよね」

 

抜けていく。

ガヌスギルの舌に返しみたいに巻き付いたメリュジーヌの舌が腸の中を根こそぎ引きずりだそうと抉る。

腸もその刺激が嬉しいって収縮し、締め付けるせいで一層強く感じてしまう。

 

「お”っ、お”ぉ、なっ、抜ぐのぉ、やべっ……お腹……ひっくり返るっ!!」

「はしたない声だね。女王の威厳なんてありやしない」

 

しかも奴の指みたいに凸凹と緩急があるわけでもない。グルグルとらせん状の形が感じるポイントを変えて無限に尻穴から出ていく感覚を与えてくるのだ。

気持ちいい。直腸から小腸まで貫かれ、まるで串刺しにされるほどの乱暴な抽挿はこれも未経験。

生理現象に近い抜けていく感覚はほぉっとため息が出そうな解放感と快感で、逆に入ってくるときは抜けて刺激が物足りなくヒクついた腸内をしっかり抉られるのが気持ちいい。

快感の度合いを示してつけられたふたなりちんぽは血管を浮かばせながらビキビキに勃起。

 

(こんな……不浄の穴で……あんぅっ! で、でも気持ちよく……よくなど……でもっ!)

 

誰にも聞こえない心はいくら目をそらしても自分をぐらつかせる。

排泄器官で感じる変態。

敵に犯されて感じる変態。

ふたなりちんぽ射精が忘れられない変態。

 

「あ”ぅ! ひぎぃ! あ、アナル、舌、動かす、なっ!」

「これが他人のケツまんこの味かぁ。れろ、べろぉ……ふふっ、私のケツ穴ファーストキスは君のものだね。ねっとりと絡みつく腸を解していく感触……攻めるのも病みつきになってしまいそうだ」

「わかっているではありませんか。アナルをただ指やちんぽで犯すだけでは3流。味わいも分かるようになってこその1流ですぞ」

 

快楽の信奉者たちの戯言に混じってあの感覚が近づく。

自分の何もかもを捨て去って気持ちよくなってしまうふたなり射精。快感と引き換えに過去を裏切るあの味がまた甘美な誘惑になってちんぽを震えさせる。

 

(耐えろ……ここで射精したらどうなることか……)

「はっく、ひぃっ……うっ、うう……」

「ちゅっぷ……どうしてそんなに苦しそうな声を出すの? 気持ちいいんだから喘げばいい。気を付けるのはちんぽ射精だけでいいんだ」

「メリュジーヌ……貴様は……」

 

かつての流麗さが嘘のような卑猥な言動。器用に舌でアナルを舐めながら不思議な顔で首を傾ける姿は生前とほとんど変わりない。ただ決定的に全てが色欲に支配されてしまっていて、オーロラへの感情も消し去られてしまったようだ。娘とは違う意味で見ていられない。

思わずすべての原因である皇帝を睨むとからかうように笑って尻の谷間に口づけされる。

 

「ふひんっ! くっ、ぉあ!」

「ちゅっ♡きめ細かい肌で柔らかいね。穴だけじゃなくて尻肉も違った味わい。楽しませてくれるじゃないか。

それでどうしたんだい、ご主人様に目をやって。感じている所、見て欲しいの?」

「っ、誰が!」

「クク、恥ずかしがるなよ。主の前で奴隷が股を濡らすのは当然だ。

誘い、訴え、そして求めるがいい。それがあるべき姿だと理解しろ。

オレのために不要なものを吐き出してしまえ」

 

奴の視線が肌を熱くさせる。見られて、見つめられて、まるで恋する少女のように性欲とはまた別の火照りが体に宿るのを認める。

彼の視線が自分に向いているのが嬉しい。ドクドクと早鐘を打った心臓が自分のものと思えない。

感情は全て捨て置き、彼が命じるままにちんぽは射精したいとさらに固く張りつめる。射精感がこみあげてきて止めようとしても上手くいかない。

 

(う、あ……で、射精る……射精て━━いぎっあぁぁぁ!!!?)

「おっと危ない危ない。もうイっちゃうところだったね」

 

絶望感とわずかな期待を重ねた射精の暴発……直前で伸びてきた黒い竜の尻尾が肉棒をギリギリ締め上げて中断させる。全身から集まった魔力が放出寸前だったのを止められ、行き場を無くした精液の塊で竿全体が爆発しそうな激痛。

思わず痛みで呻くとメリュジーヌが肩をすくめて舌を引き抜いた。

 

「……っちゅぱっ! 勿体ないじゃない。三回だけの射精の機会、中途半端に射精すなんてさ。気持ちよく射精したいだろう?」

 

再びメリュジーヌが前へと回って背を屈め、そして再び尻肉をくぱっと広げてそのケツ穴を見せてくる。一度指で絶頂した後で腸液とローションに塗れたそれはぽっかり穴を開け、中の赤い粘膜が肉棒を食わせろと誘っていた。

 

「私はこのアナルで射精させる。口とも手とも一味違う快感……すぐ射精しないでよ?」

 

射精寸止めの痛みで僅かに戻った理性から腰を引こうとするも、ガヌスギルに背を突かれて彼女も腰を突き出したためにずっと柔らかい刺激で受け止められる。

亀頭が肛門に触れた瞬間、情けのない声が出た。

 

「ま、待っ……おぉぉお~!!??」

 

その感覚はまさに異次元。

締まりのいい入り口が程よく侵入に抵抗して、肉棒を押し込む自分が犯しているんだと強制的に刻み込んでくる。思わず反発に腰を引こうとして、次の瞬間には大口を開けるように広がった肛門が竿まで呑み込んだ。

その後に待ち受けていたのは熱々でみっちり全体から窄めて包む肛内粘膜。

 

(き……気持ちいい……メリュジーヌの尻……アナル……とても気持ちいい……!)

 

心まで自分の手を離れていく。

これも調教された影響なのか、内心を自ら誤魔化す気力が奪われる。

 

「……んふぅ、おっひゅ、ふっはぁ! 思ってたより……くひぃ! 大きい♡」

「メリュジ……やめっ……動くなっ……!」

「お断りだよ♡ほら元騎士のケツマンで感じろ! ほら、ほらほらほらぁ!!」

「あおぅああぉおお!!?」

 

入れられたアナルは変幻自在だった。抱けそうな小さい体なのに根元まで入ってしまう。

パクパクと吸い込むように内部へ肉棒を取り込み、逆に抜く時はちんぽを根元から引き抜くような乱暴さで攻めてくる。当然腸液ダラダラの尻穴もきゅぅぅんと密着して竿も亀頭も隙間なく包まれて気持ちよかった。

どっちが犯しているんだって強さで腰を後ろに突き出され、尻肉が腰にパチュンパチュンぶつけられるとあまりの尻肉の柔らかさが肉棒を固くさせる。

 

(っくっはっ! はぁ! はぁっ! ちんぽが……射精したい欲がどんどん強く……メリュジーヌの尻から目が……ぁぁ! 止まれ、とまれぇぇええ!!)

 

暗示にかけられたみたいにふわふわと心が彼女のアナルに釘付け。いつの間にか手で腰を掴んでタイミングを合わせて深くまで腰を打ち付けてしまう。

ニュルニュルしている感触なのにぐっぽり包み込む感触。一度動かせば名残惜しくて二度三度と続けずにいられない。

 

「あっ、なぜ、なぜだ! こ、腰が動いて!」

「ふっひぃいいいい♡ちんぽ、ちんぽ奥までずっぷり来たぁ♡子宮までハメ潰されるような気持ちよさいいよぉ♡……ふふ。気持ちいいかって質問は必要なさそうだね。あんっ♡やんぃっ♡あはっ、ケツ穴犯すの気持ちよくて仕方ないって顔だ」

「そんな、はずっ……ぅふぅううう!!」

「いい傾向だよ、凝り固まったつまらない女王の仮面なんて脱ぎ捨ててしまえ。色欲に溺れろ。

……でもいけないね。牝の分際で牡のつもりになるなんて。思いあがった牝に分からせてあげてよ旦那様」

「ククク、お安い御用ですぞ!」

 

すっかり忘れていたガヌスギルの存在。腰を掴まれた感触に嫌な予感を覚えるも何かをする前にモルガンの肛内へ奴の肉棒が入ってきた。

 

「えっ━━あっ、ふぁああああああ!!!」

 

ガヌスギルの肉竿はいくつもの丸いコブが連なったような形で、彼の指をそのまま太くしたような形状。

最初の一つ目が尻肉を押し広げてジュプゥと水音と一緒になって侵入。敏感になった肉は当然その異物も快く受け入れ、丸い形まで尻の中で感じられる。

 

「あ……ああ……なんだこれは……腹の中に、丸いものが……す、擦れて熱く……」

「クク、恋しいと吸い付いてきますなぁ。まずは亀頭だけ入れた感触を堪能するとよいですぞ」

(な、なにをバカな……ああだがこの感じ……球が一つだけ入って入り口を拡げる感じは……)

 

挿入と同時に感じた肛門が開くキツさと中に入り込んだ途端に負担が消えて楽になる二重の刺激。

ドリル舌でグルグル巡りながら広げられるのとはまた別。

手を出し入れされたメリュジーヌの感想を思い出して気持ちよさを再認識。

これが入ってくるときの気持ちよさなんだと。

 

(だったら抜かれる時も━━ぉおおう!)

「そしてこれが抜ける感触」

「あんぅっ!!」

「うぎぃっ♡は、ははっ。抜けるの良かったらしいね。ちんぽビクついて私の中に思いっきり突き刺してきた」

 

想像した途端にキュポンと音を立てながら抜けていった。

また一瞬の苦しさとそれ以上の開放感。思わず衝撃で腰が動いてメリュジーヌのケツ穴を深々と抉ってしまう。

アナルとちんぽ、2か所からの快楽が頭を痺れさせて犯し犯される肉悦を刻む。コブが抜けたばかりの穴はすぐ窄まって素知らぬ顔をするも味わってしまった体験は忘れられない。

 

(一度であれだ……もしあの長さを全部入れて抜かれようものなら……み、見るな!!! やめろ、穴を……締めるな!)

 

尻で気持ちよくなってしまうことが自分で異常だと分かっても、自覚が揺らぐほどに気持ちいい。

ガヌスギルの情欲で満ちた視線が肛門へ向けられてヒクついてしまうし、メリュジーヌはもっと動けときつくちんぽを締め付ける。

そしてここでダメ押しとナイオーロの言葉が向けられる。

 

「バーヴァン・シー、手伝ってやれ。モルガンが両方で楽しめるようにな」

「キャハハ! りょうか~い。それじゃあオマエの体、動かしてあげるわ」

「う、あ……嫌だ……私は……」

 

娘が糸を繰り、ラバースーツが支配されて体の自由が奪われる。

欲望に突き動かされていた腰の動作がリズミカルに変化。ふたなりちんぽ自体も細胞が活性化したことでより敏感になる。腸壁を抉り抉られて進むちんぽに響く一瞬で射精してしまいそうな快感。

さらに体は休むことを許されず、器用にも動きながら自分の尻肉を片手で持ち上げてガヌスギルに腰を振り始める。

 

「ククク、お誘いですな。その媚びた腰使い、たまりませんぞ。では仕上げを……」

「ち、違う……私は望んでなど」

 

誘っているのは自分じゃない。

体を操られているから媚びていても仕方はない。

そうやって自分に言い聞かせながらケツ穴へ侵入してきたちんぽを深々と受け止めた。

 

(ああ来る……こんな好き放題されていながら……こ、肛門が疼いて……メリュジーヌと同じ尻狂いになったように……ピトって穴へ触れて……き、来た━━)

「━━ふにぃいいいい!!!」

 

動けない体を再度貫く熱くて固くて太い肉棒の衝撃。

今度は亀頭だけで止まってもらえない。何層にも重なったコブが一息に奥へ押し込まれる。

 

(これ、こりぇえええ!! 違う!? ぜんぜ、ちがっ!! 一つの時より、ずっとっ!!)

 

視界が真っ白に染まって前が見えなくなった。

入れて抜いてをじっくり味わわされたから頭に残っていたそれぞれの快感。太いのと細いのが交互に襲う独特なちんぽの快楽を何倍にも濃縮した一瞬が駆け抜ける。

細胞が気を利かせて尻穴がタイミングよく拡大収縮したせいで快感は最大級のものに。

じゅぽぽぽぽ!!! と一気に入り込んでも痛みは少しもなく、それどころか意識が蕩けていく。

 

「くぅううう!! 刺さ……って! 熱いペニスが、私のケツ穴を……ぐぽぐぽってぇえええ!!」

「うぅぅむ! このケツもいいですなぁ! メリュジーヌの小さくキツキツケツマンもいいですがピッタリ包み込んでくるような奥深さ……くくく、皇帝陛下も気に入られること間違いなしですぞ」

「太、い!! こんなの、入るなんて……あああああ!!!」

(動かれるともっと、頭の中まで引きずり出されるぅうう!!)

 

入れられただけで終わるはずもない。

抜けて入っての悪夢のグラインドが始まる。それも四つん這いになった自分を背後から抱き、全体重をかけるくい打ちピストン。下にはメリュジーヌがいて挟まれるせいで快楽の逃げ場がない。

 

「私も忘れないで欲しいね。そぉ……らっ!」

「はぐぅうう!!? ふぐっ、ふっぎぃいいい!!」

 

ガヌスギルの攻勢を見て取ったメリュジーヌが呼応。下から腰を突き上げ、根元までけつまんこにふたなりちんぽを呑み込んでは抜き差ししだす。

 

「くっふぁあああ♡♡はは、いいね! 旦那様とモルガン二人分の力で突くちんぽすっごい深い♡入っちゃいけない所まで……おっへ♡ひっひぃ♡おっほぉおおお♡」

 

途中から余裕をなくして喘ぎ始めるがそれは自分も同じこと。

わざとか偶然か不規則にタイミングをずらす前後の攻めがアナルとちんぽを劇的に攻め立てる。ちんぽが抜けてまんこも抜けたかと思えば同時に奥まで入り込む。ガヌスギルちんぽが抜けて腰が引けると獲物を追うみたいにメリュジーヌの腰も追ってくる。

 

(うっぎぃいいいい!! ち、ちんぽが吸われるようで……だ、だがガヌスギルの、腸を奥までっ! 正気、正気を保たないと……しかしどちらに意識を向けても……おっひゅううう!!)

 

特に強烈なのはガヌスギルのちんぽ。出ても入っても未知数の圧迫感と開放感が生理現象を思わせ、嫌でも羞恥とそれ以上の快感。

ちんぽの擦れた後が疼く。細胞による敏感化もあるが奴自身の能力もあるのかもしれない。肉棒の通った後には燃えるような熱さともっと引っかかれたい痒みのような感覚が生まれる。そしてすぐにまた引っ掛かれて気持ちよくないわけがない。

 

(気持ちいい! ペニスで腸壁、ゴリゴリ抉るのしゅごい! しゅごいぃっ!! そ、それにも前もいいけど後ろ! ケツ! ケツ穴ジュポジュポされるとぉ!!)

 

もう心は快楽を認めてしまっていた。感じているのが不浄の穴だと、やっているのが敵だと分かって。

しかし相手にそれを認めるわけにはいかない。いくら何でもできない。

負けてたまるかと心を奮い立たせる。それが結局的に利することになるのに。

 

「あひっ! あひぃいいい! 動くな貴様、きしゃまぁあああ!!」

(おひりぃ……けちゅあなぁ……壊れるぅううう!!)

「クスクス、呂律が回ってないよ。もうケツハメが気持ちよくて仕方ないんだろう」

「くくく、可愛らしい声ですぞ。冷徹な女王様もケツハメにハマればただのメスですなぁ。

これはもっともっと可愛らしく喘いでいただきたくなってきましたぞ!!」

 

肉槍の動きに変化が加わえられる。

弧を描いて肛門を拡げながら腸壁に先走りを擦り付ける動き。浅い所をひっかけてズリズリと短い間隔で幾度も出し入れする動き。そして一番奥を集中的に連続突き。

パチパチ目の前でスパークが散る。

余りの気持ちよさで論理的思考が消し飛びかねない。

 

「おふ、おっふぅううう!!」

「ふぎっ! はぎぃ♡あは、あはは!! いいだろうアナルセックス。そろそろ射精、したくなってきたんじゃないかい?」

 

メリュジーヌの指摘は正鵠を得ていた。

既に破裂寸前だった上にトロケツマンに突っ込んで自分のアナルまで犯されている状態。暴発していないのが不思議なくらいだ。

しかし今度は細胞同士が尿道を締め付け、決して出ていくことを許さない。

言われて自覚した途端、快楽と苦痛がないまぜになった刺激がさらにちんぽへ襲う。

 

「おぼぉああああ!!」

「キャハハ! スゲー悲鳴。好きに射精させてやるとは言ってねえぜ!!」

「そうだよ。もっと最高の時に君は射精する。そしてまた心を欠けさせる……あはっ! 誰かの心を壊すの、とっても楽しいね」

 

悪辣な笑いをBGMに射精を許されないまま犯し犯される。

特にこなれてきたけつまんこが強烈。勢いを強めたちんぽの衝撃は子宮にまで響き、オスに犯される自分を自覚させられて喘ぐのが止まらない。

 

(ビリビリ、ビッリィって痺れ! 痺れりゅ!! 頭、真っ白になるぅ!! 止めろぉ!)

 

腰の動きを連動させたメリュジーヌもいよいよ奥の奥まで肉棒を呑み込み、ちんぽ全体がぬめぬめヌトヌトした粘膜に包まれる。

 

「はぁぁああ♡いいよ、モルガンちんぽ♡早く射精したいって先走りがケツ穴にお漏らししてる♡

……ねえ旦那様、そろそろ射精したいんじゃない?」

「くくく、良くお分かりですな。陛下をお待たせするのもよくない。そろそろ終わりにしましょうぞ」

「お、終わりって……はっ! はっひぃいいい!! う、ごき速く!? さらに膨らんで!?」

 

不穏な言葉と一緒に肛内のちんぽがさらに巨大化。細胞の最適化も間に合わずにケツ穴が限界いっぱいまで広げられる圧迫感はこれまでで最大の肉悦。

アナルの形を変えられ、ガヌスギルのちんぽ専用にされてしまう。もう二度とアナルセックスを忘れられなくなる。そんな予感を覚えてもどうにもならなかった。

 

「射精します! 射精しますぞぉ!! 女王のケツマン子宮へ種付け━━!!!」

 

最奥部へ何度も何度も叩きつける本気打ち付けピストン。内臓の壁なんてぶち破って子宮にまで先端が届くんじゃないかって錯覚しそうな強さと勢い。

もう目の前なんて見えない。全身がバラバラになりそうな激しい快感。逃げ場を求めてメリュジーヌの腰を掴んで自分も同じように必死に打ち付け、どっちゅんぱっちゅんとオナホールみたいに使う自分の行動ももう理解できない。

 

「あっ━━ふわぁあああ!!!」

(射精、きたぁあああ!!! け、ケツまんこ膨らむ!! ドボドボ濃くてあっつい精子、ザーメン……腸、焼ける! イク、イっくぅううううう!!!)

 

恐ろしい量の射精だった。尻だとか妖精とか忘れて孕ませられるって思うに濃厚で大量の精が注がれる。体が震えるような悦びと一緒にケツ穴へ白濁とした液が注がれて、疼いていた腸壁全てがごきゅごきゅ吸っている。

あまりの気持ちよさに絶頂して、刺激されず放っておかれた秘裂からは絶頂を示して愛液がちょろちょろ流れ出た。

だがまだ射精は出来ていない。苦しさが理性を呼び戻し……いや呼び戻せていない。ただイクイクと焦っていた気持ちが射精したいに変わっただけ。

 

(ぅっ……辛い。ペニス……射精したくてたまらない。そ、それに)

 

ちんぽで一杯だったところに注がれた精液。娘に噴き出した自分よりずっと多くて、肉の薄かったお腹が膨らんでしまう。

破裂してしまいそうな苦しさがこみ上げるがすでに肉棒でみっちり塞がれている為出ていかない。

 

(しかし……これを出したら……いいや! 我慢……我慢だ……負けてたまるものか……でも射精……アナルも)

「出したい? 

ガヌスギルの精液浣腸で排泄しながら射精したいんだろう?」

「っ!」

「すごくいいよ。ザーメン排泄するの。私もいつも最後はそれでイっちゃうからよく分かる。

一言いえば楽になれる。気持ちいいの大好きで負けましたから射精させてくださいってね」

 

見透かしたようなタイミングで振り返ったメリュジーヌが笑う。喋りながらキュッと締め上げたアナルが早く早くと急かしてきた。

 

(そ、それは……射精……排泄……)

 

また不安と期待が同時に頭に浮かぶ。

今はちんぽで栓をされているから出ていかないザーメン汁。もしこれを自分の意思で全部排出すればどれほど気持ちよくなれるかと。

きっと一気に肉槍を入れられた快感に匹敵するに違いない。そこで射精もしてしまえば……一体どれほど……

だがそれは他人の前で排泄するに等しい。それ以前に自分をまた削ってしまう自殺行為だ。

それが分かっていても思わず想像してしまうほど、ここまでの調教は心に快楽を焼きつけていた。あと一歩で折れてしまいそうな心を必死に奮い立たせて叫んだ。

 

「いわ、ひわない!! ひぅ、ものかぁああああ!!!」

「ダメか。すまないね旦那様。どうせならおねだりもさせたかったんだけど」

「くくく、構いませんぞ。何せアナルはずっと正直に気持ちを語ってくれておりますからなぁ。ではバーヴァン・シー殿、解放してくだされ」

「オッケー! ほら射精させてあげる!! なっさけなくケツ負けザーメンだしちまえ!!」

「私も抜きますぞぉぉおお!!!」

「あ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”━━━━」

 

その瞬間は突然。

射精を止めていたちんぽの拘束が解かれて急速高まる絶頂感。

メリュジーヌも待っていましたと腰をまた肉棒の根元まで打ち付け、子宮から竿まで震わせる衝撃が突き抜けた。

 

(ダメ、だ……射精る……また私が……消える……耐え━━おっほぉおおお!!? ケツから抜けれぇえええ!!)

「くくく、我慢は体に毒ですぞ~。ザーメンうんこと一緒にぶりぶりだしてしまえ!!!」

 

栓だった肉棒が抜け、凶悪な大きさで拡張され続けた尻穴が開く。隙間風が空いた口にぴゅ~と吹けばすぐぎゅるぎゅる逆流する感覚が肛門へ。

思わず括約筋を締めて我慢しようとするが、今度は射精への我慢が足りなくなる。

どちらも耐えるには余りに余裕がない。

ぐぎゅるるると鳴るお腹の苦しさを耐えて耐えて、もうそれ以外何も考えられない。

 

(消える……消されてしまう……だがこんなはしたない排泄も……ぅうううううあああ!!! 何とか……何とか耐え……)

「命令だ。イけ、モルガン」

 

長く続いた緊張状態。他に意識を裂く余裕はなくて、堂々と座りながら命令された言葉に体は勝手に従った。

 

「いぎ、出す……! 出してしまう!! 両方……ふっはああぁぁぁああ!!!」

 

先に決壊したのは肛門。たっぷり詰められていたゼリーのように濃い雄汁がドププププゥと勢い良く吐き出す。一度始まった放出は意志の力で止めることなどできず、何人もの敵の前ではしたなく汚濁液が音と一緒に出て行ってしまう。

限界まで耐えた挙句の涎を垂らした無様なイキ顔で排泄絶頂快楽で目の前が真っ白になる。

 

「あはは! 負け犬女王の敗北射精、きたぁあああ!! あああっつい♡私のケツ穴を孕ませてしまいそうな熱さ━━おっひぃいいいいい♡♡」

 

射精も止められない。アナルを舐められ、抉られ、そして犯したことで溜め続けた精液が一気にほとばしり出る。一度味わった快楽をさらに超えた排泄感とまぜこぜの射精。

メリュジーヌの小さなお腹をボコッと膨れ上がらせて絶叫させ、大量の精液を吐き出してまだ止まらない。

たっぷり1分は続いた射精。

体を支える力も無くして小柄な彼女の背中に倒れ込む。

 

(ふひぃいぃ……あにゃる……じゃーめん……ろっひもきもひいい……あ、また、頭がふわふわして……)

 

また精子の中に自分が溶けていく。今度は感じ方がさらに悪化していた。中身が薄れていく喪失感さえどこか快感で思わず顔がにやけてしまう。

 

(出ている……出してしまっている……私の……中身が……はは……気持ち、いい)

 

二度目の射精は理性が壊れたのではと思えた。

射精を恐れていた感情や皇帝への敵対心が薄れ、純粋に肉欲への抵抗が消えていく。

 

「ふぅ、すごい射精だ。

……これでまた一つ、君は近づく。本当の姿に。君の國にかけた思いも理想も陛下は求めてない。全て消し去ってしまえ」

 

意地の悪い笑みに導かれ、自分がまた削られたことにようやく気付く。

 

「あ……あれ……」

 

最初は何を失ったのか分からない。だが理解が追い付いて気づいた。

ずっと支えてきた女王暦の記憶、経験、苦労……その全てへの関心が薄れて消える。バーヴァン・シーの時とは違い、記憶さえも摩耗してうたかたの夢のように朧気に。

 

(また私の……大切なものが……いかないで……消えない……ああでも消えるの……精液アナルから噴き出すみたいで……すっきりするぅ……)

 

厄災から國を守り続けたことも、世界を広げて汎人類史を塗り潰そうとしたことも、原動力だった素敵な国を作ろうと志した思いも全てまとめて消えていった。

 

(なんだろう……なんだか……とても大事なことがあったはずなのに……今はちんぽとケツまんこが気持ちいい方が……それに)

 

おおよそモルガンにとってほぼすべてのアイデンティティが込められた女王としての存在。

それが奪われていた。

築きあげた冷たい仮面も治世を支えた意志力も過去のもの。

 

(誰……私が求めている人……心が欲している……ああ……ダメだ、彼に従うのは……♡)

 

視線が自然とある人物の下へと寄っていく。

こちらをククっと笑って値踏みする視線の主、皇帝ナイオーロ。

金髪碧眼の精悍な男。見ていて心がときめき、この方の為に何でもしてあげたい気持ちで胸が一杯にされる。

一方で感情がほぼすべて呑まれそうになりつつも、わずかに残っていた心が最後の一線を守った。

 

(彼は、敵……敵なんだ……でも私なんで戦って……私……あ、う……また子宮が)

 

連続して下腹部の淫紋に変化が起こる。

ピンク色に染まっただけだったそれが再び光を放つと独鈷型の形が解け、歪なハートを象った紋様に変化。そして精を吐き終えたふたなりちんぽも陰核へ戻り、更には魔力が体に逆流するとモルガンの体を変えていく。

 

(これって……)

「ふぇ、ふひぃいいい♡」

(こ、この体……すごく敏感!? なんで! 気持ちいいのが凄く分かっちゃう!)

 

ラバースーツの触感、それにまだぶぴっと音を立てて流れ出るアナルのザーメン。その全ての快感がより強力に感じられる。

モルガンとしての意志力や忍耐力も奪われた結果だったがもう理由を気にしてもどうにもならなかった。

心は皇帝の存在へどうしようもなく惹かれ、蝋燭の芯のようなか細い理性で耐えないといけない絶望。理由も思い出せないが皇帝は敵だ。だから耐える。それしかもう心に残っていないから。

 

「はぁ……はぁーっ……!!」

「大幅に出力低下。女王として君臨した能力もほぼ失ったと見ていいかな」

「まだ堕ちていないか。さすがの精神力だが……いい姿になったもんだな。元もいいが今のお前も美しい」

 

白濁に塗れた容姿を褒められる言葉も前なら睨めるのに、今は頬を染めるのがせいぜい。

驚くほど脆くなった心で誰の為か分からない敵意だけが心を支えている。

 

「━━さて出番だ。仕上げてみせろバーゲスト」

「お任せくださいませ陛下」

 

笑いながら近づいてくるバーゲスト。

変貌を望むナイオーロの笑いを見ただけで決意はゆらぎ、知らず口元が綻んでいることに自分だけが気づいていなかった。

 

◇

 

調教師バーゲスト ロリ化催眠洗脳

「さぁモルガン。陛下の前へ」

「え……? あんっ!」

 

露出度の高いドレスを纏ったバーゲストの声。

彼女が口に舌呼び名が自分の事だと理解するにも数秒を要した。黒いラバ―で覆われ、しりとちんぽからまだぴゅるると精液を垂らしながら腕を引かれてナイオーロの前に引きずられる。

立とうとしても体に力は入らず、そもそも腕を持たれた時点で情欲の熱が子宮から燃え広がって太ももに雌汁が滴る状態。

 

「ふふふ、ずいぶんとしおらしくなったものですわね。もう陛下に反発する余力もないのでなくて?」

「それ、は……」

 

目の前にいる彼から必死に視線を逸らして言い淀む。

彼を直視してはいけない。離れて見ても心が盗まれそうになる相手、近くで存在を感じてしまったらきっと抗えない。

 

「それでは先生、お願いいたします」

「ぐふふふ、待っていましたよぉ」

 

背後の扉が開く音がして、新たにボールのように膨らんだ体のシルクハットとステッキを持った燕尾服姿の男が入ってきた。ガヌスギルに比べると幾分人間的な外見だが感じる生理的嫌悪感は同じ。

ただやはり抵抗する気力も根こそぎ奪われていて、目線で軽蔑することもできなかった。

軽やかに駆け寄ったバーゲストが球男にしなだれかかって熱烈にキスを交わす。

 

「んっちゅ、ちゅっぱ、ぷっちゅぅ……ふふ、さすが先生。キスだけで私のオマンコを疼かせてくれますのね。私を躾けて下さったときと同じ、やっぱり貴方はご主人様の次に素敵なお方です」

「これはこれは嬉しいことを言ってくれますねぇ。

貴方もいいですよバーゲスト。その舌遣い、きちんと日々のレッスンの成果が出ているようです」

「ああん♡それも先生のお手柄ですわ。このデカ乳を使った奉仕だって先生に作法を学んだのですから。毎日陛下のちんぽ様を搾ってさし上げ、最後はアクメミルクを吹き出してイクの……ああっ! お、思い出しただけでヨくなってしまいます」

「ほっほっほ、いい反応です。この後でまた可愛がってあげましょう。

ですが今はまず私の仕事をしなくてはいけない、わかりますね?」

「ふふ、もちろんです」

 

バーゲストに手を引かれて近寄ってくる球男。目の前に立つと大仰な仕草でシルクハットを脱いで腰を折る。糸のような細い手足のせいでまるでボールが少し回転したようにも見える。

 

「こんにちはお嬢さん。お初にお目にかかります。

私の名はハイラギル。大切な元騎士バーゲストを堕とした仕掛け人の一人……そして貴方を堕とす最後の一押しを仰せつかりました」

「私、を……?」

「ええその通り。ぐふふ、さあ私の杖を見つめなさい」

 

突き出されたステッキの先端へ光が灯る。

始めは消え入りそうな蝋燭にも劣る輝き。それが目の前でふらふらぐるぐる動き回っていると、段々視線もそれを追う。

 

(これは……なんだか悪いもの……でも、目が……)

「見つめるうちに貴方の心はだんだん過去へ戻っていく。何も知らない無垢なる子ども。穢れも澱みもないただの子どもに」

 

ハイラギルの体から紫色の魔力が噴き出して体を包み込んでくる。見つめている光と同じで妖しく危険な気配。だけど動けない。

動こうとしてもバーゲストがそっと肩を押さえて視線を光に向けさせる。

 

「抵抗してはいけませんわ。先生の言うこときちんと聞けますわね?」

「え……あ……はい……?」

 

そう言われると目を逸らすことがとても悪いことのような気がしてきた。

悪いことはしちゃいけない。ちゃんと大人の言うことを聞かないと。

 

「ぐふふ。そうですよぉ、それでいい。じっと光を見つめなさい」

「あ、ああ……」

「貴方はただの子ども。大人の言うことをちゃんと聞くよい子です。だんだん瞼が重くなる。とても眠たくなってきた」

「ふぇ……目……眠い、よ……」

 

促されるまま眼を開けられなくなった。でもハイラギルの言葉がちゃんと聞こえる。

 

「そのまま眠気に身を委ねなさい。ほぉら瞼が近づいた。あと少し、あと少し……くっついて開けられない。息も穏やかになって深く深く吸って吐くのです」

「……すぅ……すぅ……」

 

落ち着いた呼吸にあわせて意識が落ちていく。深い深い虚の中へ。脳に枝が絡みついて思考を弄られる感じ。淫紋と同じで徐々に考えがあやふやになることも危険と分かっていながら、それ以上何もすることができない。

押し寄せる泥のような眠気に誘われて自分の意識は闇に沈んでいった。

 

◇

 

眠りながらハイラギルの魔力に蝕まれた体が縮み始める。

メリュジーヌと比べてもさらに小さい身長。

手と足の長さは以前の半分以下、指も折れてしまいそうな小枝みたいに細い。

膨らんでいた胸もぺたんと小さく慎ましい幼女のそれに。

腰を超えた長さの銀髪も背丈にあわせて短くなってぱらつく。

顔も凛々しさや気高さのあった救世主のそれから、ずっと幼いまだまだ子供らしさの残る愛嬌ある顔に。

そこにいる姿は齢10にも届くか怪しい少女。

敢えて名付けるならモルガン・リリィとも呼べそうな姿に変わっていった。

 

◇

 

「さあ、起きなさい」

「うにゅ……?」

 

誰だろう。とてもいい気分で寝ているのに。

でも起こされたら起きないと。だって私はいい子だから。

パチッと眼を開けるとそこには丸々とした体の男の人。誰だろう。

 

「貴方は自分が誰か分かりますか?」

「誰ってそれは……それは……あ、あれ?」

 

ぽっかり心に穴が開いてしまっている。

自分が誰かも、どうしてここにいるかも、そもそも深く物事を考えること自体も頭へもやがかかったように不明瞭。

小さく非力な体に似合った弱弱しい思考しか巡らない。

 

「おや、分かりませんかねぇ」

「あなたたち……だれ、ですか?」

 

大きな顔で覗き込まれると腰が引ける。この人だけではなくて周りに味方が誰もいない状況への不安や恐れも徐々に増大。

逃げたい。

助けてほしい。

そんな弱気な考えさえ浮かぶ。

後ずさりすると背中に2つの温かい感触がして優しく抱きとめられた。触れたおっぱいのふわふわがクッションみたいで心地いい。

 

「怖いですかモルガン? 

ええそうでしょうね。今の貴女は非力な子ども。守ってくれるもの、支え無しでは立つことだってできない」

「モルガン……それがわたしのなまえ?」

「ええ、その通り。とても使い慣れて馴染む名前でしょう?」

「う、うん」

 

初めて聞く名前のはずなのにずっとそう呼ばれていたみたいな気がする。

生まれてから目覚めた今までそんな名前だったのかな? 

自分が誰かもわからない不安が薄れてぎゅっと抱きしめてくれた女の人を掴むと、優しくて大きな掌が頭に乗せられる。

 

「怖がる必要はなくてよ。

私、バーゲストは貴女の味方。もちろんここにいる全員が同じ。それに貴方がこれからすることはちっとも痛いことも怖いこともないのですから」

 

バーゲストさんに頭を撫でられながらにっこり笑って言い聞かせられて少し安心。

この人はきっといい人。だってそばにいてとても心が落ち着く。一緒にいたいって思える。

頭では思い出せないけど、体がそう覚えているんだから。

ほら、と改めて球男の方を向かされる。

 

「あちらのお方は先生、ハイラギル先生ですわ。貴方を導いて下さる素敵なお方」

「せん、せい……?」

「そう先生。ほら先生の杖をもう一度見なさい」

「は……はい」

 

また……また? 杖の先端に光が灯った。白、青、緑と次々変わる光を見つめていると意識が集まっていく。

まるで吸い寄せられるみたいな自然さで。

 

「この光が見えますか?」

「……はい」

「あなたのお名前は?」

「……もるがん」

「それは誰から与えられた名前ですか?」

「……わかんない。お姉さんがわたしはもるがんだって」

 

思い出せないけどあの人が言うならきっとそう。

きっと私はモルガン。

ちゃんと答えると先生は顎に手をやって誰かに話しかける。大きな体の陰に隠れていて相手の姿は見えない。

 

「━━ふむ。心身共に幼児化成功と。

ぐふふ。いかに強力な耐性を持っていようとここまで弱っていれば何とかなりますな」

「ご苦労。バーゲストの時といい見事な腕だ」

「ええ本当に。私の心まで惑わせた先生のお力、とても素敵ですわ。

また私もロリわんこにしてずっぷし種付けしてくださいね?」

「ほほほ、もちろんです。許しさえあれば何度だって抱いて差し上げますよ。

ささ、どうぞ陛下」

 

先生が横にずれ、後ろにいた人の姿が見えた。

 

「ふぇ、ふえっ!?」

 

見た途端、体に電流のような衝撃が走る。

鷹みたいに射竦められる瞳。キラキラと輝く金髪。不敵に笑う顔から漂う強者の風格。とっても偉そうで見下されてるって分かるのに体は彼の下にいることを喜んでしまってる。

そのどれをとってもカッコよくて目が離せない。

理由は全然わからないまま、ただ彼の全てがとても素晴らしいって思っちゃうの。

 

「はぅ……ふあぁあ……」

「ぐふふ、陛下の淫紋の効果がしっかり出ていますねぇ。

どうですか、見た感想は。このお方こそ貴女の主。何より大切なお方です」

「そうですわモルガン。目の前にいるお方が生涯お仕えする相手、愛しのご主人様ですわ」

 

ご主人様。自分が存在全てを捧げるべき、否捧げたい主。その表現が恐ろしいほどピッタリ噛み合っていた。

誰だろうって思うと、不意に一つの名前が急に口へ浮かんだ。

 

「ウー、サー、くん……?」

「モルガン、このお方の名はそんなつまらない名前じゃありませんわ」

 

お姉さんの言う通りだった。そもそもウーサー君って誰だろう。なぜか先生とお姉さんの言葉を聞いて彼の顔を見ているとすんなり浮かんできた。

でも集中すればするほど、この人の名前は違うって分かる。理由とか理屈じゃなくて本能が彼はそんな名前じゃないとなぜだか分かるのだ。

どうして間違えたんだろうって思っているとお姉さんがそっと耳打ちしてくれる。

 

「このお方はナイオーロ様。貴方も呼びなさい、ナイオーロ様と」

「ない、おーろ……さま」

「クク、そうだ。オレがお前の、お前達の主だ」

 

たどたどしい口調で名前を呼ぶのも大変。だって彼の所有物だって言葉にする一言一言が欲しかったものみたいに思える。

認めてもらえるのも嬉しい。嬉しいけどただ嬉しいのでもない。なんだか違う。お姉さんに撫でてもらった時の安心とは別。

お腹の中がとっても熱い。

 

「あの……えっと……その……」

「どうぞ恥ずかしがらずに。貴女は陛下に仕えるレディ、その身におこる全ての事は陛下へ報告しなくてはなりませんよ」

「は、はい……あのね……ナイオーロ様のことみてると……お股がヘンなの」

 

先生に言われてラバースーツの足を少し開いて股の付け根を見せる。

とっても恥ずかしいけどご主人様に隠し事はしちゃいけない。

見せつけた股の部分はもう染みになっていて、片手でワレメの上をなぞるとぴちゃって水の音がした。

 

「あらあら、もう濡れてしまいましたのね」

「ぬれ……?」

「陛下の事を体が求めているということですわ。

丁度いい。もっと今触れている所、おまんこを撫でなさい」

「……はい」

 

触れるとなんだかヘンなのがもっと強くなる。スリスリクチュクチュと何度も音を立て、段々触ることに夢中になっちゃう。

指先にグチュって粘液がたくさん触れる。最初はなぞるだけでよかったがすぐ物足りなさが湧く。

もっと見せたい。

もっと見てもらいたい。

そんな気持ちのまま、荒い息を立てて指を秘裂の奥へ。

 

「はぅ……はぁああああ」

 

ツプリと張りつめた愛液の膜を突き破って差し込む。柔らかい肉の襞を割り開くと身震いするようなゾクゾクする愉悦に昂りが加速。

 

「いいぞモルガン。もっと俺に感じる姿を見せろ」

「はっ、ぃいいい……」

 

彼の命令に従って指をさらに深く差し込む。小さな指では奥まで届かないので入り口の浅い所を重点的に。引っかいて引っかいて、掻きだした愛液が床に飛び散るのも関係ない。

 

(わかる……ナイオーロ様の見たい所……こうやって引っかいた方が気持ちいいって……!)

 

見つめる彼の視線が集まった部分が気持ちいい。まるで視線だけで体を愛撫されているような肉悦を感じてさらに愛液の量が増す。

ポタポタ落ちる欲望の証拠がとてもいやらしくて、主人の視線が集まると更なる興奮が指を突き動かす。

 

「想像してみなさい。今貴女のオマンコに入っている指がナイオーロ様のものだったらと」

「ふぇ……あふぅ! ふっひぁああああ……」

 

お姉さんの言葉通りの事を思うとさらに気持ちよさが増す。

あの大きな掌でこの気持ちいい蜜壺を征服されてしまったら。細い自分の指でも体が震えてしまうのだ。きっと全身が壊れるような強烈で素晴らしい快楽を刻んでもらえるに違いない。

 

「いい……いいの……ナイオーロ様の指、グイグイって……おまんこぉ……」

(きっとおまんこの奥まで入れられて……あっふぅ……すごい……気持ちいいの、どんどん大きくなる。もっとたくさんして! おまんこ気持ちよくしてぇ!!)

 

子どもらしい無邪気な感想だった。誤魔化すことも意地を張って反発することもない。

気持ちいいから気持ちいいと言う。

今の自分にそれ以外の思考なんてない。

やがて一定のリズムで指を動かすことに夢中になって、なんだかすごくいいムズムズが近づいてくる。

 

(なんだろ、これっ! でもいい! きっともっと気持ちいい! たくさんたくさん指をズポズポしたらきっと━━)

 

絶頂って表現も忘れた頭で無心に指を動かす。穴だけじゃなくて陰核もクリクリこね回すと、もっと鋭くて瞬間的な快感。

楽しい。快楽にも違いがあると知ることが自分の中の欲を満たしてくれるようでたまらない。

周りから見たら発情期の猿そのものな顔でおまんこオナニーを繰り返し、やがて絶頂に至る寸前で声がかかった。

 

「そこまでだ。止まれモルガン」

「えっ……」

 

反射的に指を止める。だってナイオーロ様の言葉に逆らう気持ちなんて少しも湧かない。逆らいたくない。

でもせっかくの気持ちいいのを取り上げられた不満はあって、思わず頬を膨らませて訴えた。

 

「どうして……もうちょっとだったのに……」

「クク、そう残念がるなよ。お前だってイクならコレを使いたいだろうと思ってな」

 

チィィィとナイオーロのズボンのチャックが開き、中から雄々しい肉棒が飛び出てきた。

 

「へ、んっく……はぅ……♡」

 

見た瞬間に生唾を飲み込み、触れもしない秘裂からこぽっと音を立てて愛液があふれ出た。

主人の姿と同じ、一目視界に入れた途端に目が離せない。名前も役割も知識として知っている。だけど彼の股間で猛々しく勃起した屹立はそんなものとまるで違う。

アレは自分の股へ、おまんこへ入れるべきものだって誰に言われなくても理解できた。

 

「見惚れてしまいました? 

さあ、アレは何でしょうね」

「何って……ペニス……おちんちん……?」

「そんな低俗な言い方はやめなさい。アレはちんぽ、おちんぽと呼ぶのですわ」

「ちんぽ、おちんぽ……ふわっ……またおまんこがキュンって♡」

 

とってもいやらしい言い方だってなんとなくわかる。でもそのいやらしい呼び方をすると下腹部が火をつけたみたいに熱くなって、おまんこの中が愛液をどんどん吐いて興奮し続ける。

入れたい。

入れて欲しい。

指より絶対絶対気持ちいい!! 

 

「はぁっ! はぁぁっ!!」

 

入れられることを想像すると勝手に指が動く。出来るだけ奥まで突っ込み、指の付け根まで差し込んでラバーに包まれたマンコを混ぜ続ける。

そっと屈んだお姉さんが口をおまんこへくっつけ、中へ舌を差し込んで啜ってきた。

 

「ふわっ……はひゅぅううう!!? お、おまんこの中、ぺろぺろ、ぺろぺろってぇ♡♡おねえさん! おねえしゃん♡」

「れろぉれる……じゅりゅるるる!! 

━━ふふ、とっても甘くて発情したメスのお味。もう我慢できませんのね。ではご主人様におねがいしましょうか。私にちんぽを恵んでくださいと」

「え、でも……そ、それは……」

「いけませんねえ。これは先生による教育、そして主人の命令です。

お嬢さんは大人の言うことが聞けない悪い子なのかな?」

 

気持ちよくなりたいけどそんなはしたない真似は……とわずかな良識が行動を止まりそうになる。でもすぐ囁かれた先生の言葉に罪悪感を覚える。

悪い子は良くない子。ご主人様の言うことを聞けない悪い子は怒られる。それがとても罪深いことに思えてお姉さんにくっついてご主人様の足元に跪く。

 

「ちがう……わたし、わるいこじゃないから。いえます……ごしゅじんさまに……おねがい」

「いい子ですわ。ではちゃんと口にしなさい。おまんこを拡げて、ね?」

「は……はい」

 

お姉さんに言われたらもう逆らえない。

何よりご主人様にがっかりされたくない。

だからそれまで指で沢山遊んでいた濡れ濡れのオマンコを両手で広げて懇願した。

 

「おねがい、します……ごしゅじんさまのおおきなおちんぽ……わたしに、おめぐみください……とってもほしくて……もうえっちにぬれちゃってるんです……いれてほしいですっ……♡」

 

最後は少し声が上ずってしまった。自分を貶める言葉も主人の視線もとっても恥ずかしいことをしてるって思うと興奮して気持ちいい。

 

「いいだろう。ちゃんと気持ちよくイカせて(終わらせて)やるよ」

 

とっても優しいご主人様の言葉に感謝しながら近づく。

すぐにでも入れたかったけどお姉さんに制止される。

 

「まずは先端に服従のキスを。快楽を恵んでくれる尊い存在に屈服したと残すのです」

「はぁい……♡」

 

ちんぽにキス。想像しただけで喉が鳴る。

恥ずかしさいのに、気持ちよくしてくれる存在へ口で触れるって想像が下腹部を疼かせる。メスとして当然の行為、やらない方がおかしいとさえ頭は勝手に思っちゃう。

子どもっぽい好奇心もあってとっても楽しみにしながら唇を亀頭へ押し付けた。

 

「ちゅっ……はぁぁぁ♡」

 

思わず感嘆の息が漏れてしまう。体中が悦び飛び跳ねてしまいそうなほどの肉悦が全身へと伝わる。

愛液から香る匂いとは全然違う。これが牡だって言わんばかりの成分を煮詰めた子宮を疼かせる性臭。

ちょっとしょっぱい先走りもとってもいやらしい。口づけた拍子に鈴口からちゅぷっと流れたので啜り、後から更に溢れた分もちゃんと下で舐めとる。

 

「ちゅっぅ、っちゅぱっ、んちゅっぷ……」

 

竿は両手で握れないほど大きくて、亀頭も口に納まらない。それに沢山握っても全然なんてことないって見たいな弾力ある硬さ。

触れば触る程、舐めれば舐めるほど、ちんぽ様への期待と興奮が際限なく高まっていく。

 

「その辺りでいい。前戯だけで疲れてもつまらんだろう」

 

口を先走りでドロッドロにしながら熱心にキスを繰り返しているとご主人様が笑って頭を押さえてきた。いつの間にかちんぽに夢中になってしまったみたい。

一度顔を離してそのすごさを再確認。大きいし、カッコいいし、触っていると段々可愛く見えてくる。

 

「モルガン。ちんぽにメロメロなのはいいですけど、ご主人様を無視するのは感心しませんわよ」

「あ……ごめんなさい……」

「まだ完璧に仕上がってねえからそんなものだろう。終わる頃には……クク」

「お優しいご主人様。ではどうぞ、新たな眷属となるものへお恵みを与えて下さいませ」

「あっ!」

 

高い高いってするように軽々近くへ持ち上げられて、ワレメに亀頭が触れるか触れないかの所で浮かせられる。

胸には子どもっぽい遊んでもらっているようなワクワクした気持ち。

とっても楽しくて、ちゃんと入るのかなって困惑もあるけどずっと興奮の方が多い。垂れた愛液がちんぽへ涎のように降りかかった。

 

「さて女の悦び……じっくり覚えるがいい」

「あぁっ……んひぃいいいい♡♡」

 

待ちかねた肉棒を愛液で濡れそぼった蜜壺で受け止める。幼くてキツキツなロリまんこの肉をものともしないで広げ、メリメリ中へ進んでくる。

濡れていても元が狭い分、進むときに生まれる快感もすさまじい。開発され拡張される意識を植え付けられながら愉悦を感じて自分からも腰を落とそうと体重をかける。

 

(入る……入ってくるぅ……ちんぽ様……一番、奥までぇ……♡)

 

期待で濡れていたおまんこは痛くない。それどころか歓喜の涎を漏らす底抜けの愉悦を覚えてしまう。

やがて根元まで咥え、へその下の淫紋がポコッと亀頭の形に膨らんで奥まで受け入れた。子宮口を無理やりこじ開け、奥を刺し貫かれた衝撃がこれまでで最大の快感になって脊髄を貫く。

 

「はひっ、あ、イグ……まだ入れてもらったばかりなのに私……イック、イクぅううううう♡」

 

耐えるなんて1秒も出来なかった。ワレメからプシャァと透明な液体を噴いて絶頂して体が痙攣。放心して余韻に浸っちゃう。

これがご主人様に貰うご褒美。ご主人様しか与えられない絶対的なオスの力。

 

「クク、もうイッたのか」

 

改めて彼の存在を理解すると下腹部の淫紋が光を灯し、同時に心へも変化が起き始める。

 

(頭の中……ギュルギュルされてる……ご主人様……大好きになるぅ♡)

 

これまでもオスとしての彼に屈服はしていた。

だがここに起きる変化はさらに劇的。ちんぽをくれるご主人様に愛しさのような気持ちが徐々に芽生え始める。

一回イッただけじゃ足りない。子宮が疼く。もっと突いて欲しい。子宮も脳もとろけるような快楽を恵んでもらいたい。

その為なら何でもする。他に何もいらないって思う黒く暗い衝動。

胸に生まれたそれに突き動かされ、彼の首へ手を回して唇を押し付ける。

 

「んちゅぅ、ちゅぱっ! ちゅっちゅうっ! ナイオーロ様……ないおーろしゃまぁ……ちんぽっ……もっとくだしゃい♡」

(一回じゃ足りない! もっとちんぽ、パコパコしてっ!)

「ああ分かるぞ。お前が今何を考えているか、手に取るように」

 

深く笑ったご主人様が動き出してくれる。

動くだけで感じちゃうちんぽ様を遠慮なくグイグイと子宮の中まで抉られる。

 

「おひっ♡おひぃいいい♡ちんぽうごいてる♡おまんこくしざしにされちゃってるのぉ!」

 

腰を掴まれてオナホールみたいに乱暴に上下される。その度にへその下をちんぽの形に膨らませられ、出入りがわかってとてもいやらしい。

ドチュン! パチュン! って激しい愛液の弾ける音を調べにして幼女の肉体が腰かけた彼の肉棒の上で踊り狂う。

 

「ナイオーロ様の事が愛しくてたまらないでしょう? この方にお仕えしたいでしょう? 

ちゃんと言葉になさい」

「ああ……それ、は……」

 

お姉さんの言葉が頭を揺さぶる。

すぐにも認めたかったのに何かが一瞬喉を詰まらせた。

 

(なんで!? どうして! こんなにいいのに! 私、私は━━)

(トネリコ)

 

誰かが呼ぶ声がした。自然豊かで花に溢れた理想の楽園。本当に理想郷にしようとして仲間達と駆けた日々の記憶。

辛く、哀しく、悲劇ばかりだった苦悩の日々。

毒酒に斃れた仲間達。焼け落ちた砦。裏切られてばかりだった冬の記憶。

それでも確かにいいこともあった。

ギャラハッド、トトロット、エクター、ライネック、マヴ、そしてウーサー君。

かけがえのないあの日の記憶が、女王としての人格さえ奪われ、心を少女に作り変えられた弱い自分の意識を後一歩のところで踏みとどまらせた。

 

「どうしましたのモルガン? 

貴女は━━」

「ち、がう……私はモルガンじゃなくなっても……まだ、トネリコ、だから……だから!」

 

全身を流れる快感は止まらない。

ラバースーツの全身とマンコに入れられたちんぽ。今も激しく抽挿を繰り返すそれはあっさりまた正気を失いそうな快楽を流し込んでくる。

それでも失っちゃいけない。

目の前にいるのは紛れもない敵だと弱弱しく瞳へ力を宿らせて、ナイオーロを睨んだ。

 

「まけない……まけないのっ……!」

「クク、まだ持ちこたえるか。ほぼ堕ちる直前から自我を取り戻すとは。意志が強いほど堕ちた時の堕落度合いも大きい。ますます欲しくなるぜ。

さて涙ぐましい奇跡は結構だが……生憎その抵抗はソラエル(オレの優秀な部下)の想定範囲内だぜ。ハイラギル」

「ぐふふ、お任せを」

 

突かれ続けて快楽の走る体では意思を取り戻してもどうにもならない。

目の前に再度近づけられる杖の光へ、また目が奪われた。

 

「あ……う……」

「お嬢さん、陛下の質問には正直に答えなさい。これは先生とご主人様の命令ですよ」

 

言葉が布へ垂らした水みたいに頭の中へ。

何かの催眠を掛けられていると自覚するも、膣を蹂躙する肉槍がさらに太さを増して愉悦が意識を洗い流す。

 

「ひぎっ!? な、んで! ちんぽ、またおおきくっ!」

「全力でやったら裂けちまうだろ。ちゃんと手加減してやってるんだよ。

ほらもう少し強く突くぞ」

「ふぎっ! あぎゅぅっ! しゅごっ、しゅごぃっ!」

 

膨らんだ風船のように膣をパンパンにする勃起。

元から引っ掛かれるように大きかったのに、今は呼吸をするのしんどいくらいの圧迫感。

だがキモチイイ。ちんぽでミチミチと限界以上に膣が広げられているのがたまらない。

 

「気持ちいいか?」

「へっ……!? ふぇっ! あふぅうう! な、に、いって! んひぅ!」

「オレのちんぽは気持ちいいかと聞いているんだ」

「あ、そ、それは……」

 

誤魔化そうとして口を噤んだが、すぐにかけられた催眠が口を強制的に開かせる。

 

「きもちいい! きもちいいのっ! すっごくキモチイイ♡ちんぽせっくしゅ、しゃいこうぅぅぅう♡

━━ああちがう! ちがうのっんっひぃいいい!!!」

「何も違わないだろう。今叫んだのがお前の本心だ。

ほら正直に喘げ。どこを突いて欲しいのか、何が気持ちいいのかちゃんと言え」

「きもちよくなん……しきゅっ、しきゅうれしゅ!! しきゅうのなかゴリゴリ、ゴリゴリ~ってされるのいい! とってもいいんれしゅ!!」

 

気分を良くしたらしい彼の手が胸に添えられ、まだうすっぺたい胸を揉み始める。僅かに膨らんだ板に乳首の突起がついているだけの貧乳も、彼の手でこねられると自分を淫らな言葉で喘ぐ楽器に変えるスイッチ。

 

「あぁん♡おっぱい、ごしゅじんさまにちくび、クニクニ~ってされるのいいっ♡ちんぽさまでおまんこいっぱいなのにもっと感じちゃう♡」

 

あるいは空いた手がケツ穴へ差し込まれる。ラバーで覆われてガヌスギルの調教を受けたアナルは主人の指の来訪を快く受け入れ、入り口はキュッと中はねっとりと絡みついて歓待。

 

「けちゅあなしゅきっ! じゅぼじゅぼされてしまんないのきもちいい♡もっとぐぼぐぼぉって━━あひぃいいい♡ゆび2ほん……しゃ、3ぼんっ!? ゆびちんぽたくさん! これいい♡すっごくいいのぉっ♡」

 

そして唇も全てを奪おうって荒々しい口づけに奪われる。唾液を舐めとられ、逆に彼の唾液を流し込まれ、合わさった口の間で水音を立てながらいやらしくブレンド。

 

「んちゅぅ、ちゅっばっ、れりゅれぇ、ごしゅじんしゃまのした……おいひぃよぉ……♡」

 

抵抗しようとしても一瞬。浅ましく淫らな言葉で快楽を訴える言葉だけが次々に出てくる。

僅かに残った記憶の人々へ申し訳なさや苦しさがとめどなく胸を苛み、同時に快楽を与えてくるナイオーロの存在が膨らむ。

 

(だめなの! ナイオーロは敵! 敵だから! 受け入れちゃいけない……いけないのに!)

 

強く拒もうとした瞬間、今度は淫紋が発光。

頭の中へピンク色の靄が広がり、彼を拒絶する意思がまた弱くなっていく。

 

「クク、そんなに嫌がるなよ。お前の主に媚びることの何が悪いんだ」

「あるじなんか……あるじなんかじゃ……」

「ほう。本当にそうか?」

「ふにぃいいっ!! またちんぽ、おくグリグリしないでぇっ!」

「正直になれ。お前にとって必要なもの、気持ちいいのを与えてくれるのはオレだけだ」

「あっ━━!!」

 

彼が囁きながら魔力を込めるとより淫紋へ力が流れ込む。

快感はより強く、彼に突かれる度に幸せで満たされる思いが胸の中に広がっていく。

代わりに思ってはいけないことを思ってしまう。

 

(皆は私を気持ちよくしてくれない)

 

奇しくもそれはかつて娘が自分を見限った時に思ったことと同じだったが、それを知る由もない。

だが一度でも彼らへの思いを疑ったことで心に隙が出来ていた。

また強くドチュンって子宮へ気を抉られると同時に、頭をビリビリした快楽が襲う。

 

「うそっ……どうしてっ!? みんな、みんなおもいだせなくなって!!」

 

ちんぽで突かれる度に記憶が壊れていく。

美しかった記憶、哀しかった記憶、楽しかった記憶。

全てが子宮を抉られる度に流れる快楽電流でひび割れ、ガラス細工のように脆くなると砕け散っていく。

 

「やめてっ! きもちいいのこわいっ! こわいからぁっ! 

わたし━━こわれちゃうっ!」

「それでいい。お前にはもう不要なものだ。これまでの過去の全てを捨て、オレの事だけで心を満たせ」

「そんなの……そんなっ……」

「命令だ」

 

命令には逆らえない。

最初の騎士。

未来からの訪問者。

人間の騎士。

最も勇ましかった獣。

認め合った好敵手。

そして大好きで、ずっと笑っていてほしかった人。

まず記憶が消えて、

 

「ああ……」

 

次に名前が消えて、

 

「いやぁ……わすれたくない、のに……」

 

最後に顔も思い出せなくなる。

後にはこれまでの喪失でもひと際大きい胸の穴が残るだけ。

そして、

 

「だれ……だれなのっ! みんな……だれっ!? みんながいないとわたし、わたしっ!!」

「オレを見ろ。お前に必要なのはオレだ(……………………)」

 

心の全部が無くなったタイミングでより深く、子宮まで突き破られる勢いでちんぽが突っ込まれた。

スイッチが入ったように淫紋の光も最高潮。

 

「あ……」

 

淫紋より生まれた魔力が体中を流れていく。

胸に空いていたはずの穴が埋まる。

これまでの過去全てと彼の存在が天秤に乗せられ、圧倒的に彼へ比重が傾く。

そして喪失感が満たされると、なんで悲しんでいたのかももう分からない。

 

「どうだ、中身を全てオレのものとした感想は?」

「あは……あはは……」

 

彼の肩に手を乗せ、自分で腰を動かすことで答える。

思いっきり体重をかけてちんぽが根元まで突き刺さるように腰を落とした。

 

「ふほぉおおおお!!!」

「ぐっ……!? 

クク。なるほど、それが返事か」

「いい! きもちいい! ナイオーロしゃまのちんぽ、きもちいいでしゅぅうう!!」

 

無くしてしまうともう何とも思わない。

どうでもいい。どうだっていい。

ご主人様のちんぽで気持ちよくなること、快楽を貪ること以外の一切が今度こそ心から抜け落ちる。

唇を自ら押し付け、キスで快楽を貪りながら

 

「もう一度聞くぜ。気持ちいいか? 自分の言葉で言ってもらおう」

「んひんぁあああ♡お”ぉ”……お”っほぉおおお♡

ひゃい♡いいれひゅ♡きもひいい♡ごしゅじんさまの、ないおーろしゃまのちんぽ、きもちいいのっ!! 

まんこ、おまんこぉ♡ぐちょぐちょのしぇっくしゅ、さいこうれしゅっ♡」

 

子宮を突かれる度に頭が痺れる。

正常な思考が侵蝕され快楽と服従の喜びに染め上げられる。

そして生まれる思いのままに彼へ媚びることにもう何の抵抗もない。

記憶が徐々に戻ってくる。

バーヴァン・シーにラバースーツへ包まれながらふたなり射精させられた記憶。

ガヌスギルとメリュジーヌにアナルの犯し犯されサンドイッチで射精しまくった記憶。

だがそのどちらも今この場で全身へ流れる愉悦と比べればあまりにも小さい。

 

(大好きって気持ちで一杯! ご主人様好きっ! ナイオーロ様愛してるの♡)

 

蜜壺を犯すちんぽで体全てを貫いているような一体感。

細胞一つまで子宮に変えられちんぽが刺さっているようだ。

 

「クク、もうすぐ終わりだ。さらに良くしてやろう」

「ふぇっ♡これ、おしり、おひりもっ♡ナイオーロさまにパチュパチュされてるみたいにっ♡」

 

ナイオーロ様が魔力を発すると再び淫紋が発光。スーツへ同調すると肛門へ違和感が生まれ始める。

生地がグイグイ引っ張られて、ガヌスギルに犯されたあの時の圧迫感や攻められる感覚を再現し始めた。

入り口がメリメリ拡げられ、直腸までゴリゴリと入ってくる特別の異物感。なのに少しも苦しくなくて、流れるのは快感のみ。

前後から同時にナイオーロ様に犯されているかのような幸福感と肉悦。薄皮一枚を隔ててとっても素敵な肉棒が2つも擦れあう。これほどの幸福を与えられていいのかって本気で思える。

かつては敵だったことまで忘れて思わずお礼を口にする。

 

「ありがとうございましゅ……ありがとうございましゅぅうう♡おかしてくださって、ちんぽくださってありがとうごじゃいましゅ♡」

「いい子ですわモルガン。そのまままんこでちんぽに奉仕なさい。お礼を言ったなら当然だって分かりますわね?」

「はい、はいぃいい!!」

 

命令されるままに肉襞と腸壁を意識して締め付け、圧倒的な快楽を感じながら懸命に奉仕。

快楽と一緒に2つの穴が彼専用に作り変えられていくのがどうしようもなく幸せだった。

 

「ほっひぃいいい♡ああちんぽ、ちんぽしゅごいぃい♡わたしのなか、ぜんぶごしゅじんさまのになっていくのぉおお♡♡」

「クスクス、なんて美しいのでしょう。陛下に心まで屈したモルガン、とてもいやらしくて可愛らしいですわ。……ああいけません。私も犯してしまいたくなります。

ほらモルガン。孕み袋(ここ)にご褒美ザーメン、欲しいですわよね?」

 

トントンと淫紋を撫でられながら囁かれる誘惑。

意識した途端にこの時を待っていたという感じで子宮が熱く疼きだす。

今なら考えるまでもない。ここに射精されるのがどれほど気持ちいいか。それが自分という存在を終わらせる禁忌の快楽建てことも含めて。

最高の快感を味わいながら、ご主人様の奴隷へと堕ちるだろう。

それを想像すると……まんこがまた愛液をこぼし始める。

 

「ほしい! ほしいの! ナイオーロさまのしゃせい、ザーメン! おちんぽみりゅく!! たくさんくだしゃいい♡」

「クク、ならオレの奴隷になると誓うか? 

屈服したと認めるんだな?」

 

迷いは一瞬。

かつての名残のような何かが呼び止めるように袖を引く。

名前も思い出せない誰かたちが懸命に堕ちてはいけない。皇帝に屈してはいけないと呼び止めていた。

でも思い出せない。

思い出そうとも思わなかった。

 

(邪魔するな!!!)

 

最後の残滓は淫紋でも彼の愛でもなく自らの手で捨て去った。そんな沢山の大切だったかもしれないものを闇へ葬り、心は彼の事だけで満たし尽くす。

だってそれ以外に欠片も価値を感じられなかったから。

 

「はいぃっ♡はいっ♡わたしはアナタのもの! いのちもたましいも、ぜぇんぶナイオーロしゃまにささげましゅ♡らから、りゃからぁ♡ちんぽくだしゃい♡ちんぽ、くださいましぇえええ♡」

「お前の全てはオレのものだ。いいな?」

「なりましゅ♡して♡どれいにしてください!! ちんぽにぜったいふくじゅうのメス♡

わたしは……卑しいおちんぽ奴隷ですぅううう(ちんぽに負けましたぁあああ)」

 

恥も外聞もない最低な屈服宣言。

でも幸せ。

だって大好きな人のものになれる。

彼のために働ける。

それ以外もう何もいらないから。

叫びに気を良くした様子で彼もちんぽの亀頭をボコッと膨らませた。連動して直腸を抉るスーツの再現感覚も同じ形に。

もう膣も腸も一つになっているんじゃないかって思うほど密着した快感に、いよいよ頭の中で火花が散った。

 

「クク、いいだろう。そこまで言われてはオレも応えてやらないわけにはいかないからな。

━━たっぷり恵んでやろう。イケ! モルガン!」

 

子宮の奥を一突きされ、合図と理解して膣襞と腸襞を目いっぱい窄める。

そして奥の奥で精液とロギア細胞液が同時に炸裂。

肉棒の震えの後、ボンッて音がしそうなくらい一瞬で子宮も腸もザーメンが満たしてきた。

 

「ほひっ!? ふっひぃいいいい!! ちんぽ、しゅごっ! まんこばくはつしゅりゅうう♡」

 

熱い鉄の塊が破裂したような快感。射精したに似た清々しさもあるがずっとずっと気持ちいい。

これまでで最も高い絶頂、快楽の頂点へと意識が流されていく。

越えてはいけない一線。

これまでの自分が溶けていく至上の快感と共に、その一線を越えてしまった。

 

わたひ、いぐ……いっひゃぅうううう♡♡」

 

一度イクと止まらなかった。

イッたまま気持ちいいのが引かず、快楽の最高潮で全身の快感が固定される。

目の前が真っ白で何が起きているかもよく分からない。

頭の中は気持ちいいとご主人様大好きの2つ以外浮かばない。

 

「くっひぁあああああ♡♡♡♡」

(あ……くる……これが……本当の……ナイオーロ様のものになれる♡)

 

イキ続けたまま射精を受け止めた淫紋が消滅して変形。

元の独鈷型が♡のマークに突き刺さり、他のリリスティアや淫魔騎士とも違う独自のマークへ作り替えられた。

胸には愛する主人への気持ち。淫紋と共鳴した体の内から溢れた魔力が体を包み込む。

 

「これは……どこまでもソラエルの見込み通りか。クク、面白い女だ」

「あぁ……ナイオーロしゃま……あいしてましゅ……」

 

淫紋から溢れたザーメンにも劣らない魔力。

吹き上がって繭のように体を包み込むのを感じながら意識を飛ばした。

 

◇

 

幼い女王

どれほど時間が経ったのか。

あるいはまったく経っていないのか。

体を包む闇が完全に馴染んだことを悟った私はゆっくり正面へ手を伸ばした。

外界と自分を閉じ込めた膜へ触れると闇がゆっくり収束し、新たな肉体を作り上げていく。

 

(姉上と被っても良くないし、少しアレンジしようかな)

 

ベースはご主人様に愛して頂いた子どもっぽい体型。

お腹も子どもらしくポコッと膨らみのある幼児体型と。背中からは眷属共通の悪魔っぽい翼。

無駄肉はそぎ落としつつ、健康的な肉付きあるお尻。プリっと艶めかしく光る尻尾が伸びてハートの形を先端に頂く。

頭の後ろへ取り付けられた黒い大きなリボンに腰まで伸びた桃と銀の色が混じった腰まである長い髪。

手指もプニプニ柔らかく、いかにも子供な重い物なんて持てなさそうな非力っぽい感じ。

唯一転生前と違うのは両手にずっしりのる巨乳としか呼べない大きな胸。フニフニと幼児化させられる前の大きさを再現したことを確認。主人に我が物顔で揉みしだかれる所を想像すると、また膣から蜜が零れそう。

 

(んっ、ふあっ♡はぁ。まだまだ楽しみたいけど……主をお待たせするわけにはいかないもの)

 

ゆっくりと色直しのように下着から構築されていく。

まずは上半身。袖口が床にずりそうなほど長く、正面を覆い隠す法衣のような上着。腕が殆ど露出なく覆われる。首に浮かび上がった淫紋が首輪へ変貌し、そこから伸びて胸の乳首だけピンポイントに隠したマットな黒色の紐としか思えない下着。

下半身にも同じように黒く反射しないシンプルなレースのショーツ。腰回りに布が巻き付くと口を開くようにして下向きに広がり、ガーターストッキングに変化して色白の肌を美しく引き締める。下半身が完成すると、上半身の紐下着が乳首の部分から直下へ先端を伸ばし、ショーツへクリップを噛ませる。

続けて泥を被ったように体へ闇が吹っ掛けられる。

黒色をメインに銀のアクセントを随所に添えたゆったり膨らんだデザインのドレス。両袖と上半身をほとんど隠しつつ、両側締め上げた布地によって幼児の体に似合わない胸の谷間がくっきり刻まれる。

足元へ伸びる布はこれも黒と銀のスカートで足元までふわりとカバーしつつ、股間の前に垂れた前掛けとストッキングの間から見える肌をきちんと露出させる。

ストッキングを覆うようにして闇がまとわりつき、ロングブーツを形成。これまた黒色でどっぷりと踏み込んだ世界を象徴するような色合い。

最後に頭へ剣先を逆立てたような王冠が形成され、顔の周りにヴェールが下る。

総じて女王と呼ばれていた頃に似た姿だが、所々体に張り付いたドレスから見える胸の大きさと足のラインが目立つスリットが貞淑さと淫靡さを醸し出す。

淫魔には似つかわしくないガードの高い衣装だが、これはモルガンなりの忠誠の証。ルクスリアとは別ベクトルで皇帝に相応しい自分をイメージした転生の姿だった。

子どもが背伸びして喪服の未亡人を気取っているような衣装だが、彼女の持つ周囲を圧倒する気配が子どもっぽさを消していた。

 

(ふふっ良い出来! 

はぁ……早く会いたい。ご主人様とお姉様たち)

 

繭となっていた闇を全て体へと吸収し、ゆっくり外の世界へ歩み出た。

 

◇

 

椅子に腰かけ、出てくるモルガンを待っていたナイオーロは闇の中から現れた人影を見た時、思わず震えるような興奮を覚えた。これまでに手に入れた妖精騎士達も素晴らしい逸材だった。

だがここに現れた女は次元が違う。

例え少女の姿をしていても、格の違いが立ち姿だけで分かった。

 

「お待たせいたしました。隷基再臨、滞りなく完了しましてにございます」

 

闇を纏った花嫁か未亡人っぽい格好で犯していた時と同じ、時々舌足らずな口調を使い話すモルガン。可愛らしさもあるが椅子の前で片膝をつく姿も背を伸ばした格好も実に様になっている。

 

「自力で隷基再臨するとはな……ソラエルが一番の警戒をしていただけのことはある」

 

本来ならこれが出来るのはルクスリアだけ。エクスティアデバイスがない英霊の彼女らはルクスリアや装置を使わないと書き換えられないと考えられていた。実際これまでの3人はそうだった。

しかし彼女は自らそれを行った。

ソラエルから事前に魔術の天才である彼女は淫魔騎士達を見て再現するかもと聞いていてもやはり驚きだった。

 

「ところでその恰好はなんだ? 

想定だとただの子どもになると考えてたが」

「胸は大きい方がお好きかなって。

元の体の模倣も出来ましたがルクスリア(姉上)の体型を真似るのは許されざる大罪。故にこのような歪故の美しさを意識してみました」

 

モルガンの体型はいわゆるロリ巨乳と呼ばれるもの。子供っぽい小さく可愛らしい体と成熟した女性が持つ大きな胸のアンバランスさが魅力。

そして確かに元の体で巨乳の美女になればルクスリアと似た部分も見えたかもしれない。

何も言わずとも主の好みを刺激し、興奮させようとする姿勢は眷属としても好ましかった。

 

「さて名前だがそのままってのも味気ねえな。カルデア式の名前なら……モルガン・リリィ・オルタってところか」

「モルガン・リリィ・オルタ……ふふっ♡うふふっ♡私の名前、ご主人様に付けてもらった私の名前」

 

喜ぶと同時に彼女が中空へ手を伸ばすと影から魔力が組み上げられて杖を形成。杖の先に淫紋に似た邪悪なハート型の支柱と、それを中心に十字架になるよう配置された3本の剣。

女王としての威厳が完全に展開されたあらゆるものを従える王者の風格。警戒したのか背後に控えていた3人の騎士達が僅かに身じろぎしたのを片手で制した。

 

「大した圧だな。ほぼ捕らえる前と同じだけの魔力。その力でこれからはオレの国の為に尽くしてもらう。分かっているな?」

「ええ、もちろん。すべては愛しき貴方が治める国を作る為。私は喜んで好みを捧げましょう。

それが奴隷の悦び……仕えるものだけが得られる至福の報酬……そうでしょう、我が主様(アナタ)♡」

 

最後の一言は膝の上に乗って発せられた。杖を使った瞬間的転移と空中浮遊でこちらへ体重をかけずに不意を突いてみせたのだ。

むにょんと水まんじゅうのように柔らかい胸を押し付けながら、顔に似合わない妖艶さで笑うモルガン。

主を貴方と恋人みたいに宣言するその度胸と態度に思わず笑ってしまう。

 

「ククッ! 騎士や娘とオレ達が任命したのはたくさんあるが、自分からオレの恋人を気取りたいのか?」

「そんなわけありません。ご主人様の妻は姉上一人。ですが愛を求めて働くのは自由でしょう?」

 

ゆっくりこちらの片手を取ると谷間へ差し込ませてまた微笑。

その振る舞いに理解できた。

ナイオーロの好みを優先した割には露出も少ない淫魔らしからぬ服と思ったが、これは彼女の自分への愛の形だ。

下等生物には舐め回すように見つめてようやく見える程度の露出が褒美となる一方で、この身を自由にできる主はすぐにでも抱ける主にしか肌を許さない誓いのドレス。

主人が最も特別だと認めているが故の格好なのだ。

存在も姿も

 

「いいだろう。ちゃんと働けばお前も恋人として可愛がってやるよ。他の眷属たちもそれは同じだが構わないな?」

「本当!? 

……コホン。どうぞ良しなに。王とは愛多きもの。あらゆる命を愛し、踏み潰し、好きにすることが許された尊きもの。その寵愛の第一が尊き方であるお姉様となるのもまた必然。

私のような存在に王の在り方を咎める権利などありません。

━━以後よろしくお願いしますね、姉様たち」

 

膝に乗ったまま後ろに立つ騎士達へにっこり笑って挨拶を送る。

まさか洗脳が解けたのかと気が気じゃなかった様子の連中も、ここにきてようやく空気を弛緩させた。

 

「これで全員ですわね。愛らしくなっても力はそのままのようで何よりですわ」

「前は見上げてたのに今度は同じくらいだねモルガン。またケツハメ一緒にしてくれると嬉しいかな」

「キャッハハ!! お人形さんみたいね! これからは妹として可愛がってやるわオマエ!」

「うん! 沢山遊んで気持ちよくなろうね、姉様! 

……でもまずはご主人様。せっかく生まれ変わったこの小さい小さい体とキツマン、試してみたくありませんか?」

「ふっ。単純にお前がヤりたいだけだろう。

だがいいぜ。確かにその胸は中々魅力的だからな。オレの女としてたっぷり可愛がってやるよ。

これから働いてもらう分の前払いも込めた褒美だ」

 

そう言いながら胸元へ差し込んだ指で乳首をくいッと捻ると甘い悲鳴で応えた。

 

「あふぅうう♡お慕いしています。我が主、ナイオーロ様♡」

 

◇

 

「ネモ・プロフェッサー、録画はちゃんとしたな?」

『はいー。画質・音声ともに良好ですー。観測技術をこんな形で活かせるとは思ってませんでしたがー』

「クク、ならいい。いらない所は適当に編集して見せておけ。よりオレのものになりたくなるようにな。

後でお前も可愛がってやるからしっかりやれ」

『アイ・サー。

……さーてモルガン目線になるようバッチリ編集しますかねー。バーゲストさんとメリュジーヌさんのはもう見終わってるでしょうしー』

 

◇

 

世界を終わらせるために

━━千葉県九十九里浜沖 空想樹モンスター麓━━

 

その日、朝からモルガンの調教を騎士達に任せたソラエルはルクスリアと共に空想樹モンスターの元を訪れていた。

理由は色々あるが、一番の理由はこれからの大仕掛けに使う道具の状況を自分で見ておきたかったから。

そして今、空想樹の根元に作られた研究施設の中から刻一刻と桜色の粒子を撒き散らし続けるモンスターを見つめる。

ここまで来たんだと思いを馳せながら、案内役を買って出た研究員を仰ぐ。

 

「生育状況は?」

「順調そのものです。粒子の散布も滞りなく国土全域へ行き渡っていますので、式典が成功すればこちらも目標基準を超えるかと」

「うんうん、いいねー。

ギルツシードの投与状況も問題ない?」

「特に異常はありません……あくまで観測できる数値の上では、ですが」

「んじゃ、大丈夫だね」

「しかし大丈夫でしょうか。ルクスリア様が誕生された時よりさらに巨大な繭の形成など前例が……」

「世界を終わらせるなんてとんでもないことに前例なんかないって。どうしてもダメだったら別の手を考えるし気楽にいこう♪」

「はあ……」

「はいはい! 落ち込まないの! 考えたって仕方ないって! 

━━それより! 頼んでたものは出来てるの!?」

「は? ……ああ、例の装置ですね。ルクスリア様にもご協力いただいたので予定段階はクリア。繭に適合されればこちらも支障なく使って頂けると思われます」

「うんうん! いいねぇ、絶好調!」

「ソラエル、こっちは終わったわ」

「お姉様ー♡」

 

会話が盛り上がったところでこちらも役目を終えたお姉様が研究室の中へ入ってくる。

思いっきり抱き着いて甘い匂いを独占すると優しい掌が頭をなでなで。はぁぅ……この時間がとっても幸せ。研究員君が羨ましそうに見てるのは分かってるけど、この時間だけはあえて見せつけるように堪能する。

ようやく満足して胸から顔をあげると、お姉様が笑って迎えてくれるからなお嬉しい。

 

「愛しの彼もこれで完全にモノにできるわね」

「彼だけはただの人間だから転生にも用意が必要だから……お姉様ごめんなさい。色々手伝ってもらって」

「クス。何言っているの。ご主人様に仕える妹ができるのに手伝いも何もないわ。それにずっと頑張っていた妹が初めて欲しがった獲物ですもの。

私も素敵に仕上げてあげたいのよ」

「えへへ~。お姉様のそういう所、ボク大好き♡」

「ええ。私も貴女を愛しているわ。可愛い妹、ソラエル」

 

姉に抱かれて至福の時間を味わいながら、この先の事を考える。

勿論、家族や主人の次に今自分の心を占める彼の事。

 

(後は巫女(藤丸クン)の用意をするだけ。他の子全員を堕として心の弱ったキミをボクが……ああどんなふうに堕としてあげるか、今からドキドキが止まらないや♡)

 

〈つづく〉




というわけでモルガン悪堕ち回でした。
とりあえずバーヴァン・シーの所で文字数掛かりすぎた感はある。
今回の計画というか堕とし方はいかにモルガンの心を折り、言うことを聞かせやすい幼女状態の催眠下におくかというのが肝でした。鹿児島で限界一杯に消耗したバーゲスト相手でようやく決まる程度にしかハイラギルの催眠も使えないので、通常状態からかけてもかからないだろうとソラエルは予測していたわけです。
なので先の2人で心とプライドを砕き、弱った所を催眠にかけて淫紋の効果を受け入れやすくさせて残った心を砕きに行ったという感じ。
分かりにくかったらゴメンね。

ロリ化は完全に趣味。
ハイラギルを出したのにバーゲストが幼女化しなかったからここでやったという面もあります。
後モルガン・リリィ・オルタの下着はロギア細胞製なので吐いたままセックス可能という貞淑と淫乱の量撮りできる素敵下着設定。
うん?ゴムみたいにザーメン止めちゃうんじゃないかって?
主人のザーメンだけ貫通するんだよ!(暴論)

次回はダ・ヴィンチ・オルタ回。
正直ロリキャラが被るんじゃないかと書き終わって気づきましたが、こっちが一途であっちはロリビッチにする予定なので差別化できるはず。
頑張れ未来の私。

ではまた次回。
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